自尊心を高める方法7選!完璧主義はコスパが悪いからやめたほうがいい

あなたは「自分は自尊心が高い」と思いますか?

「思ってない」と答えた方、もし、自尊心を高める方法があったら試してみたいと思いますか?

「試してみたい」と思った方、アメリカの作家であり、公演家であるジェリー・ミンチントンさんの書かれた「うまくいっている人の考え方」という本を読んでください。そうすれば自尊心を高める方法を知ることができます。

今日は「うまくいっている人の考え方」の要約記事をご用意しました。この記事を読んで、「うまくいっている人の考え方」を購入するかどうかをご検討ください。

自尊心を高める方法7選

○自分を責めない

自分を責める人っていますよね。「どうして俺はこんなミスをしてしまったんだ?情けない」「情けなくて涙が出てくる」「努力が足りなかったんだ。もっと努力していればこんなミスしなかった。くそっ」「本当に俺は情けない人間だ。情けなくて自分で自分を殺したくなる」などと自分を責める人っていますよね。

これは良くないです。自分を責めると劣等感が強くなって、自尊心が低下してしまいます。

だから自尊心を高めたい人は、絶対に自分を責めないほうがいいです。責めれば責めるほどに自尊心が低下してしまうので絶対にやめたほうがいいです。

>>>日本人には自分を責める癖がある人が多い<<<

日本人には自分を責める癖がある人が多いです。

なぜ多いのか?

完璧主義者が多いからです。日本人には「どんなことでも完璧にやらなければいけない・100点をとらなければいけない」という完璧主義者の人が多いんです。だからミスすると自分のことを責めてしまう日本人も多いんです。

完璧主義者は、常に完璧を求めて生きています。常に100点を求めて生きています。99点なんて認めないって態度で生きています。そんな生き方をしているから少しのミスも認められない精神状態になってしまっているんです。そんな精神状態になってしまっているから少しミスっただけでも感情的になって、自分を責めてしまうんです。

クズな人間だったら、自分のミスを他人のせいにして、他人を責めます。でも、日本人には誠実な人が多いから、自分のミスを自分のせいにして、自分を責めてしまう人が多いんです。

日本人には完璧主義者が多い。さらに日本人には誠実な人が多い。だから日本人には他人を責めず、自分を責める癖がある人が多いんです。

誠実さは美点なので改善する必要はありません。でも完璧主義は美点とは言えないので改善する必要があります。

100点を目指すという考え方は悪いことではありません。むしろ良いことです。でも100点以外は認めないという考え方は完全に「悪」です。

常に100点を取り続けることなんて不可能ですよね。「100点以外は認めない」という考え方はそんな不可能なことをやり続けろという考え方なんです。そんな考え方、どう考えても「悪」です。

だから「100点以外は認めない」という考え方は絶対にやめたほうがいいんです。

100点以外は認めないではなく、「100点取れたら超ラッキー」という考え方ができるようになりましょう。そうすれば運良く100点がとれたとき、すごく嬉しい気持ちになれます。「俺ってすげー」って気持ちにもなれます。

この考え方を身に着けることができれば、運良く100点を取ったとき「俺すげー」って思えるから自尊心が高まります。

自尊心を高めたい方には「60点取れたら合格点」「70点取れたらラッキー」「80点取れたら超ラッキー」「90点取れたら超超ラッキー」「100点取れたら超超超ラッキー」みたいな考え方をオススメします。

>>>完璧主義はコスパが悪い<<<

100点を目指そうとすると膨大な時間と労力が必要となります。

学校のテスト勉強を思い出してください。60点ぐらいを目指して勉強するのと、100点を目指して勉強するの、どちらのほうが時間と労力の消費が激しいでしょうか?

・・・100点を目指して勉強するですよね。「60点を取るための知識量<100点を取るための知識量」なのですから100点を目指して勉強するのほうが時間と労力の消費が激しいのは当然のことです。

次に教室でテストを受けている状況を思い出してください。60点ぐらいを目指してテストを受けるのと、100点目指してテストを受けるの、どちらのほうが労力を使うでしょうか?

