斎藤佑樹は「鈍感。超ポジティブ。勘違い男。だから引退しない!?」僕は違うと思う。

斎藤佑樹投手。6月12日の阪神タイガース戦で今季2度目の先発マウンドに立ったものの、4回8安打5四死球7失点と大炎上。3イニングで先頭打者を四球で出塁させ、2本塁打を被弾するなど終始めちゃくちゃな内容で試合をぶち壊した。

そんな斎藤佑樹投手に栗山英樹監督は二軍降格を言い渡した。

斎藤佑樹投手。高校時代ハンカチ王子と呼ばれ、甲子園優勝という輝かしい過去を持つ男。だが、今の斉藤祐樹投手にかつての輝きはない。

彼は現在30歳。もうプロ8年目。通算15勝。まだ15勝しかしてないのだ。プロの世界は厳しい。それはわかっている。普通の選手なら引退していてもおかしくない。でも彼は引退していない。

引退していない理由は斎藤佑樹がスーパーポジティブだからと言っている人がいる。以下の記事を書いた人だ。

■無神経というか、KYというか

散々な状況となっている当の斎藤本人は本当に危機感を覚えているのだろうか。おそらく、そこまで窮地に立たされているとは思っていないだろう。仮にそう自覚しているのであれば、もう彼はとっくに自分から身を引いている。

悪く言えば「厚顔無恥」。逆にいい意味で表現するとしたら、斎藤は自分を着飾るだけの「プロデュース力」がズバ抜けている。そして世間からの猛バッシングをモノともしないタフな精神力、いわば「鈍感力」も彼の持ち味と言えるかもしれない。斎藤に近い日本ハムの関係者は次のように打ち明ける。

「一軍で投げては打たれるたびに多くの有識者から『引退するべきだ』などと酷評され続け、ネットユーザーからはもっと辛らつなトーンの批判が毎度のごとく書き込まれている。にもかかわらず、斎藤は『これは僕に対する叱咤激励です』とポジティブにとらえている。時に笑い飛ばすこともあるほどだ。

マウンドでいくら滅多打ちを食らって大炎上しても、試合後の斎藤は「能力がない」「自分が情けない」といった類の言葉はほとんど発したことがない。自暴自棄になったり、自分を責めたりすることはせず基本的には“逃げ道”や“言い訳”を用意して再起しやすいシチュエーションをつくっておくことが彼の常套手段だ。

KOされれば当然のように試合後の取材でメディアから詰問を受けることになり、精神的にも追い込まれているから、とても受け答えの仕方を考える余裕などないはずだが、それを斎藤は普通にこなせてしまうのである。そういう意味でもやはり図太い神経の持ち主と言えるのかもしれない。

引用:sankei.com

産経新聞の記者だと思うが、斉藤祐樹はすごくポジティブだと言っている。この記者は別に斉藤祐樹が引退しない理由は斉藤祐樹がポジティブだからとは言っていないが、それに近いことは言っている。

確かに斉藤祐樹はポジティブだという噂はよく耳にする。勘違い人間だという噂も耳にする。

『NAVER まとめ』に斉藤祐樹の勘違い発言集があった。その一部を紹介したいと思う。

「大勢の観客の中で投げるのに慣れた。今じゃ、あれがないと物足りない」

「秋頃のフォームに戻れば自分は今でも普通にプロで通用するレベルにいる」

「六大学にはライバルと思える人はいない」

「自分が調子が悪くても抑えられる大学野球のレベルに萎えたのは事実」

「大学野球の投手は大した事ない」

「自分が大学野球の救世主と呼ばれることで、皆が悔しがれば皆が強くなる」

「自分は次回のWBCの中心にいなければならない」

「10年後はイチローさんや松井さんのように注目されても構わない。対戦したら抑える自信がある」

「いずれ160キロ出したい」

「打たせて取るタイプだが技巧派にはなりたくない」

「(田中との)”野球”の差を埋める為にも、努力していく価値を見出せた。差は決して大きくないし、全く追い付けないものじゃない」

引用:matome.naver.jp/

この発言を本当に斉藤祐樹が口にしたとしたら、確かに勘違いしていると言わざるを得ない。

斉藤祐樹は「ポリアンナ症候群」なのではないか?

そういう疑いを持つ人が増えているそうだ。

ポリアンナ症候群とは、盲目的なポジティブシンキングによって、問題を解決する努力を放棄し、自分の良い部分だけを見て満足するという心の病です。

ポリアンナ症候群の例をいくつか紹介しよう。

●ポリアンナ症候群の例

ガソリンが減って赤いランプがついているのに「まだガソリンが残ってるから走れる」と、運転し続ける。

一度10万円当たったことがあるし、いつかは大当りが来るだろう”と言って宝くじを買って負け続けている。

どう考えてもこのままだと結婚できない年齢なのに、「私は絶対大好きな人と結婚できる」と信じ込むだけで、何もしない女性。

賞与が出ないよりはマシ。残業代が出ないよりはマシ。休日があるだけマシ。最低ラインが守られてることをよりどころにして、上昇しようとしない。

引用:matome.naver.jp

ポジティブ思考することによって現実的な認識や予想ができなくなっている状態。

それがポリアンナ症候群。

ポジティブな認識や予想に逃げている、現実逃避しているといってもいいような状態だ。

斉藤祐樹はこの病的心理状態になっているのではないか?

そう一部の人に疑われているようだ。

確かに上記の勘違い発言を見るとその疑いを僕でも持ってしまう。

でも斉藤祐樹は早稲田卒。自分を見失うような男ではない気がする。自分の状況をきちんと理解した上で上記の発言をしている気がする。リップサービスとか自分を鼓舞するために上記の発言をしている気がする。ボクサーなどが意図的に強気な発言をするような意味で上記の発言をしている気がする。

厳しいプロの世界。他人に勘違いされるくらいポジティブな言葉を口にしていないとネガティブな海にどこまでも沈んでいってしまうという恐怖感に負けないために上記の発言をしている気がする。

そう僕は思っている。

斉藤祐樹はポリアンナ症候群でも鈍感なポジティブ人間でもない。プロという厳しい世界で生き残るために意図的に上記の発言をしている。そう僕は思う。

厳しいプロの世界で生き残るために最善を尽くしている斉藤祐樹が活躍しているところを僕は見てみたい。

頑張れ!斉藤祐樹!世間の批判なんかに負けんな!

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