聞き上手になる方法5選!話すことに困ったら褒めろ!他人の話は基本的につまらない!?

これからする質問は、必ずどちらかを選んでください。無理やりにでも選んでください。

あなたは愚痴を言うのと、相手に愚痴を言われるの、どちらのほうが好きですか?

あなたは自分の自慢話をするのと、相手の自慢話を聞くの、どちらのほうが好きですか?

あなたは自分の下らない話をするのと、相手の下らない話を聞くの、どちらのほうが好きですか?

あなたは自分の悩みを話すのと、相手の悩みを聞くの、どちらのほうが好きですか?

ほとんどの人は、「自分が愚痴を言う・自分の自慢話をする・自分の下らない話をする、自分の悩みを話す」を選んだと思います。

当然です。人は相手の話を聞くよりも自分の話をしたい生き物なのですから。相手の愚痴を聞くよりも自分の愚痴を言いたい生き物なんです。相手の自慢を聞くよりも自分の自慢は言いたい生き物なんです。相手のくだらない話を聞くよりも自分のくだらない話を言いたい生き物なんです。相手の悩みを聞くよりも自分の悩みを話したい生き物なんです。

だから、ほとんどの人が、「自分が愚痴を言う・自分の自慢話をする・自分の下らない話をする、自分の悩みを話す」を選ぶのは当然のことなのです。

自分の話よりも相手の話を聞きたいと思うときは、相手の話がよほど面白いか、為になるか、得になるか、というときだけです。それ以外のときは基本的に相手の話なんか聞きたいと思いません。一般人の話なんて基本的に面白くないし、為にならないし、得になりません。ということは聞き手は基本的に相手の話なんて聞きたいと思ってない!ということになります。

そうなんです。聞き手は、ほとんどの場合、相手の話なんて聞きたいと思ってないんですほとんどの場合、聞く価値もないと思って聞いているんです。そう思いながら相手の話を聞いているんです。だから相手の話の内容を覚えていないんです。まったく興味がないから覚えていないんです。散歩中に見掛けた路傍の石のように覚えていないんです。

「そんな99%下らない相手の話を聞くよりも自分の話をしたい!」と、ほとんどの人はそう思っているのです。心の中のどこかでそう思っているのです。無意識の領域でそう思っているのです。

だから、ほとんどの人は、相手の愚痴を聞くよりも自分の愚痴を言いたくなってしまうのです。相手の自慢を聞くよりも自分の自慢は言いたくなってしまうのです。相手のくだらない話を聞くよりも自分のくだらない話を言いたくなってしまうのです。相手の悩みを聞くよりも自分の悩みを話したくなってしまうのです。

心のどこかで「相手の話はくだらない!そんな話を聞くより自分の話をしたい!」と思っているから、自分に関することを話したくなってしまうのです。

相手の話が99%下らないからという理由だけでなく、人には「自分が物語の中心となりたいという願望」や「自分のことを知ってほしいという願望」や「自分のことを知って認めてほしい・愛してほしいという願望」や「自分の話を面白い!為になった!また聞きたい!と評価してほしいという願望」があるから、元々から人は自分の話したい気持ちが強いんです。

元々強いところに、他人の話の99%は聞く価値ない!と思っているから、自分の話をしたい気持ちがさらに強くなってしまっているのです。

というわけで、相手に好かれたいなら聞き上手になりましょう。ほとんどの人は自分の話をしたいと思っているので聞き手になれば確実に好かれます。

キャバクラでキャバ嬢が自分のつまらない話を笑って聞いてくれたら、その嬢をまた指名したくなりますよね。メンタルクリニックで医師が自分の悩みを親身になって聞いてくれたら、その医師のところにまた行きたくなりますよね。学校で先生が自分の将来の夢を真剣に聞いてくれたら、その先生への好感度が上がりますよね。

