毒親の話4選「爪が伸びているだけでブチ切れて暴力を振るう猛毒父」「自分が食べなければ問題無しがモットーの実母」「クズいエピソードを自慢する母親」など

・爪が伸びているだけでブチ切れて暴力を振るう猛毒父
・自分が食べなければ問題無しがモットーの実母
・クズいエピソードを自慢する母親
・自分らしく生きたいから働いてるとか言ってる母が本当に可哀想に思えた

以上、4つの話を紹介します。

毒親の話4選

○爪が伸びているだけでブチ切れて暴力を振るう猛毒父

あるとき、中学生の妹の爪が伸びてた。

それ見た親父(猛毒)が「妹子ぉお!!なんだああその爪はぁぁ!!!」と物凄い形相でブチ切れて妹子にビンタ&拳骨。

そのあと「お父さんは情けない…情けないよ…」といかにも悲しそうな演技で酒かっくらって2~3時間説教してふて寝してた。

機能不全家族だったんで猛毒の暴力も長時間の意味不明な説教も深酒も慣れっこだったので私も妹も母も何も言わなかった。

またわけわからん台風来たな、はよ終わらんかな、面倒くさいからそろそろ泣いたふりするか、ぐらいで。

ただ、なんで爪切り忘れたぐらいであんなに怒るんだろう?確かに爪を伸ばすのは校則違反だから校則違反ってことは大人が怒るいけないことなのかな、とぼんやり思った。

後で妹に「爪を7㍉伸ばして願いを込めて切るおまじないをしてた。イラストレーターになる夢の願掛けだった」と言われたけどそれでも毒の怒りの理由がわからなかった。

あのときの親父と同じぐらいのBBAになり、伸びてた娘の爪を切ってる時に、ふっとわかった。

あのアホクソ親父『爪を伸ばす=商売女、色気づいた』と思ったんだ…

アホクソ毒は私たち姉妹には厳格に振舞うくせに、実際はとんでもないエロ脳で浮気や夜のお店当たり前、卑猥な場面のあるドラマとか平気でお茶の間で見るようなダブスタ野郎だった。

私たち姉妹が生理を迎えた時も何を勘違いしたのか「ええ~っ…」と驚きと不快が混ざった顔で見てた。

妹が好きな漫画家さんにファンレター出して幸いその手紙が帰ってきた時も
手紙を発見したのが運悪く毒で「男の名前で妹に手紙が来た!なんだこの男は!どういう男だ!!」と荒れ狂った。

ただ、私たち姉妹が本当に救いようもないDQNギャルだったら猛毒の心配も分かるが、私たちは姉妹揃って超喪デブス。

近所にしま〇らすらない超ド田舎で制服以外の服は中学にもなって着古した親戚のお古だけ。

メンソレータムのリップクリーム以外のコスメなんて見た事も無い。

スマホも無い時代だし極貧でゲームも買って貰えず娯楽といえば漫画ぐらい
それも少女漫画じゃなく従兄の兄ちゃんのおさがりの少年漫画ばかり。

そんな色恋沙汰と縁の無い垢抜けない田舎のガキに、大人が勝手にいやらしい勘違いして暴力振るってきたのが気持ち悪くて仕方ない。

だいたい本当に色気づいてたら伸ばすよりトップコートとか塗るんだよね、今ならわかるけど。

エロ脳のくせに女性の事を全く知らない親父はそんなこと予想もつかなかっただろうな。

なにかの校則で「ポニテは劣情を催すから禁止」みたいのがあったけど、まだ子供の女の子の何気ない行動にネガティブな評価を下してるのは外ならぬおっさんであってまだ子供にそんな気持ちは一切無いのになーとモヤモヤする。

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○自分が食べなければ問題無しがモットーの実母

私の実母は昔から食材を腐らせても「自分が食べなければ問題無し」がモットーで、父や私に普通に食べさせていた。

父は大人だから割と平気だったみたいだけど、当時幼かった私は食中りしまくり。実家の向かいにあった小児科に週一か二の頻度で通い完全に常連様。お医者さんや看護師さんに流石におかしくない…?の目で見られ母に「

