イライラするのは「善か悪か」で判断する癖があるからかもしれない!【正義中毒】

世の中には、イライラしている人がたくさんいますよね。

上司に怒られてイライラするサラリーマン。子供が言うことが聞かなくてイライラする主婦。友達にバカにされてイライラする学生。レジで割り込まれてイライラする男性。週刊誌の不倫記事を見てイライラする女性。

この世の中には、本当にイライラしている人がたくさんいますよね。

そんなイライラしている人がなぜイライラしてるのか?

もしかしたら、その原因は、なんでもかんでも「善か悪か」で判断していることが主な原因かもしれません。

なんでもかんでも「善か悪か」で判断する癖があるとイライラすることが多くなるんです。

その理由をお教えしましょう。

スポンサーリンク

「善か悪か」で判断する癖があるとイライラすることが多くなる理由

○「善か悪か」で判断する癖があると「悪」と判断する回数が増える

俺は、昨日、スーパーで買い物に行ったんだ。

レジ待ちをしているとき、会計中のおばさんが小銭を探し始めたんだ。10秒、20秒とおばさんは小銭を探し続けた。30秒、40秒、50秒経ってもおばさんは小銭を探し続けたんだ。

それで俺はイラッとして、「迷惑だから早くしろよ!」って怒鳴ってしまったんだ。

そしたら、おばさんが逆ギレして、言い争いになってしまったんだ。

ああ、思い出すだけでもでイライラする!

レジで小銭を出すのが遅いおばさんに、イライラして怒鳴って言い争いしても、得られるものはないんですよね。ただ時間と労力の無駄に消費するだけなんですよね。

だから、こういう時間と労力の無駄にするだけで得られるものがない行為はやめたほうがいいんですよね。

でも、こういう時間と労力を無駄にするだけで得られるものがない行為をする人って多いんですよね。

なぜ多いか?

なんでもかんでも「善か悪か」で判断する人が多いからです。「レジ前で小銭を探し続けるのは悪」「カード支払いは正義」みたいな感じで判断する人が多いからです。

なんでもかんでも「善か悪か」で判断する人は、毎日のように「善か悪か」の判断をしているので、自然と「悪」と判断する回数が増えます。

相手の行動を「悪」と判断してしまえば、相手への怒りを感じます。「レジ前小銭を探して、並んでいる人に迷惑をかけるのは悪だ。許せない」という感じで相手への怒りを感じます。怒りを感じれば、当然、攻撃性が高まります。

なんでもかんでも「善か悪か」で判断する人は、「悪」と判断する回数が増えるから、怒りを感じる回数も増え、相手を攻撃したくなる回数も増えてしまうんです。そのせいで、時間と労力を無駄にするだけで得られるものがない行為をしてしまう回数も増えてしまうんです。

なので、なんでもかんでも「善か悪か」で判断するのはやめたほうがいいです。時間と労力を無駄にするからやめたほうがいいです。得られるものがないからやめたほうがいいです。

もし、レジ前で小銭を探し続けているおばさんに出会ったら、こう考えましょう。「ここで感情的になって、口撃しても時間と労力の無駄だし、得られるものもない」と考えましょう。そうすれば、自分を抑えることができるはずです。

>>>「善か悪か」判断する行為には中毒性がある!?<<<

ネット上には、芸能人の不倫ニュース・犯罪者のニュース・政治家の失言ニュースなどが溢れていますよね。そういうニュースを見て、感情的なコメントを残す人も溢れていますよね。

感情的なコメントを残す人の中にも、なんでもかんでも「善か悪か」で判断をする人がたくさん存在しています。

なぜ、なんでもかんでも「善か悪か」で判断する人の中には、他人を叩く人がたくさん存在しているのでしょうか?

正義の味方になったような気分になれるからです。

「善か悪か」判断の結果、相手を「悪」と判断することができれば、相手を悪人にすることができます。

物語に登場する正義の味方って、悪人を叩きのめしますよね。「正義の鉄槌!」とか言って自分の暴力を正当化して悪人を叩きのめしますよね。「俺は正義の味方!」とか悦に入って悪人を叩きのめしますよね。

なんでもかんでも「善か悪か」で判断する人の中には、この物語に登場する正義の味方と同じことをしている人がたくさん存在しているんです。

正義の鉄槌とか言って自分の暴力を正当化して「悪」と判断した人を叩く。「俺は正義の味方!」と悦に入って「悪」と判断した人を叩く。

・・・という人が、なんでもかんでも「善か悪か」で判断する人の中にはたくさん存在しているんです。

自分が正義の味方になったような気分になれる!正義の味方気分で悪人を叩き続けることができる!自分は悪人を懲らしめているのだと思ってさらに良い気分になれる。

そんなメリットを得られるから、「善か悪か」で判断して他人を叩く人がたくさん存在しているんです。そんなメリットを得られるから「善か悪か」で判断することが中毒になっている人がたくさん存在しているんです。

でも、残念ながら、そんな「善か悪か」判断で誰かを「悪」と判断して、正義の味方気取りで誰かを叩き続けていても、人生にプラスになるものは得られませんし、時間と労力を無駄使いするだけです。

なので、やめたほうがいいです。

人生は有限です。無駄なことをしていても、有益なことをしていても、時間は平等に流れます。無駄なことをして時間を失うなんて勿体ないと思いますよね。できるなら有益なことに時間を使いたいって思いますよね。

そう思う人はなんでもかんでも「善か悪か」で判断するのはやめましょう。「善か悪か」で判断しそうになったら「なんでもかんでも善か悪かで判断するのなんて時間と労力の無駄。おまけに得られるものがない」と思いましょう。そうすればいずれ「善か悪か」で判断をやめることができるでしょう。

まとめ

○「善か悪か」で判断する癖があるとイライラすることが多くなる理由
・「善か悪か」で判断する癖があると「悪」と判断する回数が増える
・「悪」と判断する回数が増える→怒りを感じることが多くなる→イライラすることが多くなる
・「善か悪か」で判断する行為には中毒性がある
・正義の味方気分になれる→悪人を懲らしめていると思ってさらに良い気分になれる→そんなメリットを得られるから「善か悪か」で判断することが中毒になってしまう

Posted by