スカッとする話6選「マナーの悪い喫煙者」「はしゃぎながらカツラを振り回す従兄の子」「生涯嫁さんを守ってこうと決めた話」など

・マナーの悪い喫煙者
・あんな泣き方はもう二度とできないだろうと思う話
・高圧的なおっさん
・はしゃぎながらカツラを振り回す従兄の子
・生涯嫁さんを守ってこうと決めた話
・変質者に出会った話

以上、6つの話を紹介します。

スカッとする話6選

○マナーの悪い喫煙者

うちが家を建てた時にパート先の同僚3人が遊びに来た。

お茶しながらおしゃべりして、一息ついた頃に3人のうちのひとり(仮にタバ子)が「吸ってもいいかなー」と言ってきた。

うちは夫婦ふたりなんだけど、ふたりとも煙草は吸わない。なので灰皿がない。

別に嫌煙家ってわけでもないので吸っちゃダメとは思わないけど、引っ越してきたばかりで庭で吸われるのはご近所さんの手前やだなと思ったし、前の古いマンションならいいけど、新築で吸われるのはやだなと思って「ごめん、悪いけど灰皿もないし(遠慮してほしいんだけど)」と言い終わらないうちに「換気扇の下ならいいよね」とキッチンに向かっていた。

「いや、悪いけど(遠慮してほしいんだけど)」とこれまた言い終わらないうちに煙草を咥えて火をつけていた。

他の同僚が「タバ子ー、新築の余所様んちで煙草はマズイよ」って注意してくれたけど「いいじゃん、換気扇最強にしとくし」って。

正直いい気持ちはしなかったけど、せっかくみんな楽しそうにしてくれてたから、カリカリするのはよそうと思った。

そのあと割とすぐにお開きになってみんな帰って行って、テーブルを片づけて洗い物をシンクに持って行ったらビックリ。吸った煙草の灰をシンクの上に落として、吸い殻もそこに捨ててあった。

口紅がついてくの字に曲がった吸い殻を見て、二度とタバ子はうちに入れないと決めた。

義父ですら息子の新居で煙草を吸うとき、ポケット灰皿(?)で持って帰るのに。

翌々日の出勤日にタバ子から「またみんなでお茶しようね」って言われたときには「うん。でもタバ子はもううちには来ないでね」って言ってやった。

ビックリして口をパクパクさせてたけど、本当に来てほしくないからしょうがない。

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○あんな泣き方はもう二度とできないだろうと思う話

数年前、転職したら夫の年収を上回ってしまった。と言っても80万くらいのもので、月々にしたら大したことはない。夫の性格上、気にするのはわかっていたから黙っていた。

でも源泉徴収票を見られてばれた。

たまたま今は私がちょっと上なだけで、またすぐ夫の方が抜くよ、って言ったけど、不機嫌になられてだめだった。無視される日が続いた。

やっと口きいてくれたと思ったら、
「家事に手を抜いたら仕事なんてすぐ辞めさせるからな!」
「俺が許してやってるんだから働けるんだぞ!」
と言われた。

その時は「うんそうだね」って返事をして、家事を頑張った。

1年くらい経った頃、急に家事をやりたくなくなった。夫が言った言葉が遅効性の毒みたいに効いてきたようだった。

自分の分だけきっちり半分やるようになったら夫が文句を言ってきたので「私だけ負担が多すぎる。私の方が勤務時間が長くて、通勤時間も長いのに家事100%ってよく考えたらおかしいよね」と反論した。

