スカッとする話6選「全員マッチョ」「嫌な上司を追い出した」「融通のきかない詐欺師」など
・全員マッチョ
・こないだ旅行で修羅の国に行ってスゲーわって思った経験談
・嫌な上司(以降A)を追い出した
・余計なことを言う男
・融通のきかない詐欺師
・ワンマン経営の会社の末路
以上、6つの話を紹介します。
スカッとする話6選
○全員マッチョ
姉の友達が一人ぐらし始めた。
で、上のやつの足音がすごかったらしい。一軒家育ちか知らんが、かかとでドンドンと歩いて、振動で頭痛くなるほどらしい。後で調べてみたが、壁もきっちり防音されてるマンションにも関わらず、だ。
当然管理会社を通して苦情を申し立てたが、もっとひどくなったらしい。さらに嫌がらせがあったらしい。
で、姉が俺召喚。俺、友達4人召喚。5人でその上の階に菓子折りもって突撃してきた。ちなみに全員マッチョ。
上階のはいかにもDQN、でもたぶんキョロ充。雰囲気がそんな感じだった。
俺&友「「「「「「はじめまして!!!!!」」」」」」
上「え、ど、どう、も」
俺「どうも、姉が『色々と』お世話になってるそうで」
上「い、いえ!特に何も!」
俺「下の人には引越し屋さんがあいさつしてくれたんですがね、なかなか上には、ね」
上「そ、そうですよね」
俺「『騒音』とか迷惑かける心配ないですもんねえ、まあでも、マナーですし?」
『』内に力を入れつつ、全員で胸筋うごかしてみたりw
上のやつが(;’A`)ってなったころを見計らい、
俺「ま、色々物騒ですから、姉に何かあったら駆けつけますし、騒がしくならないようにはしますので」
俺&友「「「「「おじゃましました!」」」」」
って菓子折りを渡して帰った。
いやがらせっても、ポストに煙草の吸殻いれたり、ベランダに煙草の吸殻落としたりってみみっちいやつだったし、予想通りそれ以降は静かになったらしい
○こないだ旅行で修羅の国に行ってスゲーわって思った経験談
ちらほら人が集まりだす夕方、繁華街の裏通りのコンビニで一服していたらクラクションが鳴り響いた。
振り返るといかにもなDQN車とタクシーが道で睨み合い状態になっていた。
文章下手なので状況は上手く伝えられないが、とにかく原因は関東ナンバーのDQN車が知ってか知らずか一方通行の道を逆走進入してきたせいにあったのは誰の目にも明らかだった。
それでもタクシーに向かって「引けよ!」と言わんばかりにクラクションを鳴らしまくるDQN。
見た目大人しそうなタクシーの運ちゃんも「ここは一通だよ」とジェスチャーしながら動かない。
その内DQN車で道を塞いだままDQNが降りて、タクシーの元へ。窓を叩きながら甲高い声で「窓開けろ!おりてこい」とハチャメチャに吠えまくる。「一方通行なのはわかってる そっちが引けばアリガトウで終わりの話だろうが」と自己中心の極み理論を叫びまくる。
失笑と白い目のギャラリー。
するとギャラリーの一人だった見た目普通めの兄ちゃんがまさかのDQN車に乗り込んだ。ドアの閉まる音で気付いたDQNも一瞬状況理解できずにいた。
兄ちゃんはまるで自分の車かのような顔でDQN車をバックさせて道を開けるだけに留まらず、クラクションを鳴らしながら交差点の先へと走り去っていった。
バックしてた時は「テメー勝手になにしてんだよ!」とキレてたDQNも、まさかそのまま走り去るとは思ってなかったようで慌てて「テメーフザケンナ!」と走り出して追いかけた。
「アハハー!あのヒトやるねー」と笑いと拍手のギャラリー。
何事もなかったように走り去るタクシーの運ちゃん・。
車は先で乗り捨てたんだろうか・・・DQNざまぁでスーッとはしたけど、住民の戦闘能力の高さにビビった。
○嫌な上司(以降A)を追い出した
私はお客の会社に常駐して機械の保全業務をしてるんだけど、Aは最悪な人だった。
此処に配属されたのは2年前、配属されてから暴言の嵐でした。馬鹿、基地外、頭狂っとるだろとか毎日言われてました。
Aは空調の効いた詰所で一日中いて、仕事もしなく、仕事に時間がかかると、遅い、下手くそなど言ってきます。
