『また会いたい』と思われる人の特徴7選!遅れて来た相手にありがとうございますと感謝できる!?
また会いたい人にはどんな特徴があるのでしょうか?
ビジネス書から小説まで多岐にわたるジャンルで1000冊以上の著書を持つ、作家の中谷彰宏さんの書かれた「『また会いたい』と思われる人 『二度目はない』と思われる人」という本にはその答えが書かれています。
ぜひお読みいただきたいと思います。
読む時間がないという方のために要約記事を書いてみました。
『また会いたい』と思われる人の特徴7選
○一度目の出会いを大切にする
一度目の出会いは非常に大切です。
なぜ大切か?
それは・・・一度目の出会いで、相手の中の自分への第一印象が決定してしまうからです。そして一度悪い第一印象を抱かれてしまうと、その悪い第一印象を払拭するのが難しくなってしまうからです。
人間は良い印象よりも悪い印象のほうが記憶に残りやすいんです。
コンビニで店員の接客態度が悪かったとき、その店員の態度を何度も思い出してしまい、イライラしたって経験ありませんか?ありますよね。
キャバクラでキャバ嬢の態度が悪かったとき、そのキャバ嬢の態度を何度も思い出して、イライラしたって経験ありませんか?ありますよね。
そういう経験をしてしまうのは、人間には良い印象よりも悪い印象のほうが記憶に残りやすいという性質があるからなんです。
当然、悪い印象のほうが記憶に残りやすいということは、その悪い印象を払拭することが難しいということでもあります。当然、第一印象で悪い印象を抱かれた場合もその悪い印象を払拭することは難しいです。
だから一度目の出会いは大切なのです。相手にもう一度会いたいなって思ってもらえるような印象を抱いてもらうためにも、一度目の出会いは大切にしなければならないんです。
相手と何度も会いたいと思っているなら、一度目の出会いから、気合を入れてください。最高の第一印象を抱いてもらうぞ!という心構えで、相手と出会ってください。
一度目の出会いを大切にすることができる人。そういう人が相手に「もう一度この人に会ってみたいな」と思われるんです。
だから一度目の出会いを大切にしてください。一度目の出会いですべてが決まるくらいの心構えで一度目の出会いに臨んでください。
○質問には具体的に答える
例えば、あなたが関東の浅草出身だった場合、相手に「ご出身はどちらですか?」と聞かれたとき、あなたならどう答えますか?
「関東出身です」と答えますか?「浅草出身です」と答えますか?
「関東出身ですと答える」を選んだ人。はい、選択ミスです。あなたは相手と仲良くなるチャンスを活かせませんでした。
正しい選択は「浅草出身ですと答える」だったんです。「浅草出身です」と答えたほうが相手と仲良くなれたんです。
なぜ仲良くなれたのか?
関東出身と答えるよりも浅草出身と答えるほうが具体的だからです。関東出身という答えでは関東のどこ出身なのかわかりませんよね。でも浅草出身という答えならば浅草出身なんだとわかりますよね。
このように具体的な答えのほうがわかりやすいのです。そして具体的な答えほうが自分に心を開いてくれていると思われやすいんです。話も弾みやすいんです。
逆に具体的でない・関東出身ですみたいな具体的でない答えだと心開いてないように思われやすいんです。「関東という漠然とした答え方をするのは詳しい個人情報を教えたくなんだな」と思われやすいから、心を開いてないとも思われやすいんです。
だから、相手からの質問には、具体的に答えたほうがいいんです。
「出身は?」と聞かれたら、「仙台の○○という田舎街です。鹿とかイノシシが出るような田舎です」と具体的に答えたほうがいいんです。
面接などで「趣味は?」と聞かれて「映画が鑑賞です」と答えるよりも「ジブリ映画が好きです」「となりのトトロが一番好きです」「ハリウッドのアクション映画が好きです」「ブルース・リーの映画が好きです」と具体的に答えたほうがいいんです。
そうしたほうが心を開いてる感が出やすいし、話も弾みやすいし、親しみも持ってもらいやすいから、具体的に答えたほうがいいんです。
とある面接会場。俺と面接官が向かい合って座っている。
