考えさせられる話3選「問題児の親の辛さ!問題児と言われる子供の辛さ」「一つの欠点のせいで相手のことが大嫌いになることだってある!」「発達障害って難しいなぁと思う話」

・問題児の親の辛さ!問題児と言われる子供の辛さ
・一つの欠点のせいで相手のことが大嫌いになることだってある!
・発達障害って難しいなぁと思う話

以上、3つの話を紹介します。

考えさせられる話3選

○問題児の親の辛さ!問題児と言われる子供の辛さ

問題児の親は怒鳴ったり虐待してても仕方がない、問題児は怒鳴られたり虐待されてても仕方がない。だってどれだけ言っても出来ないんだから、親だって人間だからむしゃくしゃする。

みたいな意見をちらほら見たり話で聞いたり言われたりするけど、虐待されてた子供の側からしてやっぱりそうなんだと思ってしまった。

ただ自分は発達障害でも知的障害だとも診断されていないし、親に病院に連れて行ってももらっていない。そういう扱いを受けた覚えもない。

ひたすら健常児という枠の中での出来損ないで、出来ないのは本人の努力不足。「お前は注意力散漫で怠け者で言うことを聞かない悪い子だ」と扱われていた。実際そうだった。

でも生きづらさや違和感は自分で感じていて、この前ここで(2ちゃんねる)吐き出させてもらったあと親戚に「自分は発達障害では無いのか?」と訊いたら「そんな気はしてた」と。

ずっと生きてきて違和感や自分はおかしいと思って心療内科や病院に行ってもどこがおかしいと上手く表現出来なくて、結局躁鬱なんじゃないかと言われただけだった。そもそも生育歴を話すということすら考えつかなかった。

親を含めてだれも20年間生きていてこちらを叱ったり責めたりはすれども、「お前は発達障害かもしれないから病院に行け」とも「診断してもらえ」とも言ってくれたことも無かった。

他の病気に関しても誰もがわがままで怠け癖がまた出た、と言われるだけで、辛すぎて自分で病院に行って診断してもらったらちゃんとした病気だったということが何度かあった。

自分で知ろうともせず、知らないことばかりだった。

ただただできない子、勉強ができない怠け者で甘えたがりのクズで、親の言うことを聞かない子。虐められても仕方がないズボラなとろいやつ。

どうしてそんなことも覚えられないの。なんでそんなことも出来ないの、と言われてもできないものはできないし、わからないものはわからない。小さい頃から自分は変だという自覚はあったけど、今までその言葉の表現の仕方も方法もわからなかった。

ひたすら怒鳴られて説明されても他人の頭の中での説明の手順とこちらが理解出来る説明の手順が違っているのか、聞きたいことを聞いても相手がわからないのか答えてくれなかったりする。自分で考えろと言われたりもする。

考えた結果行動して「こう思ったからこうした」と説明すれば「言い訳するな!」と怒鳴られる。どう答えても怒鳴られる。家事手伝いをしても完璧にできていないのを何時間もどうして出来ないんだと言われる。

結果、何をしても無駄だと思ってしまった。どうせ自分は出来ない子で、怠け者で甘えてるダメな子供が親の理想なんだなと思っていた。

「子供のためにこれだけ頑張ってる」「子供のせいで金がかかってる」と責める割に説教するためだけにわざわざ仕事も休んで半日かけて説教する親というのは異常だとも思っていたけど、どう答えても悪い子としか扱って貰えないなら、その通りにするしか無かった。

親元から離れてあまり干渉しない母方親戚の元で過ごし、分かりやすく丁寧に教えてくれる優しい教師のいる学校に入った途端、底辺だった成績が上位まで伸びた。

ストレスから開放されたのか、それとも先生の「分からないところは聞いていいんだよ、納得できるまで付き合うから」という言葉のおかげか。

ずっと聞くことが怖かった。分からないと言うとわかるまで解かされたり怒鳴られたりするので怖かった呪縛が解けたんだとおもってる。

確かに親は問題児を抱えて大変だと思う。ストレスもあると思う。頼れる親戚は近くに居らず、孤立していただろうし普通の子供相手でさえ子育てをしている中で1度も怒鳴らないなんて絶対に無理だと思うし、絶対に手を上げないなんてこともないと思う。

