自分らしく生きる方法8選!「あやうく一生懸命生きるところだった」の著者であるハ・ワンさんの気づきを知ればそれがわかる!

「一生懸命生きているのにもかかわらず報われない」「自分は何のために頑張っているのだろう?」と思ったことありませんか?

「ある!」

ほとんどの人が「ある!」と答えたと思います。

「ある!」と答えた人は、一度ブレーキを踏んで、自分の人生を振り返ってみたほうがいいと思います。

そうすれば「誰が一番お金持ちになるのか競争」「誰が一番出世するのか競争」「誰が一番カッコイイのか競争」「誰が一番美しいのか競争」という誰かが作った競争に参加していることに気づくことができるかもしれません。そんな競争のために血反吐を吐くような努力をしていることに気づくことができるかもしれません。

「あやうく一生懸命生きるところだった」の著者であるフリー・イラストレーターのハ・ワンさんはそんなシンドイ競争に気づくことができた人です。そんな競争に気づき、他にもさまざまなことに気づき、気づいたことによって人生を良い方向に大きく変えることができた人です。

ハ・ワンさんが人生を変えるきっかけとなった気づきについて紹介したいと思います。

ハ・ワンさんが気づいたこと

○努力は必ず報われるわけではない

努力は必ず報われるわけではない!

これは真理ですよね。すべての努力が報われないことは誰もが知っていることですよね。一生懸命努力をしても結果がでないこともあることは子供でも知っていることですよね。

逆に一生懸命努力しなくても報われることもありますよね。

数え切れないほどのオーディションを受けてもデビューできない人もいますが、逆に友達のオーディションについていってオーディションを受けたら、あっさりデビューできてしまった人もいます。

このように必ずしも努力した人が報われるものではないし、必ずしも努力しなかった人が報われないわけでもないのです。

もちろん、努力することは無駄!と言いたいわけではありません。努力したほうが人生は豊かになる可能性が高くなるし、自分の能力を高められる可能性も高くなるし、夢や目標を達成できる可能性も高くなります。実際に努力した結果、夢を叶えた人もたくさんいます。

だから努力することは無駄ではありません。夢を叶えたいなら、目標を達成したいなら、努力をすべきだと思います。

でも、努力は必ずしも報われるわけではないという認識は忘れずに覚えておいてほしいんです。そうすればシンドイ人生を送らずにすむからです。

この世の中は「自分がこんなにも努力したんだから、必ずこれくらいの見返りがあるべきだ!」という考えを持っている人がたくさんいるんです。

そのせいで「こんなに努力したのにどうして報われないんだ」と苦しんでいる人もたくさんいるんです。そんな苦しみをたくさんの人が経験しているんです。

でも「努力は必ずしも報われるわけではない」という認識があれば、そんな苦しみをせずにすみます。こんなの努力したのにどうして報われないんだ」と考えずにすみます。

人は見返りを期待すればするほど、その見返りを手に入れられなかったときの失望感が大きくなります。大きな失望感は人の心に大きなダメージを与えます。

つまり、努力の見返りを期待すればするほど、その見返りがもらえなかったときの失望感は大きくなり、精神的ダメージも大きくなるということです。

だから努力に過度な見返りを求めないほうがいいのです。そのために「努力は必ずしも報われるわけじゃない」と認識していたほうがいいのです。

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○やる気がなくても働いていい

「やる気がないなら辞めてしまえ!」

そんな時代錯誤なことを言う上司っていますよね。

そんな上司の言うことなんて無視してください。別にやる気がなくても仕事を辞めなくていいんです。やる気がないまま仕事を続けててもいいんです。

どう頑張っても、何をしても、やる気が出ないときは出ないんです。栄養ドリンク飲んでも、女の子に応援されても、給料が上がっても、やる気が出ないときには出ないんです。

だから無理にやる気を出そうとしなくてもOKです。やる気がないまま仕事を続けてください。やる気がなくても仕事は続けられるだから、上司に何を言われても淡々と仕事を続けてください。

この世界にはやる気がなくても仕事を続けている人がたくさんいます。あなたはその中の一人に過ぎません。数億人いるやる気のない人達の一人に過ぎません。

だからやる気がないことに罪悪感を感じる必要なんてありません。無理にやる気を出す必要もあります。自分は無数に存在するやる気のない人達の一人に過ぎないと開き直って、淡々とやる気がないまま仕事を続けていればいいのです。

