ドン引きする話2選「手グセの悪さと性格の悪さで嫌わていた女子の話」「他人だから墓守なんかしないんだよ」

・手グセの悪さと性格の悪さで嫌わていた女子の話
・他人だから墓守なんかしないんだよ

以上、2つの話を紹介します。

ドン引きする話2選

○手グセの悪さと性格の悪さで嫌わていた女子の話

小学生の頃、すごく嫌われてる女子がいた。

その理由が手グセの悪さと性格の悪さ(A子ちゃんがB子ちゃんの悪口言ってたよとB子ちゃんに捏造した嘘をつく)

小学校特有の「皆仲良く」のルールのもと嫌でも仲良くするしかなくて、
皆は担任から目つけられないように常に表面上仲良くしてたけど、クラス替えもないし、皆は内心ではいかにそいつを避けて通るかを考え続けてた。

だから積極的に避ける以外イジメは一切なかった。

そしたら嫌われ者の女子がイジメの自作自演を始めた。

自分の教科書を水ノリを使って貼り付けたり、教科書にカッターの刃が仕込んだり、上靴を下級生のトイレに捨てたり。

教科書の方は私が自分でやってるところを見ちゃったし、上靴は下級生(クラスメイトの小1の弟妹たち)が見てたんだよね。

カッターは小学校では持ち込み禁止だったんだけど、嫌われ女子がいつも持ってきて癖なのか手持ち無沙汰に刃を出し入れしてるのを皆知ってたし、
教科書に挟まれてたカッターの刃の錆び方と先頭の刃先欠けてたのが、その女子のカッターと同じだった。

それに教科書の先から飛び出した刃でケガしたのは嫌われ女子じゃなくて別の女の子。

席を横切るときにはみ出してた刃に手が触れてたみたいで、変に切ってすぐ病院に行って縫ってた。

その時嫌われ女子は「誰かが私を狙ってカッターの刃を仕込んだんだ!」ってケガした子の心配一つせず叫んでたけど、誰も耳をかさなかったし、そんな余裕もなくて無視してた。

教科書を糊で貼ったときは、授業が始まってすぐその子が「私の教科書に誰かがイタズラしました」と言ったんだけど、クラスの空気が一瞬ですごく白けたのを感じて、私は見てたという事実を黙っていた。

上靴のときも弟妹たちから話をきいたクラスメイトも見てた子がいるって事実は黙ってた。

誤った正義感しか持ってない担任にチクったところでろくなことにしかならないのも解ってたから。

その後も嫌われ女子の教科書や机に死ねって書かれたりしてたし、それが自演だったのかは知らないけど、当人が何を言っても皆騒がず黙ってた。

逆に物を盗まれても盗まれた子は黙って回収だけして、これも騒ぎにしたりはしなかったし、ケガさせられた子とその子と仲良かった子も何も言わず、責めることもしなかった。ただ距離を置くだけ。

はっきり言って皆そこまでするほどその女子に関心を持ってなかったんだよね。

好きの反対は無関心を地でいってたと思う。ムカつくとか腹立つって感情よりも、ただただ関わりたくないって気持ちが優先されてた。

だから途中から嫌われ女子はやり方を変えた。

クラスで一番チビで大人しめでいじられキャラだった私の靴を隠したり捨てたりし始めた。

それもトゲトゲのヒイラギの植木の中とか、アザミが大量に生えてるところとかに。

靴は毎回ジーンズ履いた男子が自主的に取りに行ってくれてた。

周りの子も私もまぁ犯人が誰かわかってた。だけど私は一言もその子のことは言及しなかった。

靴さえ戻ってくればよかったし、言ったところで嫌われ女子がまともな人間になれるとも思ってなかった。

嫌われ女子は担任に「私子ちゃんが靴を捨てたのが私だって言うんです」と言ってたけど、そもそも私が一度だって担任に「靴を捨てられてます」って相談したことなかったから、担任は「いきなり何を言っているんだ?」状態だった。

