どん底から成功するための方法5選 成功者はプラシーボ効果が働きやすい!?

「ああ、今、俺は人生のどん底にいる」と思っている人いませんか?

いますよね。そして「ああ、今、俺は人生のどん底にいる」と思っている人はどん底から抜け出したいと思っているはずです。

多くのスポーツ選手のメンタル指導に携わってきた西田文郎さんの書かれた「どん底はツキの始まり」という本を読んでください。そうすればどん底から抜け出すことができる可能性がアップします。

「本を買いに行く気力がない」という人はこの記事のつづきを読んでください。この記事は「どん底はツキの始まり」という本の要約記事です。

なので、読めば少しはどん底から抜け出す可能性がアップすると思います。

どん底から成功するための方法

○不快の後には大きな喜びがあることを知る

人間の感情は「快」と「不快」の間を振り子のように揺れ動いています楽しいこと・嬉しいことがあれば「快」のほうに揺れ動きます。逆に悲しいこと・苦しいことがあれば「不快」のほうに揺れ動きます。

感情の振り子がずっとどちらかに偏り続けるということはありません。感情の振り子が「快」に揺れ動けば、その後、必ず「不快」のほうがへ揺れ動きます。感情の振り子が「不快」に揺れ動けば、その後、必ず「快」のほうがへ揺れ動きます。絶えず感情の振り子は揺れ動き続けているんです。

今「どん底だ!」と感じている人は感情の振り子が「不快」のほうへ大きく揺れ動いているだけなんです。

この「どん底だ!」と感じている時、実は、大きな「快」を感じるチャンスなんです。

例えば、ロールプレイングゲーム(ドラクエ・FFなど)で、苦労に苦労を重ねてラスボスを倒したとき、「超気持ちいい」というレベルの達成感を感じたことありませんか?ありますよね。

例えば、疲労困憊の状態で仕事から帰ってきて、好きな入浴剤のお風呂に入っているとき、「超気持ちいい」というレベルのリラックス感を感じたことありませんか?ありますよね。

なぜ、「超気持ちいい」というレベルの達成感とリラックス感を感じることができたのか?

それは感情の振り子が、どん底と感じる「不快」の位置から、一気に「快」の位置まで移動するからです。だから大きな達成感とリラックス感を感じることができたんです。

このように、大きな不快を感じている時は、大きな「快」を感じるチャンスなんです。だから「どん底だ!」と感じている時も、大きな「快」を感じるチャンスなんです。

「ピンチはチャンス」という言葉がありますが、その言葉は正しいんです。「不快」というピンチは、「快」という幸福を手にいれるチャンスなんです。

だからどん底で諦めるのは勿体ないんです。頑張ればとてつもない「快」を体験できるチャンスなのだから頑張ったほうがお得なんです。

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○肯定的錯覚を持つ

成功者になるために必要なものは何だと思いますか?

「運」「才能」「人脈」

どれも正解ですね。でもそれらと同じくらい必要なものがあります。

それは錯覚です。ただの錯覚ではありません。肯定的錯覚です。肯定的錯覚が成功者になるためには必要なのです。

例えば「金融危機だ」「大不況だ」とマスコミが騒ぐと、普通の人は「お先真っ暗だ」「自分もリストラされてしまうかもしれない」「家のローンが払えなくなるかもしれない」と否定的錯覚を抱いてしまいます。

成功者は違います。「これってビックチャンスなんじゃない?」「ピンチはチャンスというじゃないか。どんなチャンスに巡り会えるのか楽しみだ」と肯定的錯覚を抱きます。

皆さんは「プラセボ効果」という言葉をご存知でしょうか?

プラセボ効果とはプラシーボ効果の別称で、有効成分が含まれていない薬剤(偽薬、プラセボともいわれる)によって、症状の改善や副作用の出現が見られること。 偽薬効果ともいわれる。 プラセボ効果が起こる理由は明らかになっていないが、暗示や自然治癒力などが背景にあると考えられている。

アンサーズより引用

あるところにAさんがいました。Aさんは風邪を引いていました。医師はAさんに「偽薬」を渡しました。偽薬なので風邪を治す効果はありません。でもAさんはその薬が「本物であり、効果がある」と思っています。そんなAさんが偽薬を使いました。その結果、Aさんの風邪は治りました。

効果がない薬を使ったのに、症状が改善されてしまう・・・この現象をプラセボ効果というんです。

なぜ、偽薬を使ったのに、Aさんは風邪が治ってしまったのか?

