考えさせられる話4選「一生懸命頑張って何が悪いんだろう?」「他人への思いやりは圧倒的に昔の方が良かった。皆、お互い様精神があった」「アッコちゃんは世界一を読んでみた…ドン引きした」など

・一生懸命頑張って何が悪いんだろう?
・他人への思いやりは圧倒的に昔の方が良かった。皆、お互い様精神があった
・アッコちゃんは世界一を読んでみた…ドン引きした
・憑き物が落ちた?

考えさせられる話4選

○一生懸命頑張って何が悪いんだろう?

例えば「結婚したい」「婚活頑張ってる」とか言うと「結婚がすべてじゃない」「そんなに頑張らなくても」とか言う人結構いるじゃん?でもそういう人ってほぼ100%結婚してるよね。

就活の時も「就職がすべてじゃない」「そんなに頑張らなくても」って言う人結構いたんだけど、こういうこと言う人もほぼ100%いい企業で働いているか安定した職業に就いていたんだよね。

自身が結婚していない・興味がない、既存の就活をやっていない・会社勤めではない、とかなら、その思想の是非はともかくとして納得できる。

でも、自分たちはそれを当たり前にやってのけてるのに、他人にはそういうこと言うのってどうよ?と思う。

なんか、マリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない!」を彷彿とさせる。

あれも上から目線というか、国民が困窮しているのにマリーアントワネットたちは国のお金で贅沢三昧してその中で言ったセリフだからね。

「(私もパンがなくてケーキで我慢しているから)パンがなければケーキを食べればいいじゃない!」じゃなくて、

「(私はパンもケーキもそれどころかもっといいものもなんでも食べられるけど、あんたたち国民は)パンがなければケーキを食べれば(食べていれば)いいじゃない!」ってニュアンスだからな〜。

「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」に近いというか同じというか。

もちろん自分たちが結婚したりいい企業や安定した仕事に就いたからこそ理解したこと・見えてきたものもあるだろうし、みんな悪気があって言ってるわけじゃないっていうのはわかるんだよ。

でも、そういうニュアンスのことを自分じゃなくても誰かに言っているのを耳にするたびにモヤモヤするんだよね。

個人的には結婚も就職も大切なことだと思うから、一生懸命頑張るのはえらいと思うんだけど。

こういうこと言う人たちって親世代以上に多いから、並のスペックでも学歴がなくても大して苦労することもなく大手に就職して結婚できて、自分たちが当たり前のように手に入れられたからこそこんなこと言うんだろうなぁ、と思うとなんだかなーと思う。

なんていうか「自分たちは頑張らなくても手に入れられたからあなたも必死に頑張らなくても大丈夫だよ」みたいなニュアンスならまだわかるんだけど、

男性は「おーおー必死に頑張ってるw自分たちの時は大して頑張らなくても手に入れられたんだけどなぁw今の若者は大変だなぁwせいぜい頑張れよwプw」とか、

女性なら「若い頃は色々望むものよねwいろいろ望んでる時点でまだ若い若いw現実が見えてなくて理想ばかりなんでしょうねwまぁせいぜい頑張りなさいw」みたいなニュアンスに感じてイラっとする。

婚活はともかく、就活なんて一年ズレるだけで天国と地獄並みの違いがあるんだから同世代でも全然違うとかあるあるだし、自分の人生の大切なことなんだから一生懸命頑張って何が悪いんだろう。

頑張らないと「もっと頑張れ」「努力しなさい」、いざ頑張ると「今目指しているものだけがすべてではない」「そんなに頑張らなくても」って言う風潮って何なんだろうね?逆張り?

そこまで肩肘張らず頑張らずに余裕を持って行動して、就職にしても結婚にしてもしっかりいいタイミングでいいところに決めてます〜ご心配なく〜みたいなのが理想なんだろうか。

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○他人への思いやりは圧倒的に昔の方が良かった。皆、お互い様精神があった

何をどういっても叩く人が出て来るのは承知で、でも娘にも息子にもこんな愚痴言えないし、同じ商店街の人にも絶対暴言吐かれるからここをお借りします。

今月末で店を閉める。ちょうど30年前亡き旦那と始めた店。地方都市の寂れた商店街の中の定食屋です。お薦めは唐揚げ定食。国産もも肉一枚を丸々唐揚げにしたもの。

結構人気です。味付けは塩味とチリソースのタレ。旦那が考えた独自レシピで、私も大好きな味。

何か、疲れちゃったんです。売上とかもあるけど、最近お客様が「凄く我儘」で、ランチが材料無くなって売り切れでも「客が望むものを作る義務が」とか、「味が濃いから薄めにしろ」とか消費税の関係でどうしても出る端数を「削れ」とか。

こんな風に書くと条件反射のようにすぐ「客商売の癖に」とか言われるけど、もうそれが本当に辛い。

毎日毎日早朝から材料用意して仕込みに苦労して原価削ってやっと出す食事。採算ラインぎりぎりで少しでもおいしく安くと開店当時から一切値上げしてなかったけど、いつも来るお客さんから「企業努力が」とか言われ、言い返しちゃったんだよ。「あなたが600円で食べるその定食の原価考えたことある?」って。

周りにはもう食事が出来るお店はほとんど無いし、出来る事なら近くの高校生たちが一杯寄ってくれるからもう少し頑張りたい。でも助成金とか貰うのも気が引けるし(私の店はあまり影響が無かった)、何より中年、老人の男女とも「相手がどんなだろうと何を言っても良い」風潮が、本当に嫌になったんです。

昭和平成より令和の今の方が法律もしっかりしてるし世論もあるから平和なのは分かるけど、こと「他人への思いやり」は圧倒的に昔の方が良かった。皆「お互い様精神」があった。

