ヤバい人間の話2選「ワタシ万々歳、ひゃっほう」「プライド高い、意識高い系の子の末路」

・ワタシ万々歳、ひゃっほう
・プライド高い、意識高い系の子の末路

以上、2つの話を紹介します。

ヤバい人間の話2選

○ワタシ万々歳、ひゃっほう

ご近所にキチ子がいる

このキチ子、異様に沸点が低く、何かの理由で不機嫌になると黙り込むので、周りが「どうしたの?」と聞いて、その不機嫌の理由を解消してやるか、ひたすら機嫌がよくなるまでおだててやらねばならなかった

まず、男子がアホらしくなってキチ子に近づかなくなり、中学までには私含む女子も相手をしなくなったため、高校の今では完全なボッチと化している

その日、いつも通り不機嫌そうに黙り込んでいたキチ子を、もちろん誰も相手をしなかったらキチ子は突然「聞きなさいよ!」と叫んで、その辺にいたA君を殴りつけた

言っちゃ悪いがA君はチー牛そのものの外見で、好意的に言えばお似合いか双子な外見のB子と話していたところに、キチ子が殴りかかった、という次第

キチ子の犯行声明としては「アタシが黙っていたのにちゃんと機嫌を取りに来ない奴が悪い!」とのこと

当然ながら酌量の余地はないが、A君が「警察!通報!」と言うのは頼りない担任が制止したものだから、キチ子は調子に乗って「こんなキモオタが女と喋ってるのがおかしい!」などとA君を罵倒

A君がまだ「警察!通報!」と主張するので、キチ子は「コミュ障のくせに警察とかほざくな!」と叫んだ

コレにA君は「何だこのキチガイ!」と叫び返し、キチ子の胸倉をつかんで釣り上げた

『いいぞ、もっと言ってやれ』と本気で喝采したかったが、ワタシそこは控えた

「たかがボッチのくせに人間様に向かってその口は何だ!」

「ボッチがコミュ力講釈するんじゃねえ!身の程わきまえろ!」と

隣のクラスから見物が来るほど大声でA君が怒鳴るので、キチ子は失禁していた

心底お似合いのB子がいなければ抱きしめて、ベーゼのひとつもくれてやったという心にもない嘘はさておき

頼りない担任(女)は「A君、落ちついて」と声をかけるが、「アンタにはわからんだろうが、日本人はバカにバカにされるのが一番ムカつくんだよ!」とA君に怒鳴られると、A君に背中向けて頭を抱え震えだした

さすがにこの状況では通報やむなしと、隣の担任(こっちは男)が認めたため、キチ子は傷害の現行犯で警察に引き渡され、A君は教頭と警察官に口頭で注意されたらしい

頼りない担任が顔を見せなくなり、何日か教頭がホームルームとかやっていて、別の担任が着任したくらいで、略式起訴されたキチ子は退学し、そのままご近所でも顔を見なくなった

ワタシ万々歳、ひゃっほう

今年、初めてキチ子から年賀状が来た

いや、年賀状なのか脅迫状なのか判断できないのだが、蓮舫と和田アキ子とキチ子が握手している合成写真に「儒の精神のもと国籍という古い妄想を捨てて真の女男平等を成し遂げましょう」と書いてあった

先日、お年玉くじの当選発表があったが外れていたので焼き捨てた

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○プライド高い、意識高い系の子の末路

私のTwitterのフォロワーの、神経わからないというか「なんでそうなった」って話。

そのフォロワーの仕事は小売、私は不動産営業。業界も全く違う。

現在うちはコロナの煽りを受けて、「外回りでコロナを出したら面倒なことになる」と、テレワークが実施されることになった。

テレワークでなんとか今まで繋いだ縁を生かして仕事しているものの、どの営業もやはり普段より効率が落ちるし、成績も悪くなってしまった。

「テレワークだけど成績が上がらない、どうしよう」「うちもなんですよ、こればかりはどうしようもないですよね」とTwitterで同業と愚痴ることもあった。

ところが、フォロワーの方は小売なのでテレワークとはいかない。

それが不満だったのか、「具体的に誰がとは言わないけど、優雅にテレワークできる上級国民様はいいご身分。羨ましいなあ」「さーて、底辺の僕は今日も出社しますか」と、とにかくいじけるようになってしまった。これがもう毎日。

ここでブロックするのが普通だろうけれど、そのフォロワーが私の友達経由でリアルに知り合った人なのでブロックもできない。

Twitterの名前も、「○○」だけだったのが「○○ テレワークできる上級国民が憎い」みたいな名前に変わった。

他のフォロワー達が「転職したらどうか」「営業は意外と懐広く受け入れてくれるぞ」と持ちかけても、「社会人1年目のゴミなんか誰がとるんでしょう」「どうせどこもブラックだし、信用できないですからねえ」と跳ね除けるから、誰もアドバイスしなくなった。

そのフォロワーが大学生、私が社会人三年目の時に知り合ったんだけど、その頃はいい大学に行っていたし、ウン十万する眼鏡とか、イヤホンとか、鞄とか、とにかく見た目に拘ってた記憶がある。

プライドも高かったし、所謂意識高い系の子だと思った。

その自覚はあるらしく、「今タイムラインにいる上級国民(私やテレワークしてる人たち)よりかなり勉強したはずなのになんでこんなことに」とかなり愚痴ってる。

まだ若いからなんだろうけれど、コロナの影響でどこもかなり売り上げが落ちていて、テレワークしてる営業は毎日冷や汗ものだという発想はないらしい。

そのフォロワーの学生からの友人と思しき人が

「俺テレワークしてるけど、お前が想像できない辛さが他の人にもあるんだよ。そういう想像力なかったらどこ行っても上手くやれないよ」

と諭しても、

「いいよなあそっちは…俺みたいな底辺と違って毎日休めて楽そうだな。正直言って妬ましいよ」

と返して

「もういい、もう話さないよ」

と友達から縁切り宣言みたいなことをされていた。

最近は西野のオンラインサロンに入会していて、「映画見た!感動!」と叫んでて、あーそっち行ったか…と思った。

学生の頃は「絶対いい会社に入るんだろうな」と思ってただけに中々の転落っぷりが見てて悲しかった。

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