生きづらさを軽減する方法8選!ラインオーバーを許すな!自分の領域を守れ!

あなたは自分らしく生きていますか?

この問いに「はい」と答えられる人は少ないと思います。

残念ながら現代社会では自分らしく生きられない人が多数存在しています。

なぜ多数存在しているのか?

それは、多くの人が自分の気持ちを押し殺して、社会が決めたルールや他人から押し付けられた価値観などに従って生きているからです。そういう生き方を社会が強く求めているからです。

だから日本では自分らしく生きれない人が多数存在しているんです。

自分らしく生きられない人が多数存在いるということは、生きづらさを感じて生きている人も多数存在しているということです。

この記事を読んでいるあなたもきっと生きづらさを感じて生きている一人だと思います。そんなあなたにおすすめの本があります。

秋葉原saveクリニックの院長を務める心療内科医の鈴木裕介さんの書かれた「我慢して生きるほど人生は長くない」という本です。

この本は、自分らしく生きる方法を教えてくれる本です。この本を読めばきっと生きづらさを軽減できると思うので、おすすめです。

「我慢して生きるほど人生は長くない」という本の『要約記事』を書いてみました。ぜひ本を購入する参考にしていただけると幸いです。

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生きづらさを軽減する方法

○人間関係を見直す

私達が生きづらさを感じる主な原因は、他人から一方的に押し付けられた価値観やルールを優先してしまっているからです。「大企業に入ったほうがいい」「公務員になったほうがいい」「男は仕事、女は家庭」「男は度胸、女は愛嬌」「男は女に優しくしなければならない」「女は男に尽くさなければならない」「子供は親の言うことを聞かなければならない」という他人の価値観やルールを優先してしまっているからです。

他人の価値観に振り回されないためには、人間関係を見直す必要があります。

具体的に何をしたら良いのか?

悪い人間関係を減らして、良い人間関係を増やすんです。そうすれば生きづらさを軽減することができます。

悪い人間関係とは、あなたに「結婚しろ!」「就職すべき!」などと価値観を押し付けてくる人間関係のことです。あなたに「女は結婚したら仕事を辞めるのが常識!」「男のくせに情けない」などと常識を押し付けてくる人間関係のことです。ちょっと失敗すると非難してきたり、説教してきたり、罵ってきたり、バカにしてきたりする人間関係のことです。一緒にいて息苦しさを感じる人間関係のことです。

良い人間関係とは、あなたに常識や良識を強要してこない人間関係のことです。あなたが一緒にいて心地よさを感じる人間関係のことです。あなたが一緒にいても自由を感じることができる人間関係のことです。あなたを肯定してくれたり、励ましてくれたり、褒めてくれたりする人間関係のことです。

生きづらさを感じている人は、悪い人間関係が多くて、良い人間関係が少ないんです。だから生きづらさを軽減しないならば、悪い人間関係を減らし、良い人間関係を増やす必要があるんです。

あなたの交友関係を思い出してください。悪い人間関係に該当する人間がいるはずです。そういう人間関係を減らす努力をしてください。

悪い人間関係を減らすというのは、相手と決別しろ!ということです。それくらい悪い人間関係は有害なのです。自分らしく生きるにはマジで邪魔な存在なのです。なので決別できるなら決別してください。

でもどうしても決別が難しい場合ってありますよね。家族とか上司とか友達とかは決別が難しいですよね。

決別が難しい相手には、相手と距離を取ったり、相手との会話を減らしたりしてください。そうすれば心理的負担が減り、生きやすくなると思います。

○自分の領域を守る

良くない人間関係を減らしていく上で何よりも意識してほしいのが、自分の領域を守ることです。

人には、「自分の領域」と「他人の領域」があるんです。この2つは境界線によって分けられているんです。

他人の領域とは、他人の価値観に支配されている領域であり、社会的ルールや法律・常識・良識などはこの領域に含まれています。

自分の領域とは、自分が自分らしく生きるために必要な考え方や価値観や常識や良識などが存在している領域です。自分の理想や夢や目標などが存在している領域です。自分という存在を成り立たせている信念や信条や知識などが存在している領域です。

