世の中のヤバい人々の話4選「相手を見て態度を変える根性の義弟」「乗車待ちの男が堂々と扉のド真ん前で陣取ってるのなんなの?」「Aさんの彼はパートを辞めてニートになった」など
・相手を見て態度を変える根性の義弟
・乗車待ちの男が堂々と扉のド真ん前で陣取ってるのなんなの?
・Aさんの彼はパートを辞めてニートになった
・色んな意味で心配になる母子
以上、4つの話を紹介します。
世の中のヤバい人々の話4選
○相手を見て態度を変える根性の義弟
義弟にずっとうっすら見下されていて、敬語使ってもらえなかったり、「あんたん家じゃこんなの食えなかったでしょ?」と謎の貧乏育ち認定があったり、「もらってくれた兄貴に感謝しなよ」とか言われてたんだけど、その理由がやっとわかった。
私の父は鉄鋼会社勤務で、母は製糸会社勤務。前者は「~鉄鋼所」という企業名で、後者は「~縫製」という企業名。
義弟はどちらも小さな工場だと思ってたらしい。
父はそのへんの町工場の工員で、母は縫製工場でミシン掛けしてると思ってたそうだ。
そりゃー確かに今風のカタカナ会社じゃないけど、じゃあ一部上場の「日本コンクリート工業」とか「芝浦機械」とかどうなのよと。
ていうか工員やミシン掛けしてたら見下してもいいと思える神経がわからん。
就活始めたら両親の勤める会社の名をよく見るようになって小さい工場じゃないと気づき、義両親にそれを言ったら、「当たり前でしょ!(私)さんとこはご両親とも某大学卒(私と夫と同じ大学・義弟は落ちた)なのに!」と言われ、私がその大学を出たことも初めて知ったそうだ。
何でだよ。大学で知り合って交際→結婚したって何度も言ったし、大学生活の話も夫の口から何度も出てるのに。
急に敬語使いだしたのもウザいし、相手を見て態度を変える根性が気に食わん。
○乗車待ちの男が堂々と扉のド真ん前で陣取ってるのなんなの?
朝通勤するとき、タワマンが建ってる普通駅(乗る人が多くて降りる人がほぼいない)で降りるんだけど、乗車待ちの男が堂々と扉のド真ん前で陣取ってるのなんなの?
私が降りようとしても無理やり乗り込んでくるから降りるとき絶対ぶつかるじゃん?そしたらチッて舌打ちする奴までいる。
中には体は避けてもかったい通勤カバンを足にぶつけてくるやつもいるし。
太ももにいつも青痣できてるのなんだろうと暫く疑問だったけど、おっさんにカバンぶつけられた痣だったわ!
降りる人先!乗る人後!なんでそんなルールも守れないんだよ!
私を先に通してくれたほうがスムーズに乗れるでしょうが!
放送でも降りる人が先って言ってるでしょうが!
今日はモヤシみたいなおっさんがスマホ見ながら止まった電車の扉の真ん前陣取って前塞いでて、私の存在に気づかず扉開くやいなや乗り込んできて真正面からぶっかってきたんだけど、睨まれて「女はトロクサイなもう!」って言われたわ。
もしかして女はすぐぶつかるって、こういう場合にも言ってるの!?
これで私がイカツイ男だったら絶対そんなこと言わないでしょ!
ほんとスレタイ
あと別件
いつも座席に座ってる高校生の男子がいるんだけど、殴られた起き上がりこぼし並に寝たフリしながらゆらゆら揺れてる奴がいる。
そしてそんなときは両隣のどちらかに若い女性が座ってるんだよね。両隣が男性だと揺れないから。
例えば左が男性、右が女性だと女性の方に大きく揺れて体をぶつけてる。ホントに気持ち悪い。
あと不思議なのは、8時代の電車乗ってるってことは通学のはずなのに、その男子と同じ制服の高校生をこれまで一度も見たことがない。
私が降りる駅から先は5駅しかなくて、そのうち高校までの最寄り駅になってるのは終点の駅だけ。
何度か仕事のおつかいで朝から終点まで行くことがあったけど、ゆらゆら高校生は終点まで乗ってるから、終点駅が目的地のはずなんだけど、時差出勤で前後1時間通勤時間をずらしたこともあったけど、一度たりとも同じ制服を見たことがない。
その高校生を見かけるようになって2年たつけど、転校だとしても普通制服は買い換えるよね?
