ドン引きする話3選「おまじない」「先輩も後輩も神経わからん話」「その少しが邪魔」
・おまじない
・先輩も後輩も神経わからん話
・その少しが邪魔
以上、3つの話を紹介します。
ドン引きする話3選
○おまじない
前職の同僚から電話があって思い出したので書く。
その会社に勤めていた頃、1人強烈な女性社員がいた。Aとする。
他の社員の私物にメチャクチャ詳しくて、すぐに使ってみたがるという面倒くさいタイプ。
なんというか、Aの外見の印象は森ガール?みたいなちっちゃくて可愛くて、なんかホワッとしてそうなんだけど、貸して貸してがもんのすごい。
私なんか他人の変化に気が付かない方だから、ちょっとそのアンテナ感度分けてほしいくらい。入口で畳んだ傘とか、髪でほぼ隠れてるピアスとかも気付く。
数百円の電卓でさえ新調したらなんやかや理由をつけて「貸して」ってくる。
それも、タイミングを見計らってるとしか思えなくて、使い終わって机にしまおうとした瞬間とかに声をかけられる。手に持ってるのをそのまま渡しやすいタイミングっていうのかな、とにかく「あ、あぁ……どうぞ……」ってなりやすい間合いを絶妙に狙ってくる。
鞄とか上着とか、ちょっと持たせて羽織らせてはまだいい。やばいのは文房具系。
執着の度合いがすごくて、忙しいときにペンとか貸すと返ってこない時がある。
「でもぉ〜、いつまでって言われませんでしたし〜、まだ使わせてもらってますしぃ〜」とか言って、ペンを握りしめて駄々っ子する。
貸した側がペン1本で大事にするのも……って引き下がるしかない。
だけどAが気に入ってしまうとその日のうちには返ってこなくて、数日はじっくり使われちゃう。
ある時、私は主人に万年筆をプレゼントして貰った。
恩師数人と文通みたいなことをしているので、その時にでもって。どこかで一目惚れしたらしい、ちょっと素敵なやつをくれた。
私は浮かれてその万年筆を使って手紙を書いた後、浮かれすぎて家の机のペン立てじゃなく、仕事で使う筆箱にしまった。
仕事用の筆箱に切手シールを入れていて、机の上に出したのがいけなかった。
翌日、職場のデスクで筆箱を開けたら当然万年筆が入ってる。
あっ!と思った時にはAに見つかってた。
「(私)さん、素敵なペンですね〜」
って、斜め後ろから言われてゾッとした。
「万年筆ですか〜?憧れます〜。ちょっと書いてみたいなぁ〜」
って、ホワホワした感じで言ってくるんだけど、もう心境的にはホラー。
「ごめんね!これ、主人からのプレゼントだから」
って筆箱閉じたんだけど、Aは納得いかない!って感じで絡みついてくる。
「えぇ〜!?プレゼント!じゃあイイヤツなんですね〜?そんな素敵なものなら、やっぱり書き心地も違うんでしょうね〜?」
みたいな感じで、離れようとしない。
間違えて持ってきた私がいけないんだけど、周りもめんどくさいのか、ちょっとだけ貸してあげれば〜みたいな雰囲気になってきて、でも絶対貸したくなくて……って思ったら、急に子供の頃の記憶が蘇ってきた。
消しゴムのカバーの下に好きな子の名前を書いて、誰にも気付かれず、一人で使い切ったら両思いになれるってやつ。
「ごめんね、おまじないしてるからダメなの!」
我ながら、馬鹿みたいな言い訳だったんだけど、アラサーの女が必死で絞り出した『おまじない』の単語にAがちょっと引いた感じがした。
「おまじない……ですか?」
「うん、ごめんね、誰にも貸せないの」
周りもこっちをうかがってる感じがして、謎の緊張が走ってた。
「どうしても……ですか?」
「うん。叶わなかったら、ぜったいAさん許せなくなっちゃうから」
まだ私も1回しか使ってない万年筆を、Aが数日触り倒して手垢テカテカで帰ってきたりしたら、本気で許せないと思ったらめちゃくちゃキッパリ言えた。
