スカッとする話5選「学歴主義のオバさん」「紳士な中学生」「DV男は子猫ちゃん」など
・「それを言うなら『プライバシー』だよ、バーカ」
・学歴主義のオバさん
・妻実家を自分の家だと思い込む義兄
・紳士な中学生
・DV男は子猫ちゃん
以上、5つの話を紹介します。
スカッとする話5選
○「それを言うなら『プライバシー』だよ、バーカ」
かなり前の話だけど、首都高の合流ポイントで明らかに頭の悪そうな黒のワンボックスが強引な割り込みをしてきた。
思いっきりブレーキ踏んで、クラクション鳴らしたら俺の車の前についたその車の運転手席のウインドーが下がって中指立てた手がニョッキリ。
まあバカだからしょうがないか、とほっといたんだが、 しばらく先で渋滞に捕まり、車線変更を繰り返してた件の車は俺の車の左隣に 再びウインドーが下がり、絵に描いたような茶髪のDQNが顔を出し、半笑いでこっちに向かって「ボーケ、市ーね」とか言ってる。
どうしようかなーと考えたんだが、高速上だから車は降りられないし、そこで言い返しても同レベルになっちゃう。
なので助手席に置いてあったカメラバッグからデジイチを取り出し、無言で撮影開始。
DQNにもわかりやすくフラッシュ炊いて連続撮影。
最初は「あーほ、しーね」を繰り返してたDQNも、デジイチから今度は携帯のカメラに変えた辺りで段々怖くなってきたらしい。
最後は狼狽しながら「て、てめえ、俺のプライベート侵害だぞてめぇ」
初めて俺も口を開いて「それを言うなら『プライバシー』だよ、バーカ」
丁度渋滞を抜けて分岐に差し掛かったのでそのままバイバイ。
大したことないけど、面白かったw
○学歴主義のオバさん
うちの近所に、学歴主義のオバさんがいる。
主義だけなら個人の勝手だしどうでもいいんだけど、私の母が中卒なのを知ってて、ネチネチ嫌味を言って嘲笑ってくるのに困ってた。
中卒だろうと何だろうと、手に職つけてバリバリ働いて、家事も上手な母に恥じる点など無いんだけど、母には学歴コンプみたいなのがあるようで、イジメに遭うと結構凹んでた。
その嫌味っていうのが、「親に教育が無いと、子供の知能の伸ばし方が分からなくて可哀想ね~」「親の知能は子供に遺伝する。まともに学校に行かれ無い知能を遺伝させて子供が可哀想ね~」みたいな、子供をダシにするもので、母もスルーしようと思いつつも、つい「私のせいで子供たちに迷惑をかけてるのでは」と不安になってしまうらしい。
それなら私が、オバさんの妄言を否定できるほど優秀になればと頑張ったけど、なにしろババアの家の一人息子(私と同年)は地域でも評判の秀才。かなうはずもなく、結局その息子と比べられてはオバさんに馬鹿にされ、「中卒のお母さんのせいね~ 可哀想~」と嘲り笑われ、母は「娘たち、馬鹿な母ちゃんでゴメン」私達は「不甲斐ない娘でゴメン」ギギギ となる事がたびたびあった。
何月が経ち、オバさんの息子は東大を卒業、一流企業に就職。オバさん得意の絶頂。更にその数年後、息子結婚。嫁さんは東大卒エリート。嫁さんの金で家をリフォームして同居開始。オバさん超天狗になって近所に自慢しまくり。
ところが、オバさん自慢の息子と結婚した東大卒の嫁、オバさん同様?の学歴主義者だった。
オバさんご自慢の某女子大卒の学歴も、東大卒の前には歯が立たず。オバさんが何言っても、鼻で笑われてしまうらしい。オバさんが「嫁のくせに!」と怒ったら、それはどういう意味なのか?嫁なら逆らうなという根拠は何か?等々。論破されて散々な目に遭い、その程度の学歴だとそんな頭なんですねと笑われたらしい。(隣家の人談。よく声が聞こえてくるそうな)
エリートの嫁さんからすると、女子大卒業して働くことなく結婚し、社会に何も貢献しない人は底辺らしい。
働いてなくても主婦として責務を果たしていればいいんだろうけど、オバさんダラ奥だったみたいだし。
そんなわけでオバさん、今では自分がやったように学歴で見下され続けている。
因果な話だよな~と思う。
陰気だったそこの息子が、今ではすっかり明るく幸せそうなのが不思議
○妻実家を自分の家だと思い込む義兄
私は姉と一回り近く年が離れていて、姉が結婚した時中学生だった。
姉が結婚してすぐ、父が他界した。突然だった。
家には専業主婦の母と中学生の私が残され、母は泣き暮らしてた。心配した姉夫婦がしばらく同居してくれることになった。
同居はあまり上手くいかなかった。大きなトラブルはなかったけど、知らない男性が家にいるのは思春期の私には辛かったし、姉夫婦の新婚生活にもお邪魔だったろう。
義兄の「可哀想だから一緒に暮らしてやってる俺偉い」って態度もなんか嫌だった。姉は出張だらけの激務で毎日ヘロヘロになってた。だから母というスーパー主婦のいる実家は居心地良かったんだろう。