このように聞く能力が高い人は、好かれやすいんです。

ここまでの話で「ああ、聞き上手になりてーー!そしてあの人に好かれてーー!」と思った方が2000人くらいはいると思うので、ここからは聞き上手になるための方法を紹介していきたいと思います。

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聞き上手になる方法

○自分は裏方に徹する

芸能人はテレビの世界で輝いていますよね。アイドルはステージの上で輝いていますよね。

でも芸能人やアイドルは自分の力だけで輝いているわけではありませんよね。裏方の人達が輝ける舞台を作ってくれているから・引き立ててくれるから輝けるんですよね。

というわけで、会話のときは裏方に徹してください。自分が会話の主人公になろうとしないでください。自分が主人公になろうとすれば、主人公になりたいと思っている相手と主人公の座をの争っての戦いになってしまいます。そうなれば相手を不快にするリスクが上昇してしまい、嫌われるリスクも上昇してしまいます。

だから決して自分が会話の主人公になろうとしないでください。歌舞伎の黒衣みたいに裏方に徹してください。テレビのカメラマンみたいに裏方に徹してください。そうすれば相手に好かれる可能性大です。

会話で相手を不快にしてしまう原因ランキングには、毎回、自分が主人公になろうとする気持ちが強すぎるがランクインしています。常に上位にランクインしています。

最近の自分の会話を思い出してください。間違えなく自分が主人公になろうとする気持ちに従って、自分の話をしているはずです。自分が見たテレビ・自分が聴いた音楽・自分が好きな趣味・自分が好きなアイドル・自分が興味のあることについて話しているはずです。

あなたの友達もそうだと思います。友達も自分の好きなアイドル・自分の趣味・自分の見た映画などについて話しているはずです。

つまり、だれもが自分が主人公になろうとする気持ちに従って行動しているということなんです。

だからこそ、裏方に徹して、相手の話を聞く人が好かれやすいんです。

というわけで会話のときは裏方に徹してください。

○はひふへほの法則を使いこなす

皆さんは「はひふへほの法則」ってご存知でしょうか?

「はひふへほの法則」とは、相手の話に対して「はいはい!」と納得してあげたり、「ひひひ」と笑ってあげたり、「ふんふん」と相槌を打ってあげたり、「へ〜」と驚いてあげたり、「ほ〜」と感心してあげたりすれば、コミュニケーションが円滑になりますよ♪という法則です。

簡単に覚えられる法則ですね。

この法則は、以下のような使い方をしてもOKです。

○「は」
「はははっ」と笑う。「ふ」を「ふふふっ」と笑う。「へ」を「へへへっ」と笑う。「ほ」を「ほほほっ」と笑う。

○「ほ」
「ほほお~」と感心する。「ほほお~♪これはすばらしい茶器ですね」「ほほお~♪これは素敵なワンピースですね」と感心する。

○「は」
「はあ~♪素敵過ぎてため息が出てしまいます」と感嘆のため息をつく。

○「ひ」
「ひゃあ~。それは辛かったですね」と同情する

という感じに使ってもOKです。

「はひふへほの法則」には無限の可能性があるように思えますので、自分で新たな「はひふへほの法則」を開発してみてください。バリエーションな多いほうが、相手に真剣に聞いてくれてる♪と思われやすくなります。

○話を聞く時はリアクションを大きくする

会話において、リアクションはすごく大事です。

リアクション芸人のダチョウ倶楽部。彼らはリアクションだけで厳しい芸能界を生き残ることができました。もしダチョウ倶楽部にリアクションがなかったら厳しい芸能界を生き残ることはできなかったでしょう。

リアクションゼロのダチョウ倶楽部を想像してみてください。「聞いてないよ~」をノーリアクションで無表情で声の抑揚ゼロで言っているところを想像してみてください。ぜんぜん面白くないですよね。これじゃ売れないわって思いますよね。

そうなんです。リアクションがゼロだと面白くないんです。面白くないから、芸能人として売れるわけもないんです。他人の面白いと思ってもらうためには、芸能人として売れるためには、リアクションというものは重要なファクターなんです。