夫は「俺より稼ぐと思って調子に乗りやがって!」と、私の通帳を燃やした。

稼ぎのことは口に出さないようしたのに、夫の方から口に出されてああもうだめだと思った。通帳は翌日に再発行した。

夫はいつものように「無言の不機嫌アピール」をしていれば私が折れると思い込んでいたようで、無視を貫いていた。

夫が無視してくれているうちに荷物をまとめ、義両親と話をつけ、弁護士を探した。

舅はミニ夫のようなモラハラ爺だが姑以外には強く出られない。

姑は私の味方になってくれた。有責にするには弱いが、モラハラや小突かれた痕、経済DVの証拠をとっておいたので弁護士はゴネられてもまあ勝てるでしょうと言ってくれた。

その日も夫は「無言の不機嫌アピール」をしていた。

目の前に弁護士の名刺を置いて、私も無言で家を出た。そのまま帰らなかった。

夫はあっぱれなことにその後も「無言の不機嫌アピール」を貫いた。貫いたまま離婚になった。

本当に離婚すれば私が困ると思っていたようで、夫は目の前でニヤニヤしながら見せ付けるように離婚届に署名した。もらってすぐ提出した。不受理届も出した。

2ヶ月後「メシでも食いに行くか?」とメールが来た。無視した。

さらに翌週「カラオケ行こう」とメールが来た。無視した。

夫は私が逆に「無言の不機嫌アピール」をしはじめたのだと思い込んでいた。「ガキかよ」「ふてくされてんじゃねーよ」と自己紹介乙なメールが来たがそれも無視した。

離婚して4ヶ月後、忘年会の時期、偶然二次会のカラオケで遭遇した。「バツイチになってからモテちゃって」と話しかけてきたので、スルーして部屋に入った。

こちらの部屋に入りたがっているようで、廊下でウロウロしていた。

「別れた夫なんです、気持ち悪い」と言うと、離婚のいきさつを知っている上司が追い払ってくれた。

夫の同僚らしき男性が、夫の代わりに上司に謝罪している姿が見えた。

夫はドアのガラス越しに私を睨みつけて「怒ってるんだぞアピール」をしていた。

怖いもの知らずの若い女子社員がドアを開けて「ストーカーきも~い☆」と酔った勢いもあってか、夫に向かって言った。

私以外の女には強く出られない舅そっくりの夫は、真っ赤になってトイレへ逃げた。

その夜夫からロミオメールが来た。テンプレか?と言いたくなる様な、歌詞みたいなポエムが書いてあった。「どこで間違えたんだろう」とか「ボタンを掛け違えただけ」とか「すれ違いの日々が俺たちを遠ざけた」とか。

その瞬間、なぜかわからないけど「終わった。勝った」という気持ちがこみあげてきて、離婚後はじめて泣いてしまった。

夫に対する未練ではなく、純粋に「やりとげた」という勝利の涙だった。
泣き終えて、夫を着信拒否した。

あんな泣き方はもう二度とできないだろうと思う。

○高圧的なおっさん

ついさっき原付乗車中に、狭い道で高齢の歩行者の方が居たから減速して道の真ん中よりを走ってたんだ。

歩行者の方を避けて道の左に寄ったとき、めっちゃスピードを上げて後続車が追い越ししてきた。

ご丁寧に窓を開けて、小デブのおっさんが「ちんたら真ん中走ってんじゃねー!!」とか怒鳴ってきた。

一瞬びっくりしたけど、抜かされてから怒りがこみ上げてナンバーを覚えて通報してやろうと決意した。

注意でも行けば俺の胸の怒りも晴れるだろう、と思った。

けど怒りを晴らすチャンスがすぐにきた。

同じナンバー、同じ車種の車が踏み切りで停車してたんだ。

そこの踏み切りは結構電車が通過するまでの時間が長い。

俺は「今しかない!」と思って踏み切りの傍の横道に原付を止めて、携帯を握り締めた。そんで、おっさんに気付かれるようにわざと正面に回り込んでナンバーを確認、電話でそれを伝えているように装った。

実際には誰にも電話なんてかけてなかったけど、目が合った小デブのおっさんが動揺してるのがわかった。

正直それだけで怒りは晴れたが、おっさんも横道に入って車を止めると慌てて俺のとこにきた。

ここで何かの時のためにダウンロードしといたボイスレコーダーのアプリを起動。

おっさん「おい、舐めてんのかクソガキ……」

俺「いや、舐めてるのはそちらでしょう? いきなり運転中に怒鳴って」

おっさん「お前がちんたら走ってたのが悪い!」

俺「俺は歩行者を避けていました。たった数秒の間も我慢できないんですか?」

おっさん「さっきどこに電話してたんだ? 場合によっちゃーぶっ杀殳すぞ!」

俺(脅迫キター!)