お前の病院代がかかり過ぎる」と文句を言われ続け、私自身も自分の身体が弱いせいで周りに迷惑をかけていると思っていた。

中三の頃、学校についた途端に酷い吐き気に襲われトイレに駆け込み嘔吐。たまたま保健室目の前のトイレだったため保健室の先生が気付いてくれて救急車を呼ばれ、母が看護師として勤める総合病院に搬送された。

嘔吐と蕁麻疹のためアレルギーではないか?母親がいるなら呼べと別の病棟から呼びつけられた母は私の顔を見るなり「あー、やっぱりねぇ」。

「今朝食べさせた餃子腐ってるやつだったから、もしかしたらお腹壊すかもと思ってたんだよねぇ」

お医者さんは私の処置を看護師さんに任せ母を連れて退室。帰りは母の同僚さんが「治療費はお母さんが払うし。これもお母さんのお金だから大丈夫」とお金を渡されてタクシーで帰宅。

母が帰って来てから「お前のせいで職場で白い目で見られれた」とキレられ、初めて「自分が食べなければ」のモットーを知った。

以降、自分で自分の食事を用意したら急に食中りし易い体質(?)が改善された。

「自分が食べなければ問題無し」のモットーを知った時文句を言ったら「あんたも子供産んだらこの気持ちがわかる」と逆ギレされた。

あれから25年。私は三人娘の母となったが、未だに実母の気持ちもモットーも理解できずにいる。

ちなみに二人目出産し検診に行く際、当時3歳の一人目を実母に預ける事になり、長女の昼食とお菓子を持たせて預けて検診に行き長女を迎えに行ったら、

実母に「せっかく長女ちゃんにこのカップラーメン食べさせてあげようと思ったのに!長女がラーメンは嫌って!結局あんたが持たせたお弁当食べたけど、なんてワガママなの!ろくでもない躾して!」とブチ切れられた。

お弁当食べたんだからいいじゃん…と思いつつ母が長女に食べさせたかったカップラーメンよく見たら賞味期限が1年半前に切れてる。

当時イヤイヤ期が激しい長女だったけど、初めてそのイヤイヤにGJと思った。

あと、さらについでに言えば、実母はだんだんヒステリーとイヤゲモノ攻撃が激しくなり、数年前から絶縁している。

今年産まれた三女は妊娠の時点から報せていない。

過干渉で娘イビリ気味娘夫に色目使い気味の実母がいない子育てはとっても快適。

○クズいエピソードを自慢する母親

うちの母親はちょっと頭おかしかった

どのぐらい頭おかしいかというとOL時代に後輩さんを精神的に追い込んで退職させたことをドヤ顔で自慢するぐらい

後輩さんへのいじめの内容も、ゴミの浮いたお茶を上司に出して後輩さんが淹れたって嘘吐いたとか報告すべきことを報告したって嘘吐いて実は報告してなかったとか迷惑なことばっかり