相手「趣味はなんですか?」
俺 「映画鑑賞です。よくブルース・リーの映画見てます」
相手「本当に!私もブルース・リーの映画好きでよく見るんですよ」
俺 「そうなんですか!カッコイイですよね。ブルース・リーって」
相手「カッコイイですね。思わず真似したくなってしまいます」
俺 「私もです。子供の頃はしょっちゅう真似してました」
相手「私もです。今でも時々真似しますけどね」
俺 「実は私も・・・」
お互い笑い会う。
という感じに具体的な話だと盛り上がりやすいんです。盛り上がりやすいから相手に好感も抱かれやすいんです。良いことずくめなんです。
○話しかけられるのを待たない
話しかけられるのを待っている人っていますよね。停留所でバスを待つみたいに話しかけられるのを待っている人っていますよね。飲み会・合コン・懇親会・忘年会などで黙々と飲み食いしながら話かけられるのを待っている人っていますよね。
そういう人は良い出会いに恵まれる可能性が極めて低いです。待っているだけで良い出会いに恵まれる可能性が高いのはイケメンと美女だけです。それ以外の人は待っているだけでは良い出会いに恵まれる可能性は極めて低いんです。
学生時代、待っているだけで恋人ができたことありますか?待っているだけで親友ができたことありますか?待っているだけで美女と仲良しになれたことありますか?待っているだけでイケメンと仲良しになれたことありますか?
ないですよね。待っているだけでは恋人もできたことないし、友達もできたことないし、美女と仲良しになれたこともないし、イケメンと仲良しになれたこともないですよね。悲しくなるほどにないですよね。
そうなんです。普通の人は、待っているだけでは良い出会いに恵まれることはまずないんですよ。良い出会いに恵まれる確率は限りなくゼロに近いんですよ。
だから待っていてばダメなんです。積極的に自分から話しかけるべきなんです。
>>>松下幸之助さん(パナソニックを1代で築き上げた経営の神様)のエピソード<<<
あるとき、松下幸之助さんが京都駅から東京行きの新幹線に乗るためホームで待っていると、知人の20歳余り年下の大学教授とばったり出会った。
松下さんと大学教授は「私は東京まで行くんですよ」「私は名古屋まで」という感じに立ち話をした後、2人は別れて、同じ新幹線の別々の車両に乗り込んだ。
・・・大学教授が目的地の名古屋駅で降りる。すると、なぜかホームに東京へ向かうはずの松下幸之助さんがいた。
教授が「あれ?松下さんも名古屋でしたか?」と尋ねると、松下さんは「いや私は東京です。ただ先生に一言ご挨拶したいと思い、ホームに降りて参りました」と言ったそうだ。
なんと松下さんは別れの挨拶をするためにわざわざ教授に会いに来てくれたのだ。
その教授は降りる前に自分から挨拶に行かなかったことを恥じ、松下幸之助さんの謙虚さと誠実さに感服したそうだ。
松下さんは待っているのではなく、積極的に話しかけるタイプだったのです。そういう人だったからそこ、良い人脈に恵まれ、大成功を収めることができたのだと思います。
良い出会いに恵まれたいなら、待つのではなく、話しかける!そうすれば良い恵まれる可能性がググンッとアップします。相手に「この人にまた会いたいな」と思われる可能性もググンッとアップします。
なので、勇気を持って、積極的に話しかけてみましょう。
「良い出会いに恵まれないな」と愚痴っているそこのあなた!愚痴っている暇があったら積極的に話しかけてみてください。
○ライバルの商品を褒める
もしあなたが車を買うとして、「A社の車」と「B社の車」で迷っていたとします。
A社では「B社の車なんて全然ダメですよ。燃費もダメ。安全性もダメ。デザインもダメ。断然我が社の車がオススメです」と営業マンに言われました。
B社では「安全性能では我が社の車が、燃費性能はA社の車のほうがいいですね。デザインはA社も我が社も甲乙つけがたいデザインだと思います。ある部分ではA社のほうが良く見えますし、ある部分では我が社のほうが良いですね」と営業マンに言われました。
さあ、あなたならどちらから買いたいですか?