自分の生まれた20年ほど前でも障害児童に対する保障とかはたぶん手厚くなかったし、偏見もあったし、ネットも今ほど手軽じゃなかったと思う。

父方の親戚との関係上、もしそんな障害があるとなったら母親はキ〇ガイを産んだカ〇ワ扱いだったと思う。言葉が汚いけど、父方の祖母からそうやってチクチク言われることもあったのかもしれない。

誰も認めてくれる人がいなかったからこそ、まともな子供を育てて自分を評価してもらおうと思ったのかもしれない。でも、生まれてきた子供はキ〇ガイだった。何度言っても言うことを聞かない問題児だった。

そりゃあまともに矯正しなきゃ、育てなきゃ、と思うと思う。

だから親に対してこんなキチ〇イが生まれてきてすみませんと思ってる。自分さえ生まれなければ。

もしくはまともに生まれてきていれば親はもっと幸せで、子育てが嫌になってヒステリックになることもモラハラや虐待なんてのもすることなくて、虐待親と言われず済んだのかなと。

それでもやっぱり自分が問題児だったからされた事を許せますか?仕方がないと思えますか?と言われればそうじゃないし、そこはおかしいと思う。

もう大人で、気づくのが遅かったかもしれないけど年明けには病院で話してみようと思うし、先生に伝えたいこともまとめてみた。

もし本当に発達障害なら、自分のおかしかった所がわかるし対策もとれる。それなりに動ける。

そうでなかったとしても自分は病気では無いのだからもう少し頑張れる、という言い訳にもなる。

ここに書き込ませて頂いたおかげで色んなことを知れたし、ちょっとだけ希望が見えてきました。

本当にありがとうございます。

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○一つの欠点のせいで相手のことが大嫌いになることだってある!

彼氏は私のことが好きらしいけど、口だけ。

私ちゃん大好き、〇〇買ってあげたい、〇〇食べさせてあげたい、〇〇連れて行ってあげたいと口癖のようにいうけど、本当にやってくれるわけでもない。

そもそもしてあげるって言い回しが嫌い。

私がしてほしいことはしてくれないのに、自分がしたいことだけして私に喜んでほしいってそれは自己満足でしかないって多分本気でわかってない。

喧嘩の後に花束買うみたいに、マイナスをプラスで精算しようとする人間って一定数いるけど、プラスのことするよりマイナスなことしないほうが100倍大事だし、マイナスは別ベクトルのプラスの行為では埋まらないってなんでわかんないんだろう。

っていうのは一つの愚痴で、ここからはぼやき。

彼氏の愚痴を書き込むと大抵別れろってコメントつくんだけど、もちろんいいところもたくさんあって、現状これ以外に嫌いなところはない。

全てにおいて完璧な人間なんて存在しないし、今結婚してる人たちも相手の全てが好きなわけではないと思う。

無数にある好きなところと、たまにある相手の嫌いなところ。その相手の嫌いなところがどこまでクリティカルなのかは結局やってみないとわからないのが難しいね。

○発達障碍って難しいなぁと思う話

結婚が決まっていた彼氏がいた。

彼氏のお兄さんも少し前に結婚が決まってたんだけど、兄婚約者さんのご兄弟に発達障碍、具体的には自閉スペクトラムの方がいて、それで婚約破棄するということがあった。

その事自体は、お兄さんたちの問題なので私がどうこう言えることはまったくない。

遺伝の要素は完全に否定されてはいないし、婚約者さんの親御さんが亡くなったあとに、婚約者さん夫婦がそのご兄弟の世話をするということもあるかもしれないし。

又聞きだから正確なところはわからないけど、知的障碍はなく自閉症スペクトラム、アスペルガーの診断をされていて、傍目にはかなり融通がきかない気難しい人、ただし転職回数は多いものの普通に働いていて自立はしているということだったらしい。

