スカッとする話4選「落し物ですよと吸い殻を渡されて動揺するおっさん」「会社に常務の縁故入社のクソが温厚で優秀なAさんを怒らせた」「ダンディーなヨシズおじいさん」など

・落し物ですよと吸い殻を渡されて動揺するおっさん
・会社に常務の縁故入社のクソが温厚で優秀なAさんを怒らせた
・ダンディーなヨシズおじいさん
・地元の駐車場でブチ切れてる姿を思い浮かべたら、ちょっとスッキリした話

以上、4つの話を紹介します。

スカッとする話4選

○落し物ですよと吸い殻を渡されて動揺するおっさん

先週の夜、バスを待っていたらバス停(禁煙)前で喫煙してるおっさんがいて、注意したのだが聞こえないかのように無視された。

隣にいたお婆さんが「ちょっと…あなたのことですよ」と窘めても無視。

お婆さんは俺と顔を見合わせ「困った人もいるもんですね」と聞こえよがしに言ったがそれも知らぬ顔。

やがてバスが到着、おっさんは当たり前のようにタバコをその場にポイ捨てしてバスに乗車。

「ポイ捨てしないでくださいよ」と注意しても無視。腹が立ったが、諦めて自分も乗車。

するとお婆さんが吸い殻を踏みにじり、火を消し拾い上げおっさんを追いかけ、手渡しで「落し物ですよ」と渡した。

「え? は?」と言いながら焦り出すおっさん。

バスの運転手さんが「バス停及びバス車内美化のため出されたゴミはご自身でお持ち帰りご協力ください」とアナウンス。

俺はおっさんに「向かいの道路のコンビニの前に灰皿がありますよ」と話すとおっさんはバツが悪そうにバスを降りてコンビニへダッシュ。

その間にバスは発車。

ちなみに次のバスはありません。終バスです。タクシー呼んで高い金払うか、自分の足で歩いてください。

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○会社に常務の縁故入社のクソが温厚で優秀なAさんを怒らせた

会社に常務の縁故入社のクソがいる

常にマウントを取りたがるクソで、特に外注の業者に対しては「こんな奴ドラマにしかいないだろ」というような態度を取る

たとえば、仕事をもらいに来た営業の人に向かって「腹減った? 餌欲しいか? ほら」と新しい仕事の発注書を投げて渡したりする

先日の業者との会議中、突然「Aさんって○○大卒なんだって?」と言い出した(○○大は私立の二流校)

「○○大しか出てないのによくうちみたいな企業の仕事を担当しようとか考えたよね、失礼だと思わないの?」とまったく関係ないことを言い出した

Aさんはクソが入る前からうちの担当で、仕事ぶりは高く評価されている

思わず「Aさんの今までの仕事を見たら学校なんて関係ないんじゃないですか?」と口を挟んだら

こっちも見ずに「高専出の分際で学歴の話に口出すなんておこがましいと思わないのかなぁ」と大きな溜息を吐いた

クソは俺より5歳下。ちなみにうちの会社はかなり高度な技術を扱うメーカー

火に油を注いでしまったのか、「○○大卒なんかでうちの製品の原理とか理解できるわけないじゃん。何扱ってるか理解もできずによく出入りしてるよね。恥ずかしくないの?」と罵詈雑言を続ける

それでもAさんは「私なりに理解しているつもりですが、何かご不満な点がございましたら改善に勤めますので何なりと仰ってください」と腰が低い

クソは「私なりに? はぁ? 低学歴なりの理解って言ってもねぇ」と鼻で嗤ってから「じゃあさ、うちの○○○に使われてる○○○の原理とか説明できる?」と言ったらAさんはそれはそれは見事に説明して見せた

「じゃあこれは?」と他の質問をしてもAさんは完璧な答え

そんなやり取りが続いたあとでクソが「知識 “だけ” はあるみたいだね。必死で勉強したんだねぇ、はいはい」と手をパンパンパンと叩いてから「ほらよ」と発注書を床に投げつけた

