仕事をすぐ辞める新人は”逃げ癖”がつく!?楽を得るために仕事を辞めてはいけない!
今仕事を辞めようとしている新人さん。
『自分は能力があるのに、責任ある仕事をやらせてくれない。この仕事場はダメだ。自分の能力を生かすことができない。辞めよう』
と、思って辞めようとしている新人さん。
それ今の仕事から逃げようとしてるだけかもしれませんよ。
あなたには本当に能力があるのですか?
もし、あると答えたのなら、どうしてその能力を今の仕事で発揮しようとしないんですか?
能力があるなら強引にでも責任ある仕事を上司から与えてもらえるよう直訴することは可能ですよね。
それなのに直訴することもなく、仕事を辞めようとしている。
それは自分には上司に直訴する能力がないと言っているのと同じですよ。
能力があるなら上司に直訴してください。何度も諦めずに直訴してください。そして何度直訴してもダメなとき転職を考えてください。
上司に直訴する能力もない人は、転職してもまた同じ不満を抱き、仕事を辞めようとする可能性が高くなります。
なぜか?
上司に直訴することもしないで仕事を辞めた人は、その仕事場から逃げたということだからです。やれることがあるのにやらずに仕事を辞めるという逃げを選んだということだからです。
そんなできることさえやらずに辞めた人は確実に逃げ癖がつきます。逃げ癖がつけば仕事を辞めるリスクが高くなります。
そうならないためにも今の仕事で最善を尽くしてください。最善を尽くしても責任ある仕事、やりがいのある仕事をやらせてもらえなかったとき、仕事を辞めてください。
そうすれば逃げ癖はつかないと思います。
逃げ癖は厄介です。一度その癖をつけてしまうとなかなか克服できなくなってしまいます。
なぜか?
逃げを選んだほうが楽だからです。辛い現実の中で生きているより逃げを選んだほうが楽だからです。
だから逃げを選んでしまうんです。楽を得るために。
楽を求める気持ちは人の本能です。人は本能的に楽を求める生き物なんです。
だから逃げ癖をつけてしまうとその癖を克服することが難しいんです。本能が求めるものを我慢しなくてはならないのですから克服が難しいのは当然です。
一度、仕事から逃げてしまえば、そのとき感じた楽を体が覚えてしまいます。この記憶が逃げ癖の原因となります。
転職して同じような不満を抱くようになると、前の仕事を辞めたときに感じた楽を思い出します。
その記憶は甘美なものです。体はまたあのとき感じた楽を欲します。その欲する気持ちは本能なのですから強力なものです。
そんな強力な本能的気持ちが働けば、仕事を続けるのは困難です。その気持ちに負け、辞めてしまう可能性が高いでしょう。辞めてしまえば、また楽を感じます。その楽が記憶に残ります。そうなればますます逃げ癖が強くなってしまいます。
逃げ癖が強くなれば、転職しても、再び楽を得るために仕事を辞めるリスクが高くなってしまいます。
楽を求める気持ちはそれくらい強いんです。
本能的気持ちだからそれくらい強いんです。
楽を得るために仕事を辞めるという逃げ癖をつけないためにも、安易に仕事を辞めないでください。最善を尽くしてそれでもやりがいのある仕事を任せてもらえないとき、そのとき、仕事を辞め、転職することを考えてください。
今の仕事で最善を尽くせない人は次の仕事でも最善を尽くせる可能性は低いです。そんなつまらない人生を送らないためにも今の仕事で最善を尽くしてみてください。
あっ、働いてる会社がブラック企業だったり、いじめがあったりする場合は辞めてもいいですよ。この場合の辞めるは戦略的撤退です。自分の体と心を守る撤退です。
だから辞めてもOKです。
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