ドン引きする話5選「20代で半分ぐらい白髪になった話」「本能なので仕方ない」「人の偏食治すのが趣味な男」など
・20代で半分ぐらい白髪になった話
・本能なので仕方ない
・人の偏食治すのが趣味
・彼の両親にシカトされた
・田舎のとあるセコケチママのお話
以上、5つの話を紹介します。
ドン引きする話5選
○20代で半分ぐらい白髪になった話
元夫との結婚生活で、20代で半分ぐらい白髪になった話です。
元夫とは、結婚式の準備から、夫側の親兄弟の意見をごり押しされていて、私の意見は聞いてもらえなかった。
結婚後も「祖母が具合悪いから」と、夫家族との同居を勝手に決められ、「みんな仕事しているから」と、私が仕事を辞めて介護することになった。
それで、介護と家事で毎日くたくたなのに、食事や洗濯の仕方ひとつひとつにダメ出し。
それも嫌味とかじゃなく「~は、~するのよ。ご存じ?」みたいな感じで言われるから、今のはダメ出しなのかな、雑談なのかな、とりあえず気をつけようと顔色をうかがうばっかりだった。
例をあげると、浅漬けを食べている時に「キュウリの浅漬けって、昔はお嫁さんはヘタの部分しか食べられなかったのよ。ご存じ?」という感じ。あと「親の躾って大事よね」と、ことあるごとに言われた。
元夫も「ごめんな」と、私の不出来を両親に謝るみたいな姿勢をとっていた。
今なら戦えばよかったとか思うけれど、当時はだんだんと削られてうなだれるしかできなかった。
目が覚めたのは、元夫がある日、「結婚する前から、実は友人Aのことが好きだった」と、言い出したこと。
友人Aは、私の長い友人で、夫の同僚。この友人の結婚式が、元夫との出会いだった。
「Aが旦那と別れたと聞いて、いてもたってもいられず、口説いた。元夫は、Aが結婚したので諦めて、しょうがなしで私と結婚しただけ」
そんなことを悪びれず、話した。
私が介護している義祖母はどうするのか、と話すと、職場の関連施設に老人ホームがあり、職員の家族は優先的に入れるんだ、ということを話した。
つまり、私はそこの利用料がもったいないから、嫁として使われていただけだった。目の前が真っ暗になった。
元夫に「お前も結婚したというステイタスと躾や教養をタダで身につけられたんだから、ありがたく思え」と言われた。
そして、翌朝抜けがら状態のまま、洋服とかの荷物をバッグ2つにまとめていたら、実家の両親が来て、一緒に実家に帰った。
両親は、多分色々と聞かされていたと思うけれど、とにかく私が帰ってきたことを喜んでくれて、好物ばっかのごはんだしてくれた。
食べ終わったあとに「おなかいっぱいになった?」って聞かれた時に、泣きに泣いた。
意味分からないと思うけど、炊きたてのごはんも、みそ汁も、そういえば義祖母と一緒に食べてた。食べさせるのにいっぱいいっぱいで、自分のは流しこんでた。
それ以外の食事も、箸の使い方や食べる順番をダメ出しされるばっかりで緊張していた。
だから、おいしいごはん食べて満腹かどうかを心配されるような生活が、結婚する前は当たり前だったんだと思いだした。
あとになって両親から、毎週のように義母や元夫から、「親の躾が悪いから」と電話があったことを教えてくれた。耐えかねて、何度も「離婚してもいい」と言ったらしい。もちろん「そういう逆ギレする所がだめなんです」と、ダメ出しの材料になってたらしいけど。気づけば、両親もふけていた。
それで数年苦しんでる間に、元夫の情報を知る共通の知人が、まわりから一人もいなくなっていて、風の噂すら聞こえなくなった。
そこからは、離婚届を郵送して、離婚。手切れ金なのか、30万円だけ振り込まれてた。
Aは、仕事をやめる時に携帯を解約し、インターネットにもつないでいなかったので、年賀状くらいしか連絡とっていなかったけれど、実家に帰ったのをきっかけに、SNSで連絡とった。
Aは全く事情を知らず、というか、元夫の気持ちすら知らず、ただただ驚いていた。引越&転職をするので、もう関わりもないし、連絡きても無視すると話していた。
元夫の動向は、その後まったく分からない。
というか、しばらくは、義実家のダメ出しを思い出して、自分に自信がもてずに、自己嫌悪で孤独で、タヒにたいってばっかり思っていて、仕事もできないひきこもりになっていた。