自分の領域は、いわば聖域のような場所なのです。だから簡単に他人の侵入を許してはいけないんです。侵入を許せば自分のアイデンティティを破壊されるリスクが高まるから簡単には侵入を許してはいけないんです。

世の中には聖域である自分の領域に侵入してくる人間がたくさんいます。「自分の領域」と「他人の領域」の間にある境界線を踏み越えて、自分の領域に侵入してくることを「ラインオーバー」と言うのですが、ラインオーバーをして、傍若無人に自分の領域に侵入してくる人間がマジでたくさん存在しているんです。

「上司の言うことを聞くのは常識だ!」「俺の言うことが聞けないのか!」というような言葉を使って相手をコントロールしようとしてきたり、「お前は使えない」「才能がな」などと言って相手の価値観を勝手に決めつけようしてきたりとすること。これらは立派なラインオーバーです。

そういう平気でラインオーバーしてきて、自分の領域を破壊してくる人が世の中にはたくさんいるんです。

大事なことなので何度でも言います。自分の領域は聖域のような場所なのです。簡単に侵入させてはいけない領域なんです。信頼できる人しか入るのを許してはいけない領域なのです。自分のアイデンティティを破壊されるかもしれないから信頼できない人は入れてはいけない領域なのです。

でも、日本にはそんな大事な領域に侵入を許している人が多いんです。そのせいで、生きづらさを感じている人も多いんです。

そんな生きづらさを感じている日本人が生きやすいと感じるようになるためには、ラインオーバーに敏感になる必要があります。「あ、これはラインオーバーだわ」とパパッと判断できるようになる必要があります。

○ラインオーバーに敏感になる

自分の領域を守って生きやすさを感じるためには、他人からのラインオーバーに対して敏感になる必要があります。

ですが、今まで他人との境界線を意識してこなかった人は「どれがラインオーバーなのかが分からないよ~」という人が多いと思います。

そういう人は、自分の「なんか嫌だな~」という感覚に従ってみてください。

例えば、親から「安定した職業につけ!」と言われて、「なんか嫌だな~」と感じたなら、これはラインオーバーかもしれないと思ってください。

ラインオーバーかもしれないと思ったら、なぜ「なんか嫌だな~」と思ったのか考えてみてください。そうすれば「確かに安定は素晴らしいけど、今の俺は夢を追うほうが素晴らしいと思っている」「俺は安定した仕事よりも夢のある仕事をしたいんだ」「私は好きを仕事にしたいんだ」「安定よりも夢のほうが大事なんだ」と考えることができると思います。

「なんか嫌だな~」でラインオーバーかもしれないと判断するを繰り返しているうちに、段々と自分が何をされたくないのか、自分は何がしたいのかということがわかるようになり、ラインオーバーを敏感に感じ取れるようにもなっていくと思います。

○会社での人間関係を改善する

友人・恋人・親との関係改善することも大事ですが、それ以上に大事なのが会社での人間関係の改善です。

ほとんどの人は、社会人になると、人間関係の中心が会社となります。1日8時間働くのであれば1日のうち3分の1以上を会社で過ごすことになるのですから、人間関係の中心が会社になるのは自然なことです。

人生の大半の時間を会社での生活で過ごすのですから、会社での人間関係が自分の人生を左右すると言っても過言ではありません。

もし、あなたが、理不尽な命令をしてきたり、「お前は使えない」と人間性を否定してくるような上司がいる会社に勤めていたら、毎日のようにラインオーバーされ、自分の領域を侵害されるという苦痛に満ちた人生に送ることになりでしょう。

もし、あなたが、他人を嘲笑するのが三度の飯より好きな先輩がいる会社がいる会社に勤めていたら、毎日のようにラインオーバーされ、自分の領域を侵害されるという苦痛に満ちた人生になるでしょう。

そんな人生嫌ですよね。でも会社にそういう人間がいるとそんな嫌な人生になる可能性が高くなるんです。当然、そういう人間が多くなればなるほどそんな嫌な人生になる可能性は高くなります。

そんな嫌な人生を送らないためにも、会社の人間関係は優先的に改善する必要があるのです。改善するためならば、退職や転職する必要も生じる場合もあります。それくらい会社の人間関係の改善は重要なことなのです。

