スカッとする話4選「隣人さん達ありがとうと思った話」「三年に良い意味で顔を覚えられた話」「妹の命を救ってたのかもしれない武勇伝」など
・隣人さん達ありがとうと思った話
・三年に良い意味で顔を覚えられた話
・今でも元気に良い先生をやってくれていることを願う
・妹の命を救ってたのかもしれない武勇伝
以上、4つの話を紹介します。
スカッとする話4選
○隣人さん達ありがとうと思った話
こちらマンション住まい
昨日の夜は暑かったのでベランダの窓を開けて網戸にして過ごして居た
ところが夜中の12時頃、寝支度をしてたところにベランダの方から「ガンガンガンガン!!!」と何かの物音が聞こえて来た
どうやらお向かいのアパートの人がトンカチで何やら叩いてるらしかった
かなりうるさいので窓を閉めたが、少し聞こえる音が小さくなっただけで全然意味なし
イラっとしたものの、こちら女の独り住まいなので下手に注意も出来ず布団の中でとにかく耐えてた
ちょっとすりゃやめるだろうと思ったし
でも、10分経ってもやめる気配もなし、ずーっとガンガンガンガン
一回音が気になりだすと、トンカチ音以外の他の家の生活音まで気になりだして結果眠れず
半泣きになっていた所、隣からガラガラっと網戸を開ける音がして、男女のヒソヒソ声が聞こえて来た
女「ちょ、マジでうるさいwあんた注意してよw」
男「えぇー、仕方ないなぁwww」
みたいな事を言ってるので、「救世主キター」と思いワクワクしながら待ってると
「うるさいですよぉぉ!」
と、あまりうるさ過ぎない声量で男の人の声が響いた。
するとトンカチ音の主にも聞こえたらしくトンカチ音が止まった
満足したのか隣人の人達も網戸を閉めて遠ざかっていく音がしたので「やれやれありがてぇやっと寝られる」と思ったのもつかの間、今度は今までよりでっかい音でガンガンガンガンとトンカチ音
明らかに喧嘩売ってる
すると、ガタガタっと一際大きい物音が隣から聞こえてきたと思った瞬間、ガラガラッと網戸を勢いよく開ける音と共に
「やかましいって言ってンだろワリャアアアアアアアア!!!」
という、 女 性 の 怒声聞こえてきた
ピタッと止まるトンカチ音
てか、トンカチ音だけじゃなく他に聞こえてた生活音まで一気に消えた
自分も身動き取れなくなった。かなり怖くて
腹の底から響くような、本当に迫力あり過ぎる怒声。絶対カタギじゃない感じの
あとは近所中朝までずーっと静か。おかげでぐっすり眠れました
ちなみに今夜も静か。まったく生活音聞こえて来ない
隣人さん達ありがとう
○三年に良い意味で顔を覚えられた話
中1の時、同じ学校の3年生に池沼(男)がいた。
パワー系で暴れる時があり、そう言うときは野球部やサッカー部の先輩方が抑えていたそうだ。
ある時(昼休みだったと思うが)池沼が俺と同じクラスの女子を見つけ興奮
奇声を発し、その子に襲い掛かった。悲鳴を聞いて俺や三年生が駆け付け
殴る蹴るをして池沼をなんとか引き離した。
そしてその日の放課後、池沼母が学校に来襲
俺や三年生が集められ、池沼母のヒステリーに突き合わされた
この時、池沼の子を「天使」と言う言い方をするのを初めて知ったのだが
「うちの天使ちゃんに何てことするの!!!!」
(池沼とは言え先輩なので)「A山さんは天使なの?」
「そうよ あんたたちとは違う天使なのよ!!!!」
「…人間だったら良かったのにねぇ」(当時のCM)
三年生全員大爆笑、母親顔真っ赤
結局この事件が契機で天使さんは養護学校へ行くことになり、三年生たちから「良くやった」と褒められ、三年に良い意味で顔を覚えられたよ
○今でも元気に良い先生をやってくれていることを願う
武勇伝とはちと違うと思うけど、まあ、武勇伝を含めた笑い話とでも思ってください。
俺は教員とかではないが、前職で学校と関わる仕事をしてた。地元で就職してたんで、かつてお世話になった先生や教師になった同級生ともばったり会うことがあり、昔話に興じることがよくあった。
