ドン引きする話５選「漏らしそうになった話」「食べ物でギスギスする家庭は嫌だなと思った話」「中途で入社してきた中々見ない逸材の男性」など

・漏らしそうになった話
・立ちふさがるジジイ
・別れて正解だったのかも
・食べ物でギスギスする家庭は嫌だなと思った話
・中途で入社してきた中々見ない逸材の男性

以上、５つの話を紹介します。

ドン引きする話５選

○漏らしそうになった話

あるクソ暑い金曜日の深夜、俺はベロベロに酔っぱらって帰宅した。

本当に眠くて眠くて、マンションのエレベーターで住人と会ったんだけど、その人が俺が住んでいる階のひとつ下の階で降りたときに、間違えて一緒におりてしまった。

で、俺の部屋だと思って(俺の部屋が504だとしたら、間違って404に行ってしまった)ドアに鍵を差し込んでも回らない。

めっちゃ焦って眠気は覚めたけど、酔ってるから部屋が間違ってることには気付かなくてしばらくガチャガチャ鍵穴と格闘してた。

ふと横を見ると、渡り廊下に面している窓が空いてることに気づいた。

暑い日が続いてて、俺も窓を開けて寝てる日もあったから、てっきり開けっぱなしで仕事に行ってしまったんだと思って、そこから部屋の中に侵入しようとした。

運悪く、カーテンの色も俺の部屋と同じだった。

網戸を開けてカーテンも開けて、部屋の中に上半身つっこんだところでキャァァァァと女の人の悲鳴が聞こえた。

と、ほぼ同時に俺に鉄拳が飛んできて、俺は渡り廊下に吹っ飛ぶ。頭打ってしばらく意識もうろうとしてるが、この時点で俺はまだ間違いに気がついていないため、何がなんだかわからず。

意識飛びそうになってると、部屋の中から旦那さん登場。外国人だった。なんかめっちゃ怒鳴ってる。超ビビった。漏らしそうになった。てかちょっと漏らした。

騒ぎを聞いて、同じ階の住人が何人か出てきた。

ここでやっと俺は間違いに気づく。俺は他人の家のドアの鍵をこじ開けようとし、窓から侵入しようとし、当然ながら不審者と思った奥さんが叫び、旦那さんのパンチをくらい渡り廊下に投げ出され、そのせいで上半身裸でムキムキの白人(旦那さん)に詰られている。

奥さんが通報したようですぐに警察が来た。

120％俺が悪いので、奥さんにも旦那さんにも警察にも平謝り。申し訳ないが寝ている嫁を鬼電して起こして出て来てもらって、嫁とも一緒に平謝り。

とりあえず連絡先を教えて、奥さんも怒ってはいるものの、今日はもう遅いので、と言って帰してくれた。

帰ってから嫁にもう一発殴られたが文句は言えない俺。酔いはすっかり覚めてた。

次の日(土曜日)の夕方。

嫁に言われた。夜ご飯に山田さんが来るから、今日は出かけないで家にいてね、と。山田さんとはどうやら下に住んでいるご夫婦のことらしい。

実は俺は単身赴任から戻ってきたばかりで知らなかったんだが、嫁と下の奥さんは結構仲良くしていたらしかった。

それで、前日に教えた俺の連絡先ではなく、嫁の方に連絡が行って、うちで夕食をとることになった。俺は旦那さんと嫁に殴られて顎が痛かったので食事どころじゃなかったが、もちろん同席。

白人旦那もいた。俺また漏らしそうになるが今度は我慢できた。

○立ちふさがるジジイ

今日の会社帰りでのこと。

エレベータに乗ろうとしたら、先に乗ってたジジイが入り口の前に立ちふさがって入れてくれない。

まだスペース的に十分余裕があったんで(ちなみに乗ってる間にざっと調べたら11人乗りエレベータで先に乗ってたの子供2人とジジイ含め7人)、ジジイ押し込んで乗ったんだよ。

ちなみにジジイはエレベータの外向いてて(だからジジイが退かないのはワザと)、俺はそのまま乗り込んで押し込んだんでジジイと向かい合う向き。

ジジイの左右の後ろにはそれぞれ人一人くらい立てる隙間があるのにどいてくれないんで、俺も反転できないし、結果として俺の胸元のかなり近いところにジジイの顔が来る感じになってた。