・・・ここからは会社の人間関係の改善法を紹介したいと思います。

>>>第三者に相談する<<<

人間関係を改善したいときは、第三者に相談するのが良いと思います。

真面目な人は、「自分の人間関係の悩みぐらい自分で解決するべき!」と思って、自分一人の力で解決しようとします。もちろん、それで解決できる場合もあるでしょう。でも解決できない場合もあります。解決できない場合、真面目な人は一人で延々と悩み続けてしまいます。それは良くありません。最悪、メンタル崩壊します。

そうならないためにも、人間関係の悩みを第三者に相談する習慣も身につけましょう。そのほうが人間関係を改善できる可能性が高まります。

「三人寄れば文殊の知恵」です。一人で考えているより複数の人間で考えたほうが良いアイデアが出やすいんです。なので一人で悩まないで、信頼できる人に相談しましょう。

なんでもかんでも相談するのは良くないですが、人生を大きく左右するようなことは絶対に相談したほうがいいです。

>>>相手に気持ちを伝える<<<

「結婚しろ」「○○するのは常識だろ。やりなさい」みたいな感じのラインオーバーをしてくる人っていますよね。

そういう人には「やめてほしい」という気持ちを伝えてください。相手に悪気がなかった場合は、「やめてほしい」という気持ちを素直に伝えればやめてくれる可能性が高いです。

「やめてほしい」という気持ちを伝えるときには自分の気持を正直に伝えてください。

「結婚したほうがいい!と言うのやめてください。そう言われるたびに悲しい気持ちになるんです」「仕事の失敗を笑わないでください。笑っているほうが楽しいかもしれませんが、私は全然楽しくないんです。辛い気持ちになるんです」という感じで自分の正直な気持ちを伝えてください。

マトモな人間はこう言われれば、行動を改めます。これで改めないような人間はマトモな人間ではないので、距離をとったほうがいいと思います。

「辛い気持ちになるんです」「悲しい気持ちになるんです」と気分の辛い気持ちを伝えたにもかかわらず、行動を改めることなく、「結婚しろ!」と言ったり、仕事の失敗を笑ったりできる人間がマトモなわけないじゃないですか。そんな人間とは絶対に距離をとったほうがいいです。転職できるなら転職してでも距離をとったほうがいいです。永遠におさらばしたほうがいいです。

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○自分を大事にする

この世の中には、仕事が無数に存在しています。「コンビニの店員の仕事」「スーパーの店員の仕事」「服屋の店員の仕事」「揚げ物屋の店員の仕事」「携帯ショップの店員の仕事」「メガネ店の店員の仕事」「牛丼屋の店員の仕事」・・・店員の仕事だけでもこれだけあるんです。

でもあなたの体はひとつしかありません。仕事は無数に存在しますが、あなたの体は一つしかないんです。

だから仕事よりも体を優先してください。体の健康を守ることを優先してください。仕事のためにバカな上司のいる会社に我慢して働き続けたりしないで体の健康を守ることを優先してください。そういう生き方を優先したほうが生きやすくなると思います。

この世の中には、結婚しないでも幸せに生きている人がたくさんいます。結婚してなくても仲良く共同生活している男女がいます。結婚してなくても仲間とともにバイクツーリングを楽しんでいる人達もいます。だから親の「結婚しろ」に我慢して従わないでください。結婚しても不幸になることだってあるんです。だからあなたが結婚したくないと思っているなら無理に結婚しないでください。そういう生き方を選んだほうが生きやすくなると思います。

あなたの人生はあなたのものなのです。誰かのものではないんです。あなたのものなんです。だから我慢ばかりの人生を選ぶのではなく、あなたの体や心を優先して生きる選択してもいいんです。あなたの人生なのですから、あなたの体と心を大事する生き方を選択してもいいんです。

そういう生き方ができるようになれば、すごく生きやすくなると思います。

まとめ

○生きづらさを軽減する方法
・人間関係を見直す
・他人と自分の境界線を守る
・ラインオーバーに敏感になる
・職場での人間関係を考え直す
・第三者に相談する
・相手に気持ちを伝える
・相手と距離を置く
・自分を大事にする

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