ドン引きする話2選「従姉は親になっちゃいけない人間の筆頭」「転職組と元上司を同じテーブルにする必要がどこにあったのかといまだに思う」

・従姉は親になっちゃいけない人間の筆頭
・転職組と元上司を同じテーブルにする必要がどこにあったのかといまだに思う

以上、2つの話を紹介します。

ドン引きする話2選

○従姉は親になっちゃいけない人間の筆頭

妊娠にまつわる胸糞話が少しあり。

大学目指して三浪中の従姉が、同じ予備校生の彼氏の子を妊娠した。生むといってきかない助けてくれ!と、我が家に叔父(父の弟)が泣きついてきた。

もともと、遅くに出来た待望の一人娘を甘やかしまくってた叔父&過保護な叔母&ワガママ自己中な従姉一家は、親族一同から遠巻きにされてた。

だから今回の話を聞いても、我が家みんな「あの従姉ならさもありなん」とシラーッとしてる。

ただ、本気で赤ちゃんを生むというのなら、無謀だし危険だし産まれてくる子が100%不幸になる未来しか見えない。

なんせこの従姉、勉強を手抜きし過ぎて一浪、バンドのライブだかに出かけてインフル食らって二浪、彼氏とのデートにうつつを抜かして三浪…というどうしようもない奴。

目先の欲に簡単に振り回されまくるから(他にも多々逸話有り)、そんな奴がまともな母親になんてなれるはずない。

そして肝心の父親たる彼氏はとっとと逃亡したようで現在音信不通ときた。

正直、叔父や従姉が不幸になろうが知ったこっちゃないが、罪のない子どもが巻き込まれるのは阻止したいところ。

そこで、私の姉(既婚子有)が一肌脱ぐことに。

後日2人を我が家に呼ぶと、ぐったりしてる叔父とは対照的に妙にギラギラして元気な従姉。

なんていうか、崇高な命を授かった私!若ママ最高!この世で唯一天使のように可愛い赤ちゃんを生むのだわ!みたいに、完全に母性本能だけ暴走させたお花畑状態だった。

とりあえず一般的な常識(進路や収入はどうする、世話にかかりきりの産後事情、育てにくい子だった場合の大変さ)で、今回は出産を諦めるよう説得してみるが。

母の愛は貧乏にも負けない!親たるものどんな子でも愛せる!我慢なんてへっちゃら、子の世話こそ至福!そんなものでくじける私じゃない!なんとかできる!と、まったく根拠と具体性のない感情論を並べる一方で話にならない。

(ちなみに叔父は「あんな男が娘の旦那は嫌」みたいなことばかり繰り返してて、問題はそこじゃねぇと別室で父に怒られてた)

で、一通り従姉の中身空っぽなご高説を聞いたのち、私の姉が動いた。

「素晴らしい従姉ちゃん!あなたこそ母親の中の母親!きっと誰より素敵な若ママになるに違いない!」

と従姉を絶賛。そしてどや顔になる従姉を前に、先輩ママとして産前産後の心得を話し始めた。

・妊娠中は以下の食べ物は我慢!(寿司、加工肉、ナチュラルチーズ、カフェイン飲料、酒等、いずれも従姉大好物)
・塩分とカロリーも要注意ね!(従姉はピザとラーメンとケンタッキー大好き)
・妊娠すると体の不調(つわり、むくみ、便秘、痔、腰痛、膝痛)も多いけどファイト!
・抜け毛も白髪も増えるけど負けないでね!
・妊娠線&乳クビ肥大化は母親の証!

などなどを、励ますふりしてかなり大袈裟に説明。

若干顔がひきつってきた従姉に、さらに陣痛~出産までのプロットを生々しく殊更グロく解説(股が裂ける等)。

トドメは従姉だけ別室に連れてって、出産時の映像を鑑賞させた(姉が用意してた模様)。

部屋から出てきた従姉は顔色真っ青。予防接種すら痛いから嫌だと受けない彼女にとって、どうやら出産は拷問(と後に本人が言ってた)以外の何ものでもなかったらしい。

あんなグロくて痛そうで体がガタガタになるなんて知らなかった!しかもこんなに食べ物我慢しなきゃいけないなんて嫌!と、我が家から帰ったあと綺麗に意見を翻し、さっさと子どもは諦めてきたらしい。

結局、騒いだわりに従姉にとって、我が子を産むこと<<<<自分の欲、だったんだなと我が家はいっそうシラーッ。

本当は、簡単に命を諦めるのもどうかと思うんだけどね。

こんな計画性のない従姉のもとに産まれてくるよりは…って感じ。

そして今回のことで従姉は、あんなに辛いなら私は一生子どもなんて産まないと決意したらしく。

孫が抱けないじゃないかヒドイヒドイと叔父がアホみたいな戯言ぬかしてきたので、激怒した父が叔父一家の電話番号を着拒&親戚へ根回してた。

従姉は親になっちゃいけない人間の筆頭だから、別にそれでいいと思うよ。

○転職組と元上司を同じテーブルにする必要がどこにあったのかといまだに思う

コロナ前の話だけど、元同僚の結婚式がなかなか修羅場だった。

新卒で就職したその会社は超ブラックだった。

聞いてた条件が色々違っていたり、昇給が年数十円単位(全社員)だったり、役職手当が数千円で仕事だけは倍増だったり。

10年以上の先輩の給与が我々と数千円しか違わないと知って絶望した。

そんなもんで、数年で同僚の8割が転職していなくなった。

私もその一人。

式を挙げた元同僚は数少ない非転職組で、今もその職場で働いている。

そんな元同僚の結婚式に転職組も含めて招待され、仲良かったのでほぼ全員参加したんだけど、席が元職場の上司連中と同じだった。

式の最中ずっと会話もなく黙々と目の前の食事をたいらげ、元上司の挨拶では我々へのちょっとした嫌味も含まれ、何ともいたたまれない結婚式だった。

式が終わった直後、挨拶もそこそこに即退席。

その後、転職組で会場外で落ち合って二次会に行って飲み直し。

それ以降、その元同僚とは疎遠になった。

立場上誘わざるを得なかったんだとしても、転職組と元上司を同じテーブルにする必要がどこにあったのかといまだに思う。

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