何とかそのAに復讐したいと思ってたら1年位たってから自分からボロを出しました。
私に横領の話を持ちかけて来ました。
普段仕事に業者を入れた振りをして、その業者から金を貰うことです。何年も前からしていたのですが、私が配属され秘密に出来ないと思ったのか誘ってきました。
チャンスだと思い、喋ってた事をボイスレコーダーに録音、それから何ヵ月間は言われた通りにして、金の受け渡し、証拠の金とかを用意しました。
今年に入ってから、部長と課長に全てを暴露、暴言や休みの日にAの都合の為に呼び出されたりとやられた事も全て話しました。
二人共人格者で、不正を嫌う人でしたので、直ぐに調査をしてくれました。
結果、横領は計百万以上行ってたり、会社経費で私用の物を買ったり、タイムカードを他の人に押させて仕事に来なかったりとやりたい放題でした。
Aは警察には言わないから、直ぐに辞表を出せって言われ退職。
その後Aはまだ仕事に就いて無いそうです。妻子持ち、家も建てたばっかで今後どうなるか解らないけど、ざまあ見やがれって思いました。
私には会社の上役からの謝罪がありました。
○余計なことを言う男
一日~食限定!と歌ってるうどん屋に昨日彼女といってきた。
俺もともと東北出身で関西にきて、関西のうどんの出汁に嵌った。だから彼女が美味しい出汁のうどん屋を探してくれてた。
人気店だけあって行列ができてた。店外には待ち人用の椅子もあって俺達が並んだ時は空いた席が一つ。
彼女は荷物持ちしてた俺に座らせた。
俺達の次は俺達と同年代が少し年上のカップルが並んでて、カップル男が、俺が彼女を立たせていることについて彼女とヒソヒソしてた。
順番来て店内へ。
席がなくて四人がけの席でさっきのカップルと相席。俺と彼女は奥まった方に座って彼女からは店員が見えるけど俺からは見えない位置。だから彼女に注文をしてくれとお願いして彼女は店員を呼ぼうとアピってたんだけど、奥まってたせいかスルーされた。
その間に、相席のカップルの男(店員のいる場所に一番近い席)が店員を呼んで注文、なぜか俺にドヤ顔。
俺の彼女は注文する際にネットで見つけた大盛り無料クーポンを見せた。
彼女「とりてんぶっかけうどんと、とりちくてんぶっかけうどん、クーポンで大盛にしてください」
店員「クーポンありがとうございます、大盛りお一つですね」
彼女「いいえ、2つとも」
店員「2つですか?どちらも大盛りですか?」
彼女「はい」
店員「えっと、どちらもからあげが大きくてボリュームありますが」
彼女「2つとも大盛りでお願いします」
店員「はい、すみません、解りました」
彼女は細くて小柄で見た目は食が細くみえるので店員が少し驚いてた。
カップル男は、「クーポンwww」「無料だからとりあえず大盛りとかいるよね」「残す行為は店に失礼だよね」とカップル女に話しかけてクスクスしてた。
うどんが届いて食べ始めた。
彼女「いただきます」
俺「はい、いただきます」
しっかり手を合わせて食べ始める。
カップル男が俺の箸の使い方を見て、「箸の持ち方下手な人は食べ方汚くなるんだよな、汁飛ぶしなー」と彼女に話しかけた。
俺は小さい頃に中指を切ったせいでうまく曲げられない。だから指をぴーんと伸ばして箸を持つ持ち方でしか箸が使えない。うどんは美味しかったが少し傷ついた。
俺達が食べているあいだに先に食べてた人たちがどんどん食べ終わってた
同じボリュームあるメニューを頼んだ女性は大盛りでなくても皆少しずつ残してた。
確かに唐揚げも手のひらサイズのものが3つ、うどんを半分隠すように乗っかってたし、男の俺でも十分すぎるボリュームだった。
先に食べ始めてた隣のカップル女も途中からペースダウンしてきつそうだった。でも男に「残す行為は失礼」だと言われたから雰囲気的に残せずに辛そうだった。
俺の彼女は大盛りうどんをぺろっと完食した。
彼女「ごちそうさまでした」
俺「はい、ごちそうさま」
彼女「俺くん足りた?」
俺「うん、ちょうど良かった」
彼女「後デザート食べたいから帰りにアイス食べたい」
俺「じゃあ31よってこうか」
