スカッとする話6選「嫁の逆襲」「顔が旦那そっくりなコトメさん」「天然は最強w」など

・1週間前にしてやったDQN返し
・嫁の逆襲
・俺所有の空き地にて
・顔が旦那そっくりなコトメさん
・義姉がスカっとする発言をしてくれました
・天然は最強w

以上、6つの話を紹介します。

スカッとする話6選

○1週間前にしてやったDQN返し

義実家で同居しているんだが、トメ(姑)がとにかくうざい。子供だーの、しきたりがどーの、料理があーだこーだ。

ウト(舅)と夫が居ない時に色々仕掛けてくるが、二人ともトメの悪行は知っている。ちゃんと〆てくれるんだが、トメは全く堪えず嫌がらせは続くばかり。

悪いな、と謝るウトと夫にむしろこちらが申し訳なくなりつつ、逆襲の許可をいただいた。せっかくいただいたチャンスなので、ぶちかましてやった。

最近のトメのマイブームは料理バシャーとキチ呼ばわり。

よし本当のキチを見せてやろう、と準備万端。

夕食の支度をしていると友人達とのお出かけからトメ帰宅。

ダイニングからウトと夫の応援視線を受け、やる気満々の所にトメが近づいてきた。

トメ「あら何作ってるの?」

私「ミートソースです」

玉ねぎと人参のみじん切りを炒めながら答えると、いきなりトメが鍋を掴んで流しにバシャーした。

トメ「うちは和食しか食べませ………」

私「チャラチャッチャチャッチャッチャー♪」

トメが何か言おうとしたが、ガン無視して3分クッキングの曲を唄い始める私。

ギョッとするトメを差し置いて戸棚から鍋を取り出す。

私「さて、ここに玉ねぎと人参を15分炒めたものがあります。綺麗な飴色ですね!」

トメ、ぽかーん状態。

そう、私は3分クッキング゛の秘技『ここに、~したものがありまーす』を使うために幾つか調理済みのものを作って隠しておいたのである。

ウト&夫、笑いをこらえているらしく肩が震えている。

しかしここで終わるトメではない。私がトマト缶の固体を手でつぶしている間に再び鍋バシャー。

トメ「ふざけたまねしないでちょうだいキチ嫁め!」

ふふふ、掛かったな!それは私の罠だ!そこまでいうなら私のキチっぷりを見せてやんぜ!!

私「(゚∀゚)ホォアタタタタタタタ、ホアタァ!!」

トマト塗れの手でトメに突きを繰り出す私。当然顔から服からトマトで汚れるトメ。

最後の一撃を決めて、決めポーズとばかりに真顔で荒ぶる鷹のポーズをする。そりゃもうビシッと。

そして何事も無かったかのように手を洗い、今度は冷蔵庫から鍋を取り出して調理を続けてやった。

ウトと夫は堪え切れず大爆笑。ウトさんちょっと呼吸が危うくなってた。

それでもまだ料理バシャーをしようとしたトメの腕をたたき落とし、今度は手でくちばしを作り「クックドゥードゥードゥー」と鳴きながらつっつき回してやった。勿論表情は真顔で。

ウトと夫はもはや再起不能、床に蹲ってもはや声も出ないらしい。

それ以来私が荒ぶる鷹のポーズをするとトメはそそくさと逃げるようになった。

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○嫁の逆襲

ウトメ(舅、姑)は会社を経営していて、夫は違う会社に勤務している。

実質この会社を牛耳ってやった。

私はウトメ会社にパート勤務していたが、不況でウトメに「時給を下げさせてほしい」と頭を下げられた。

私自身はローンなしの持ち家で、夫の稼ぎがあるから、パート給料が多少下がっても何とかやっていける。

でも社員さん達は子供もいるし、生活がかかってる。パートさんだってその給料で子供を私立大に通わせてる人もいる。

経営者一族として、そこは我慢しようと思った。(元々稼ぎたいのならよそで働いた方がまし)。承諾したらウトメは喜んでくれたし、私もそれで良かった。

ウトメもこれから節約して、今は会社の事だけ考えて行くと言った。

そして会社も創立ウン十年にもなれば昔からの従業員さんも定年が来る。新しい人を入れるが、すぐに勤務何十年の人と同じように働ける訳じゃない。と言う訳で、私の仕事も増え、安い給料で必死に頑張った。