そして、リアクションは聞き上手になるためにも重要なファクターです。「ああ、この人は私の話をちゃんと聞いてくれてるわ♪」と思われるためには必須のファクターなんです。

リアクションの薄い人は、相手に「この人私の話ちゃんと聞いてるのかしら?」と思われやすいんです。「聞いてないに違いない」思われやすいんです。「私の話つまらないのかしら?」と思われやすいんです。「つまらないのかもしれない」と思われやすいんです。

そう思われないためには、相手に気持ち良く話してもらうためには、わかりやすいリアクションは必須なのです。

ダチョウ倶楽部みたいにオーバーリアクションする必要はありません。彼らのようなオーバーリアクションだとわざとらしいと思われる可能性が高いので、わざとらしいと思われないくらいのリアクションがベストです。

慣れないうちはどの程度のリアクションがいいのか、わからないと思います。でも何度もリアクションをしているうちにどの程度のリアクションが良いのかわかってくると思いますので、とにかく経験を積みましょう。

○何を話していいか迷ったときは4Sを質問する

初対面のとき、相手が何も喋ってくれない場合がありますよね。相手が喋ってくれなければ話を聞くことなんてできませんよね。

こういう困った状況のときは、自分の面白エピソードを喋るのではなく、相手を喋らせるために4Sの質問をしましょう。

4Sとは「住処(sumika)、出身(syushin)、仕事(sigoto)、趣味(syumi)」です。

何を言っていいかわからなくなったときは、「どこに住んでますか?」「どこ出身ですか?」「仕事は何してますか?」「趣味はなんですか?」という質問してみましょう。

自分「趣味は何ですか?」

相手「読書です」

自分「どんな本を読むんですか?」

相手「ドストエフスキーの罪と罰とか読みます」

自分「へえ~。罪と罰ですか。すごいですね。ドストエフスキーの小説好きなんですか?」

相手「はい」

自分「はあ~。すごいですね。ドストエフスキーのような歴史的価値のある小説が好きだなんて。羨ましいです。よかったらドストエフスキーの面白いところを教えていただきたいです」と笑顔を浮かべる。

相手「そうですね。機会がありましたら」と笑顔。

自分「休日、本屋さんの文学コーナーにいれば、その機会が訪れるかな?・・・」

相手「そうですね」と笑顔。「そのときはよろしくお願いします」

自分「こちらこそ」と笑顔。

という感じに話が弾むかもしれません。なので、会話に困ったときは4Sを思い出して、質問してみてください。

>>>困ったときは褒める<<<

住処・出身・趣味・仕事の4S以外にも、相手に喋らせる方法はあります。

相手を褒めることです。「その服素敵ですね」「その時計素敵ですね」という感じに褒めることです。

自分「その時計素敵ですね」

相手「ありがとうございます」

自分「僕にはそういう素敵な時計を選ぶセンスがないので羨ましいです」

相手「そんなことないですよ。私、センスなんてないですよ」

自分「あなたにセンスがないとしたら、僕はセンス・マイナスですよ」と笑う。

相手「センス・マイナスって言葉、初めて聞きました」と笑いながら言う。

自分「僕も始めて言いました」と笑いながら言う。

という感じで話が盛り上がる可能性大。

というわけで会話に困ったときは、相手のことをさりげなく観察して、褒めポイントを探しましょう。

服・持ち物・iPhoneケース・靴・時計・メガネ・イヤリングなど、褒めポイントはいろいろあります。

慣れないうちは褒めポイントを探すのに苦労すると思いますが、探す練習を繰り返せば、容易に見つけることができるようになります。なので諦めずに探す練習を積み重ねましょう。

まとめ

○聞き上手になる方法
・自分は裏方に徹する
・はひふへほの法則を使いこなす
・話を聞く時はリアクションを大きくする
・何を話していいか迷ったときは4Sを質問する
・褒めて相手に喋らせる

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