仕事するようになっても、フラッシュバックに悩まされた。だから、元夫の名前ですら、ずっと話すことができなかった。情報すら耳に入れたくなかった。
正直、一番の問題は、~歳までに結婚したいとあせった自分が悪かった、と思っているから、自業自得の念がずっと消えなかった。
今は縁あって再婚できて、今の旦那が、本当に私を大事にしてくれる、この上ない人。義実家も良い人たちばかりだし、何より私の親を大事にしてくれる。
ずっとトラウマがあり、甘えられなかったけど、この前の週末に、はじめて上のことを話した。一緒に泣いて怒って、最後は笑い飛ばして、笑い話にしてくれた。それでようやく終わった気がした。
○本能なので仕方ない
兄はバツイチ。前妻さんとの離婚原因は、前妻さんが流産してノイローゼになってしまったからだと聞いてた。
当時私は県外の大学にいて、親伝いにしか話を聞いてなかった。その後私はUターン就職して結婚。ちょっと遅れて兄も再婚した。
再婚して1年後、兄嫁(義姉)さんが妊娠した。
そうしたら兄が変になった。
・まず帰宅しない(※うちの親とは車で30分の距離に別居)
・兄嫁さんに冷たい。
・話を無視したり邪険にする。
・触られると嫌そうにする。
・生活費を削る。
兄嫁さんが私に↑をメールしてきて事が発覚。
私から母に伝え、両親、兄夫婦+私で家族会議になった。
ちなみに私がいたのは兄嫁さんに「いてくれ」と頼まれたから。私がいないと兄に反論しにくいと言われた。
そこで続々と兄の迷言が飛び出す。
兄「妊婦の体が嫌い、気持ち悪い」
兄「本能なので仕方ない」
兄「見たくないので視界に入れないよう帰らなかった」
兄「いると殴ってしまうかもしれないから、おれが帰らない方が嫁にとっても良い筈」
兄「産んだあとならまた愛せると思う。でも産むまでは無理」
兄「男は自分のものになった女を本能的に軽蔑してしまう生き物」
兄「腹が出るのが嫌だったから、太らないよう食費を削るという意味で生活費を半分にした」
兄嫁さん泣く。
母「は?え?」連発。
私(録音終わるまで黙っとこう、でも兄、タヒね)←心の声
兄「というわけです」
父「そうか、ならしょうがないな」
兄嫁・母・私「え?!」
父「前妻さんの時みたいに流れると困るから、兄嫁さんは早めの里帰りってことで。産んでもとの兄嫁さんに戻ったら、また“帰ってきていい”から」
兄嫁・母・私「えええ?!」
そして「おれも妊婦の体形は苦手だ」といらないカミングアウトをする父。母が妊娠中は、やはりあまり帰らないようにしていたそうだ。
母はただ仕事が忙しいんだと思ってたらしい。
ただ父は生活費を削ったり罵倒したりはしなかった。我慢して見ないよう過ごしたと父談。
兄は前妻さんにも同じような態度だったそうで、父にだけ相談していた。
前妻さんは流産してすぐ実家に帰ってしまい、即座に離婚となったので母は蚊帳の外だった。
それでなくても母は楽天的で鈍感で他人にあまり興味がない人なので(※だから父とうまくやってこれた)前妻さんから何か聞きだしたりもしなかったし、前妻さんから相談されることもないままだった。
録音データを持って兄嫁さんは翌日実家へ帰った。
母はその晩私の家に泊まり、翌日伯母(夫とタヒ別・独居)の家に行った。
兄「バツ2はいやだ」
父「孫は渡さん」とうるさいが、妊婦という過程をないがしろにして、なぜ結果を得られる権利があると思えるのか…
兄に「気持ち悪いから電話すんな。私や兄嫁さんが兄ちゃんを気持ち悪いと思うのは本能だから仕方ないだろ」と言い返したらいったん黙ったが、またすぐ復活してウザい。
○人の偏食治すのが趣味
「苦手な食べ物何?」って聞かれたから「チーズ以外は何でも食べれるよ」って答えたら、まさかのチーズフォンデュのバイキング連れてかれた。
「俺、人の偏食治すのが趣味みたいなもんでさ~前も友達のトマト嫌い治したんだよね」とか得意気。匂いが苦手なので明らかにテンション下がってたら「アレルギーとかじゃないんでしょ?好き嫌いでしょ?よくないよ」
ムカついてほとんど味のしない食材を食べながら(チーズかけること前提なので薄味)時間になったらお金だけ置いて呼んでたタクシーで返った。
LINEきてるけどずっと既読スルー。
確かに偏食ないに越したことないけど、わざわざ初デートでわざわざ嫌いなものそのもののとこに行く?
