自惚れの強いナルシストは”モンスターナルシスト”になるリスクが高い!ナルシストのメリットとデメリット
ナルシストのメリット
メリット1、自分で自分の承認欲求を満たせる
鏡を見て、「今日の私ってかわいい」「今日の俺ってかっこいい」と本気で思える人。
自撮りして、「これは奇跡の一枚だわ」「これはSNSに投稿せねば」と本気で思える人。
そういう人は自分の承認欲求を自分で満たすことができます。自給自足で承認欲求を満たすことができるということです。
人には多かれ少なかれ自給自足で承認欲求を満たす能力があります。でも、年齢を重ねるごとにその能力が低下してしまいます。恥ずかしさとか常識とか夢と現実のギャップとかのせいで低下してしまうんです。
でも、ナルシスト性質の強い人は年を重ねてもそのナルシスティックさを失いません。ある意味すごいです。僕には考えられない強靭さです。
その強靭さのおかげでナルシスト性質の強い人はさらにそのナルシスト性質を高めていきます。自分で自分を褒め、自分の承認欲求を満たし、自分のナルシスト性質を高めることができるんです。
僕はナルシスト性質というのは自分で自分を好きになる能力だと思っています。
多かれ少なかれ人にはナルシスト的性質があります。その性質があるから自分を肯定して生きることができるんです。
でも劣等感が強くなるとこのナルシスト的傾向が弱くなってしまいます。
鏡を見て、「私ってかわいい」「俺ってかっこいい」と本気で思える人は自分で自分の承認欲求を満たすことができます。
メリット2、鬱病になりにくい
自分で自分の承認欲求を満たせるナルシストはうつ病になりにくい。
自分で自分を褒めることのできない人は劣等感を抱きやすい。自分の欠点ばかりを見てしまう性質が強くなってしまうからだ。
大概の人は自分をよく評価するタイプか、自分をあまり評価しないタイプのどちらかに分けることができる。
一般的に自分をよく褒めるタイプは自分を批判することが少なくなる。
逆に自分をあまり評価しないタイプは自分を批判することが多くなる。
自分を批判することが多くなれば当然、劣等感を抱く機会が増える。
劣等感はうつ病の原因になりやすい。
劣等感を抱きやすい人は自分に自信がない。自分が自信がないため何事も積極的に取り組むことができない。いつも心のどこかに失敗するのではないか、失敗して笑われるのではないか、という不安を抱えている。そのため物事に集中することができない。そのため失敗しやすい。失敗しやすいため失敗することが多くなる。失敗が多くなれば劣等感が強くなる。劣等感が強くなればますます自信を失う。自信を失えばますます積極的に取り組めなくなり、失敗の不安も大きくなる。
このような悪循環に劣等感を抱きやすい人は陥りやすい。
でもナルシストは自分で自分を褒めることができるため、自分の良いところを見つけるのが上手なため劣等感を抱きにくい。
そのためナルシストはうつ病になりにくい。
メリット3、他人の批判・悪口に動じない
ナルシストは自分で自分の承認欲求を満たせるため他人の評価を必要としない。
だから他人に何を言われても動じることなく生きていられる。
批判されてもその批判が間違っていると思うことができる。悪口言われても悪口を言ってるのは自分に嫉妬していると思うことができる。
どんな言葉も自分に都合の良い解釈をすることができる。
それがナルシストの強み。
ナルシストのデメリット
デメリット1、独善に陥りやすい
ナルシストは自分のことを高く評価している。それが正しい評価ならいいが、ナルシストの場合、大概、間違った評価をしている。過大評価をしていたり、マイナス評価なのに100点満点だと思っていたりする。
その間違った評価は自惚れや独善を生み出す。
その自惚れや独善は他人に多大な迷惑をかけるリスクを生み出す。
独裁的なことをして迷惑をかけたり、自己中なことをして迷惑をかけたりするリスクを高める。
実際に自惚れたナルシストは事件を起こしたりしている。炎上するユーチューバーには自惚れたナルシストが多い。自分は面白い、なにをやっても許されるというナルシスト的自惚れをし、暴走し、他人に迷惑をかける。そういうユーチューバーが多い。
ブログで炎上する人にも自惚れたナルシストが多い。自分のほうが優れているというナルシスト的自惚れがあるから他人を容赦なく批判する。罵詈雑言を浴びせる。結果、炎上。それを見て笑う。ゴミ虫みたいな奴らがくだらないコメント残していると馬鹿にして笑う。自惚れているから笑うことがができるのだ。