無給の早出残業もし、今までしていなかった仕事もこなしつつ、新人さんに仕事を教えた。

トメはそんな私に何度もお礼を言ってきた。

ところが節約すると言ったウトメは生活を変えず、次々と欲しい物を買い、
一つ一つは数万程度でも、「その家電一つ買うのを我慢したら、私に今までと同じ給料払えるじゃないか」と会社の為を思って安い給料で社畜の様に働く私にはムッと来る。

まあ単純にそういうものでもないので思っても言わず、夫にも愚痴はこぼさなかった。そのかわり会社の事での無駄使いは一切許さず、それにウトメがイラついてきたらしい。

私の努力はその頃にはすでに当たり前になっており、「嫁の癖に」「ただのパート従業員の癖に」などと言うようになり、「ならば辞めます。もしくは正当な賃金を要求します」と言うと黙る感じ。

もちろんトメの方が勤務期間は長いが、年のせいかすぐ疲れるようになり、
あまり出ない書類の処理の仕方を忘れてしまったり、と正直私が居ないと事務が回らない状態。

事務員は当時一人を除いて全員勤続5年未満、何とかやってる感じなのに、いくら口で「辞める」と言っても、もし辞めたら大変な事になるのは目に見えてるし、そうしたら社員さん達みんなに迷惑がかかる。

さすがに私も無責任な事はしたくはなかった。ウトメもそれを分かっていたのだと思う。

なので、「偉くなったものね」だの「嫁子はきついな」だの言ってくるようになり、私が反論するとハイハイ~と逃げる。

段々こちらも我慢の限界が来てた。

仕事の分担として、ウトメが経理と人事、私がその他事務処理だったので、しばらく気がつかなかった自分も大バカなんだが、たまに来てはトメとお茶飲んで帰るというコトメ(小姑)が、何と事務正社員となっており、給料は実際に働いてる人の倍以上。別に特別な資格がある訳じゃないのに、この金額は…と呆れるばかり。

コトメが結婚してから、という話だったので3年もこの状態だったらしい。

何でわかったのかって言ったらすっごく単純な事なんだけど、締日、私が全員分のタイムカードを集め処理した後それをトメに渡すんだが、チェックしてたらウトの分のタイムカードが無い事に気がついた。それと無記名のタイムカードがある。きっちりと朝から晩まで働いている。

ウトのか、と思ったがウトが出張でいなかった日にも押されてる。これは何だと考え、トメに聞いたらトメが慌ててそれをひったくり、ウトが「あちゃー」って顔をしてる。

それで最初は架空の従業員を作って…なんて思ったがピンときた。

「そういえば毎週のように金の無心に来ていたコトメが来ない」

そこでウトメの目を盗んで徹底的に税金関係から帳簿から調べまくり、それを盾に夫同伴でウトメに自白させた。

ぶっちゃけちゃうけど、私は一日約11時間、週5日で月4万ちょい、コトメは仕事なんてろくにした事ないのに月32万。おまけに私にはウトも20%減、トメに至っては半額にまで給料を落としたと言ってたのに見ればそんな事実はない。

従業員にはサービス残業させておいて自分たちはしっかりと残業代を取っている。あまりの情けなさに涙が…もう泣いて泣いて泣きまくって夫になぐさめられても涙止まらなかった。

ウトメは最初、「コトメの家は大変なんだ」「娘に渡して何が悪い」と開き直ったが、夫に怒鳴られしょんぼり。

そして、「じゃあ嫁子の給料も上げるから」「ボーナス出すよ、パートには出さないんだけど特別」だの懐柔してきた。

夫は「金の問題じゃない事が分からないのか」と半泣き。

トメが「嫁子の事を本当の娘と思って甘えてしまった」と謝って来たのでブチぎれ。

「都合のいい時だけ娘扱いすんじゃねぇよ…」と低い声で言ったらウトメはビビってた。

取りあえずコトメに給料を出すのは今すぐ辞めること、あげたいのなら自分の給料から出す事、それから今まで搾取された分700万持って来い、それが済むまでは出勤しない。その後の事はそれが済んでから考える、と言うと最初「嫁の義務だ」だのほざいたが渋々700万は持ってきた。