私が高校を卒業する頃、母が亡くなった。ショックだった。
それ以来姉がなにかと私を気にかける様になった。母代わりのつもりもあるし、仕事に余裕が出てきたんだとも思う。
でもその頃から義兄が頻繁に義兄家族をうちに呼ぶ様になった。週末には必ず誰かいる。義兄両親、義兄妹、義兄の従姉妹、義兄の叔母…。荷物もたくさんウチに置く様になり、自分の家みたいにふるまう。
やがて義兄家族達は私に出て行く様に言い始めた。
義兄家族「いつまでもお邪魔虫しちゃ駄目よ、はやく自立しなさい」
義兄家族「お姉さんに頼るのも程々にしなさい」
義兄家族「自分の家だなんて錯覚しちゃ駄目、ここはもう代替りしたの」
義兄家族「大学の学費も独立費も全部自分で出すのよ」
義兄家族「ここはもう○○家(姉夫姓)の実家になったのよ」
当時大学生だったけど、いつも言われているうちに段々とそうなのかな…?私がいたら変なのかな??と思い始めた。
ある時義兄母に相続について聞かれた。母からいくら貰ったかと。相続関係は姉と税理士さんに任せていたので姉に聞いた。そこで全てが発覚した。
姉は怒った。義兄にどういうことか問いただした。
すると義兄は
・結婚したからこの家も含めて共有財産
・ここはもう姉夫家の実家に等しい
・○○ちゃん(私のこと)がいるのは不自然
などと言った。
姉は、日を改めて、立会人を入れ正式な話し合いをすることにした。そこには姉夫の家族(両親・妹・親戚・会社の人?)も来ていた。そこで義兄側は改めて、上記の意見と
・もう何年も住んでいるのだから居住権が発生している
・嫁母と同居してあげたのに感謝の気持ちはないのか
・家付き娘とはそういうもの
・夫の姓になったのだから最終的な決定権は夫にある
・とにかくこの家は姉一人でどうこうしていいものではない
と、最もらしく書面にもしたためて朗々と述べた。
義兄とその母が姉に対して「道理をわきまえなさい」と鼻の穴広げて、小さな子供に言い聞かす様に言ったあの顔は忘れられない。
姉と姉側弁護士は、この家の権利者はすでに私であること、居候は義兄家族であること、居住権なんか発生しないこと、嫁実家のものが旦那実家のものになるなんてことはないことを説明。
すると義兄はニヤニヤして「じゃあすぐに手続きしましょう」って。
姉は、手続きするのは離婚に関してだ、もう我慢の限界だと言った。
義兄側は本気にはしていなくて、私が就職と同時に出て行くと信じてた。
でも姉が本気で、家も土地も売却準備に入ったことを知ったら大騒ぎした。
義兄両親も弁護士に相談に行ったりしたそうだけど、みんな断られて、義兄に「なぜもっと早く手を打たなかったの!」って怒鳴っていた。
義兄実家は貧乏じゃなかったけど、都心にあるうちに住みたかったみたい。義兄妹はウチの住所が入った名刺まで作ってた。義兄両親はリフォーム業者とすでにやり取りしてたよ。しかもそのリフォーム代は姉夫婦の家計から出すつもりだったみたい。
義兄は最後は私にすり寄ってきて、権利を譲る様に言ってきた。脅すようなことまで言ってきた。君の判断ひとつでうちの両親の生死がかかってる、お姉さんも小梨30代バツイチで離婚して負け組で、俺も仕事面で絶対圧力かけるし(義兄は元々姉の取引先の人でした)大変なことになるよ、君のせいでお姉さん含め周りのたくさんの大人が大変なことになる。その責任を負う覚悟はあるの?って、口頭でもメールでも言われた。
私は義兄のメール・言ったことすべて姉と弁護士さんに話した。
姉は早めに仕事先にも周りにも事情をオープンにした。
その結果、慰謝料も財産分与も一切無しで離婚になった。義兄は慰謝料を請求したけど、10代の私を脅したことや発言の酷さ、母が存命中もなにも家の事をしなかったしお金も入れていなかったこと、男性不妊だったことなどが次々に明らかにされ、撤収して行った。
(子供が出来ないのは姉のせいだと自分の両親に話していたそうだ。だから姉夫実家は石女を貰ってやったのに!って気持ちでいたみたい)
その後、家は無事売却されて、姉と私は別々に暮らす様になった。姉は最後までずっと私に謝っていて、色々私に有利に取り計らってくれた。今は姉も私も家庭があって、子供もいて、良い関係を築けている。
義兄実家は、うちを乗っ取ったら自分達の自宅は売却して、その現金で楽隠居!のもくろみだったそうで、元々やっていたお店を地元の別の人に譲ってしまっていた。もう再就職も難しいのでその人に「返してくれ」と騒いで迷惑行為をして裁判沙汰だと聞いた。
ロミオメールじゃないけど、義兄から姉宛の年賀状がきて、「あの家の前を通る度に、今はどんな家族が住んでいるんだろう、本当はここに自分と姉と自分両親と、幸せな暮らしをしていたはずなのにどこでこんがらがっちゃったのかと、悲しく思います」って書いてあって、姉が弁護士さん通じて送り返して貰ってた。
