スカッとする話6選「妖怪オンナガー国士様になった弟が大人しくなった」「あんた(弟)が論理的だったことなんて、これまでの人生でいっぺんもない」「有吉気取りの男子学生がサークルに来なくなったw」など

・復讐というよりは自業自得って感じの話
・妖怪オンナガー国士様になった弟が大人しくなった
・あんた(弟)が論理的だったことなんて、これまでの人生でいっぺんもない
・その女子は美麗と書いてビーナスと読ませるみたいな、今で言うキラキラネームだった
・有吉気取りの男子学生がサークルに来なくなったw
・女叩き男撃退法

以上、6つの話を紹介します。

スカッとする話6選

○復讐というよりは自業自得って感じの話

リアルでは大人しいのにネットではやたら攻撃的でお喋りになる男がいる

LINE入れてない子、ガラケーの子、スパムが多すぎてメールをチェックできない子のためにゼミ生同士の連絡はツイッターを使ってるからゼミ全員とツイッターで繋がってるんだけど、ネットでのこいつの振る舞いには常々うんざりさせられていた

ネットでの男尊女卑には色んなパターンがあるけど、この男子の場合はとにかく女性の趣味を貶めるタイプだった

自分だってオタクなのに女性のオタク(いわゆる腐女子)を叩き、パンケーキを叩き、サブカルを叩き、JKを叩き、年配の女性を叩き

私を含めた女子の大半はこいつのツイートをミュート(フォローはしてるけど発言は見られない状態にすること。相手には知られずに出来る)してた

同じような考えに染まったアホ男がリアルで馬鹿なことして彼女に振られ、逆恨みでストーカー一歩手前になったりと面倒なことも増えて私は心底疲れていた(この彼女は私の幼馴染)

二日前、テレビでバケモノの子が放送された時、細田守監督が好きな同じゼミの女の子が楽しそうにツイッターで感想を書き込んでいた

私は細田守監督の作品はあんまり好きじゃないけど、何かに夢中になってる人を見るのは好きなのでこの子の発言を楽しく眺めていた

そしたら前述したクズが

「バケモノの子に感動wとか言ってる顔がバケモノの女~www」

みたいなツイートをリツイートした

一瞬にして静まり返るTL

しばらく間を置いて、女の子は

「女性は、何かを楽しむ時にも容姿を気にして、男の人の顔色を窺わないといけないんだね」

と書き込んだ

全く関係ない私まで胸が痛み、女子は今までの鬱憤を吐き出すようにクズを罵り、流石にこれはヤバいと思ったのか、今までクズに同調してた男子も「いや、俺はこんな酷いこと考えてないからな」「ごめんなさい」などと書き込んだ