B社ですよね。
A社営業マンは不誠実な感じがしますよね。「営業スタイルがネガキャンを多用するスタイルなのでは?」と疑ってしまいますよね。「ネットとか利用してネガキャンしてるんじゃないの?」と疑ってしまいますよね。なんか客のことも悪く言っているような気がしますよね。とにもかくにも信用できない感じがしますよね。
逆にB社営業マンは誠実な感じがしますね。真面目に他社の車と自社の車を分析して、正直に答えてくれているように感じますよね。ライバル店の車をちゃんと評価できてるところなんて好感が持てますね。嘘をつかなそうな感じがするので信用もできますね。
というわけで、B社で車を買いたいって思いますよね。たとえ車の性能もデザインも同等だとしてもB社で買いたいって思いますよね。
この例え話で注目してほしいところは、B社営業マンがライバル会社の車を褒めたところです。
B社では「安全性能では我が社の車が、燃費性能はA社の車のほうがいいですね。デザインはA社も我が社も甲乙つけがたいデザインだと思います。ある部分ではA社のほうが良く見えますし、ある部分では我が社のほうが良いですね」と営業マンに言われました。
ほらね、褒めているでしょ。ライバルを褒めているでしょ。このライバルを褒めてるところがすごく良いんです。
人は、他人を貶している人より褒めている人のほうに好感を抱きやすいんです。
他人を貶している人は信用されにくいんです。他人を貶すような人は自分のことも貶す可能性が高いと思われやすいため、信用もされにくいんです。信用されにくいから、好感も抱かれにくいんです。だからもう一度会いたいと思われる可能性も低いんです。
逆に他人を褒めている人は好感を抱かれやすいんです。他人を褒めることができる人は自分のことも褒めてくれる可能性が高いと思われやすいため、信用されやすいんです。信用されやすいから好感も抱かれやすいんです。当然、もう一度会いたいと思われる可能性も高いんです。
というわけで、もし、あなたが営業マン・営業ウーマンになったときは、他社製品も積極的に褒めましょう。そうすれば好感度アップする確率がアップします。
告白したいほど好きな人がいるなら、その人の前でライバルを褒めてください。そうすれば「ああ、この人はちゃんと相手の良いところを認めることができる人だ」と好感度アップする可能性大です。
>>>類は友を呼ぶ!他人を貶す人には他人を貶す人が寄ってくる<<<
他人を貶して笑っているグループを見たことありますよね。あれは類は友を呼ぶの法則に従って集まった集団です。
他人を貶す人には、他人を貶す人が寄ってくるんです。街灯に集まる虫みたいに寄ってくるんです。そんな虫みたいな人が集まってできたグループはグループのメンバーのことも陰で貶しています。
あなたはそんなグループの一員になりたいですか?なりたくないですよね。
なりたくないと思った方は他者を褒められる人になってください。他者を褒められる人間になれば、類は友を呼ぶの法則に従って、他者を褒められる人が集まってきやすくなります。そうなれば、良い出会いに恵まれる可能性も高くなります。
○面倒くさいことをやってあげる
気配りができる人って素敵ですよね。「喉が乾いているみたいだな、飲み物を買ってきてあげよう」「落ち込んでいるようだ。慰めてあげよう」「泣いている。ハンカチを貸してあげよう」「服にゴミがついてる。とってあげよう」などの気配りができる人って素敵ですよね。
でも気配りって面倒くさいですよね。忙しいとき、疲れているときは、なおさら面倒くさく感じてしまいますよね。
でも、その面倒くさいと思う気配りができる人は、「もう一度会ってみたい」と思われやすいんです。
自分が面倒くさいって思っている気配りを相手がしてくれたら、「自分のために面倒くさい気配りをしてくれるなんてこの人は良い人だ」って思えますよね。
相手だって面倒くさい気配りをあなたにしてもらったら「面倒くさい気配りをしてくれるなんてこの人は良い人だ」って思うはずです。そして良い人だって思われれば、もう一度この人に会いたいなって思うはずです。
なので、面倒くさいと思う気配りを相手にしてあげてください。そうすればあなたにもう一度会いたいって思ってもらえるはずです。
