ドン引きする話2選「ひたすらに自分のミスを認めない人」「お母さんって昔からああいう人だよと息子は言った」

・ひたすらに自分のミスを認めない人
・お母さんって昔からああいう人だよと息子は言った

以上、2つの話を紹介します。

ドン引きする話2選

○ひたすらに自分のミスを認めない人

自分のミスを認めない人の神経がわからない。

上司からそう指示が出ましたから、と同僚Aがかなりの量の仕事を私に振ってきた。

とても一人でさばききれる量ではないので、上司にその旨を相談したところ、私が聞いていた「指示」の内容が上司の認識と違う様子。

同僚Aと私とでその仕事を分担してほしい、というのが上司の正式な指示だったようで、「さすがにあの量を一人に任せたりしないし、私さん一人に任せるんだったらわざわざAさんを通さないよw」と上司が笑っていた。

その後、私からAに「これこれこういうわけで、Aさんと私で分担して作業してほしいようです」と伝えたところ、Aは「えー、そうだったんですかぁ」と少し面倒そうだった。

まぁ確かに面倒くさいし作業量も多い仕事なので面倒なのは仕方ないかなーくらいに思った。

さらに数日後、上司とAが話しているところに出くわした。この件についてだったので、思わずその場で聞いていた。

上司が「僕とAさんの間で指示に行き違いがあったみたいで、ごめんね」と言ったところ、Aが「いえ、完全に私さんの勘違いですよ!私は上司さんに言われた通り指示したんですけどー、なんだか私さんが間違って受け取っちゃったみたいでーびっくりしちゃいましたー」と。

私の言っていることとAの言っていることが違ったため上司も困惑気味の声色だったけど、終始Aが主張していたのは「私さんの勘違い、私(A)は間違えていない」だった。

別に勘違いくらい誰にでもあるから上司がこのことで失跡してくるはずもないのに、ひたすらに自分のミスを認めないAの神経がわからない。

以前に勤めていた職場でも言った言わないの話になって、結局先輩が正しく、私がウソをついていることにされたことがあった。

Aは私より2年ほど長く勤務しているし、今回も私が間違っていたことになるのかなとモヤモヤ。

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○お母さんって昔からああいう人だよと息子は言った

50歳になったばかりの時、朝から胸に筋肉痛みたいな痛みがあって筋トレをしたわけでもないのに何だろうと思っていたら、夕方になって締め付けるような痛みに動けなくなって、その日は休日だったので、妻に休日診療所に電話して聞いてみてくれんかと頼んだら「それぐらい自分で聞けばいいじゃない」と携帯を渡された。

しかたなく携帯で調べて電話したら、すぐに大きな病院に行きなさいと言われてビビった。

妻は運転できないし、息子は就職したばかりで社員寮暮らし。

ソファに倒れ込んで、タクシーを呼んでくれって言ったら「タクシーなんていくらかかると思ってんのよ」と言われた。

あとから思い出すと本当にムカつくが、その時は必死で「金なら自分で出すから」と言ってるうちに声を出すのも辛くなって「救急車呼んでくれ!」って声を振り絞って言ったらあの女、化粧始めたんだよ。

化粧が終わってから119番した。

病院に運ばれて心電図取ったあとすぐに手術室みたいな部屋に連れていかれて腿の付け根からカテーテル突っ込んでステント治療。心筋梗塞だった。

あとほんのちょっと遅かったらアウトだったと医者に言われた。

入院中、色んなことを考えた。

見合い結婚だったが、平凡なりにちゃんとした家庭を築いてるつもりだった。

身体が弱い、疲れやすい体質だからと妻が専業主婦を希望するのを受け入れ、一馬力でも金の苦労はさせまいと頑張って働いてきたつもりだった。

一人息子にちゃんと大学ぐらいは行かせてやりたいと思ったし。

幸い親から相続した土地があったから上物だけで済んだのでマイホームも建てた。

夫として問題点はなかったかと聞かれれば分からないが分からないなりに家庭を大事にしてきたつもりだ。

ただひとつ分かったことは、妻にとって俺は俺が期待してるほど大事なものではないらしい。

幸い予後はよく、3週間ほどの入院の後に退院した。

退院してからあの日のことも含めて離婚の意思を息子に話をしたら「親の役目はもう終わったんだからお父さんの好きにしていいよ」って言ってくれたが、

「お母さんって昔からああいう人だよ。自分が一番大事なんだから。俺はとっくに知ってた」と言われたのは親として情けなかった。

それで退院から2ヶ月ほど経って離婚を申し出た。

妻は理由が分からない、私は妻としてちゃんとやってきた、離婚される覚えはないと抵抗。

数日後に妻の両親もやってきて理由を聞かれたので、あの時のことを話したら「それは・・・確かに娘も酷いが・・・でも離婚するほどのことでは・・・」と、しどろもどろ。

「お義父さん、あなたが同じような状況で、お義母さんが妻と同じ行動をしたら許せますか?」と聞いたら黙っていた。義母も黙ってた。

半年近く調停して揉めたけど、結局普通に財産分与して離婚することができた。

「人ひとりの人生設計狂わせておいて、これっぽっちで済まそうとしないで」と財産分与の額に不満を言うばかりで、最後まで自分の非を一切認めなかった。

25年もの結婚生活で妻の本性を見抜けなかった自分の非が一番大きいのかも知れない。

後日談として。

独り暮らしにも慣れてきた。減塩食って今は冷凍で宅配してくれるものがある。

仕事から帰ってきてチンして食べるんだが、意外とこれが美味しい。まぁ貧乏舌なんだろうがw

元妻は離婚から一年ぐらい経って再婚したようで、なんかホッとしたw

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