俺は周辺に人がいないのを確認して、小声で「いきがってんじゃねーぞ子豚が」って言ってやった。

おっさん見る見る顔が真っ赤になって胸倉掴んで何事か叫んでたけど、「録音してますよ?」って言ったら、慌てて車乗って逃げてった。

ちなみにボイスレコーダーは無料アプリだからそこまで性能良くない。だからおっさんの怒鳴り声は入ってても俺の小声は全く取れてなかった。

これからこの録音とナンバーを近所の交番に届けるか、それとも小デブのおっさんの車に書いてあった社名にクレーム入れるか考え中。実はおっさん名札してたから名前も割れてる。

ま、両方に電話かな。

おい、宮○商事の高×、お前こそ舐めんじゃねーぞ。せいぜいビクビク震えて待ってな。

まずはおっさんの会社調べて電話してみることにした。交番に先に届けたらこっちからアクション起こせないなーと思って。

電話したら若い男の人が対応してくれたがこいつもダメだ。こっちが説明してた途中に「失礼ですが学生の方ですか?」だって(学生だけど)。

「そうです」って答えたら

「注意しておきますー。次からはこのようなことがないようにー」とか言い初めて電話切ろうとしてきた。

だからこっちは録音あるってことを言って電話越しに聞かせてやったら慌てて「事実確認してからご連絡します!」って言って切りやがった。

馬鹿共が言い訳考える時間をやるほど俺は優しくない。

じゃ、交番行って来るノシ

○はしゃぎながらカツラを振り回す従兄の子

お正月に親戚で集まっていたら、そこに親戚中で鼻つまみのAが来た。とにかく人の揚げ足取るのが好きで、ミスしたらいつまでもうるさい人。

今年は義姉の妊娠をみんなで喜んでいたら、「30過ぎての妊娠は云々」と水を刺す。

兄の拳が握られたのを見たが、父が横から抑えた。(親戚の男全員、職業上、騒ぎになったらまずいので)

それなら私が叩き出そうとした時、従兄の子が義姉に絡むAの傍に行ったかとぱっと頭から何かを取った。

実はA、かなり巧妙に隠していたがカツラだった。

はしゃぎながらそれを振り回すのを「だめでしょ。ばっちいから」と取ろうとする従兄嫁。

ここぞとばかりにみんなで

「そうだよ。それはばっちいからぺっしなさい」

「ぺっはだめだよ。Aおじちゃんの大事だからどうぞして」

「そうそう。Aおじちゃん、それがないと生きていけないんだから」

まさかAも2歳の子に怒れず、ぬいぐるみと交換に返してもらったカツラをばっと取ると、何も言わずに出て行った。

情けないかもしれないが、従兄の子にみんなで感謝した。

そしてその後、法事が1回あったが、Aは来なかった。

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○生涯嫁さんを守ってこうと決めた話

先週の話。

嫁の優しさに不覚にも号泣してしまった。文章下手だけど、頭整理するためにも書かせてくれ。

俺は今でこそ普通体系だけど、高校まではずっとチビ&体格悪くて、中学ではイジメにあってた。

殴る蹴るは当たり前。あとは物隠されたり、指差して笑われたり。悪口を面と向かって毎日言われたりして、頭おかしくなるんじゃないかと、一時期本気で思ってた。

中心人物は体格のいいジャイアンタイプのDQN。勉強できない・運動は得意・徒党を組んで弱いものいじめを楽しむ。本当にありがちなタイプ。

そいつから逃げたくて必死に勉強して、県内有数の進学校→国立大→地元の大企業に就職した。高校大学では一生の友達もできて、今は5年付き合った女の子と、先日結婚した。このまま、過去を忘れて幸せになれるんだと思ってた。

したら先週、実家付近でジャイアンに遭遇した。(以下G)