地方の商店街の婆さんが一人でやってる定食屋に「企業努力」ってなに?私はあなたがたの女中じゃない。暴言受けたら傷付く心も持ってます。

あなたがたの暴言や嫌がらせが原因で店を閉めるのに「これからどこで昼飯を食えば良い?」とか「常連だった(週一来るかどうかなのに文句が凄い爺さん)」とか、知りません。勝手にしなさいよ。

来年早々に業者に引き渡す約束もしてるし、あと5日。それだけ頑張って、35年振りに私の地元に帰って老いた母と一緒に暮らす予定です。☆

○アッコちゃんは世界一を読んでみた…ドン引きした

ちょっと前にTwitterで評判になってた「アッコちゃんは世界一」っていうアマチュア漫画があって、話題になってた当時絶賛されまくってたのでpixivに読みに行った。

そしたら読んだらわかると思うけど、男性蔑視と女性礼讃が凄すぎて女の私でも引いた。

特に妄想シーンとはいえ、主人公が男の人「のみ」に敵意を向けて惨〇するシーンがあったり、むしろ不快に感じる描写が多かったので、その旨を感想としてチョロっとコメ欄に書いたら絶賛してる人達から、

「なら読むな。そっ閉じしてろやカス」

「女なのに差別に鈍感なんですね。この漫画にでてきたアッコちゃんを虐めてた大多数の馬鹿な女みたいで最低な性格してますね」

「男に媚びる名誉男性だな、〇んじまえ」

などかなりの暴言、誹謗中傷返信コメが来てた。

「惨〇シーンが不快」って言う意見は私以外にもあったけど、それに対しては、

「そんなシーンあった?惨〇してないよね?」(妄想だからセーフ理論らしい)

「そう?私には必要な罰だと思うけど」

「女のつらさをわかってない!〇されて当然!」

と言った頓珍漢な内容の熱烈な返信コメがあってビックリした。

あれのせいで逆に、

「主人公フィルターからみたら差別的な暴言になっただけで、実際はそんなこと言ってなかったのでは?」

って読者に思われるシーンになって伝えたいテーマの説得力が無くなるシーンだと思うんだけど・・・

それも書いたけど「お前が頭おかしいから、差別主義者だから」ってレスが返ってきたよ・・・

VTuberや温泉むすめが最近炎上してたけど、人を思いやる、差別に反対するって言ってる人ほど自分と違う考えを受け入れないし、こうやって暴言吐くんだなって痛感した出来事だった

でも、そういう思想を盛り込んだ漫画がバズるってことはこういう思想に感化されてしまった人が大多数なんだなって、これからの世の中が怖くなってきた☆

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○憑き物が落ちた?

自分は子供の頃、食べ物の好き嫌いがとても多かった。

アレルギーとかではなくて、単に「これ嫌だな」と思ったら駄目になる。一度も食べた事がないものでもそうなので、親には食わず嫌いせずに一度は食べてみなさい、と言われたけど、どうしても口に入れる事が出来なかった。
椎茸なんか、幼稚園の頃には普通に食べていたのに、小学校に入る直前に突然駄目になった。

親が細かく刻んで肉団子に混ぜて、それと気づかぬようにしたら普通に食べたけれど、種明かしをされた途端、胃の中のものを全部逆流させる勢いで吐き、吐いたものが気管支に入って救急車を呼ぶ騒ぎになったそうだ。自分ではあまり覚えてないけど。

小学校で同級生に騙されて食べさせられた時は、盛大に吐いた上にひきつけを起こしてしまった。これは覚えている。

外食で知らずに食べてしまっても同じような事が起きるので、基本は外食は出来ない。せいぜい、かけうどんとかシンプルなものぐらい。

嫌いなものだけ残すような食べ方も無理で、きのこ類、こんにゃく、みかん、トマト、鶏肉、豆類、海藻、麩、チーズが同じ皿に入っていると、皿の中のもの全部が食べられなかった。

一緒に調理したと思うと、皿に入っていなくても駄目。だから厚揚げや卵、大根は好きだけどおでんは食べられなかった。嫌いなこんにゃくと一緒に煮てるから。

物によっては、隣でそれらを食べている人がいるだけで吐いてしまう。だから給食もほとんど食べられなくて、それどころか給食の時間に教室にいることすら出来なくて、塩おにぎりを学校に持っていって1人別室で食べさせてもらってた。

修学旅行の食事も、白いご飯と千切りキャベツだけもらって別室で食べた。そんなんだから、家でもほんの4、5種類のメニューしか出なかった。

中でも鶏肉が本当に駄目で、某フライドチキン屋のCMは見ることも出来ず、すぐにチャンネルを変えるか目をそらすのだけど、それでも気分が悪くなるので、クリスマスシーズンは辛かった。

レジ横にチキンがあるからコンビニのレジに近寄れないぐらいなので、両親は将来まともな社会生活が送れるのかとかなり心配して、あちこちの病院で色んな検査を受けたし、怪しげなお茶や水、変な体操とかあれこれ試したけど効果なし。

すっかり諦めていたけれど、二十歳を過ぎた頃、唐突に全部が大丈夫になった。未だに何がきっかけだったのか全くわからない。

あんなに駄目だったものが、今でも好きではないが、普通に食べられる。もともと味が苦手だったわけでもないので、吐き気が起こらなければ問題ない。

両親は冗談めかして半分本気で、「憑き物が落ちた」と言っている。本当にそうなんじゃないかという気もする。

今日、初めてフライドチキンを1本食べたので、記念に書き捨て。

ただ、父は母の作る唐揚げが一番の好物だったそうで、自分のせいで約20年も食べられなかったと言われてしまった。

これは本当に申し訳なかったと思う。母には明日、父に唐揚げを作ってあげてほしい。

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