特に、当時新任だった若い先生が学年主任になってたり、担任が教頭になってたりで「もうクラスが持てないからつまらないよ」なんて話したり。
そんなある日、とある小学校の職員室を訪れたら、俺と同じ年頃の女の先生が男の子と何やら話していた。その先生と俺はふと視線が合い、先生の顔に見覚えがあった俺は「あ、Aさんじゃない!」と思わず声をかけた。
Aさんは俺の顔を覚えていなかったようなので、「ほら、中学の頃吹奏楽部でよくいじめられた〇〇(俺)だよ!」と深く考えもせずに言うと、彼女は「あっ」と小さく叫んで「どうも」と顔を伏せてしまった。
なんか変な反応をされ、そのまま彼女とは会話もなく仕事を終えてその場は帰ったのだが、後日別の先生から聞いたところによると、なんでも彼女はいじめをしていた男の子を呼び出して叱っていたそうだ。
そりゃ、ばつが悪いよなと思うと同時に、せっかく教師の義務感からいじめを叱っていた彼女の面目を丸つぶれにしてしまったことは申し訳なく思った。
当時俺のいた吹奏楽部は六十人の部員のうち男子部員はたったの六人。当然、女社会。こと俺の学年はいじめる相手を見つけてまとまってるところがあった。
そんなんだから当然レベルは低かった。
そんな中、些細なことでいじめのターゲットにされた俺。まあ、女特有の陰湿ないじめを散々されたよ。そんなグループの中心になっていたのがAだった。
おかげで女性不信になって高校の頃に初めて訪れたモテ期を棒に振ったりしたけど、当時はもう笑い話にできるくらいには立ち直ってた。
そんなんだから、昔のことは水にして旧交を温めようとしたのだけれど、意図せずして仕返しすることになってしまった。
その後は転職してしまったこともあり、顛末がどうなったかも知らないし、彼女とは一度も会っていない。今でも元気に良い先生をやってくれていることを願う。
○妹の命を救ってたのかもしれない武勇伝
武勇伝なのかよく分からないけど、一つ
自分には8つ離れた妹と4つ離れた弟が居る。
家族仲悪いとか無いしドラマで見る兄弟よりは今も仲良しだと思う
ある時父親に連れられて兄弟揃って近所の屋内プールに行って、父親は深いプールでダイエット目的なのか泳いでいた
浮き輪OKなプールだけど、当時妹は3つくらいだから当然目を離せないので、子供向け浅瀬のプールで一緒に遊んでた
で、妹が浮き輪嫌がったから下ろして、近くで弟が浮き輪でばしゃばしゃ泳いでいて、妹がはしゃぎながらプールでちょっと離れたところ歩き回ってるのを見てたのな
すると妹がずるっと転んだのが見えて「えっ、転んだ!?」って慌てて回収しに行ったんだよ
妹は浅瀬(でも妹にしてみたら胸くらいある)のプールの底で、暴れることもなく沈んでた
その妹の真上を浮き輪に乗った弟が、助ける様子も無く泳いでた(嫌がらせとかではなくマジで気付いてなかった模様)のを覚えてる
そして当時の自分も、妹がきょとんとした感じの真顔で底に沈んでるものだから「えwwwギャグなの?www」って感じに思ってた
もちろんその場で助けたし、その時のことを思い返すたびに妹の面白い沈み方とその真上を呑気に泳いでる弟のことをネタにしてたし妹弟どちらも覚えてないんだけど
近頃になって「溺れてる人は暴れることもできない」みたいなのを聞いて「もしあのまま気付かなかったり、笑って放置してたら、妹死んでたかもしれない」って思う
小さい時の、まあ自分で助かってたかもしれないような、けど妹の命を救ってたのかもしれない武勇伝
どうでもいいけど妹に初彼氏が出来ました
昨日も今日もデートに行ってます
このまま妹が嫁に行ったら父よりも泣く自信があるので今からそわそわしています
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