思い込み(錯覚)の力のおかげです。この薬は「本物だ、効果がある」という強い思い込み(錯覚)があったから偽薬を使ったのに、風邪が治ってしまったのです。

このように人の思い込み(錯覚)はすごい力を発揮するときがあるんです。

成功者はこの思い込み(錯覚)の力を有効利用しているんです。「これってビックチャンスなんじゃない?」「ピンチはチャンスというじゃないか。どんなチャンスに巡り会えるのか楽しみだ」と感じで思い込み(錯覚)の力を有効利用しているんです。有効利用しているからプラシーボ効果が働きやすいんです。

だから成功者は成功できる可能性が高いんです。

○反省ではなく、行動する

自分がどん底にいると感じているときにやってはいけないことがあります。

それは反省することです。

どん底にいると感じているとき、人の心は非常に脆弱になっています。豆腐のように脆弱になっています。布の服しか装備していないくらい脆弱になっています。

そんな状態で反省なんてすれば、確実に大きなダメージを受けます。「自分は生きてる価値ない」と思うくらいの大きなダメージを受けます。

なぜ大きなダメージを受けるのか?

どん底にいると感じているとき、人はネガティブなことを考えやすくなっているからです。さらに思考力が低下しているからです。

ネガティブなことを考えやすくなっているから「自分はダメだ」「なぜあんな愚かな行動をしてしまったんだ」「俺はバカか」「俺はダメ人間だ」「情けない」と考えてしまいます。

さらに思考力が低下しているから同じことをぐるぐると考えてしまいます。失敗したことを何度もぐるぐると考えて、考えるたびに「自分はダメだ」「なぜあんな愚かな行動をしてしまったんだ」「俺はバカか」「俺はダメ人間だ」「情けない」と思って、思うたびにダメージを受けます。

そんなダメージが蓄積したらどうなるか?大ダメージになりますよね。

どん底にいると感じている人は「ネガティブなことを考えやすくなっている」+「思考力が低下している」+「心が脆弱になっている」からダメージが蓄積しやすく、その結果、大ダメージになりやすいんです。

だからどん底にいると感じているときは反省してはいけないんです。「自分は生きてる価値ない」と思うくらいの大きなダメージを受ける可能性が非常に高いから反省してはいけないんです。

どん底にいるときは、反省するのではなく、とにかく行動してください

試合で結果を残せなかった時に、黙々とバッティング練習を続ける野球選手っていますよね。

試合で負けた時に、黙々とサンドバックを殴り続けるボクサーっていますよね。

彼らのように反省するのではなく、行動してください。行動し続けていれば、反省せずにすみます。疲れて眠りやすくなれます。眠ることができれば、脳が元気になって、良いアイデアが浮かびやすくなります。

このように行動し続けているほうがどん底から抜け出せる可能性が高くなるんです。

だからどん底にいると感じているときは行動してください。

○夢目標を持つ

どん底にいても、諦めずに頑張り続けたいなら、夢目標を持ってください。

夢目標とは「お金を貯めて田舎に一軒家を買う!」「男を磨いて将来彼女にプロポーズする!」「田舎に畑を購入して農業を始める」という目標のことです。「この目標が叶ったら幸せになれる」と思っている目標のことです。その目標を思い浮かべるだけでワクワクできる目標のことです。

そんな夢目標があれば、どん底にいても希望を失わずにすむし、頑張り続けることができます。

夢目標は灯台ようなものです。たとえあなたが暗い海を漂流しているような絶望的な状況に陥ったとしても、夢目標という灯台を心の中に持っていれば、その灯台の光に向かって進んでいけば救われると思うことができます。あの光に向かって進み続ければ幸せになれると思うことができます。

だから夢目標を持ってください。絶望的な状況でも諦めないために。

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○夢友を持つ

トヨタグループの開祖である豊田佐吉は、小学校を卒業した後、父について大工の修業を始めました。ですが18歳のころ、「教育も金もない自分は、発明で社会に役立とう」と決心し、手近な手機織機の改良を始めました。

豊田佐吉は、手機織機の改良し、動力で動かそうとしました。手機織機を動力で動かすのは当時の技術では不可能という意見が多数派でした。そのため佐吉は周囲の人達からは笑われました。それでも改良を続ける佐吉に対して、周りの人達は「佐吉は頭が狂っている」と噂しました。

佐吉の奥さんもそんな佐吉と一緒にいることに耐えきれなくなって、佐吉の前から逃げ出してしまいました。

でも佐吉は諦めませんでした。大多数の人達が佐吉をバカにする中、彼の夢を信じて支え続けてくれた人がいたんだんです。佐吉の母親と後妻の浅子。この2人がいてくれたおかげで佐吉は諦めずに改良を続けることができたんです。その結果、日本初の動力織機の開発に成功することができたんです。

佐吉の母親と後妻の浅子がいてくれたから、佐吉は夢を実現することができたんです。

人は夢を応援してくれる人が一人でもいてくれれば、その他大勢に何を言われたとしても頑張り続けることができるんです。頑張り続けて成功を掴むことだって可能なんです。

だから自分の夢を応援してくれる夢友を持ちましょう。自分の夢の話を聞いてくれる夢友、自分の夢を応援してくれる夢友、自分と同じ夢を持っている夢友を持ちましょう。

そうすればどん底に落ちても、諦めずに生きていけます。

まとめ

○どん底から成功するための方法
・不快の後には大きな喜びがあることを知る
・肯定的錯覚を持つ
・反省ではなく行動する
・夢目標を持つ
・夢友を持つ

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