「義援金出す人」を売名と批判する理由 「義援金を出す」のは正当な行為です。
●嵐の松本潤さん、義援金5千万円を渡す 被災の広島訪問
人気男性アイドルグループ「嵐」の松本潤さんが20日、広島県庁を訪れ、豪雨災害への義援金5千万円の目録を湯崎英彦知事に手渡した。チャリティーイベント「嵐のワクワク学校」の収益金の一部という。
●嵐の二宮和也さん、被災の岡山訪問 義援金5千万円渡す
アイドルグループ「嵐」の二宮和也さんが23日、岡山県庁を訪れ、豪雨災害への義援金5千万円の目録を伊原木隆太知事に手渡した。その後、浸水被害が大きかった同県倉敷市真備町の避難所を訪れ、住民らを励ました。
人気アイドルグループの嵐のメンバーが義援金を渡しました。
素晴らしい行為だと思います。
でも、この素晴らしい行為を批判する人がいます。
「売名だ!」「偽善だ!」と批判する人がいます。
どうしてそんな酷い批判をするのでしょうか?
今回はそんな酷い批判をする理由について書こうと思います。
「義援金出す人」を売名と批判する理由
理由1、悔しさと嫉妬心がある
義援金を出す人はお金がある。
なのに自分にはお金がない。
悔しい。
義援金をポンと出せる人間が妬ましい。
義援金を出せる資金力があるのが妬ましい。
そういう悔しさや嫉妬があると批判をしやすくなります。
「売名行為だ」「偽善者め」
と批判をしやすくなります。
なぜ批判をするのか?
悔しさや嫉妬を解消するためです。
解消するために批判を続けるのです。
その批判には復讐心も孕んでいる
悔しさや嫉妬を解消するために批判している人の心の中には、復讐心もあります。
義援金を出した人は批判者にとって不快な存在です。自分に嫉妬や悔しさを抱かせた嫌な存在です。
そんな存在である義援金を出した人に批判者は、復讐心を抱くのです。
自分を嫉妬させた、自分に悔しい思いをさせた、不快な気持ちにさせたという逆恨み的理由で復讐心を抱くのです。
そんな歪んだ復讐心を「売名」と批判する人の中にはあるんです。
だから異常なまでに攻撃的なんです。
理由2、優越感を得るため
「売名だ」「偽善だ」と言って笑う人がいます。
義援金を出す人を見て、馬鹿にして、笑う人がいます。
こういう人は他人を見下して、優越感を得ようとする俗物です。
他人を馬鹿にすることで自分は賢いと思い、優越感を得る。
そういうタイプの俗物です。
こういうタイプの人はとにかく批判をするのが好きです。
芸能人の結婚報道がされると「どうせ離婚する」とか「金目当てだろ」とか批判します。
災害が発生し、たくさんの人が被災すると「あんな場所に住んでるのが悪い」とか「貧乏人だからあんな危険な場所に住んでいるんだ」と批判します。
夢に向かって努力する人は見ると「夢なんて叶うわけないのに馬鹿じゃないの」とか「あの年齢で夢見続けてるなんて馬鹿なの」とか「時間と労力の無駄」と批判します。
とにかく自分が優越感を抱くために批判を繰り返します。他人の人生を冒涜するような批判を繰り返します。
批判家の中には劣等感が強い人がいる
批判家の中には劣等感が強い人が確実に存在しています。
劣等感が強い人は他人を批判しやすくなります。
なぜか?
