ドン引きする話4選「超絶面倒くさい花子さん(仮名)」「嫁イビリ姑がついに私に見合い話を持ってきた」「ダイナマイト級に馬鹿な後輩」など

・超絶面倒くさい花子さん(仮名)
・嫁イビリ姑がついに私に見合い話を持ってきた
・会社後輩男の神経が分からなかった話
・ダイナマイト級に馬鹿な後輩

以上、4つの話を紹介します。

ドン引きする話4選

○超絶面倒くさい花子さん(仮名)

高校から仲がいい部活仲間達とオンライン飲み会をした。

全員30代、男女半々ぐらいの十数人。既婚未婚子あり子なし様々、職業も様々ってとこ。

開始早々、主催者の提案で一人ひとり順番に挨拶&近況報告をした。

久しぶりの集まりだからずいぶん見た目の変わった人もいて、名乗られて初めてあぁあいつか!みたいになったりもした。

が、その中で、どーしても名を思い出せない女性が一人画面に映ってる。

他の人の挨拶を聞きつつ、誰だっけな〜見たことないレベルで忘れちゃったな〜、とか考えてるうちにその人の番に。

「佐藤花子(仮名)です。半年前に佐藤太郎(こっちも仮名)と結婚しました。皆さん今日はよろしく〜(^_^)」

全員一瞬無言になったよね。

だって佐藤太郎は確かに我々の部活仲間なんだけど、彼が結婚したこと自体初耳だし、その奥さんなんて今が全員初対面。

見覚えないなと思ったらマジで見たことない人だったオチ。

主催者が超慌てまくって、

「は!?え!?太郎て結婚してたんですの!?(←動転して妙な口調になってた)初めましてってか…ええと…太郎は今どこに!?」

「主人は娘を沐浴させてます(^_^)」

「おおおお子さん産まれてるの!?」

「先々月産まれました(^_^)ですから今日は主人の代わりによろしくお願いします(^_^)」

なんて、動揺しまくる我々をよそに、始終ほんわかしたニコニコ笑顔で応対する花子さん。

いやよろしくお願いしますじゃねーよ。

結婚も出産も初めて知ったし、結婚半年で先々月子ども産まれたって、それつまりdeki…とか考えたら色々もうどうしたらいいか。

ツッコミどころ満載過ぎるものの、花子さんがあまりに堂々としてるので誰も突っ込めないまま、飲み会スタート。

まぁ太郎は沐浴終えたらこっちに参加するだろうし、そしたら本人にアレコレ聞くしかないな…ってみんな思ってたと思う。

ところがこの花子さん、とにかく超しゃべる。

高校以来続いてるグループに飛び入りしたってのに、悪い意味で物怖じせず、内輪ネタすべてに説明を求めてくる。

「そいや、○○をこの間近くのイオンでみたよw」

「○○って誰ですか?(^_^)」

「…我々の部活の顧問ですよ」

「そうですか。男性ですか?女性ですか?年齢はいくつぐらい?イオンてどこのイオンですか?(^_^)」

「いや、あの…あとで太郎に聞いといてくださいよ」

「いえ今教えて下さい。会話してるのは私ですから(^_^)」

ってな感じに、温和な態度と裏腹に花子さん、超絶面倒くさい。

せっかく気のおけない仲間同士でのんべんだらりと話そうとしてるのに、どの会話や話題にも突き刺さり、まぁまぁ後でね…とさり気なくスルーしようとしても絶対に許さず、話題を変えようとしても花子さん本人が納得いかないと「待ってください、まだ聞きたいことが(^_^)」とトコトン食い下がる。

もう、場が白けるとはこのことか、って空気が酷かった。

今まで仲間の彼氏彼女や配偶者が飲み会に参加したことはあったけど、こんな空気になったことは一度もない。

部外者が来るときは前もって予告や打診があったし、参加する人もみんな節度を守って加わってくれたから、こちらも初めての人が退屈しないよう気を配ったりして徐々に打ち解けて楽しく過ごせた。

こんなふうに、予告なしの飛び入り参加でゴリゴリ話題に首を突っ込み、話の流れをぶった切り、初対面だらけの中で話題の中心になろうとする人はいなかった。

面倒くさ過ぎてだんだんみんな無言になり、ほぼ花子さん独壇場になっても太郎は戻らず、楽しい飲み会が台無し。

仲間の一人がついに半ギレして、

「てか太郎は??俺ら太郎と飲み会するためにここに来てるんだけど、いつ太郎は来るんすか?」

ってキツイ口調で問いただしたら、花子さんは相変わらずニコニコして返答。

「主人はもう娘と寝ました(^_^)」

「はぁっ!?(ほぼ全員が叫んだ)」

「大丈夫です、私は明日休みですから何時までも付き合えますよ(^_^)」

いや何が大丈夫なのか意味不明なんだが。

唖然としつつ半ギレした仲間が色々聞いたら、どうも最初から太郎は今回の飲み会に、自分ではなく花子さんを自分の代理として終始参加させるつもりだったらしい。

それならそうと事前に言えよ。つか結婚も出産も連絡せずになんでこのタイミングで奥さんを出そうと思ったんだ。

もう白けるどころじゃなくなってしまい、そのまま飲み会は1時間も経たずに終了した。

後々グループラインや個別ラインで太郎に「お前あれはねーよ」って色んな人が苦言を呈したんだが、それに対する太郎の反応が「そっかー、まぁうちの嫁美人すぎるからなぁ、気をつけるよ」って斜め上でみんなズコー。

ひょっとして彼は美人嫁を自慢したくて飲み会の代理を任せたんだろうか…?

