ドン引きする話4選「サバ女の定義」「長い間腰巾着みたいな半端なポジションいるのってダメなんだなと思った」「冷静に投げられた靴を拾って、そのままランニングに戻った」など
・サバ女の定義
・すごいの見た
・長い間腰巾着みたいな半端なポジションいるのってダメなんだなと思った
・冷静に投げられた靴を拾って、そのままランニングに戻った
以上、4つの話を紹介します。
ドン引きする話4選
○サバ女の定義
夏休み限定のバイトをしてるんだけど、最初の自己紹介のときに「私サバサバ系だから、教育係とか向かないんだよね」と言ってたAさんがいた。
教育係やりたくないってことなのかな??と思ってたんだけど、実際仕事が始まるとAさんからきつい言葉で仕事のダメ出しをされまくった。
「そんな仕事でお給料もらおうと思ってるの?この給料泥棒」って言われて泣き出した子がいて、
それに対して「ごめんねー?私サバサバ系だから言葉とかオブラート包めないんだー」と言っていた。
ベテランさんたちが泣き出した子のフォローをしてたんだけど、その時「あんなのサバサバ系じゃないわよね。性格悪いだけ。本当のサバ女はBさんみたいな人をいうのに」と話していて驚いた。
Bさんはよく笑うおっとりしたタイプの30代で、怒ることあるの?って皆が思ってるような人。
職場の人とも皆と仲がいいし、サバ女ってイメージでは全くなかった。
思わず「Bさんがサバ女なんですか?」と聞いたら、「見えないよねー。でも凄くサバサバしてる人なんだよ。」と言われた。
バイト始めて一ヶ月たつけど、最近その意味がわかってきた。
Bさんはまず、仕事が終わると秒で帰る。周りは結構人を誘ってご飯食べて帰りましょって人が多いんだけど、Bさんはそれがない。
お昼も誘い合って外に食べに行くことが多いんだけど、Bさんはお弁当持ってきて一人飯してるし、自分から誰かを誘うこともない。
ただ、誘われたら理由なしに断ったりせず、お付き合いしてる。
Aさんは「馴れ合い無理だわー」と言ってるから誰からも誘われないけど。
一週間前、バイトの子が23年生きてきたペットの猫が亡くなって、泣きはらした目で来たことがあった。
Aさんは「そんな顔で仕事できるの?公私混同しないで!」「察してちゃん迷惑なんだけど!?」って具合だったんだけど、
Bさんは「大丈夫?働ける?大変なら今日は人足りてるから(帰っても)大丈夫だよ。働けるならコレコレの仕事任せたいけどできそう?」と
何があったかは一切触れずに相手ができる仕事を聞き出して割り振りしてた。
その子がBさんと一緒にいるとき、唐突にボソボソっと猫が亡くなってと話したんだけど、
それを耳聡く聞いたAさんは「飼い主がずっとメソメソしてたら死んだ猫も浮かばれない!そんなこと猫は望んでない!」
みたいな物語によくある名台詞みたいなことを説教するみたいに吐いてた。
Bさんは「私も子供のとき飼ってた犬が病気でね、死ぬ間際に姿を隠しちゃって最後までそばに居てやれなくて、辛かったなぁ」と、しみじみと呟いただけだった。
その子があとから「なんかBさんには自然と辛いこと話せたんだよね。」と言っていたんだけど、すごくわかりみが深い。
ペットの気持ちや自分の気持ちを代弁されないからなんか安心して話せるんだよね。
中には「Bさんって腹の中が見えなくて奇妙でちょっと怖い」と言ってる人もいて、それには周りも「Bさん、他人に興味ない人ですもんね」と認めていた。
私は他人に興味ない人って、冷たくて塩対応する人のことだと思ってたから、すごく衝撃だった。
「Bさん、人のことよく見てますよね?」と聞いたら、
「意味がちょっと違うかな?Bさんと話しててプライベートや趣味の話とかしたことある?ないでしょ?」と言われた。
確かに。
「こっちから話したらどんな話でも楽しそうに聞いてくれるから錯覚しちゃうんだけど、Bさんは自分から他人のこと深く知ろうとはしないんだよね」
「プライベートの連絡先も誰も知らないよね。」
言われてみれば確かに、確かに。
Aさんは趣味の話振っても「私興味ないのよね」とバッサリなんだけど、Bさんはとても楽しそうに聞いてくれる。
サバ女って性格悪い勘違い女のことだと思ってたけど、これがホントのサバ女か!