彼女のアイスという言葉を聞いて、
カップル女「ごめん、甘いものイメージしたら胸焼けした、もう食べられない」
と小さくつぶやいた。
俺達が席をたつと、すぐにカップルも席をたった。
会計をしようとしたら「千円札が不足しております」と書いた紙が貼ってあった。
彼女「さっき使っちゃったから大きいのしかない」
うどん屋にくる前にスタバに寄って彼女が俺のぶんのコーヒーも買ってくれてた。多分それでなくなった。
俺「じゃあ払っとく」
カップル男「いるよね、こうやって男に払わせる女(ボソッ」
外にでたら、後からでてきたカップル男に、「だいたいよその店の話するのは食べてる店に失礼」と聞こえるように言われたので、店外だし同じことやりかえしてみた。
俺「周りの飯不味くなること言う失礼な人がいたなぁ」
彼女「まずかったの?」
俺「意味違うよw」
彼女「いただきますとごちそうさま言えない人の言うマナー気にしてたの?」
俺「店側への失礼気にしてた人が、いただきますとごちそうさまを言えないなんてことあるわけないじゃないか」
彼女「じゃあ本心では店のことなんてなんとも思ってなかったのかな」
うしろからカップル女の「余計なこというから」「ごはんくらい黙って食べて」という静かな怒りの声が聞こえてきた。
○融通のきかない詐欺師
ある日、ヤミ金ぽい男がドスの効いた声で電話をかけてきた。
男「おたくのダンナが借金払わないんで困ってんだけど?」
私「なんのことでしょう?心当たりがないんですけど。確認してお電話かけ直しますので、電話番号とお名前を教えて下さい」
男「かけなおさなくていいよ。ダンナいるんだろーが?あ?」
私「(ホントはいたけど)出かけてます。だいたい借金て?あなたいったい誰?名前も名乗れないわけ?」
相手は、脅かせば電話を代わるとでも思っていたらしく私が食い下がったのでちょっと戸惑っている様子。
男「いやぁ、俺はただの代理人。ダンナが金借りてる相手が事故って、すぐ金が要るんで代りに俺が電話してんだけど?」
いかにも胡散臭い話だったのでもう少し突っ込んでみたくなった。
私「ハァ?あなたの借金じゃないんですね?じゃその事故った本人って誰?」
男「・・・今は言えない」
私「あなた名前も解らない人の代理人って、通用すると思いますか?」
男「なんだと?じゃ言ってやるよ。本人の名前はなぁ・・・」←考えてる様子
私「名前は?」
男「・・・タナカ」声が小さくなってる
私「タナカ?で、下の名前は?」
男「・・・タロウ」さらに声が小さくなってる
私「(大きな声で)たなかたろう?たなかたろうさんですかぁ?プ」
田中太郎。ひねり無し?
しばし沈黙のあと、男は自分の融通のきかなさに気まずくなったみたいで「うるせぇー!テメェみてーなのは香港に売り飛ばしてやる!」ガチャと電話を切った。
あれっきりかかってこないんだけど、台本を書きなおしてリベンジしてくるんじゃないかとちょっと不安もある。
○ワンマン経営の会社の末路
以前、勤めていた会社で社長がどーしても私を気に入らない様子で何かと冷たくされてた。
社内で大きなミスがあった時などは私は全く違う事をしていたのに、連帯責任にされたり…今度は私がいない時同じ事があったが、その時はお咎め無し。
ワンマン経営の会社で社員は皆気に入られようとゴマスリばかりだった。私の粗を探して大げさに社長に報告して点稼ぎする奴まで居る始末。
いくら反論しても反論しただけ不利になる状況。
で、解雇するぞ!!と脅され、遂にはボーナス私だけ無しにされた。
じっと耐えて、その間に出来るだけ社外の人脈集めて2年後に一身上の都合
と言う理由で退職。
すぐさま、同業他社に移り勤めて3年で係長になった。
顧客を横取りするような事は一切しないで、私なりのやり方で新規顧客を開拓。丁寧な仕事をしていたお陰で今では勝手に元居た会社の顧客の方からこちらに依頼が来るようになった。
元の会社は今では資金繰りが苦しく傾きかけていると業界内では有名だ。
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