クズは次々と同じゼミの子にブロックされ、もちろん私もクズをブロックした

夏休みのゼミでのバーベキューはこのクズを省いて楽しむことになった

連絡の手段がないから仕方ないよね

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○妖怪オンナガー国士様になった弟が大人しくなった

弟が「妖怪オンナガー国士様」になって帰省してきたので大変ウザイ。

ネットから抜けだして来たのかお前!って言いたいくらい典型的。

ブサヨとかま~んとか肉声で言っちゃう人、ねーちゃん初めて見たよ弟よ。
あまりに典型的だから嫌う相手も典型的で

「男は論理的(キリッ」→「そうだね鳩山兄も菅直人も論理的だねー(棒」

「女は動物。それに比べて男は(キリッ」→「そうだねあんたはシールズのナントカくんと同性ですごいね(棒」

「ま~ん」→「うわあ、理性的なお言葉ありがとうございますー(棒」

とやり返してたら段々静かになってきた。

弟が昔憧れてた近所の女の子を家に呼んでお茶して

「うちの弟さ~女の子を見ては『ま~ん』『ま~ん』って指さして笑ってんだよ。おかしくなっちゃったみたい」

となごやかにお話して以降はさらに静かになりつつある。

○あんた(弟)が論理的だったことなんて、これまでの人生でいっぺんもない

弟が結婚したらDV野郎になった。

嫁さんが鼻血垂れ流しながら隣の部屋の住人に助けを求めて、警察沙汰になって発覚した。

我が家一同と、弟嫁家族一同で話し合いが持たれた。

弟は「女は感情的で話にならないから、躾けてやってるんだ」とDV野郎のマニュアルでもあるんか?って位典型的な台詞を吐いてドヤっていた。

弟嫁両親は血管切れそうな顔をしていた。

両親が止めても弟はドヤり続けた。

うちの祖母が中座し、「男は論理的、女は感情的」と弟が気持ちよく演説していると戻ってきた。

祖母が出してきたのは弟の小中学校の通知書だった。

備考欄に書かれている担任の言葉は

「落ち着きがない」「忘れ物が多い」「読み書きに遅れがある」「忘れ物が多い」「集中力に欠ける」「じっとしていられない」「九九を覚えましょう」「「忘れ物が多い」

とクソミソだった。

祖母「あんたが論理的だったことなんて、これまでの人生でいっぺんもない」

弟は黙った。

特に小6の時点での「読み書きに遅れがある」が効いたようだ。

弟は黙ったが、弟嫁は離婚した。

終わり。

○その女子は美麗と書いてビーナスと読ませるみたいな、今で言うキラキラネームだった

小学生の頃母親が再婚して苗字が変わった

新しい苗字はそれ自体は別段珍しくないけど、読みが二通りある内の珍しい方

例えば本田さんは大抵ほんださんと読むけど、もとださんも稀にいるみたいな感じ

読みも耳慣れないイントネーションかつ発音しづらく聴き取りにくいせいか
電話口だとたまに外国人かと尋ねられるような苗字

その苗字が当時クラスで流行ってたギャグ漫画に出てくる用語と音が似てたから、苗字が変わってからはその用語っぽく苗字をもじって連呼されたり、ガイジンと囃し立てられたりすることがあった

からかってくるのはほとんどクラスの男子で女子はそれを諌める側だったけど、一人だけ男子に混じってからかってこようとした女子がいた

その女子は美麗と書いてビーナスと読ませるみたいな、今で言うキラキラネーム

変な名前もガイジンみたいも正直「いやそれをお前が言うか?」って感じだったので、思わず「自己紹介?」と返してしまったら一瞬の間を置いて男子爆笑

ビーナス(仮名)は顔を真っ赤にして怒って女子を味方につけようとしたけど、

「あんた散々名前からかわれて嫌な思いしといて人の名前はからかうの?」「今のはあんたの自業自得でしょ」と呆れられて見放されてた

進級直前の話だったんだけどその後ビーナス(仮名)とは進級でクラスが分かれて、たまに1対1で廊下で遭遇したときに向こうがわざとぶつかってこようとするのを避けたり、すれ違いざまにぼそっと「キモッ」と言われるのをスルーするだけの関係になった

人目がある時は睨んでくるだけで絡まれないのでほぼ無害みたいなもんだった

その後は私が引越しで転校したのでビーナス(仮名)がどうなったのかは知りません

今日仕事でご一緒した方が同じ苗字で読み方も同じで、この苗字あるあるで意気投合した時にふと思い出したので投下しました

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○有吉気取りの男子学生がサークルに来なくなったw

サークルに有吉気取りの男子学生がいた。

本人の中では気の利いた毒舌+芸人ばりのツッコミらしかった。

周囲はスルーしてなるべく離れていたが、本人だけ気づいてなかった。

ある日、空気読めないと評判の他サークルの学生が「毒舌芸人気取りウッザイな~」と面と向かって言った。

言われた当人はハハっと笑って「何言うてんの~そんなわけないやんなあ」とエセ関西弁で周囲に振った。

全員、無言で目をそらした。

その日から、彼はサークルに来なくなった。

今はなごやかなサークルです。

○女叩き男撃退法

同僚に「女ってのは~(趣味が下等だとか云々)」「女ってのは~(マスゴミを鵜呑みにするとか云々」といつも言っている男性社員がいた。

注意しても「だから女ってのは!」とヒスるだけで会話にならない。

だから皆ハイハイって感じで聞き流していた。

ある日、別の男性社員が感心した顔つきで

「おまえの頭の中、ほんっと女ばっかだな。」

と言った。

そしたら言われた男性社員は真っ赤になって口ごもり、逃げて行ってしまった。

皆唖然。

そうか、そう反論すればよかったんだと

以後は「また女の話?女で頭一杯なんだな」「仕事中に女の話ばかり…恥ずかしくないんですか」と皆で言うようになった。

最近は女のおの字も言わない。とても平和。

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