他の人から聞いたけど、Bさんは子供の頃から周りに興味がなくて、それを悪いこととして叱咤されてきたから、サバ女と言われるのがショックらしい。
他人に興味がなさすぎてBさんは友達もいなくて平気なんだけど、それを自身の欠陥だと捉えてるらしい。
確かに他人に興味がないとか友達作らないことを学校では悪いことって教えられてきたな・・・。
でもぶっちゃけ、Bさんくらい助け合いの精神がありながら他人に無関心な方が、思想の違いでの諍いも戦争も起こらないんじゃないかと思った。
しかし、Bさんみたいな人が身近にいるのに、なんでAさんは自分をサバ女だと勘違いし続けているのか、不思議だ。
○すごいの見た
電車通勤なんだけど、帰りの電車内で3人くらいの子供がバタバタ走り回ってて、うとうとしてる人が(私含めて)いらいらしてたり、「親は何をしてるんだろ…」みたいに隣の人と耳打ちしてる人がいる状況。
親は車両の端でママ友?とおしゃべり。
遊びに夢中になってる子が私の足踏んだりしてクソガキって思ってたら、私の前にいたスマホ見てたOLさんが子供の走ってくる絶妙なタイミングでスッと足を出して引っ掛けて子供転倒。
転倒した子はすぐギャーって泣きながら親の方へ走っていって、その間にスッと足を戻す女性。足出す、引っ掛ける、足戻す間ずっとスマホ見てたw
そしたら親が「足引っ掛けましたよね!」ってOLさんに文句言いに言ってたけど、OLさん無視してまたスマホいじってた。
その後は子供が全然はしゃがずにいたから快適だった。
○長い間腰巾着みたいな半端なポジションいるのってダメなんだなと思った
結果的に相手が大人しくなってくれた話。
中学のとき、私は友人のB子とともに美術部に入部した。
そこにいっしょに入部したのがいじわるなお嬢様の嬢子と腰巾着の腰子。
他にはC子とD子も入部していて、最初は基本この六人で一つの大きいテーブルを囲んで活動してた。
嬢子と腰子は最初から地味で大人しい私とB子を見下していて、あからさまに馬鹿にしたり、「(私)ちゃんとB子ちゃんは私たちに従うこと」という掟?みたいなものを紙に書いたりしてた。
この辺で私もうんざりして、B子と二人でグループを抜けた。抜けたといっても二人で隣のテーブルにうつっただけだけど。
そしたら同時期に私とB子の共通の友人のE子が、事情があって他の部活から転部してきた。当然E子は私たちのテーブルで活動することになる。
そうして三人でしばらく活動していたが、ある日C子が「そっちに入っていい?」と申し出てきた。
私たちは快く受け入れた。
そしてまたある日、今度はD子が「そっちにいってもいい?」と申し出てきた。
私たちはまた快く受け入れた。
これで美術部の私たちの学年は、嬢子•腰子コンビと私たち5人グループに分かれることとなった。
そしてまたしばらくしたら、今度は嬢子と腰子が「私たちもそっちいってもいい?」と申し出てきた。
私たちは今回も快く受け入れた。
これで元の一つの大きなグループになったけれど、これ以降嬢子と腰子が私やB子を馬鹿にしたりするようなことは一切なかった。
不快じゃなければ、別にいい。
嬢子が持ってきたゴスロリ雑誌をみんなで見るのも、それはそれで楽しかった。
もっとも卒業前の片づけのとき、 「(私)ちゃんとB子ちゃんは私たちに従うこと」の掟の紙がでてきたときはみんなで鼻で笑ってたから、別に嬢子や腰子のことを好きになったわけじゃないけど。
(嬢子と腰子はサボり)
余談だが、嬢子は中学卒業後、ガチの進学校→有名大学という輝かしい人生を歩んだと聞いたけど、
腰子は普通の高校に進学したあとリア充の嬢子もいないのに今まで通りに振る舞った結果、性格の悪さからぼっちになって、周囲からの扱いが「こいつ性格悪いから近づかないでおこう」→「そういう年頃なだけだからみんなで生暖かく見守ってやろう(ただし友達にはならない)」になったと聞いたときは長い間腰巾着みたいな半端なポジションいるのってダメなんだなと思った。
今はもう連絡とれなかったりとりたくもなかったりで、全員と関わりないけど、みんな元気で幸せだといいなあ。
○冷静に投げられた靴を拾って、そのままランニングに戻った
週末に家の回りを30分くらいランニングしてる。
コースの途中にはでかいホテルがあるんだけど、この前そこで結婚式を挙げてた連中とちょうどバッティングしてしまった。
礼服やドレス着た酔っ払いが道を塞いでて、声をかけても気づいてくれないんで、俺はそいつらを「すいません」と言いながら手で押しのけて強引に通った。
すると背中に衝撃。
俺が押しのけた男が自分のはいてた靴脱いで俺にぶつけてきやがったのだ。
こっちを指差し、真っ赤な顔して大爆笑。ほかのやつもゲラゲラ笑ってる。
まともに相手するのも面倒だったので、俺は冷静に投げられた靴を拾って、そのままランニングに戻った。
おい!とか言って追いかけてこようとしてたけど向こう酔っ払いだし余裕で逃げ切れた。
きたねーおっさんの靴なんかそのまま持ち帰ってもしょうがないんで、折り返し地点の植込みの横にそっと置いて反対側の道路走って戻った。
もうホテルの前に連中はいなくなってたけど、あいつどうなったんだろうな?
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