無理してやる気を出そうとすると反動で無気力になる場合があるんです。

だから無理してやる気を出そうとする必要はないんです。

好きでもない仕事にやる気を出そうとするなんてナンセンスだなどと考えて、やる気のないまま仕事をしていればOKです。

○世間の風潮を捨てて、自分らしく生きる

この世の中には「年相応に○○するべき」という風潮がありますよね。「30歳までに結婚すべき」「出世するべき」「女は子供を作るべき」「夢を持つべき」「女が子育てをするべき」「男は仕事すべき」「女は化粧すべき」という風潮がありますよね。

「あやうく一生懸命生きるところだった」の著者であるハ・ワンさんは、そんな風潮や他人の期待に合わせて生きようと頑張ってみたそうです。頑張って出世してお金持ちになるために努力したそうです。誰に見られても恥ずかしくない立派な人生を目指したそうです。

だがハ・ワンさんは、出世はできなかったし、モテなかったし、人並みにしか稼げなかったし、結婚もできなかったし、車も所有できなかったそうです。努力が報われなかったそうです。

そんな努力は辛かったし、努力すればするほど辛くなったそうです。そこでハ・ワンさんは世間の風潮に合わせる努力や他人の期待に応える努力をやめ、自分らしく生きることにしたそうです。

その結果、ハ・ワンさんは「本当に恥ずべきなのは、この歳(40歳)で何も持っていないことではなく、自分なりのポリシーや方向性を持たずに生きていることだ」と気づいたそうです。

自分なりのポリシーや方向性を持っていれば、世の中の風潮からズレていても気にならなくなるし、他人にどう思われようが気にならなくなります。

他人の目ばかり気にして生き続けたくない!という人は、世間の風潮に過剰なまでに合わせるのはやめましょう。やめればやめるほど自由を感じて、自分らしく生きられるようになります。

○人と比べてはいけない

手っ取り早く不幸な気持ちになる方法があります。

それは・・・誰かと比べることです。

本当ですよ。今すぐ「自分よりも稼ぎの良い人」「自分よりもイケメンな人」「自分よりもモテモテな人」などを思い浮かべて、自分を比べてみてください。そうすれば本当だということを理解していただけると思います。

どうです?誰かと比べたら嫌な気持ちになったでしょ。私の言葉が本当だってわかったでしょう。

というわけで誰かと比べると簡単に不幸に気持ちになれることを身を持ってわかっていただけたと思います。

だから私達は誰かと自分を比べないほうがいいんです。比べれば比べるほど不幸な気持ちになるから比べないほうがいいんです。

でも、世の中には、誰かと自分を比べる人って意外と多いんですよね。そんなことをしても不幸な気持ちになるだけなのに、そんなことをしている暇があったら幸せになれる方法を探したほうが合理的なのに、誰かと自分を比べてしまう人って多いんですよね。

あなたもその一人でしょうか?もしあなたがその一人だとしたら、こう思ってください。「ドングリの背比べだ」と。

私達が自分と比べて不幸な気持ちになってしまうのは、ほとんどの場合、自分と近い存在と比べたときです。

ビルゲイツ・イチロー・大谷翔平・羽生結弦などの圧倒的に上の存在ではなく、同級生・後輩・友達・同窓生などの自分と近い存在と比べた時に不幸な気持ちになる場合がほとんどなのです。

つまり人間は、ほとんどの場合、自分と近いレベルの相手を比べすると、落ち込んだり、優越感に浸ったりするものなのです。

近いレベルの人達の差を比べるなんて「ドングリの背比べ」みたいなものだと思いませんか?そんなドングリの背比べをして不幸な気持ちになるなんてバカバカしいと思いませんか?

そう思った人は誰かと比べることなんてやめて、もっと自分にプラスになることをしましょう。比べて精神的ダメージを受けてやる気をなくすなんて愚かなことはやめて、もっと幸せを感じられることをしましょう。

○期待し過ぎるな

人生の真理として、期待し過ぎるとほぼ100%ガッカリすることになります。

待ちに待った新作ゲームがクソゲーだった場合100%ガッカリします。その新作ゲームがまあまあ面白かった場合でも100%ガッカリします。かなり面白かった場合でも100%ガッカリします。すごく面白かった場合でも100%ガッカリします。がっかりレベルには違いがありますが、どのパターンでも多かれ少なかれ確実にガッカリします。

どのパターンでも100%ガッカリしてしまうのは期待し過ぎせいです。

人間がレベル50の期待を抱いた場合、レベル50の結果を求めるものなのです。それより少しでも下回った結果だと、たとえレベル49の結果だとしても、ガッカリを感じてしまうものなのです。レベル40だとさらに強いガッカリを感じてしまうものなのです。