そりゃ業種的に繁忙期だし、一人いないだけで大変だものね。早く復帰して欲しかったんだろう。

「色々とごめんね…このお金も本当なら払ってあげるお金だったのよね…」と泣くので、

「はぁ?払って あ げ る ? それを言うなら払わなければ い け な い だろうが」と言うとまたシクシクシクシク。

ウトがとりなすように、「いや、いままではすまなかった!嫁子さんが何でもできるからつい頼ってしまってね!娘と思ってつい…」

「娘じゃねぇって言ってんだろ?嫁だからこき使ったんだろうが。チッ、タヌキめ…」

(ハッとして)「す、すまなかった…」

トメが、「でね、申し訳ないけど早めに戻ってほしいの。嫁子さんが居なくて仕事溜まっちゃってて…~さん(1年目の従業員)物覚え悪くて困っちゃうわよね?」と、おもねるように同意を求めてきたが無視して、

私「戻るには条件がある。まずトメはクビ。経理も人事も私が介入します」

ウトメびっくりして「そんな!」とか言ってきたけど、

私「じゃあ辞める。本気。それから正社員にしてもらいますよ。いいですね?それと私は役員、役員報酬も頂きます。もちろん正規のね。ウトさん、あなたは減俸です。会社のお金使いこんだんですから当然。これからは勝手な事させませんよ」

私「私は今まで社員さん達の為に頑張って来た。これからもそうします。もうこの会社はあなたたちの好きにはさせない。したいのならすればいい。でもそれなら最後の責任と思って皆の再就職先を探してきて下さい。だってこのままじゃつぶれますからね。いいですね?この条件を飲まないのなら、今すぐに退職します」

勝手に路頭に迷えばいい、いやむしろ迷え。

私「それからコトメに逆恨みされるだろうけど、こっちに電話の一本でもよこしたら…分かってますね?自分の娘の事くらいできるでしょ?社長さん?」

ウト真っ青、トメ大泣き。ざまーみろ!!

そして後日、全社員(と言っても数十人)の前でこの事を暴露し、泣きじゃくるトメと真っ赤になってうつむくウトに謝罪させ、トメの退職金なしの解雇を満場一致で可決。それから退職までの数日間、完全に皆から無視されて、凄く辛そうだったよw

そして忠告にもかかわらずコトメに凸される。子供の頃から金使いの荒いトメと一緒に買い物をし、じっくりと浪費癖を熟成した奴には月32万の収入はなくてはならない物だったようで。

コトメ「他人のあなたに父の会社を乗っ取られる訳にはいきませんからね!いいですか、明日から私が会社出てあなたの好きにはさせません!」

もちろん快諾w

次の日、子連れwで重役出勤してきたコトメは偉そうに従業員に指図するが、それがほんと頓珍漢な事ばかり。

急ぎの書類を作ってる時に突然整理整頓にトイレ掃除を命じ、それを指摘されると逆切れして「建物を綺麗にするのも仕事です!」とわめいてpgrされる。

エクセルの使い方が分からず「もっと分かりやすく!」とわめいて、全て手書きでやらせようとしたりw

まあ大体このコトメはろくに勤めた事もないしね…一番長く続いた所で2年位だったとか。

そして子供が泣けば面倒を見、従業員が私に何かを聞きに行けば、「今度からは何でも私に聞くようにして!!」とわめく。

さすがにこれに切れた皆がコトメに「じゃあこの書類の手続きの方法を教えてちょうだい」「~社の契約について説明してくれる?」だの次々聞きに行くと、全く分からないコトメは逆切れし、「嫁子さん、これ頼むわよ!あなたの仕事でしょ!」だとw

もうおかしくておかしくて笑ってしまったら、つられて皆笑った。

今回の事件の元凶が目の前に居る訳だし、みんなこの馬鹿をからかう事に決めたようだ。

いい加減飽きた所で「なんて口のきき方!!」と切れるコトメを放置して、3時のおやつタイム。

皆で持ち寄ったお菓子やお惣菜をつまみながら楽しく談話。「煩いわねぇ」「仕事にならないわ」「会社に子供連れてくるなんて社長もいい育て方したわねww」など聞えよがしに言い、コトメは無視。事務所には37歳から上は50までの女しかいませんので、そりゃもうw

