【プラセボ効果】思い込みによってかき氷の味が変わる!?DHEAの分泌量が増える!?寿命が伸びる!?

みなさんはプラセボ効果ってご存知でしょうか?

プラセボ効果とはプラシーボ効果の別称で、有効成分が含まれていない薬剤(偽薬、プラセボともいわれる)によって、症状の改善や副作用の出現が見られること。偽薬効果ともいわれる。

アンサーズより引用

効果のない薬を「効果がある!」と思い込んで服用すると、症状が改善する。これがプラセボ効果です。

このプラセボ効果の発見により、思い込みには凄い力があることが証明されました。

実は、他にも「思い込みって凄いな」と思えるような話があるんです。

今回はその話を紹介したいと思います。

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「人の思い込みって凄いな」と思わせる話3選

思い込みによってDHEAの分泌量が増える!

ストレスを感じると「コルチゾール」と「DHEA」という2種類のストレスホルモンが分泌されます。

コルチゾールの分泌量が多いと、免疫機能の低下や鬱病を引き起こし、逆にDHEAの分泌量が多いと、不安症や鬱病などのストレスに関連する病気のリスクが低下する!と言われています。

つまり、DHEAがコルチゾールより多く分泌されると体に良いということです。

ここでとある実験を紹介します。ある模擬面接の前にグループを2つに分けて、片方のグループには「ストレスには良い効果もあり、パフォーマンスを向上させ、健康を増進させる効果がある」という内容の動画を、そしてもう一方には「ストレスはとにかく心と体に悪い」という真逆の内容の動画を見せました。

そしてその後、参加者にストレスを与えるような徹底的な圧迫面接を行いました。すると参加者全員のコルチゾールの値が上昇したわけだが、「ストレスには良い効果がある」という動画を見ていた参加者たちはストレスは体に悪いという動画を見た参加者に比べてDHEAの分泌量が多かったんです。

つまり、ストレスは良い効果がある!って思い込んでいただけで、DHEAホルモンが出る量が増えたってことです。

思い込みによってかき氷の味が変わる

かき氷にはいろんな味がありますよね。イチゴ味、メロン味、レモン味、ブルー・ハワイ味などなど。本当にいろんな味があって、舌を楽しませてくれますよね。ちなみに僕はイチゴ味が好きです。

実はこのかき氷に使われているシロップ、全部同じ味なんです。

嘘じゃないですよ。本当ですよ。本当にかき氷に使われているシロップは全部同じ味なんです。イチゴ味にもメロン味にもレモン味にもブルーハワイ味にも全部同じ味のシロップが使われているんです。違うのは香りと色だけなんです。本当は全部同じ味なんです。同じ味のシロップに違う香りの香料と着色料を入れているだけなんです。

イチゴ味だと感じているのは錯覚なんです。本当は同じ味なんです。レモン味やメロン味と同じ味なんです。でも錯覚しているせいでイチゴ味だと感じているだけなんです。色とニオイによって脳が錯覚を引き起こしているせいでイチゴ味だと感じているだけなんです。

専門家は「もしシロップが無色透明なら何味かはわからない」と言っています。

毎年、多くの人が「このイチゴ味のかき氷美味しいね」「このメロン味のかき氷美味しいね」「このレモン味のかき氷おいしいね」「このアボカド味のかき氷おいしいね」と思って食べているかき氷。もし、それらのかき氷から色と香りを取り除いたら、みんな同じ味になってしまうということです。

多くの人がニオイと色によって「これはイチゴ味!」「これはメロン味!」「これはアボカド味」と錯覚しているから、同じ味のかき氷を食べているのに、いろんな味を楽しむことができるんです。

思い込みによって寿命が変わる

1998年にアメリカで3万人を対象に行われた調査の結果、ストレスが健康に悪いと考えている人ほど死亡リスクが高まるということが明らかになったんです。

ストレスが健康に悪いと思い込んだせいで寿命より早く亡くなった人の数は、調査した8年間で推定18万人以上で全米での死因トップ15位に入ったそうです。

ストレスとは一生付き合っていかなければならないものです。そんなストレスを健康に悪いと思い込んでいたら、ストレスを感じるたびに「ああ、体に悪い」と思って、ストレスを感じてしまいますよね。そんなストレスのせいで寿命が短くなってしまうのではないかと思いました。

一生付き合っていかなければならないものなんですから、ストレスの悪い側面だけを見るのではなく、ストレスの良い側面も見たほうがいいと思います。

というわけで「ストレスを感じるとDHEAがドパドパ出るぜ!」と思い込みましょう。そうすれば寿命が伸びるはずです。

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