姉元夫も再婚したけどわりとすぐ離婚してた。
○紳士な中学生
某コンビニであったことなのですが・・・・・・
そこのコンビニは結構広くて品揃えもよく、肉まんがおいしいとかで最寄の駅を使う人は結構知ってるコンビニなんですが、
2人子連れの方がいらっしゃいまして、配達の手続きで戸惑ったり、コピーをいっぱいしてたりで、子供2人が店内で遊びはじめまして、商品は崩すわ、他のお客様にぶつかったり挙句の果てに妊婦の方までぶつかってもスルーという感じで、保護者の方は気づいているんですが「転ばないでねー」と言って作業に戻る始末でした。(そのときじゃがりこを崩していったというのに)
注意しようと思いましたら、中学生の子が来店して、その子にちょうどぶつかって、ですが子供2人は鬼ごっこを続けました。
その中学生の子はニコニコして気にしてなさそうだったんですが、またその後、中学生の子の前にいた妊婦の方にぶつかりました。
そしたら中学生の子が2人の首根っこ捕まえ、童顔の顔から想像できないほどの低い声で「なにしてんだよ?」と言い、「お前らさ、さっきからぶつかってんのわかんないの?」
子供「ごめんちゃいwwww」
「あ、もうお前無理だわ」と言い親の方の方に持ってって、「あなたはどういう躾をなさってるんですか?」
親「はぁ?」
中学生「さっきからいろんな人にぶつかってるんですけど?」
親「子供だから仕方ないじゃない!あんたみたいに子供の同類っぽいのにいわれたくないわ!うちの子より大きいんだから我慢しなさいよ!!」
中学生「じゃあ、あなたのお子さんより小さい、胎児に、妊婦さんにまで我慢しろと?それこそあなたのいった大きい方が我慢するんじゃ?」
親「なっ・・・・」
中学生「子供を持つ親ならしっかりと躾ないと、そのうちあなた、人殺しの親になりますよ?現に妊婦さんにぶつかって、妊婦さんに危険を及ぼしてるわけですし」
親「うるさい!タヒね!くそがき!」
中学生「くそがきはてめぇの子だろ!!」
親「もういい!かえる!」
と、言って親は顔真っ赤で帰り子供は泣いてました(いつ泣いたかわかんないです)
その後中学生の子は「うるさくして申し訳ありませんでした。お店の方も本当にすみませんでした!営業妨害やら訴えてもいいです、○○中学校の3-2○○です。本当に申し訳ありませんでした」と一礼し、出て行ってしまいました。
こんな紳士な中学生もいるんだなぁと思いました。
○DV男は子猫ちゃん
付き合って三週間目、彼氏の部屋にお邪魔したら「部屋かたしといて」と言われた。
台詞に「ん?」となったが、たいして汚くないし、まあちょっと整えるくらいならと、雑誌をまとめたりテーブルの位置を変えたりして片付け終了。
そしたら次は「ご飯作って」と言われたんで「いいよー」と台所に。が、材料がろくにない。作れるメニューに幅がないせいもあるけどこれじゃ残飯系のチャーハンぐらいしか作れない。
「わかめと沢庵のチャーハンでいい?」と伝えると彼氏がブチ切れた。
いきなり後頭部殴られて真っ白になる自分。何か兆候のある怒りではないので何事かとついていけず切れてる彼氏に「えっえっ?」と問い返す。
すると彼氏が「え?じゃねーよ!!そんなん食えっかよ!!」と手を振り上げてきた。
顔面に振り下ろされた彼氏の手を掴み、片手で思いきりひっぱたいた。女の力じゃぐーで殴ってもたいしたことないけど、遠心力と手の平と角度を使いひっぱたくと結構痛い。
女殴っといてその女から一発ビンタくらっただけで呆然としている彼氏。真っ赤になった頬を押さえながら涙目になっていた。
「とりあえず座りなよ」と促すとビクッとして「は、はい」
今のは何のつもりか、今までの彼女殴ってきたのか質問。今までの彼女全員殴ってきたらしい。…私と付き合う前はウワキされて別れたと言ってたくせによ。
このまま別れても新たな犠牲者出すだけだし、なにより嘘を言い触らされても困る。なので女王やってる友人の指示に従いつつ彼氏を説教。
「DVする男はどSとは違うので、強い者の前では子猫ちゃんよ」と語る友人のいうとおり、私の顔色伺いながら全て従う彼氏。めっちゃ便利だけど私自身Mだしこれはもう恋愛じゃない。
ファミレスで別れを切り出すと、号泣しながら塩をつかみ「タヒんでやるー!」
「ひとさまに迷惑かけんな!」と怒鳴ったらしゅんとしててきもい。
2年ぐらい粘着されたけど、他県に引越ししてからは音沙汰ない。
友達から入る話では「俺はあいつじゃなきゃ駄目なんだよー」と言ってるんだとか。
「私はあなたじゃ駄目なんです」と言ってやりたい。
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