「それなら……仕方ないですね……」
と、Aがはじめて借りるのを諦めた。
ちょっと周りがどよめいてた。
それ以来、Aに本当に貸したくない物を貸してっておねだりされた人が『おまじない』を盾にするようになった。
AもAで『おまじない』を盾にされるとなぜか強く出られない。
私は主人の転勤でその後わりとすぐ退職してしまったのだけど、どうやら『おまじない』の伝統は今も受け継がれているらしい。
あのとき『おまじない』と口走った私と、あれだけ執念深いのに『おまじない』には弱いAの神経わからん話。
○先輩も後輩も神経わからん話
ついさっきあった神経わからん話
後輩に会った
後輩は俺の元嫁の元婚約者で後輩の家に行った時にたまたまいて話してたらお互い好きになったので俺と結婚した
ちなみにその前の嫁も後輩が好きだった女だ
後輩とはそれ以来何年か連絡が付かなくなったのだが、一人で買い物してたら、コンビニの駐車場の車の中で一人でいたので、昔みたいにそーっと近づいて気付かれないように後部座席に乗り込んだら「話をするなら車の外に出てくれ」と言われたので外で話をした。
で、いい女がいないか紹介しろと言ったら、
後輩は「もう恋愛はしない」と言った
俺は言ったんだ
「結婚しない者は男としての魅力はない」
後輩
「男性の魅力は既婚未婚ではなく、大事なものを守れる人」だとほざく。
俺
「結婚して子供作らなきゃ少子化で国が滅ぶんだぞお前のせいで」と言ったら
後輩
「そんなの政府に言ってください」
とか、生意気なことを言ってきた
そしてさらに神経のわからんことを言ってきた
後輩
「ボクは将来僧侶になるんです」
俺は耳を疑い理由を聞くと、なんでもそいつの父親が数年前に死んだらしい。
その時葬儀に来ていた坊主がすごい人だったらしくて、時折寺に行っては話をしてたらしい
それで、自分も師匠wみたいになりたいと、4月から静岡だかで修行に行くらしい。
宗教団体に出家した某女優みたいでおかしくて、それで俺は
「お前坊主になってから結婚するの?」
後輩
「結婚はしないです。」
俺
「40にもなって寂しい人生だな、孤独死するぞ」
後輩
「仏様がいらっしゃいますから、寂しくはありません」
後輩
「そもそも、2回も離婚してる人に結婚結婚言われたくありません。あなたみたいになりたくないんで」
後輩
「だいたい勝手に車に乗り込んできて何なんですか?非常識です。それとマスクをつけるべきです。」
それを言われてムカついたので、そいつの車を蹴って帰ってきた。
洗脳された後輩が本当に神経わからん。
○その少しが邪魔
近所の角地の家の車が邪魔
敷地内にタイヤがギリギリ入ってる状態だから、車両本体は少しだけど道路にはみ出る
道路はすれ違いがギリギリできるくらいだから、その少しが邪魔
家屋に向かって縦にコンパクトカー2台とワンボックス一台の合計3台並べてるけど、3台全部その状態
元々は充分ゆとりがあったのに、少しずつ荷物や乗らない自転車を置いたので、車が押し出されてきた
何がムカつくって、一坪の屋外ウッドデッキ作って、その足元にこれまた小さいとはいえ花壇作りやがったこと
敷地からはみ出てるんだからゆとりが無いはずなのにそんなもの作るのがスレタイ
角切りしてあったのに、角切りの意味なくタイヤが完全にはみ出てるし、そっちから来る車や自転車がすごく見にくくなって怖い
お互い引っ越して来て何年も経つ、向こうが少し年上で、以前も家を建てたけど近所の人がおかしくて、売ってこちらに越して来たと言っていた
そりゃあんたがおかしくしたんじゃないのか
こういう小さな事って外には言えないけど、地味にジワジワイラつくんだよ
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