ドン引きする話2選「規格外のバカって凄い」「男の止められない好意(?)も軽やかに清める聖女」

・規格外のバカって凄い
・男の止められない好意(?)も軽やかに清める聖女

以上、2つの話を紹介します。

ドン引きする話2選

○規格外のバカって凄い

中学2年の時、創価学会信者の家庭の娘Aにいじめられた。

私が浄土真宗の寺の娘で宗教的に対立したことがきっかけ。

Aはすれ違うと「ぎゃー!最悪!私子だ」とみんなでお経を唱える、私の写真に釘を打つ。

更に各クラスにも私の顔とAV女優の体を雑にコラージュして「1回500円」「自殺します。その前に買って♡」「私子の自殺方法募集します!」などと書き込まれ、各クラスに毎週張り出される。

休み時間には私を自殺に追い込む会議を大声で開催する。

そんなことが一ヶ月続いた。コラージュは流石に恥ずかしくなって私が剥がしに行ったり、他クラスの生徒たちがこっそり取り払ってくれたり「こんなことするあんたがキモいんだけど」と追い払ったりしてくれたおかげで、各クラスの担任はまるで気づかなかった様子。

私は孤立はせず、むしろそんなことをするAとその取り巻きへの非難の声が増えていった。

だから私も放置していた。

ところがとうとう友達の親経由で、いじめ内容と他クラスの担任もいじめを認識してスルーしてることが私の母の耳に入り、「なんで言わないのっ!!」と怒られ、私親子とAとその取り巻き各親子、各クラス担任、校長先生のどえらい話し合いの場が設けられた。

母の怒りに圧倒され、みんな泣きながら謝罪したものの、校長先生から「2週間の自宅謹慎と全科目の課題(サボったら更に謹慎追加)」を言い渡され、「私子ちゃん、反省してるから…許してくれるよね?」というAは「
私子さんに言っていいのはごめんなさい、だけです。許しを強要するうちは反省したうちに入りませんよ」とお説教されていた。

学年主任もしている担任はというと、最後耐えかねたのか、「気づかなくて本当に申し訳なかった。本当に今、自分がとても恥ずかしい」と男泣き。

気づかなかった先生たちも悪くもないのに「こんなになるまで気づかなくて本当に申し訳ない」と母に謝っていた。

と今思うと先生達が凄くまともだった。

中学は義務教育なのに謹慎させるの!?とびっくりしたが、当時はいじめ自殺が連鎖して、当時やってたスマスマでいじめ特集まで組まれ、大臣が「しなないで、みんながたすけてくれる」などと手紙を全国の中高生に配布したりして暗い雰囲気だった。

そんな背景から、私学だったこともありいじめに対してかなり敏感だったみたい。

結果いじめは収まり、普通の生活が戻ってきた。Aとその取り巻きは謹慎を終え戻った時には学年中にその話題が広まって、色んな意味で有名になった。

私含めクラスメート達は「戻ってきてもいじめはしない」と誓い、いじめなどせず、話しかけられれば返事していたし、球技大会で優勝すればハイタッチもした。

さらなる問題はその一年後、生徒会選挙の時に起きた。

なんとA、生徒会長に立候補したw

流石にクラスみんなびっくり。

当時通ってた学校の代々の生徒会長は、当然ながら品行方正で人望のある人が選ばれてきた。

Aがなれるはずがない。

そして選挙当日、体育館にひしめき合う全学年全生徒の前でのスピーチで、

「私は、○組の私子さんにいじめをしていました。私子さんは今では友達だけど、あの時は、本当にごめんなさい。反省しています。そのことで私と、応援役のCさんはじめ数人が謹慎になったことは、皆さん知っていると思います。私は、学校から言い渡されたとても辛い謹慎期間を乗り越えましたが、とても孤独でした。今後、一人で寂しい思いをしている子たちが楽しめる学校づくりを目指します!」

更に応援スピーチがあるのだが、Aの取り巻きが

「Aさんは、謹慎を言い渡された私達が落ち込むと「絶対に学校に戻ろう」ととても励ましてくれました。みんなを引っ張っていけるリーダーシップのある人です!是非Aさんに投票をお願いいたします!」

みんな( ゚д゚)こんな顔で拍手すら起きなかった。

別に私はAと友達ではないが、やり返してこなかった=友達だと思ってくれてる!に変換されたっぽい。

そして結果は、残酷にも誰に何票入ったか公表されるのが通例。

思った通り、Aは5票、対抗した品行方正な生徒達にはそれぞれ数十票以上もの票が入っていた。

5票は取り巻きの数と一致する。

Aは「なんで!?なんでええええ!?なんでみんな入れてくれなかったの!?私子ちゃんもなんで!?みんな仲間でしょ」と泣き叫んでいて、クラスメートに「あのねえ…」と呆れられていた。

神経わからないし、規格外のバカって凄い。

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○男の止められない好意(?)も軽やかに清める聖女

うちの近所でそれは可愛いいお嬢さんがいた。

目はクリっと鈴のよう。肌は白くて丸顔の頬はピンク。

引くて数多のモテモテちゃんと思いきや、色恋沙汰に全く興味のないお嬢さんだった。

たまたまうちの義母がお茶の先生をやっていて、そこの通って来てたので顔見知り。

その可愛さから毎回お稽古終わりには義母宅玄関脇にチラホラ男子が待ち伏せ。

でもそれにはとんと気付かず帰っていく可愛子ちゃん。

報われないわね〜と笑って見てたけど、いつぞや待ち伏せ男子が1グループ2〜3人で徒党を組んで可愛子ちゃんを良くない事に巻き込む計画をした。

帰り道5時を過ぎた夕暮れ、寄り道したコンビニ、夜7時半額セールスーパー。

そこここに出没したらしいが、その度に「〇〇君!お買い物?」「△△くーん!何してんのー?」と声を掛けられ、待ち伏せ男子は居た堪れ無く逃走。

結局何事もなく一揆は沈静化した。

その後数年、当時「片想い中学生」だった男性が私が働くスーパーにバイトで入って来て、永遠の女神の話をしてくれた。それが当の可愛子ちゃん。

片想いだったのね〜と思って聞いてみたら、「男の止められない好意(?)も軽やかに清める聖女だ」って。

「止められない好意」って・・・あわよくばのレ〇プ計画では・・?それを「聖女が清めた」で片付ける?と驚愕。

当時の状況と思わず聞いた証言を総合してプチオカルトを味わった。本当に本当に何もなくてよかったな・・。

お嬢さんは高校卒業後、地元を離れ進学し就職、結婚して幸せに生きてます。

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