だから期待し過ぎないほうがいいんです。期待していなければ、たとえ新作ゲームが面白くなくてもガッカリを感じずにすみます。期待していなければ、新作ゲームが少しでも面白ければ幸福感を感じられます。女の子に期待していなければ、少し優しくされただけでも幸福感を感じられます。

つまり期待しないほうが幸福感を感じられやすくなるということです。逆に期待すればするほどガッカリ感という不幸感を感じやすくなるということです。

だから期待しない生き方をしたほうがいいんです。

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○他の選択肢はないという執着を捨てる

「あやうく一生懸命生きるところだった」の著者であるハ・ワンさんは高校生の頃、韓国で一番難しいと言われているホンデ大学に入学することに執着していたそうです。

「他の大学では意味がない」と思い込み、ホンデ大学に合格することだけに執着し、「他に道はない」と自分を追い込んでいたそうです。

一生懸命努力したが、受験に失敗し、その後も受験に落ち続け、その時自殺まで考えたそうです。

結局7年かけてついにホンデ大学に入学することができたそうですが、大学に入ってもあまり人生が変わることはなかったそうです。

もちろん、この話は、「あきらめずにチャレンジし続ければ夢は叶う」というサクセスストーリではありません。「他の選択肢はない!」と一つの選択肢に執着することがいかに愚かであるか!という話なのです。「たった一つこの道しかない!」と思い込むとシンドイ人生を送ることになったり、むなしい人生になったりする場合があるぞ!という話なのです。

だから「他の選択肢はない!この選択肢しかない!」という執着はやめたほうがいいんです。執着すればするほど、それしか見えなくなって、そのせいで視野が狭まって、重要なことを見逃しやすくなるからやめたほうがいいんです。

執着しそうになった時は、ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、他の選択肢が色々あることに気づきます。そうすれば余裕を持って生きることができます。

○やらなかった後悔は後を引く

「あやうく一生懸命生きるところだった」の著者であるハ・ワンさんは子供の頃、映画監督になりたいと思っていたそうです。しかしその夢叶わなかったそうです。映画監督になるための努力など一切してこなかったのだから当然の結果だったそうです。

あなたは彼のことを笑えますか?ほとんどの人は笑えないと思います。私も笑えません。

私自身も何度もやりたいことがあったのに、やらなかった経験があります。

例えば、告白したいと思うくらい好きな女性がいたのに、結局、告白せずに、それどころか声をかけることさえできなかったという経験。

そういう経験をしたことがある人は多いと思います。料理人になりたいのに、それを叶える努力をしなかった人も多いと思うし、アイドルになりたいのに、それを叶える努力をしなかった人も多いと思います。

そういう経験をしたことがある人には、何年か経って「あれをやっていたらどうなってたのかな」と思い出して、胸の奥が苦しくなる人が多いんです。

「あのとき告白していたらどうなっていたかな」「アイドルになる努力をしていたらどうなっていたか」などと考えて、胸が苦しくなる人が多いんです。

やらなかった後悔があるせいで、そんな苦しみに苛まれてしまうんです。

そんな後悔しないためにも、そんな苦しみを味合わないためにも、失敗してもいいからやりたいことをやるべきなんです。独立したいなら失敗してでもいいからやるべきなんです。告白したいなら告白すべきなのです。

夢や恋が叶わなくてもその頑張ったには十分意味があるんです。だから今より少しだけでもいいから自分の気持ちに忠実になってみてください。

○お金のために自由を後回しにしない

「あやうく一生懸命生きるところだった」の著者であるハ・ワンさんは仕事を辞めてから一年間お金を無理して稼がないように生きたそうです。お金の稼ぐことに執着すると自分の自由を奪われると思ったからそんな生き方を選んだそうです。

確かにお金に執着すると生き方が制限され、自由時間が減りますよね。当然、執着すればするほど、生き方の制限が酷くなり、自由時間も減っていきます。

自由時間の少ない生き方なんて楽しいと思いますか?幸せだと思いますか?

思いませんよね。

思った方はお金に執着するのはやめたほうがいいです。ハ・ワンさんのように今の生活が維持できるくらい稼げればいいやという感じで生きてください。

そうすれば今よりも自由に生きられるようになると思います。今よりも自由に本を読むことも、今よりも自由にゲームで遊ぶことも、今よりも家族との時間をとることもできるようになると思います。

まとめ

○自分らしく生きる方法8選
・努力は必ず報われるわけではない
・やる気がなくても働いていい
・世間の風潮を気にし過ぎるな
・人と比べてはいけない
・期待し過ぎるな
・他の選択肢はないという執着を捨てろ
・やらなかった後悔は後を引く
・お金のために自由を後回しにしない

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