後からおやつに参加した男性陣は、コトメにおざなりに会釈したりはするものの、相手にはしない。

コトメは結局泣きながら帰って行きました。

ウトはその日居なかったんだけど、後で聞かされて真っ赤になって謝罪された。

それを白々しい顔で聞き流す従業員。

コトメは何とか出勤せずに権力を握れないかと画策したが、そんなんできる訳もなくwま、私も辞めて良かったんだけどね。

でも辞めるなら正社員たち(ほぼ4~50代)が定年になったあとだな。それまでは何とか会社残すつもり。

まあウトが引退したら、潰す気満々だけど。今から色々とやっていくかな、って感じで。

ま、ウトメにとっては「母屋を取られた」って感じだろう。人に頼って楽をした代償は、力をつけさせすぎた嫁の逆襲じゃ

○俺所有の空き地にて

家の近所に俺所有の空き地がある。普段は使って無いから私有地看板と簡単にチェーンだけ張ってある。

先週、子供らがテレビに感化されて雪像を作りたいと言うので、空き地の膝上まで積もった雪を必死で除雪して一箇所に集めた。

んで土曜日に家族で雪像作りをしてると、ご近所さんの子供らが集まって来て、一緒にやってたら親も出てきて協力してくれて、夕方には立派な雪像が出来上がった。

遅くなったから明日皆で写真撮ろうねって引き上げて、風呂入って飯食ったら、子供ら疲れて爆睡。これ幸いにと俺と嫁も爆睡。

明け方に目が覚めて、外から除雪車の音がしたから、空き地に捨てない様にお願いしようと出てったら、空き地にはDQN車が2台。雪像はボッコボコに破壊されてた。

ブチギレた俺は除雪機をフル稼働して4時間かけて、DQN車の周りから出口に至るまで3m超えの雪山で埋め尽くしてやった。

昼頃、外から怒号が聞こえたが知るか。俺の土地に雪を捨てて何が悪い。

今日は協力してくれた家族と一緒に雪祭りに行ってきた。悔し泣きしてた子供らも元気になって良かった。

帰り道に見たらDQNっぽいのが3人で掘ってたが何日掛かるかな。まぁ春になったら出せるだろ。

○顔が旦那そっくりなコトメさん

「私は同居で辛い思いしたから、あんたたちは別に居を構えなさい」なんて言ってたくせに、毎週末呼びつけては家事をさせマッチ箱の隅をつつくようなイヤミを言うトメ(姑)。

相談しても「あーわかったよ!みんな俺が悪いんだな!」と意味不明なキレ方をするエネ夫。

ふんぞり返ってリビングでテレビ見てる基本空気ウト(舅)。

そんな義実家には末っ子長女のコトメ(義妹)がいる。結婚式で顔を見た程度だが、兄貴である旦那にそっくりだった。ウトの母は女の子に恵まれなかったので、コトメは蝶よ花よと育てられたらしい。

