ドン引きする話3選「新卒を見るとあのときの自分を思い出す」「何食べても文句を言う男。文句を言う理由に愕然」「奥さんが夕食を作っていておつまみをなかなか作れない」
・新卒を見るとあのときの自分を思い出す
・何食べても文句を言う男。文句を言う理由に愕然
・奥さんが夕食を作っていておつまみをなかなか作れない
以上、3つの話を紹介します。
ドン引きする話3選
○新卒を見るとあのときの自分を思い出す
業種は伏せるけど、私は商品仕入担当が仕入れてきたものを販売する仕事で、数年前の新卒時代の自分の神経がわからなかった話。
全てが100点満点の売り物とは限らず、売るのに苦労する案件も沢山ある。
仲の良かった同期が仕入部署に配属され、苦節数カ月で大量に仕入ることに成功。
それを飲み会のとき聞いたんだけど、絶対に売るのに苦労する案件だった。
「私あんたの仕入てきたやつ絶対に担当したくない!やりたくなーいw」
「仕入れるならもっといいの仕入れてよー」
みたいなことを爆笑しながら言った。
その時同期も笑いながら「あはは、ごめんごめん。でも頼むよ」と言ってお終いだった。
後日上司に呼び出され、「お前なんて失礼なことを言ったんだよ!仕入れてくれる人がいないと販売も食ってけ無いんだぞ!?」とすごく叱られた。
同期の上司からも「そんなこと言うなら担当しなくて良いよ」とあしらわれた。
そこで謝ればよかったんだけど、後日ムキになって同期に「例の案件、担当しなくて良いってさ!良かったー、絶対に売れないから会議もんでしょ?(売り切れないと会議にかけられ、担当の評価も落ちる)」と更に食って掛かった。
同期は「ベテランの人がやってくれるって。私もできることあったら頑張るね。絶対売り切る」と言っていた。
そのやり取りを見ていた同期の先輩達から
「あいつ、中々成績上がらなくてかなり病んでてようやく手に入れた案件なんだ。お前にはどれだけ病むかわからないと思う」
「何も食べられないし寝られなくてヤバいと言ってた。それでやっと手にした案件をあんなふうに言われたら悲しいと思わない?」
「お前にもいつかその気持ちがわかる日が来る。その時謝れ。今謝っても意味がない。お前は新人だから、わからなくていったと思う。だけどいつかわかってほしい。若手同士仲良くやろうぜ!」
「俺らの上司があのことで未だキレてて、その話になると空気がほんとやばいんだよ」
とこんこんと説得された。
それでようやく自分が同期を追い詰めたとわかり、ひたすら謝った。
同期は良いよいいよ、気にしてないよ。とあっさりした感じ。
同期は相変わらずブチ切れモードの同期上司に口添えをしてくれて、私と同期、あとそれぞれの上司の四人で話す機会を作ってくれた。
まず私から無礼を謝罪し、私の上司からも指導不足だったと謝罪。
同期は自分の苦労をわかってくれたなら良い、忌憚ない意見がほしいと言ってくれ、同期の上司は
「売れる売れないではなくて、本人の前で馬鹿にすることが間違いだと伝えたかった。自分の言葉を省みて悪いと気が付いたならそれで良い。新卒の同期って長い付き合いになるもんだから、あんな発言でグチャグチャになるのは良くないし」
と大人の対応をとってくれた。
私の上司からは「俺一人でやるつもりだったけどお前にもやらせる。すごく勉強になるし、一人には絶対しないから、どうやったら売れるか二人で考えよう」と言われて、上司と私の二人でやることになった。
予想より早く売れて、同期は大喜びしていた。
そんなことがあったにも関わらず、数年経った今も相変わらず休みの日は一緒に遊ぶし、資格の勉強も二人で意見交換しながら進めたり仲良くしてくれる。
今思うと本当におぞましい発言をしてしまったし、新卒を見るとあのときの自分を思い出す。
○何食べても文句を言う男。文句を言う理由に愕然
コロナが流行る前、友達の紹介である男性と食事に行った。
安くてボリューム有るので地元では有名なカフェでランチだったけど、何食べても「臭い」「まずい」と言う。
私は充分美味しかったけど口に合わないのかな?とその時は流した。
二度目の食事は全国チェーン店で大衆向けの味。でもやっぱり「まずい」「少ない」と文句ばかり。
おまけにやたらシェアしようと言う。
親しい友達や彼氏とならいいけど、二回しか会ったことない男性と口つけたものをシェアするのは…だったからやんわり断った。
その日帰宅したら胃が痛くなって、夜はうどんを少し食べただけなのにすごいほっとして「あー、何でもまずいって言う人と食事するのはストレスなんだな」ってしみじみした。
なので友達を介して三度目に会うのはお断りした。
最近その友達とリモート飲み会をして、「あの時はごめんね。変な人紹介しちゃったね」と謝られた。
「今だから言うけど」と友達が話したのが以下。
何でも「まずい」と言えば「じゃあもっと美味しいもの食べさせてあげる!」と私が言い、アパートに招待して手料理をふるまう…というシナリオが彼の脳内で出来てたらしい。
で「料理できない女なんてこっちからお断りだ」とたいそうお怒りだったそうだ。
いや普通に料理できますけど、なんでその流れでアパートに招待しなくちゃならないの。
友達は「あ、ヤバイ人や」と思って「そうだねごめんね、私ごときじゃあなた様に紹介なんて無理ですわ~」と持ちあげて難を逃れたらしい。
仕事関係の人だから怒らせたくなかったのもあるけど、何より刺激したくなかったって。
コロナで外食しづらい世の中になったけど、彼を招待して手料理をふるまう女性は現れただろうか。
○奥さんが夕食を作っていておつまみをなかなか作れない
バイト先の社員のAさん(30代)には奥さんと小学生の息子と娘が一人ずついる。
Aさんがある日、「うちの妻は夕方に長時間キッチンを占拠するから困ったもんだよ。」と言った。
俺は「夕方にキッチンを占拠するってどういうことだ?」「夕食を作らずに趣味のお菓子でも作っているのか?」と思ってそれとなく聞いたところ、
Aさんは毎晩、晩酌をしていて晩酌のおつまみ(砂肝と野菜を炒めたものやモツ煮込み、一人鍋、アヒージョなど)を作りたいのに奥さんが夕食を作っていておつまみをなかなか作れないらしい。
「もっと夕食を早く作れ」「料理人はお腹すかせた客を待たせたらダメだ(店長も奥さんも料理人ではない)」などと叱っているが奥さんの手際が悪くて晩酌用のおつまみを作る頃には8時過ぎになるらしい。
(奥さんも働いているので夕食を作り始める時間が遅い)
Aさんが夕食を作ったらというパートさんからの指摘に対しては「俺は夕食に作るような料理を作るのは好きじゃない」「俺のおつまみの取り分が減る」と言っていた。
さらに洗い物も全くしない模様。
Aさんがたまに奥さんより先に帰ってきて晩酌用のおつまみを作ると奥さんが不機嫌になって俺の夕食を用意せずに子供と自分の分だけ惣菜やテイクアウトのご飯を買ってくる、子供たちは男である息子さえ妻の味方で俺はいじめられていると悪口は止まらなかった。
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