他にも面倒くさいって思うことありますよね。相手のために面白い話をしてあげたり、相手のために飲み物を用意してあげたり、相手のために部屋の掃除をしてあげたり、相手のために喫煙ルームで話し相手になってあげたり・・・そういう面倒くさいことをやれば好感度が上がりやすいし、もう一度会いたいと思ってもらいやすいですよ。
○大切な人と会うときはスマホを切る
あなたが話しているとき、相手がスマホを弄っていたら、嫌な気持ちになりませんか?なりますよね。実際にそんな嫌な気持ちになった経験あると思います。
あなたが話しているとき、相手がスマホを弄っていたら、「自分の話よりもスマホのほうが面白いのか」と思って悲しい気持ちになりませんか?なりますよね。実際にそんな悲しい気持ちになった経験あると思います。
スマホを持っている人なら多かれ少なかれそういう経験をしたことがある人がほとんどだと思います。
そうなんです。日本人のほとんどが、自分が話しているとき、相手がスマホを弄っていると、嫌な気持ちになったり、悲しい気持ちになったりという経験をしているんです。「スマホ>自分の話」と思われている気がして、不快な気持ちになったり、失望的な気持ちになったりという経験をしているんです。
だから相手が話しているときに、スマホは弄らないほうがいいんです。スマホの電源を切っておいたほうがいいんです。話している人にとっては着信時のバイブの音すら不快に感じることがあるんです。だから話をするときは電源も切っておいたほうがいいんです。
「バイブの音程度で不快を感じる?心狭い奴だな」
と、思った人いますよね。はい、そう思ったあなたは「この人にはもう会いたくない!」と思われるリスクが上がりました。
心が狭いのはあなたのほうですよ。人と話しているときぐらい、スマホを切ろうと素直に思えないあなたのほうが心が狭いですよ。あなたが心が広いなら、スマホぐらい切りますと思ってそれをすぐに実行できるはずです。それができないってことは心が狭い証拠です。
心が狭いだけじゃなくて、自分勝手です。相手と話しているとき、スマホを弄っているのは、相手との会話を大切にしようとしていない証拠です。相手のことよりも自分のことを優先している証拠です。つまりは自分勝手ということです。
あなたのような自分勝手で心が狭い人が、相手に「この人にはもう会いたくない」と思われる確率が高いのは当然のことです。
「この人にはもう会いたくない」と思われたくないのなら、「バイブの音程度で不快を感じる?心狭い奴だな」と思ってしまうその心を変える努力をしてください。
相手にもう一度会いたいと思われる人になりたいなら、せめてスマホの電源くらい切れる人になってください。それだけでも印象はだいぶ良くなるはずです。
○遅れて来た相手にはありがとうございます
あなたは、遅れてきて「遅れて申し訳ありません」と謝ってきた相手に、なんて言いますか?
視聴者「大丈夫ですよ」
「大丈夫ですよ」ですか。正解ですね。でも100点の答えではありません。70点ぐらいの答えです。
100点の答えをお教えしましょう。
100点の答えは・・・「お忙しいところ、急いで来てくださってありがとうございます」
これが100点の答えです。
遅れてきた相手というのは、実際忙しい中を急いで来てくれたケースが多いんです。そんな忙しい中、自分のために時間を作ってわざわざ来てくれたのです。そんな誠実な人に「ありがとう」を言うのは当然のことなんです。
だから相手が遅れてきたときは「お忙しいところ、急いで来てくださってありがとうございます」と感謝の気持ちを述べることが大正解なんです。
「ありがとうございます」と感謝された相手は「思いやりのある人だな」と思ってくれるでしょう。そうなればあの人にもう会ってみたいと思ってもらえること間違いなしです。
まとめ
○また会いたいと思われる人の特徴
・一度目の出会いを大切にする
・質問には具体的に答えよう
・話しかけられるのを待たない
・ライバルの商品を褒める
・面倒くさいことをやってあげよう
・大切な人と会うときはスマホを切る
・遅れて来た相手には「ありがとうございます」
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