○彼の両親にシカトされた
一年くらい付き合った会社の同僚の男性に、「うちの実家来ない?」と言われて、ひどい目に合ったことがある。
彼と待ち合わせて、手土産下げて行って、玄関から笑顔で出てきたご両親に「初めまして、~です」と挨拶。
が、シカト。
両親、彼にだけ「おかえりー」と。
「挨拶の声が小さかったかな?」ともう一度大きな声で言うと、睨まれた。
彼、全く気にしない模様。
食卓にはご馳走がいっぱい。「わー美味しそうですね、何かお手伝いしますか?」と言うも、これもシカト。
食卓には私の分のお皿もあって、一応座る。
ご馳走を褒める、家を褒める、彼の話をする、質問する、話題に食いつく。
何しても全員にシカトされる。
私は幽霊になったのかな、と気が付いたので一時間頑張った後「ご馳走様です」と言って帰った。
家に帰ると携帯の留守電に「ちょっと試したんだ、冗談だよ」とか、なんか色々入ってたけど返事しなかった。
その夜のうちに私のアパートにあった彼の物は全部彼の実家に送った。
鍵の救急車みたいな店に電話して割高だったが鍵を変えてもらった。
付き合ってる時も向こうから交際を申し込んだせいか、会ってる時はとても明るくて優しいのに、「会社に交際がバレるといけないから、結婚するまでは周りに秘密にしよう。だから僕からは必要な時連絡するけど、君はあんまり連絡しないで」とか、不可解な言動が多かった。
「もしかして他に女が」と思っていたので、実家に招かれて本当に嬉しかったのに。
ずっとメールや着信を無視して家を空けていたら、家の近所で待ち伏せされて、コーヒー屋に連れ込まれ、
「話を聞いてほしい」と言われたので、黙って聞いてあげた。
「気を悪くしたなら謝る。父親は厳しい人間で嫁が家に相応しいかとか気にして、だから」とか言ってた。
聞いてほしい、と言われたから黙って聞いて黙って帰った。
夜中に鍵をガチャガチャひねる音がして、玄関扉を傷が付くほど何かで叩かれたので、扉の修理費の請求書を彼の実家に送って、「会社と警察にストーカー被害で相談します」と一筆書いておいたら、かなり多めの金額が入った書留がすぐ来た。
携帯もすぐ変えたせいかそれ以降は連絡ないし、会社では元々あまり会わない部署だったので縁も切れた。
時々思い出しては、「口もききたくない奴に、あんなご馳走振る舞うのってどんな気分だったのかなー」と思う。
今の義実家はあんなには料理美味しくないけど、賑やかで楽しい。
○田舎のとあるセコケチママのお話
広い駐車場を持っているアパートが近所にある。
大家さんは長年地元に住んでいるお婆さんで、他にも不動産を複数持っている。
そこへ幼稚園児を連れたAさんが現れ、娘の送り迎えの間だけ車を置かせて欲しいと言ってきた。
大家さんは場所も空いているし短い時間なら、と好意でそれを了承。
Aさんは確かに最初のうちは、数分車を止めるだけだった。
それから数ヵ月後。だんだんと長くなる駐車時間。勿論お金は払っていない。
大家さんがAさんに長い時間停められるのは困ると言うも、その場では謝りながらも行動は変わらず。酷いときには丸二日停められていたらしい。
大家さんは優しい雰囲気の小さなお婆さんで一人暮らし。だからAさんは増長していったのかもしれない。
そんなある日、Aさんは単身赴任する夫の元へ娘と向かった。
勿論車はアパートの駐車場へ無料駐車。かなり長い滞在で1週間近く車を停めていた。
そして帰ってきたAさんが見たのは、長さが半分に潰れた車。駐車場の隣の今は使われていない田んぼに落ちていた。
半狂乱になりながら警察を呼ぶAさんだったが、結局犯人は分からず。大きなトラックのような車で何度もぶつけられたのでは?と警察からは言われたらしい。
ところで、この大家さん。小さなビルもひとつ事務所として貸しているのだが、相手は893の方々で。もう30年近く契約していて親しいらしく、それらしき男性方と大家さんが井戸端会議しているのを何度も見かけている。
田舎のとあるセコケチママのお話でした。
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