そんなことがあって、改めて自分の親戚関係を調べたら遠縁に(彼父の従兄弟の孫かな?)事故で後天的に障碍を持った人。

(そのままずっと病院で過ごす感じの肉体的な障碍、私達より少し若い年齢)がいたけど大丈夫かというのと、私の親戚関係は何かあるか?という話になった。

彼氏の側も調べてくれたわけだし、と兄に発達障碍があることを伝えた。

ちなみに診断名はADHDで知的障碍なしだけどLDもあり、今は結婚もしてて研究職。

衝動性と多動が主な症状で、子供の頃から授業中は立ち歩き、珍しい鳥がいた!→二階の教室の窓から飛び降り、国語の教科書に出てきた外国の虫が気になってそのまま教室を飛び出して捕まえに行く(兄は空港で見つかった)とか、そんな感じ。

大人になった今も、椅子に座ってるということはなく常に拭き掃除や作り置きなどの家事をしたり子供たち引き連れて遊んだり(次は○○しようぜ!と兄が提案してすぐ実行、夕方から急に船に乗ろうとか夜に今から山に星見に行こうと隣県まで行くとかフットワーク軽すぎる)と落ち着きなく、せわしい。

性格は気さくで明るいのと、好奇心旺盛だからか相手にも興味を持って、どんな分野だろうと何でもものすごく食いついて話を聞く。

もちろんそれを距離無しでうざい、無計画、せわしなくて落ち着かないと感じる人もいるだろうけど、彼氏は兄を「ものすごいバイタリティある」「家事育児もすごいやってる」と好意的で、「お兄さんみたいな夫にならないとな」と言っていた。

でもそんな兄に障碍があると伝えたところ、兄と絶縁するか婚約破棄かになった。

もちろんそれを黙っていた私が信じられなくなったという理由なら、完全に私が悪いし受け入れる。

が、彼氏は「身内に身体障碍以外の障碍者がいるのは気持ち悪い」「今まで障碍者の作る料理を食べていたのは気持ち悪い」「君がこのことを言えなかった気持ちはよくわかる」という言い分だった。

しかも兄の特性を元々嫌っていたならまだわかるが、兄の障碍ゆえの特性からくるフットワークの軽さや好奇心旺盛なところを好意的に見ていたのに障碍だとわかった途端「気持ち悪い」とは。

兄の特性は料理にも発揮されていて、テレビや本で見た料理が気になる→すぐ作りたい!と作り出すみたいな衝動もあったから、常に兄家の冷蔵庫は作り置きでいっぱいで、私も行ったときはおすそわけもよくもらって彼氏も何度も食べたことあって、うまいなーと喜んでレシピ聞いて自分でも作ったりしてたのに。

兄と絶縁する気はなかったので婚約破棄を受け入れ、黙っていたのは悪かったので慰謝料も払うと言ったところ、「可哀想なきょうだい児の私ちゃん!!」と何故か彼氏が悲劇のヒロイン私を助けるナイトモードになった。

結局価値観の違いと気持ちが冷めて、普通に別れたんだけど、発達障碍って難しいなぁと思う。

身体障碍や知的障碍のように、明らかに障碍があるとわかるわけではないし。

言われなければ兄のように「落ち着きがなく常に動いてる人」とか、彼兄婚約者さんの兄弟のように「気難しい人」という見方をされるけど、障碍はあるわけで。

事実どうしてもじっと座ってられない兄は、仕事の学会ではプリントを配る、あいたコップにお茶をいれる、議事録をとる(ちなみにLDもあって漢字が少ししか書けず、アルファベットと数字、一部のひらがなしかかけないからパソコンorアルファベットで黒板に書くらしい)

などの仕事をわざと割り振ってもらって常に動けるようにしているらしい。

理解がない人には今でも怒られてるらしいが、治せないからどうしようもない。

その後兄の発達障碍も伝えた上で彼氏もできたけど、結婚となるとやっぱりだめになる。

兄は仕事もして既婚だし子供もいて、こっちに迷惑というか何かしなきゃいけないこともないんだけどね。

遺伝が気になるのかな。

発達障碍の本人は結婚してるのに、きょうだい児(この言い方もいやだけど)の私がしてないってwwともはやネタにしてるけど、難しいなぁと思う。

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