スカッとする話3選「ウザ男がいなくなって、同級生・後輩みんなで万歳三唱」「私の株を爆上げしてくれた母の賢い仕返し」「従兄(32)より女子高生の方が価値あるし有益」

・ウザ男がいなくなって、同級生・後輩みんなで万歳三唱
・私の株を爆上げしてくれた母の賢い仕返し
・従兄(32)より女子高生の方が価値あるし有益

以上、3つの話を紹介します。

スカッとする話3選

○ウザ男がいなくなって、同級生・後輩みんなで万歳三唱

中一の頃入部した文化部で唯一の男子だった先輩に執拗にウザ絡みされたので、ムカついて言い返したらイミフな台詞吐いて逃げた

私が通っていたのは中高の校舎が同じな一貫校だったので部活では3、4歳離れた先輩もザラ

入部当時かなりの零細部活だった事もあり高校生の中に中一がぽつんと入る状況だった。

ありがたいことに「久しぶりの新入部員!」と殆どの先輩方に目を掛けていただけた

その部は女子ばかりだったのだが唯一の男子部員(高二)が副部長であり、女子の下級生たちにしこたま嫌われていた

その男子部員(以下ウザ男とする)も初めは優しくしてくれたのだが、いつの間にか変な言動が多くなってきた

以下脳内メモリより抜粋した言動

・「俺様は選ばれし副部長様〜命令は絶対〜副部長様の威厳を〜」と部活ごとに シ ラ フ で 語る(なお仕事は部長に押し付ける模様)

・休日だろうと深夜一時過ぎだろうとメールを一時間以内に返さないとブチ切れ、「お前は年上様への礼儀がなっていない叩き直す」とお説教

・「何だ俺の顔じっと見て?もしかしてお前俺と◯ってるの想像してんのか?そういうお年頃ry

・暫くたち見学者が来るようになると自分の出自(どうやら何処かの戦国大名らしい)について黒板を使い何時間も掛け見学者相手に自慢しだす

・唐突に「俺はお前を資料室に引きずり込み××する妄想だけでエロ同人3冊ry」と言い出し怒ると「あいつは俺様の小粋な下ネタジョークを間に受けたスケベ」と触れ回る

当時の私は気弱そうなチビで度胸もない世間知らずだったため「先輩とはそういうもの、我慢するしかない」と思っていた、なぜか生理が止まった

ウザ男に絡まれた事のある先輩方は増長していくウザ男に耐えきれず部から逃げ出していった

ちょうどそのとき私と同学年の新入部員が入部→彼女の友達が数人入部、活動規模大きくなる→進級、後輩がたくさん入部〜という流れで急に中学生が増えた

これによってウザ男の機嫌が良くなり、例によって真夜中

「かわいい後輩たちwith俺様で部活のオフ会を開催したい〜お前幹事な」

「俺様とカラオケ二人で行かないか?お前はジャイ◯ン並の音痴だそうだが俺様に掛かれば天使の歌声に〜なんだ?二人きりが嫌なのか?仕方がない後輩にお前の下手くそな歌声を聴かせて公開羞恥プレイを」

のような今見返すと嘔吐しかねないメールが引っ切り無しに

流石に親が気付き、半泣きで訳を話すと三日三晩知恵を絞り、父親名義でウザ男にこれ以上娘に手を出したらタダじゃおかねぇという内容の脅しメールを送信、権力に弱いウザ男非常に大人しくなる

そして部長、ウザ男の学年が部活卒業しなければならない時期になったが、ウザ男のみ「俺様が居なくなるとお前ら木偶共が心配だ、面倒を見てやるありがたく思え」と下級生に触れ回り部に居座る

あるとき新入部員が知り合いだったらしく部活に来るなりウザ男「とうとうお前も俺様の支配下か、従順な態度なら悪いようにはしない」などど絡む

が全員無反応(後で知ったが私の次に入部した子は本当にカラオケに連れて行かれ傍目に聞いていると普通に上手いような歌を散々貶されたらしい)

するといきなり私に詰め寄り「お前はあの女の部長にはホイホイついていくのに副部長様の命令に従わないのはくぁwせdrftgyふじこp」と顔真っ赤で喚くウザ男

頭にきたのでこちらも顔真っ赤でブチ切れ「お前の言うこと聞くぐらいなら死んでやる!だいたいお前はもう部活卒業だろ。私に追い出されなくても出でけボケ!」と基地外で返す

すると急に静かになり言うことには

「俺の威厳はもうどこにも無いようだ…次の部長と副部長はお前らが勝手に決めろ…もう二度と戻ってこないぞここには…お前のせいだからな?!おいなんで何も言わないんだよ。本当に出てくぞ公開しても知らんぞ俺様が(段々焦り気味になり徐々にフェードアウト、ほぼ原文ママ)」