私が直接知る限りでもクズいエピソードは数えきれない

真っ昼間に子供が公園で走ってるだけでうるさいだの静かにしろだの若いお母さんに説教

砂場にいた幼女を蹴っ飛ばす

わざわざ女子高生に近寄っていって邪魔って言ってぶつかる等々…

郵便受けに真っ赤な字で「タヒねタヒねしねry」って100個ぐらいタヒねって書かれた紙切れが入ってたことがある

父さんは温厚な人だし、当時私もお姉ちゃんも小学生だったから心当たりは母親関連しかない

家での被害者は主にお姉ちゃん。私が小さい頃は家の中はお姉ちゃんの頬を叩くパシッという乾いた音と怒鳴り声ばっかり響いていた

私は小さいとき胃が弱くてよくゲロ吐いてたんだけど、私もゲロ吐く度に叩かれたりしてた

ゲロ吐く=怒られるみたいな認識だったから、彼氏の前でゲロ吐いて心配された時は「えっ?」ってなったよ

大きくなって腕力が使えなくなると束縛束縛アンド束縛。私が中学生になった頃にはお姉ちゃんは見事な拒食症のメンヘラになってた

太腿は”太”腿じゃなくなるわ、肌は白いを通り越して青白かったりドス黒かったりするわ、この辺から流石に周りの大人たちも口を出すようになってきた

お祖母ちゃんが「これ読め」的なこと言って拒食症とか子育て関連の本を持ってきてくれたんだけど、

「望むもの全てを与えたら人は駄目になる」「子供が我儘を言っても毅然とした態度を貫くことが結果的に良い結果をもたらす」「親の威厳がなくなってきている」「子育てに失敗しても親は自分を責めなくていい」「親をコントロールするために食を拒む」

この辺の文に赤ペン引いてこれ見よがしに見せて、母はますます意気揚々とお姉ちゃんを虐めた

結局お姉ちゃんは叔父さんの家に避難することになったんだけど、お姉ちゃんの意思で私も一緒に叔父さんの家に避難して家から脱出した

理由は伏せるけど、最近になって母と会う機会があった

全く気付かない内に父さんと離婚してた母は歳の割に白髪が多かった。腰もかなり曲がってた。まだ一応40代なのに

今なら聞けるかなって思って、なんで私とお姉ちゃんに厳しかったの?って聞いてみた

なんかよく解らないけど、若い頃に凄く羨ましいなぁって感じたことがあったらしい

自分が朝早くから霜焼けで手を真っ赤にして安い賃金でこきつかわれてる時間を、同い年の友人はいい職につくための勉強に費やしている

自分と同年代の女の子はバイトで稼いだお金を自分のために使える

仕事の都合でネイルも染髪もできなかったのに、同年代の女の人たちは髪を好きな色に染めて爪を可愛くデコってて、とても綺麗だったんだとそれが凄く羨ましかったんだって

『「お前たちは親や伴侶に庇護されているけど本当は世の中は辛くて厳しいものなんだ」ということを教えたかった』と言われた

そんなしょーもないことで…って

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○自分らしく生きたいから働いてるとか言ってる母が本当に可哀想に思えた

自分の母親が正社員で働きながら三食ちゃんと20品目ぐらいつくれて、家事育児もそれなりにしている2児の母だった。

でも外面だけよくて、いつも家庭内ではギスギスしてたし、ぶっちゃけ品目だけ多いだけで茶色系だし、子供から見たらワクワクしないもんばかりだった。

妹が髪が長くなると美容師でも器用でもないのに勝手にきるし(今で言えば虐待)、突発的に髪を切るので後で後悔したのか下手すぎてみっともないのが嫌なのか知らんが美容院連れて行くの未だに覚えてる。

後、生理になったら、生意気だっていわれて生理用品もショーツも買ってもらえなかった。

先生経由でなんとか用意してもらえたがビンタされたよね。

妹(父似)なんて何回痙攣したかわかんないぐらい母親に殴られてたし、庇っても私が学校とかでいない時狙うので気が気でなかった。

結局、私が寮生の高校卒業する少し前に、「転んで着いたとは思えない傷」で脳出血で妹は死んだ。

あと父親は浮気してた。母とは正反対の髪の長い、長身の年上。

共働きとは言ってるが、浮気する前から父親が生活費いれない(でも払ってくれとも言えない)から仕方なく働いてるだけなのに、プライドからか「自分らしく生きたいから働いてる」とか言ってるのが本当に可哀想だったわ。

本来なら母親は守らないといけないかもしれないが、無理です。

もうさっさと独り立ちしてるけど、料理なんて絶対しないし、独身時代はマックや外食ばかりだったし、結婚して子供産んだ後はなんかどうでも良くなって、パチンコばっかり打ってるわwパートしても家庭に金なんて絶対いれないし。

でも妹の月命日は毎回墓参りはしてる。

精神科の先生がいうには復習らしいがピンとこないな。

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