劣等感を解消するためにです。
他人を批判して、優越感を得て、少しでも劣等感を解消する。そのために義援者を批判するんです。
劣等感が強い人の中には、無自覚に劣等感を解消するために他人を批判する人がいます。
そういう人は劣等感を解消するために、優越感を得るために、過剰なまでに批判を繰り返します。
劣等感が強い人は嫉妬を抱きやすくする。復讐心を抱きやすくする
劣等感が強い人は嫉妬を抱きやすくなります。
劣等感が強い人は「自分は他人より劣っている」と強く思っています。
「他人より自分のほうが劣っている」という認識は、「他人は自分にはない素晴らしいものを持っている」という認識を生み出します。
この「他人は自分にはない素晴らしいものを持っている」という認識が嫉妬を生み出します。同時に悔しさも生み出します。
「他人は素晴らしいものを持っている」のに、自分は持っていないという認識が悔しさを生み出すんです。
上記で述べたように嫉妬や悔しさは復讐心を生み出します。
当然、劣等感の強い人も復讐心を抱きます。
劣等感の強い人は復讐心を解消すると劣等感を解消するという2つの理由で義援者を批判する可能性があるということです。
すべての劣等感の強い人が批判者になるわけではありません。
心の弱い人や理解力の低い人や自分に甘い人が批判者になるのです。
批判者になった人は復讐心を解消するため劣等感を解消するため他者を批判し続けます。
理由3、ストレス解消のため
ストレス解消に批判する人がいます。
こういう人はストレスが溜まるとすぐに批判します。
こういうタイプが会社の上司になるとネチネチと部下をいびります。
「お前、馬鹿か。こんな仕事もできないのか」「何度も同じこと言わせるな。愚図が」「給料泥棒が」「お前本当に大学卒業してるのか?」
などと批判し、部下をいびります。とにかくストレスを解消するために批判を繰り返します。
現代はストレス社会です。残念ながらこういう上司のストレスがなくなることはありません。
つまり、ストレス解消に部下を批判する上司は、会社を辞めるまで批判を繰り返すということです。
そんな上司がいる会社は地獄です。
さらにこういう上司にサディストの気質があったら最悪です。
ストレス解消に部下を批判し、楽しむために部下を批判するということを繰り返すからです。
『サディスト+ストレス解消に批判をする』という上司が会社にいる場合、その会社は地獄より酷い場所になるでしょう。
理由4、自分を正当化するため
「自分は間違っていない、自分は普通だ、自分は常識人だ」
と自分を正当化したことありませんか?
自分が間違っているのに、「自分は間違っていない!正しい!」と自分を正当化したことありませんか?
「売名だ」と批判する人の中には、自分を正当化するために批判する人がいます。
「義援金を出さない自分は普通だ。義援金を出す人が特殊なのだ」と自分を正当化する。
さらに、「義援金を出す人なんてみんな偽善者だ。私は偽善者じゃない。だから私は義援金を出さない」と自分を正当化する。
こういう正当化をする人が「売名だ」と批判する人の中にはいます。
なぜ正当化するのか?
自分が義援金を出さないようなケチと思いたくないからです。他人に義援金を出さないようなケチと思われたくないからです。
だから他人を批判するんです。自分を正当化するために。
つまり、自己保身のために批判するということです。自分の自尊心を守るために批判するということです。
義援金を出すことは正当な行為です。
義援金を出すことは正当な行為です。
その義援金が被災された方たちの助けになるからです。
なにもしないで批判ばかりしている。「売名だ」「偽善だ」と批判ばかりしている。そんな批判、被災された方たちは求めていません。
被災者が求めているのは助けです。お金は確実にその助けになります。
被災者が求めている助けは正当なものです。理不尽な形で大切なものを失った人たちなのです。その助けが不当なもののはずがありません。
被災者の正当な助けに応じている義援金を出す人もまた正当なのです。偽善なのではないのです。
むしろ、「義援金を出すのは偽善だ!売名だ!」と批判している人のほうが不当なのです。批判している人たちは自分たちの不当さを自覚すべきです。自分が人として劣った行為をしていることを自覚するべきです。
正当なことをしている人を批判するのは、自分は人として間違ったことをしている最低な人間だと宣伝しているようなものです。
そんな愚かな宣伝行為は今すぐやめたほうがいいです。
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