さすがに場の空気が凍り、Aさんも動かないでいると「早く拾えよお待ちかねの餌だぞ低学歴」とクソが忌々しい表情でAさんに言い放った

Aさんはまだ動かず、テーブルの上にあるガラス製の灰皿(まず使わないけど一応置いてある)を見つめていた

クソが「何灰皿見てんの? タバコ吸いたいの? 何考えてんだよホントに低学歴は」と言うと

Aさんが「・・・いえ、この灰皿であなたの頭を叩き割ったらさぞかし気持ちいいだろうなぁと思いまして」と薄ら笑いを浮かべて言った

長年当社に協力してくれた仏のように温厚なAさんから出た恐い言葉は、それはそれは重く響いた

普通の反論なら怒鳴り返していたであろうクソも言葉を失い「・・・や、やだな、何マジになってるろんよ」と咬みまくり思わず一同大爆笑

床に落ちたままの発注書を俺が拾ってクソに渡したら、クソがAさんに手渡ししながら「よろしくお願いします」だってさ

○ダンディーなヨシズおじいさん

近所のホームセンターで捕り物劇を見かけた。

買いもの終えて自転車に乗ろうと思ってたら凄い勢いで店から飛び出してくるおばさん

それを追いかけるもう一人のおばさん

追う方のおばさんが「ドロボー!」と叫んだら、でっかいヨシズ担いでたお爺さんが振替えった拍子に肩に担いでたヨシズが追われてたおばさんの横っ面をクリティカルヒット!

倒れるおばさんを心配したが、置き引きだか万引きだったらしく店員さんに両腕ホールドされて連れて行かれた。

「まったく人騒がせな・・・」って呟いて何事もなかったかのように去っていったヨシズおじいさんがちょっとダンディーに見えた

○地元の駐車場でブチ切れてる姿を思い浮かべたら、ちょっとスッキリした話

武勇伝というよりはDQN返しだけど。

うちは下町の古い木造アパートなんで、玄関に行くのに表通りから細い路地(ちなみに大人二人すれ違うのがやっとくらいの幅)を通らないといけない。

また、専用の自転車置き場も無いんで、大家さんの指示でその路地の脇に自転車置くことになってるのな。

で、とある休日の朝。自転車で出かけようと自転車押して路地通って表通りに向かおうとしたんだが……。

どこのDQNかしらんけど、表通りの出口側に、ピッタリと隙間なくライトバンを停めてやがったのよ。

ちょっと考えれば迷惑どころの話じゃないってことが解るはずなのにな。

かろうじて(塀と門扉の隙間を無理やり通れば)人は通り抜けできなくもないんだけど、自転車が通り抜けられる隙間は皆無。

出端くじかれてむっちゃムカついて、ライトバンに対して、ヤクザキック2~3発と、仕上げにドロップキック1発かまして、側面のドアをベコベコにしてから、ムカムカしながら家に戻ってその日は不貞寝して、しばらくこのことは忘れてたんだ。

これだけだと俺がムカついてヤっちゃっただけの話なんだけど、よくよく考えてみると、あんだけ派手にヘコませてやったのに騒ぎにならなかったんだよな。

位置関係的にうちのアパートの住人の犯行なのはバレバレだったのに、例えば警察が訪ねてきたりとか無かった訳。

そして、ここからは俺の想像なんだが、おそらく車の持ち主は、ギリギリに停めてたからヘコんでる側のボディを視認することなく反対側のドアから車に乗って、そのまま立ち去ったんだと思うのよ。

んで、帰り着くまで、もしくは次に車に乗ろうとする時まで、側面がヘコんでることに気づかず、後で気づいて「なんじゃこりゃ!」ってなったのかなと。

地元の駐車場でブチ切れてる姿を思い浮かべたら、ちょっとスッキリした、とまあそういう話。

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