確かに花子さんは美人の部類に入るとは思うが、性格に難ありまくりだしもう何がなんだか。

昔はこんな奴じゃなかったんだけどなぁ太郎…

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○嫁イビリ姑がついに私に見合い話を持ってきた

私をなんとかして可愛い息子から引き離したい嫁イビリ姑が、ついに私に見合い話を持ってきた。「すごくいい縁談」なんだって。

相手はバツイチ60代、介護姑付き。

私はギリ20代でもちろん既婚者。子なし。

見合いは今週土曜の昼間だってw

嫁いびりを認めたくないマザコン夫に「これは嫁イビリか痴呆かどっちだと思う?」と訊いたら、痴呆とも認めたくないから泣きそうな顔で押し黙って、今朝も黙ったまま出社した。

帰宅したらもう一度訊こう。

だいぶ愛想が尽きてるし返答によっては離婚かな。

子供作らなくてよかった

○会社後輩男の神経が分からなかった話

後輩はノリが軽くて人懐っこいので上の人たちに可愛がられてた。

そんな後輩にはA子という教育係がいて、A子もノリがよくていつもにこにこしてるような人だった。

そんな2人だから馬があったみたいで良好な関係を築いてたように見えた。

いつだったか虐待で子供が亡くなったニュースがあった時、後輩が「オレの母親も虐待?みたいなのする人だったんですよねー」と言い出した。

A子、私、その他数人の社員たちはそうだったんだ…みたいに同情的な相槌を打ってたんだけど

そしたら後輩は「違いますよ!俺はされてないです!やられてたのは俺の兄貴です!」と言った。

話を聞く限り後輩兄と後輩は搾取児と愛玩児だったっぽく、兄は頻繁に殴られたり食事抜かれたりしてたらしい。

その兄はもう実家を出て暮らしてると聞いて安心してたら後輩が

「でもあいつ何か臭かったし俺のお菓子勝手に食ったりするから嫌いで、正直親に殴られてるの見てざまぁって思ってましたw」

「俺だけ親に可愛がられてるから優越感もあったし、子供心に結構楽しかったですwww」

とか言ったので場が凍りついた。

誰も何も答えないとさすがにまずいこと言ったと気付いたのか「まあ楽しかったのかは、ね、言い過ぎって言うか冗談みたいなもんですけど…w」とか半笑いで言い訳しだして地獄の空気。

A子が「まあいいや、仕事再開しようよ」と言ったので解散になったけど、いつも笑ってるA子が能面のような顔になってた。

それからA子の後輩への態度は目に見えて変わった。

今まで雑談混じりに楽しくやってたのが、完全に業務的な内容しか話さなくなった。

当然笑顔ないし、呼び方も「○○君」や時々呼び捨てだったのが「○○さん」になった。

あの時の会話を聞いていた人は理由が分かるけど知らない人たちは「後輩の奴A子に何を…?」と困惑してた。

何日かして、出社したら朝一で後輩がA子に思いっきり土下座して「すいませんでした!!!」と大声で謝罪

縮こまるような土下座じゃなくて床に頭を叩きつけるような土下座だったからかなり派手だったし、社員が大勢いるフロアだから注目の的。

A子は驚きながら後輩を立たせようとしたけど後輩は頑として動かないみたいだった。

A子が「なんで私に謝るの?謝罪されても困ります」と言うと後輩は「A子さんにはご不快な思いをさせてしまい…」とかもごもご言ってるのが聞こえた。

その後よく聞こえなかったけど2人の会話が続き、突然後輩が「じゃあ許してもらえないってことですか!!」と叫ぶとA子は「私が許すとか許さないじゃないよね」と返してた。

騒ぎになったから上司が出てきてその日後輩は帰宅させられてた。

上司からA子に聞き取りがあったけどA子は「よく分かりません」としか言わなかったらしい。

なので私達ほかの社員に聞き取りが来てもみんなではぐらかした。

1番神経が分からない所は、こんな騒ぎになったからと上司が後輩に異動の話を持ちかけたのに「まだA子さんに教わりたいことがあるんで!」と断ったこと。

未だに後輩は私たちの部署で冷たい態度のA子の下にいる。

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○ダイナマイト級に馬鹿な後輩

職場の後輩の神経わからん。

A子としておくけど、このA子にコロナ騒動前ぐらいに旦那の同僚を紹介した。A子も間もなく30代突入だし、ちゃんと将来見据えた真面目なお付き合い出来る30代前半の方を紹介。

ところが、お付き合いして半年ぐらいでA子からお別れしたと聞かされた。

A子は性格の不一致とか言ってたけど、旦那経由で仕入れた情報ではA子がお相手の年収700万ぐらいと聞いて「30過ぎて1000万いかないとか無理」と鼻で笑って振ったらしい。

まあこういうのはお互いの言い分あるし、どちらが真実かも分からないからとスルーしてたけど、最近になって当のA子からお相手の話が正しかったとソースついた。

ある日、A子がもの凄い勢いで私に

「あの人の年収700万だって聞いて振ったけど、この地域でこの年代なら高収入の部類だって最近知った。誰もそんな事教えてくれなかった。騙された。最初に紹介した私子さんにはより戻すようにとりなす義務がある」

などと意味不明な供述をしており…状態で食ってかかってきた。

もう呆れ果てて、説教する気力も失せて「あなたから振ったんでしょ、とりなすとか無理」で押し通して、それ以降は完全無視。

今どき、こんなダイナマイト級の馬鹿がいるとは思わなかった。年収もそうだけど、見た目も学歴もその他もろもろも中の上って感じで超優良物件だったんだけどね。

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