同級生、後輩みんなで万歳三唱。

後から共通の先輩から話を聞くとウザ男の家は家長様が絶対、学年違うなら神とドレイが家訓の体育会系変な方向に拗らせてる感じで毎日親にボコボコにされてたらしい

そのノリと鬱憤を何故か文化部に持ち込んでいたそうな

またその後何故かは分からないがウザ男は不登校→保健室登校を経て再起不能に

「私子のせいで他人と関わる自信が無くなった、あいつは悪魔」と卒業後も触れ回ったらしいが自信など無くてよろし

その後学園祭のブースで私がいない時を見計らいあれだけ「もう来ない後悔してもry」と喚いたのにも関わらず来襲、部長が誰か聞いたらしい

しかしウザ男のありがたいご命令()に従いまして僭越ながら勝手に当時無駄に在籍期間が長かった私が部長に…

その時のアホ面が見たかったのが一番の心残りかな

長くなってスマソ

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○私の株を爆上げしてくれた母の賢い仕返し

母親がやったことだけど。叩かれるかも…というところがあるかもしれません。

ドがつく田舎の小学校に通っていた時に、些細な理由でいじめられてた。

一年生の頃から「チャックの筆入れを使ってるから」など本当にしょうもない事でターゲットにされ、女の子グループで固まって、無視や陰口、たまに上履きの中に画鋲を入れられたりした。

暴力がないだけましだったのかもしれないけど、人数の少ない学校だったからかなりつらかった。

親や先生に相談して、形だけの話し合いの場が持たれたことは何度もあったが、喉元すぎれば…ですぐに再発。しかも内容がさらに陰湿になる。どうしたって無駄だと悟った。

四年生になった頃、とにかく同じ中学に行きたくなくて、他の市の中学に行くために受験勉強を始めた。

地元から離れた塾に通いだし、勉強で忙しくなると、学校でのいじめがあまり気にならなくなってきて、何をされてもスルーし、男の子と遊ぶようになった。(男子は女子の事には関せずの立場だった)

私が好き勝手するようになると、いじめられたくなくてグループに属してた気の弱い女の子たちが一人、また一人と徐々に私と男の子のグループに混ざってくるように。

いじめられた事を許したわけではなかったけど、いじめっ子側に回るのは嫌だったので一緒に遊んだ。

気が付けばほとんどの女の子は私や男の子たちと遊ぶようになっており、ボスとその取り巻きたちはポツン。

ボスたちをいじめ返そうと私を煽る子もいたけど、私のやる気がないことを悟ると何も言ってこなくなった。

一方の受験勉強の方は、見返してやる!という意気込みが功を奏したのか、思いのほか学力が伸びて県内で一、二を争うくらいの国立中学校に合格することができた。(これにはいじめっ子たちに感謝している)

いじめもなくなったし、良い中学に進学できるし、友人もたくさんいるしで、私の中でいじめの件はもう片が付いたことというか、過去の事という扱いになっていたのだけど

ずっと娘がいじめられている様を見ていることしかできなかった母は、一矢を報いたかったんだと思う。

受験勉強が大変だった私の代わりに、卒業文集に載せる作文を母が代筆してくれたんだけど

その内容が「いじめっ子に屈することなく、いじめられていた私と一緒にいてくれた友人たちに感謝しています」というもの。

事実をかなりドラマチックかつ感動的にアレンジし、さらにいじめっ子を糾弾するようなことは一切書かなかったため、書いた(と思われている)私や、友人たちは非の打ち所のないとても良い子に見えるという仕様になっていた。

この作文は、同級生のお母さんたちだけでなく、中学で一緒になる他校の生徒の親たちの間でも「感動する作文だ」と話題になったらしく

私ちゃん可哀想→いじめっ子って誰?…という流れに自然となり、中学へ行ってもいじめっ子たちは白眼視されポツンのままだったとか。

一方いじめられっ子だった私は、母のおかげで「いじめ返さない、友人に感謝できる良い子」と株を爆上げ。

父がその地域で開業医をしていたため表立った復讐ができなかったが故の、母の賢い仕返しでした。

○従兄(32)より女子高生の方が価値あるし有益

『寝不足でイライラしていた』

こんな下らない理由で、従兄(32)は年の暮れの駅のホームで女子高生の足を蹴り飛ばした・・・

即座に通行人に取り押さえられて駅員さんに引き渡されたらしい

あまり大きな騒ぎには発展せずにその日のうちに解放されたらしいけど、従兄は30にもなって駅員さんに説教された上に伯母まで呼び出されて説教のダブルコンボを喰らったらしい(笑)

私の受験と従姉の就活が終わって久々に正月に親戚で集まれたのになー。従兄はブスッとした顔だった

さすがに祖父と伯母と父の前では猫被ってたけど(祖父はお小遣いくれるしw)祖父が挨拶回りに行って伯母と父がうどんを買いに行って私と従姉と母と従兄だけになると急に従兄は不機嫌な顔になった

伯母が気を使って上記の出来事は話さないようにしてくれてたのに、従兄は聞いてもないのに年の暮れの出来事を話しはじめた

自分が被害者に見えるような言葉選びをしてたけど、従兄の言葉選びを無視すると上記の話になる

「俺は大人だ。税金を払っている。社会人として社会に貢献してる。ガキは少しぐらい我慢して俺に奉仕しろ」

こんな感じのアホみたいな恨み言も吐いた

去年まで高校生だった身としてちょっとムッとなったから

「将来性を考慮に入れれば○○さんより女子高生の方が価値あるし有益ですよ」

って、あまりシリアスモードにならないように明るい声で言ったった

「そうよ~あんたはもう先が見えてるじゃない!」

って従姉が援護射撃してくれたおかげで、今日はもう従兄の口から年の暮れの出来事が語られることはなかった

「おせち作るの面倒くさいし」ってことで今年は朝から晩まですき焼きでした

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