Gは俺を見るなりニヤニヤ近寄ってきて「○○くんじゃ~ん久しぶりww元気してた?ww」

あぁ、こいつは今も何も変わってないんだなぁって、背筋がすっと寒くなったよ。

Gは聞いてもないのに自分のことをベラベラと話し出した。

・自分は高校から女にモテて仕方なかった
・大学は、バイトしてた出張ホストの店?に。「どうしてもこのまま働いてくれ」と言われたので行かなかった。
・30くらいになったら社畜になってもいいかな
・今もモテるから、何人もの女に貢がせてる

と、まぁいい年して何言ってんの?ってことを自慢げに話し続ける。

そうこうしてるうちに、嫁が帰ってきた。

実は嫁さん、かなり顔が可愛い。いや性格ものんびり屋で可愛いんだけど、顔は本当びっくりするほど整ってる。道行く人もたまに振り返るし、なんで俺なんかに?っていまだに思うくらい。

そしたらGの顔色が変わった。ハァ?みたいに、俺と嫁さんを見比べる。

軽い挨拶を交わした後、帰ろうとしたんだけど、Gがニヤッと笑って、嫁さんに話し始めた。

G「ねぇ、そいつ中学ん時、超イジメられてたんだけど知ってる?」

G「すごいモヤシ君でね、暗いしチビだし、すっげぇ嫌われてたのよ。」

G「え~なんで結婚したの?今は性格よくなったの?(笑)」

自分で言うのもなんだけど、俺は嫌われてはなかったと思う。誰も助けてくれなかったし、同情される存在ではあったけど、友達はいたし(少ないけど)、GとGの取り巻き以外からはイジめられたり無視されたりしなかった。

嫁さんはじーっとGのことを見ながら話を聞いていた。

俺は情けなくて悔しくて、ただ立ち尽くしてたんだけど、Gの話が途切れた時、嫁さんが口を開いた。

嫁さん「なんか、可哀想な人やね。いや、あんたがよ。」

嫁さん「確かに○○くんは大人しいし、優柔不断やけど、そうやって人を傷つけるようなことは言わんよ。それが人間にとって一番大切なことやと私は思う。人を陥れたり、蹴落とそうとしても、自分が上にはあがれんのよ?逆に惨めで、下品で、浅ましい人やなって思われるだけよ」

嫁さん「初対面でこう言うのもなんやけど、私あなたみたいな人、嫌いだし、これからも関わりたくないなぁ。過去がどんなやったか私は知らんけど、私は今の○○くんが好きで結婚したと。私の好きな人のこと、悪く言わんでくれる?」

Gはしばらく口をぱくぱくさせてたけど、何も言わずに逃げるように去って行った。

その後は、何も話さず、手を繋いで帰った。

家に帰り着いて、子どもみたいに泣いてしまったんだけど、嫁は何も言わずただ頭を撫でてくれた。つらかった過去とか全部、洗い流してもらった気がする。

まだまだ情けない旦那だけど、生涯嫁さんを守ってこうと決めたよ。絶対に今よりもっともっと一緒に幸せにしてやる。

○変質者に出会った話

昔家の近所で変質者がよく出た。

学校も近くにあるので警察とかもウロウロしてたんだけど捕まらない。

で、偶然なんだけど私がその変質者に出会ってしまった。

サッカーの監督?とかが着てるような長いジャンパー着てて、私の前にすって現れて前をガバッと開いた。下には何も着て居らずむき出しの変質者の息子さん。

普通ならここで怖くて叫んだり逃げたりするんだろうけど、真昼間の上軽く酔っ払ってた私は、おまけに「○嬢」してるから息子さんなんか腐るほど見てきてる私は、ビビるどころか声高らかに笑ってしまった。

「ちょwwwちっさwwwちっさwwwwww小さいのに見せたがりとかwwwまじかwww」

変質者は真っ赤になって走り出しちゃったんだけど追いかけて

「ねぇなんで剃ってるの!?よく見えるように!?おっきくみえるから!?ねぇwwwねぇwww」

と叫びながら追いかけた。

流石に男の人の足には追いつけなかったのでそのまま逃げられちゃったんだけど、それ以降変質者が出たって噂は聞かなくなった。

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