・・・100点を目指してテストを受けるですよね。100点を取るためには一つのミスも許されません。一つのミスも許されないからすごく緊張します。一つのミスも許されないからすごく集中力します。一つのミスも許されないから何度も見直しをします。だからすごく労力を消費してしまうんです。

そんな労力と時間を大量に消費する完璧主義ですが、そんな完璧主義者たちが100点を取れる可能性は極めて低いんです。小学生のテストなら100点取るのは容易かもしれませんが、高校生のテストで100点取るのは至難の業です。小学生のテストと高校生のテストでは難易度が桁違いなので、高校生のテストで100点を取るのは至難の業なのです。当然、100点を取り続けるのはさらに至難の業になります。

つまり、人間は年齢を重ねるごとに100点を取ることが難しくなっていくということなのです。

つまり、完璧主義者の皆さんは、年齢を重ねるごとに100点という目標を達成できないことが多くなるということです。

膨大な時間と労力を使うにもかかわらず、100点という目標を達成できないことが多くなるのはすごくコスパが悪いですよね。

完璧主義者はコスパが悪い。だからやめたほうがいいんです。

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○自分で決める

「自分で決めるのなんて面倒!」って人いますよね。

なぜ面倒だと感じるのか?

自分で決めた場合、失敗したときの責任を自分自身で背負わなければならないからです。他人に決めてもらった場合、失敗したときの責任を他人に押し付けることができます。でも自分で決めた場合、自分で決めたのだから自分自身でその失敗の責任を背負わなければならないんです。

そういうネガティブな可能性があるから、自分で決めるのが面倒と感じてしまうんです。

でも、そんな面倒だと思う「自分で決める」という選択肢を選ばないと自尊心を高めることができません。

人に責任を押し付けるような「自分以外の誰かに決めてもらう」という生き方では自尊心を高めることは非常に困難です。もちろん、誰かに決めてもらって良い結果が出れば、自尊心は上がります。でも、その自尊心の上昇率は自分で決めて良い結果が出たときよりも低いです。やはり自分で決めて良い結果を出したときのほうが自尊心の上昇率は高いんです。

自分で決めた!という部分が自分に大きな自信を与えてくれるんです。だから自分で決めて良い結果を出したときのほうが自尊心の上昇率が高いんです。

なので、自尊心を効率よく高めたいなら、自分で決めたほうがいいのです。

というわけで、今まで他人に決めてもらうことが多かった人は、今から自分で決めるを増やしていきましょう。

○感謝や褒め言葉を口にする

他人の悪口や批判ばかり言っている人と、他人に感謝の言葉や褒め言葉ばかり言っている人、どちらのほうが嫌いですか?

他人の悪口や批判ばかり言っている人のほうが嫌いですよね。

ネガティブな情報は人を不快にする可能性が非常に高いんです。だから批判・悪口などのネガティブ情報ばかり言っている人が嫌われるのは当たり前のことなのです。

マトモな人間は悪口や批判ばかり言っている人は嫌われることを知っています。知っているから悪口や批判ばかり言っていると自分は嫌われていると思ってしまい、自尊心を下げてしまうのです。

自分が好かれていると思いたいのならば、相手を褒めたり、感謝したりすることを増やしましょう。そうすれば自尊心を高めることができます。

ほとんどの人間は褒められると嬉しいものです。ほとんどの人間は感謝されると嬉しいものです。あなたも褒められると嬉しいですよね。感謝されると嬉しいですよね。ほとんどの人間はあなたと同じように嬉しいんです。

だから相手に感謝したり、褒めたりすることを増やしましょう。そうすればグングン自尊心が高まるでしょう。

○他人に期待しない

子供に過剰な期待をする親と子供に全く期待しない親、どちらのほうがガッカリすることが多いでしょうか?