私は職員室に呼び出されて「最近持ち物を捨てられたりいじめられたりしたか」と聞かれたけど、否定したら、担任もすぐに引き下がった。

母がいうには家にも最近お子さんの様子に変わったことはありませんか、悩みを相談していませんかと聞き取り電話があったらしいけど、母も何も変わったところはありませんと伝えたら担任は納得したようで、その後嫌われ女子が同じようなことを訴えても聞き流していた。

担任にとって自分の受け持つクラスで問題さえ起こらなければ事実はどうだっていいんだなってことがはっきりわかった。

卒業式の日、嫌われ女子が式直前に教室から逃亡して裏山に逃げていった。何から逃げてるのかもわからなかったし、そもそも私達クラスメイトはいなくなってたことさえ気づいてなかった。

別の学年主任が裏山の方に走っていくのを見かけてうちの担任に確認にくるまで、担任も長いトイレ程度にしか考えてなかったらしい。

裏山は未整備の土地で、古井戸とか放置されてる場所があるのと、子どもには危険な生き物がいるから子どもは絶対入らないようにきつく言われていた。

実際面白半分で入った子が全身を虫に刺されまくって死にかけたこともあった。

式が始まる一方、教師たちは警察まで呼んで裏山の捜索を始めた。

嫌われ女子は誰も追いかけてきてくれないからと、実際はすぐに学校に戻って体育館倉庫に隠れてたらしい。

教師が体育館倉庫も見回りに行ってたけど、その時隠れて出ていかなかったそうだ。

中学にあがり、嫌われ女子はほかの小学校出身の子からエグいイジメを受けて一ヶ月もせず不登校になった。

小学校は一クラス27名だったけど、中学校は5クラスもあったし、嫌われ女子とは階も違ったから何したのか知らないけど、嫌われ女子が小学校のときから一体何がしたかったのか。思い返した今でもわからない。

小4のとき二人一組になる授業で友達がインフルエンザで一週間休んだから、必ず余るその子とチーム組まされて新聞作りしたことあったけど、その時に色鉛筆を貸したら案の定貸した色が盗まれてなくなった。

私がそれに言及せずに次の日の授業でも一緒に新聞づくりしてたら「私達友達だね」と言われたんだよね。

「友達は人のもの盗まないよね」と返したら、その日作業に使ってたハサミと色鉛筆全部が盗まれたんだよね。

その女子が帰宅したあとロッカーや机から回収したけど、色鉛筆はバキバキにやられてたわ。

何がしたかったのかまったくわからない。

○他人だから墓守なんかしないんだよ

わが家は死別の母子家庭。父は私が小6の時病死した。

その時に父の遺産をめぐって父側の親戚と相当に争ったから、婚姻関係を終了する届を出して父方とは完全に縁を切っている。

母があの時争ってくれなかったら私はたぶん高校にも行けず働かなくちゃならなかったから母には感謝してる。

神経わからんのはその父方親戚が、最近になって伝手を使って連絡してきて
何を言うかと思いきや「うちの墓守にしてやる」と上から目線で言ってきたこと。

イトコたちは誰も墓を継ぐ気がないし、先祖の墓はかなり山奥にあって行くのも不便だし、お寺の中にあって管理されてるわけでもないので要するに色々面倒になってうちに押しつけようと思ったらしい。

「墓守にさせてやる。名誉だろう!」みたいに偉そうに言われたが当然お断り。

こっちが泣いて喜ぶと思ってたらしく(なんで?)「なぜだ、理由を言え」としつこかった。

父の遺産をぶんどろうとして「血は水より濃いんだ」と言ってたくせに、先祖代々の墓を他人に押しつけるとか意味不明。

ていうか私も父と血が繋がってるのに、それは無視で母に「あんたは他人、他人」て連呼してたじゃん。

他人だから墓守なんかしないんだよ。それが理由です。

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