一族でも待望の女の子を産んだトメはトメで、コトメ自慢がまぁウザイことウザイこと。

トメ「コトメちゃんは、私が仕込まなくても、いつの間にか家事をやってたのに…ね~ぇ?(といいながら私をニヤニヤ見る)」

トメ「コトメちゃんは、世界的大企業の役員の妻なのに、旦那さんに頼りきらないで、しっかり働いてるのに、ねry」

やめたんじゃなくて産休だと何度言えばry

というわけで、ろくに話したこともないコトメのイメージは最悪だった。

そんなコトメが、地元の友人の結婚式に参列するので帰省するとかで、トメは大張り切りで、身重の私をこき使う。

「私が作ったのじゃないと食べない」らしい茶碗蒸しの下ごしらえを嫁がしていると、台所にひょっこり顔を出す、顔が旦那の女性が。

コトメだとすぐ分かった。

「おかーさーん、誰かお客さん来てるの?」

台所にいる女性=母と思ったのか、私とトメを間違えるコトメ。ふっと目が合って、私のお腹と、下ごしらえ中の鶏肉とを見比べて、見る見るうちにコトメの顔が青くなる。

「ちょっと!~(トメの名前)さん!」

コトメの声に、のんびり二階から降りてきたトメ。

「ごめんねぇコトメちゃん。茶碗蒸し、私のじゃないと嫌でしょう?でも、嫁子さんがどうしてもって~」

「言うわけないでしょ?何で身重の義姉さんが、うちの台所で一人仕事してんの?」

トメ、ここでコトメが自分の味方でないことに気づく。

「え、だ、だって」

「嫁いびりのために、孫もコロせるんだ、すごいね」

うろたえるトメに、トメそっくりの嫌味を冷たく言い放つと、そのままリビングへ進軍するコトメ。そこには、のほほんとテレビを見てる旦那とウトが。

「何テレビ見てんだ!このマザコン!義姉さんに無理させて!誰のせいで義姉さんが苦労してんだ!」

「え?な、なに…」

「誰が義姉さんのお腹大きくしたんだ!答えろ!」

キレてる口調が旦那そっくりのコトメ。

仲裁しようとするウトには、

「お父さん、私が嫁ぐとき、旦那君に言ったよね?『結婚したら、親より妻を優先しろ。妻が君の家族なんだから』って。目の前に、女房ないがしろにしてる息子がいるんだけど?無視ですか?」

「え、いや、その…」

「ハイかイイエで答えろっ!」

コトメ無双は留まることを知らず、最終的には「頭冷やして来い!」とウトメと旦那を追い出してしまった。

静まり返る義実家。そこでふと我に返ったのか、途端に私にペコペコと謝り始めるコトメ。

両親と兄が無礼をしていたこと、妊婦さんの前で汚い言葉で怒鳴り散らしたこと、今まで何も気づかず、助けてあげられなかったこと等々。

コトメさんをなだめて、二人で仲良く茶碗蒸し作りを再開。二人で食べた。ウマー。

アドレス交換をする際に、ちょっと恥ずかしそうに「あの…『ねえさん』って呼んでも良いですか?」って聞いてきたコトメちゃんが超可愛かった。顔は旦那だけど。

私はそのまま家に送ってもらったけど、その後さらにコトメちゃんは〆あげたらしく、ジャイアンだった旦那が、ベンゾウさんみたいになって帰ってきた。

トメさんも、憑き物が落ちたかのようで、後日家に来て「私も同居で苦労したのにねぇ…本当にごめんなさい」と、謝罪された。以後関係は良好。

コトメさんには、一生付いていこうと思った。

○義姉がスカっとする発言をしてくれました

新婚三ヶ月で義理家族と同居しているのですが、いつも、やれこの料理の仕方はおかしいだの、掃除の仕方が悪いだのとうるさいウト(舅)がおります。

(トメ(姑)さんはとても優しい人で、いつも庇ってくれます。何でこんな人と結婚したんだろうと悩むほどです)

夫も庇ってくれるのですが懲りないウトで…

そんな中、一昨日離れたところで暮らしてる独身義姉さんが初めて遊びに来ました。

(結婚前から「本当に同居でいいの?」「私が実家に帰って見ることも出来るから、別居してもいいんだよ?」と言ってくれ、同居してからもお金を送ってくれたり、地方の特産物を送ってくれるとても優しい方です)

夕食時に、ウトはいつものように『この嫁は気が利かない。材料の切り方が悪い。料理はもっと相手の事を考えてするもんだ』と言い出しました。

それを聞いて、義姉さんがキレてくれました。

義姉「あ、それ切ったの私(実際には私が切ったのですが…)。私ちゃんに作ってもらっといて言うことはそれ?」

義姉「アンタ何様?ってか、いっつもこんなこと言ってんの?」

義姉「いい歳して、いっつもそんなこと言って私ちゃんの事いびってんの?」

そういって私の事を庇ってくれました。

キレて怒鳴り出したウトに、

義姉「実の娘にタヒぬほど嫌われてるあんたが説教するな。私が家を出たのは、アンタのそういう陰険さが嫌だったって前にも言ったでしょ?せっかく~(ダンナです)のトコにお嫁に来てくれた私ちゃんに失礼なことするなら、私の伝手使って今すぐにでも施設に入れる!(義理姉さんは某老人介護病院で働いており、若いにも関わらず師長を任されてます)」