以上のように自惚れたナルシストは独善に陥り、他人に迷惑をかけるリスクが高くなる。
自給自足で他人に害意のないナルシストならいいが、他人に害意をもった自惚れナルシストは性質が悪い。
炎上ブロガー、炎上ユーチューバー、炎上政治家にはそういう性質の悪いナルシストが多い。
こういう悪質なナルシストがナルシスト性の評価を下げている。
ナルシストは本来、自給自足で承認欲求を満たすことができるすばらしい性質なのに、こういう悪質なナルシストのせいでナルシストが悪いものという評価が強まってしまう。
嘆かわしいことだ。
さらにこういう自惚れたナルシストは自分の非を認めない。自分は絶対的に正しいと思っているからだ。独善とは本来正しくないことまで正しいと思ってしまうことだ。その独善性は自惚れが強くなるほどに強くなる。つまり、自惚れが強くなるにしたがい自分の非を認めなくなっていくということだ。
だから激しく自惚れの強いナルシストが自分の非を認めないのは当然のことなのだ。
自分の非を認めなくなったナルシストは犯罪行為すら正当化することができる。通り魔的犯罪をして他人を傷つけてもその非を認めない。自分は悪くないと平気で正当化する。
これが自惚れた独善に支配されたナルシストの恐ろしいところだ。
ナルシストにはこういう恐ろしいデメリットがある。
こうならないためにもナルシスト性質のある人は自分をある程度きちんと評価する能力も必要になる。それがないとモンスターのようなナルシストになってしまうリスクが高い。
自分を評価しすぎれば劣等感に苛まれるリスクが高くなる。自分を評価できなければモンスターナルシストになるリスクが高くなる。
○モンスターナルシスト
自惚れが強く、独善性も強く、自分の言っていること、していることがすべて正しいと思うナルシストのこと。自分の非は当然認めない。問題が起きた場合、すべて人のせいにする。それがモンスターナルシスト。
(注:この言葉はブログ主の造語です)
○モンスターナルシストと思われる人物
上西小百合(政治家)
豊田真由子(元政治家)
ヒカル(ユーチューバー)
金正恩(独裁者)
劣等感に苛まれるリスクを低くし、かつ、モンスターナルシストになるリスクも低くするには、自分をプラス評価する能力とマイナス評価する能力をバランスよく鍛える必要があると思う。
この二つの能力をバランスよく使うことができるようになれば健全な人間としていき続けることができると思う。
プラス評価しすぎず、マイナス評価しすぎない。そんなバランスのよい評価ができるようになりましょう。
そうすればきっと楽しく人間らしく生きることができると思います。
デメリット2、他人との価値観が違いすぎて社会的に孤立しやすい
ナルシストは独特の価値観の中で生きている。そのため、他人に理解されにくい。他人は理解できない人間に恐怖や嫌悪を抱きやすい。差別が起きるのはこの理解できないために生じる恐怖や嫌悪感のせいだ。
嫌悪や恐怖を抱かれやすいということは孤立しやすいということでもある。
つまり、ナルシストは独特な価値観があるために他人に恐怖や嫌悪を抱かれやすいため孤立しやすいということなのだ。
ナルシストレベルの高い人はその孤立している理由に気づけない。気づけないから正せない。そのため孤立状態から抜け出せない。という状況に追い込まれるリスクが高い。
ナルシスト的性質は正しく使うことができれば自分の承認欲求を自給自足で満たすことができる。でも、間違った使い方をすれば社会的に孤立してしまう。
ナルシスト的性質は正しく使えるようになる必要がある。
それにはやはり自分を正しく評価したり、批判したり、上手に甘やかしたりする能力が必要になる。それらをバランスよく行えるようになる能力が必要になる。
それは努力によってある程度身につけられる能力だ。
日本人は自分を批判する能力が高くなっている。当然、自分を評価能する能力は低くなっている。そのため自己批判能力と自己評価能力のバランスが悪くなっている。
このバランスの悪さを正すには自己評価能力を高めるしかない。
自己評価能力を高めることができればバランスを良い感じに保つことができるようになる。
それができればナルシスト性質も正しく使うことができるようになる。
自分の生まれ持ったナルシスト性質を有効利用するためにも自己評価能力を強めましょう。
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