で、地上(地下鉄駅のエレベータなんで地下と地上しかない)についたんで、他の人のじゃまにならんように反転してさっと降りてスタスタ進んだんだけど。

直後に、ちょうどジジイの居たあたりから「くせぇ！」みたいな声。

きっと逆ギレして俺のこと貶したつもりだったんだろうけど……

そりゃ今日一日仕事行って帰ってきたんだから汗臭いだろうけど(もちろん非常識な汚れ具合ではない)、そんな俺に立ちはだかって胸元に顔寄せたのは自分だろうに。

自業自得じゃんと思いつつ、最初からの予定通りその足で銭湯向かってひとっ風呂浴びて、また電車乗って帰宅。

身も心もスッキリしてきたよ。

ちなみにジジイと書いてるが、別に背が曲がった仙人みたいな爺さんじゃなく、歳は食ってるけど背もまっすぐで、見たとこ若作り(俺の見間違いじゃなければアロハっぽいシャツ着てたような？)のジジイなので念の為。

さすがにヨボヨボな爺さんだったら俺もエレベータに乗るの諦めたわい

○別れて正解だったのかも

若い頃は不思議ちゃんでそれが個性で人気あったけど、年取るにつれて明らかに言動がおかしくなってきてそういう病気だったって人、多い気がする

俺の元カノがそれ

もともと、天然で可愛かったが別れて１０年後に再開したら、ちょっとおかしいオバさんになってた

２０年後に久しぶりにメールやり取りしたけど、完全に頭おかしい。両親も姉も見放した模様。

別れて正解だったのかも。

別れが原因でそうなったとしたら、ちょっと罪悪感

○食べ物でギスギスする家庭は嫌だなと思った話

妻は間食をほぼしないし、菓子類も滅多に口にしない。家族が多く食べざかり息子が三人もいるので、全部息子たちに回すんだよね。

職場で差し入れをもらっても全部持って帰ってきて家族にくれるし、出張先からお土産買ってきてくれるときも妻は自分は一切食べない。

妻が間食するときはホントに好きなものを食べるときだけ。

この前会社の人らと一日○個限定のレアな菓子を買いに行ったら、幸い５個入りが買えた。

前に職場に差し入れてもらって食べたときめっちゃおいしかったし、妻の好きなクルミが入ってるので、妻も食べてくれると思って持って帰った。

１個食べて美味しかったのか、妻の顔がぱっと華やいだ。だから「俺の分も食べなよ」とあげると、子どもたちも「母さんが好きならあげる」と皆差し出し、結局妻は息子たちとそれぞれの味を半分こして食べてた。

俺にも半分渡そうとしてきたが、好きなら全部お食べと言ったら嬉しそうだった。

その菓子のことで同僚から「どの味が美味しかった？買うときの参考にしたい」と聞かれたので、妻にあげた。妻が全部味見してるから聞いてみるよ。と話したら「食いつくしじゃん、意地汚」と咎められた。

誰かからもらった土産を俺が食べずに全部妻にあげたとかなら文句言われるのもわかるけど、俺が自分で買ったものを妻にあげて何の問題があるんだか。

「女って甘いものとなると目の色変わるよな」「甘いものに限り食いつくし妖怪になるよな」「そうそう人のこと考えずに食い尽くす」「子供に隠れてまで食べてるし」

とか何人かで自分の妻（彼女）の愚痴を垂れ流してたわ。

うちの妻は普段菓子食べなさすぎて、子供たちでさえ妻が珍しく口にする菓子は自分の分を妻にあげるくらいだぞ。

反抗期の息子でさえたまに遠くの洋菓子店にしか売ってない妻の好きなアイス買ってきてくれるというのに。

食べ物でギスギスする家庭は嫌だな。

○中途で入社してきた中々見ない逸材の男性

この間中途で入社してきた男性が中々見ない逸材。

30代後半の男性なんだけど、まず自分より若い男性をいきなり下の名前で呼び捨て。

外回りから帰ってきて、汗ふきシートを出し、新卒の女の子の目の前でベルトを弛め、パンツのボタンやチャックを下ろして下半身まで拭き始める。

上司が飛んでいって注意したけど、なんで注意されてるのか分かってない。納得できてない感じだった。

更に、片付けで重いものを運ぶ時にスーツの上着を脱ぐ、ネクタイを取るのまでは分かるけど、上半身裸になっていた。

佐川急便のお兄さんがぽかんとしてた。

更には新卒の女の子が普段使ってるクッションを勝手に昼寝用に使った。

女の子が帰ってきた時には、自分が使ってるクッションにオッサンが顔を埋めて寝息を立ててるわけで、キモいことこの上ないだろう。

私がソイツに話を詳しく聞いてみたところ、前は男だらけの仕事場で、そういうことは普通だったらしいが、それは普通ではないし不快だと伝えたけれど、｢女の子なんだからさ、男に口答えは可愛くないよ？」と笑って終わり。

正社員面談終わった途端に態度が変わったので確信犯だったんだと思われる。