と逆に怒鳴り返し、その後ウトを自室に引っ張っていき、懇々と説教してくれました。

お仕事があるから、と今日帰られたのですが、ウトに今度同じ事をしたら施設行きを実行する、と宣言してました。

ウトは相当ショックだったらしく、今日の夕食では珍しく嫌味も言わずに食事をしていました。

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○天然は最強w

義兄が去年結婚して、今年の正月に初めて私&夫、義兄&義兄嫁(どちらも子梨)が義実家に集結した。

トメは普段から絵に描いたような嫁いびりトメで、口を開けば「最近の娘は気が利かない」「目上の者を尊敬する気持ちがない」嫁は自分の召使いで言う事聞いて当たり前、アテクシがきっちりしつけてどこに出しても恥ずかしくない嫁にしてやってるんだからありがたく思いなさい、って人。

こっちはもうあーはいはい、ってスルーしちゃってるし遠方でそんなに関わる機会もないからまだいいんだけど、長男の義兄夫婦は同居しろとか絶対言われそうで、義兄嫁さんの待遇が心配だなーと思ってたら案の定、トメのいびりが始まった。

義兄夫婦が到着するなり、

トメ「将来同居するんだから家のしきたりは今からしっかり覚えておきなさい」

トメ「今から家中の掃除をしなさい。これくらい~家の嫁なら当然」(トメさん普段掃除してないじゃないすか)

トメ「長男の嫁として恥ずかしくないようにしつけてやってるんだから感謝しなさい」

おいおい正月早々何言ってくれちゃってんの、と援護射撃しようとしたら、義兄嫁が初めてTDLに来た乙女みたいなテンションで、

義兄嫁「うわぁーー!本物ですね!本物の嫁いびりですよねこれ!お義母さん、ドラマみたいですよ、ドラマ!」

義兄嫁「本物の嫁いびり姑!うわぁーすごいなぁー本物だぁー私ほんとの姑見るの初めてです!」

トメ含め全員( ゚д゚)ポカーン

その後トメと義兄嫁さん以外全員爆笑、

トメは「目上の者に向かってふじこふじこ!」って怒ってたけど、義兄嫁さんは「え、なんで?なんで笑ってるの?」と見事な天然っぷり。

結局「初婚だから姑が初めてなのは当たり前だから笑われた」という解釈に至ったようでしたが、今思い出してもあのトメの虚を突かれた顔は笑える。

後日談というほどのもんじゃないけど、トメは相変わらずテンプレトメ対応でげんなり、でも義兄嫁さんも拡散天然砲対応で結構おもしろいよ。

この前、義兄嫁さんから聞いた話が、

義兄嫁「あのね、この前お義母さんがお友達と一緒に、あ、お友達っていっても私のじゃないよ、お義母さんの」

義兄嫁「サプライズ訪問してくれたんだよー。もうびっくりして、こっちもなんかサプライズしなくちゃ、ってやる気が出ちゃって」

義兄嫁「だからね、おもてなしサプライズしたんだよーお義母さんもすごく驚いてて、なんかドラマみたいですごく楽しかった!私子ちゃんも今度サプライズ訪問してねー」

義兄嫁さんのおもてなしサプライズは、

・パンケーキにフェーブ(ちっちゃい人形らしい)を仕込んでサプライズ

・本来は陶器の人形を仕込むんだけどなかったから、弁当用の魚のしょうゆ入れで代用

・当たった人には王冠をかぶらせてお祝いするフランスだかどっかだかの風習がある

・トメにしょうゆ入れ当たり、でも王冠がなかったから新聞紙で端午の節句のかぶとを折ってトメにかぶせて拍手でお祝い

・トメ友大爆笑、トメは「お客様にお出しするものに異物入れるなんてふじこふじこふじこ!」

・義兄嫁、褒められたと思い嬉しくなりつい「一緒に住まわせていただくようになったら毎日おもてなししますね!」の追撃

・義兄嫁いわく大満足でおかえりいただいたとのこと

アポなし凸も華麗に撃退する現場に居合わせたかったし、魚のしょうゆ入れ食わされて新聞紙かぶとかぶらせられた情けないトメも生で見たかった。

あの人なら同居してもうまくやってけるんじゃないかと思った。

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