答えは子供に過剰な期待をする親です。

当然ですよね。子供に過剰に期待する親は「子供に東大に入ってほしい」「子供にプロ野球選手になってほしい」「子供にテストで100点をとってほしい」「子供は常に良い子でいてほしい」「子供には夜ふかししないでほしい」「子供には親の言うことを聞いてほしい」「子供には常にニコニコしててほしい」などと無尽蔵に期待し続けているんですからね。ガッカリすることが多いのは当然のことです。

優しい親は、子供が期待に応えてくれなくてガッカリすると、自分の教育が悪かったからではないかと思って、劣等感を感じてしまいます。こうなると自尊心が低下してしまいます。

優しい上司も同じです。部下が期待に応えてくれなくてガッカリすると、自分の教育が悪かったからではないかと思って、劣等感を感じて、自尊心を低下させてしまうんです。

優しい人も同じです。友達が期待に応えてくれなくてガッカリすると、自分の接し方が悪かったからではないかと思って、劣等感を感じて、自尊心を低下させてしまうんです。

つまり、優しい人が他人に期待すると、他人がその期待に応えてくれなかったとき、自分の接し方が悪かったで期待に応えることができなかったと思ってしまうんです。そのせいで劣等感を感じ、自尊心を低下させてしまうんです。

日本人にはそんな優しい人がたくさんいます。だから他人に期待なんかしないほうがいいんです。

他人なんて基本的に自分の期待には応えてくれないと思って生きていたほうがいいんです。クラスメートに「悪口を言わないでほしい」と期待しても、期待に応えてくれる可能性は低いですよね。クラスメートに「イジメをやめてほしい」と期待しても、期待に応えてくれる可能性は低いですよね。上司に「パワハラやめてほしい」と期待しても、期待に応えてくれる可能性は低いですよね。変態に「痴漢はやめてほしい」と期待しても、期待に応えてくれる可能性は低いですよね。

このように他人が自分の期待に応えてくれる可能性は低いんです。だから他人は基本的に自分の期待に応えてくれないと思って生きていたほうがいいんです。そのほうが自尊心を下げずに生きられるんです。

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○すべての人に好かれようとしない

あなたは嫌われるの好きですか?好きじゃないですよね。嫌いですよね。できるならすべての人に好かれたいって思いますよね。

無理なんです。すべての人に好かれるのなんて無理なんです。有村架純でもすべての人に好かれるのは無理なんですから、一般人の私達は絶対に無理なんです。どんな有名な人でも必ずその有名な人を嫌いになる人がいるんです。有村架純でも必ず嫌いになる人がいるんです。だからすべての人に好かれるなんて絶対に無理なんです。

だからすべての人に好かれる努力なんて絶対にしないでください。そんな努力を繰り返せば、相手に嫌われるたびに劣等感に苛まれしまいます。「ああ、Aさんに嫌われた」「ああ、Bさんに嫌われた」「ああ、C子さんに嫌われた」と嫌われるたびに劣等感に苛まれ、自尊心がどんどん低下してしてしまいます。

だからすべての人に好かれる努力なんて絶対にしないでください。

あなたが10人の人間に嫌われたとします。もし、あなたがすべての人に好きになってほしいと思ったら、その嫌われた人間全員にも好きになってもらわなければなりませんよね。一度、自分を嫌いになった人間に好きになってもらうのは困難ですよね。あなたを嫌いな10人もの人間に好きになってもらうのはさらに困難ですよね。

すべての人に好かれたいと思って努力するということは、そんな困難も乗り越える努力をしなければならないということなんです。そして、そんな困難を乗り越える努力をしたとしても、すべての人間に好きになってもらうことは不可能なんです。10人に嫌われた場合、3~4人は永遠に自分のことを嫌い続けるんです。どんなに努力しても3~4人は自分のことを嫌い続けるんです。

人は努力したのに結果が出なかったとき、劣等感を抱きます。当然、努力したのに好かれるという結果が出なかったときも、劣等感を抱きます。自分を嫌い続ける人がいる場合、ずっと結果の出ない状況が続きますので、劣等感を抱く回数が増えます。劣等感を抱く回数が増えれば、当然、自尊心が低下する回数も増えます。

こんな感じで自尊心を低下してしまうので、すべての人に好かれる努力なんて絶対にしないほうがいいんです。

○まとめ

○自尊心を高める方法7選
・自分を責めない
・日本人には自分を責める癖がある人が多い
・完璧主義はコスパが悪い
・自分で決める
・感謝や褒め言葉を口にする
・他人に期待しない
・すべての人に好かれようとしない

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