何か妖怪みたいで気持ち悪い。
○Aさんの彼はパートを辞めてニートになった。
配送会社の倉庫でメール便の仕分けをやってるんだけど、今日っていうか日付的には昨日
「私ちゃんってなんでフリーターしてるの?」
て最近入った子持ち既婚女性Aさんから聞かれた。
私は家庭の事情で高2の時に中退してて、とりあえず17歳でも働ける最低時給のところでアルバイトを始めた。
18歳になったら時給の良いアルバイトを選べるようになったから、普通のいかがわしくない昼間のコンパニオンを始めた。
コンパニオンは基本、ニコニコ愛想良くしていればOKだったから「世の中にはこんなに楽な仕事があるのかー」と思いつつ働いていた。
月日は流れて、彼氏との交際が始まった。
付き合い始めて半年くらい経った頃、彼氏からコンパニオンを辞めてほしいことと同棲の話をされた。
「同棲したら家のことを全て任せたいから、私ちゃんは働かなくていいよ。もしパートとか短時間の仕事をするなら、家事は分担しよう」
て彼氏が言ってくれたから、家から近くて時給がそこそこ良い社会保険完備のパートを探して今に至る。
だから特別何か夢があるとか目標があるわけではなく、ただただ生活をする為にバイトを始めて、収入を途絶えさせたくないから時間帯と条件が合うパートをしてるだけ。
でもそんなこと、知り合って間もないAさんに話す必要はないと思ったから
「特に理由はありません。別にしたいことがあるわけでもありませんし」
と答えたら、Aさんは凄く馬鹿にした言い方で
「っもう!今の子は、みーーーっんな同じね!“他人と同じことはしたくない”なんて言いながら、言うこともすることもおんなじっ!全っ然個性がない!」
て嘲笑された。
因みに私は“他人と同じことはしたくない”なんて、1度も言ったことがない。
むしろ、幼少期から目立つことが多い人生で嫉まれることも少なからずあったし、面倒臭い役割をさせられることもあったから、その辺の雑草みたいになりたいタイプ。
(でも実際は、我が強いと言われてしまう……)
だからこの時点で
「ちょっとこの人神経がよく分からないなー」
て思いながら、Aさんが働く理由を聞いてみた。すると
「再来年娘が小学校へ入学するから、メゾピアノのランドセルを買ってやりたくてねー!道具も一式メゾピアノで揃えたいのよ」
なんて最初こそ言っていたけど、話を聞いていたら次第に
「若いツバメがいるのよウフフッ」
て言い出した。
よく分からなくて色々聞いてたら、要は以前のパート先に20歳の男性がいた。
仕事をしているうちに仲良くなり、プライベートでも遊ぶようになった。
Aさんと男性は次第に男女の関係になり、彼はパートを辞めてニートになった。
一文字違いなのに、あら大変!
ニートになった男性に、Aさんが働くように言ってみたものの
「やりたいことが見つからない」
と言って、男性は全く働く気配がない様子。
最初のうちはそれでも良かったけど、段々金欠を理由に会えなくなったから、男性へお小遣いをあげる為に配送会社の仕分けを始めたらしい。
で、男性はとてもユーモアがあって、例えば公園にある池のそばで
「うわー落ちるーーーーーー!」
てふざけ始めた男性に、Aさんが
「落ちれば?」
と言ったら、男性は本当に池に落ちてAさんを笑わせてくれるらしい。
だから何なの?不倫してる時点で神経が分からない。
○色んな意味で心配になる母子
娘の幼稚園送迎バスの集合場所で一緒になるママさんが私を含めて5人いたんだけど、そのうちのひとりAさんだけ高齢出産で50代になっていた。他は皆30前後。
それは別にいいんだけど、ご本人が自虐的に常々言ってたんだが、「遅くに産まれたから娘が可愛くて可愛くて、どうしても甘くなってしまう。みんなから見たらイラっとすることもあるかも知れないけど、察して見逃してほしい」と。
確かにその子(A子ちゃんとする)は我儘で、思い通りにならないと発狂したように泣きわめく。
子供同士の間でも少し煙たがられていたが、仲良くやってる時もあり、そこらへんは大きな問題が起きない限り、子供同士に任せていた。
親同士だと、どうしてもAさんが話題が合わなくて浮いてしまうこともあったが、別に友達同士でもないので、そこは適当に付き合っていた。
他の奥さまがたも同じような感じで接していた。
そのAさんから、A子ちゃんのお誕生会に招待するので来てほしいと
招待状を渡されたのが昨年の4月のこと。
初めての緊急事態宣言が出て、今よりずっと緊張が続いていたあの頃。
そんな中で何故やる?とみんな驚いていて、10人ぐらい招待したらしいが誰一人招待に応じなかった。
「こんな時期に非常識だ」と苦言を呈する人もいたし、「A子ちゃんには可哀想だけど、今は無理。コロナが落ち着いたらみんなでパーティしましょ」って暖かく断る人もいた。
それでも再度招待状を渡された。
2度目の招待状には、リビングが18畳あるから密にはならないようにするだとか
10人の予定だったけど厳選して5人に減らしました。〇〇ちゃん(or〇〇くん)はその選ばれた5人です!だとか
玄関入ったら、こちらで用意する新しい靴下に履き替えてもらって手を消毒してもらい、換気もしっかりやりますから大丈夫です!だとか
なんか色々書いてあったけど、そうまでして参加したいとは誰も思わなかった。
なにより当時は幼稚園も休園になってたのに、何考えてるの?って感じだったし。
結局誰ひとり集まらず、A子ちゃんは泣いて癇癪起こしてひきつけ起こして大変だったとか。
Aさんは「若い人は冷たい」って、他の父兄の輪から距離を取るようになり、「やはり小学校からはそれなりのレベルのお子さんが集まってる私立に行かせます」とか。
最後っ屁をかまして引っ越して行った。
居なくなってくれるのは正直有難いが、色んな意味で心配になる母子だった。
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