スカッとする話9選「母はあの日から夜叉になった」「この話はスーツの人の武勇伝だ」「大阪のアメリカ村でタイマン勝負!」など

・母はあの日から夜叉になった
・この話はスーツの人の武勇伝だ
・嫁のやることなすこと気に食わないトメ
・バカ丸出しなことを言うウトメ
・大阪のアメリカ村でタイマン勝負!
・私はDQNで平和を手に入れました
・家業を嫌がって逃げるように上京した兄が出戻ってきた
・お姉さま!素敵って言いたくなる話
・彼は正義の味方に違いないと思える話

以上、9つの話を紹介します。

スカッとする話9選

○母はあの日から夜叉になった

うちの父はエネだった。

母に父方祖母の介護をさせて、自分は単身赴任して別家庭作ってた。

祖母がタヒんだとたんに女と子ども連れて帰ってきて、母との離婚を要求してきたほんとクズだった。

母はさっさと離婚して、母、兄×2、私で父と女を追い出した。

だって祖母名義だった自宅は相続争い対策と相続税節約のために一代飛ばして兄に贈与済みだったし、祖母名義の現金は次兄と私に贈与済みだったからね。

実子の父は滅多に帰ってこない。伯母も介護を嫌って寄り付かない。

頼れるのは母と孫3人の祖母は、元気な間にいびってた母に見捨てられたくない一心で母の言うがままに贈与したらしい。

父は母が「手に職のない専業主婦pgr」してたけど、祖母介護のためにヘルパーの資格とってたから、母はさっさと介護施設に就職。

自宅は売却して3兄妹の大学費用と母の老後資金になった。

その後父たちがどうしたかは知らない。私たち引っ越しちゃったから。

直後は母に復縁を求めて土下座して兄にはりとばされたり、家を相続した長兄のご機嫌を取って自分の味方にしようとしたり、伯母に「あんたが家族捨てるからこんなことになるのよ」って八つ当たりされて二人で醜い争いを繰り広げていたなあ。

母に慰謝料か財産分与を請求したかったみたいだけど、その時点で自宅介護してた母の財産はなくて、どうしようもなかったみたい。

母としては始めは「介護もしない伯母にいい思いだけさせたくない」だったのが、父がだんだん赴任先から帰らなくなったり、母が行こうとしたら「母さんの介護はどうするんだ」って父に怒られたりで、これはおかしいと思って調べたら、女が居て更に認知はまだだけど子どもまでいたらしい。

調べるってか、父の赴任先に内緒で行ったら子どもの服も女の服もベランダでパタパタしてたそうだ。

そのまま父には会わずにUターン。あの日から夜叉になったね、と言っていた。

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○この話はスーツの人の武勇伝だ

5年前の帰省でのこと。

ラッシュとはずらしたものの、新幹線はすごく混雑してた。自由席は満席。

貧乏学生だった俺は指定席を取っていなかったので、デッキに立つことに。

デッキの混みようもすごく、人の波に押されて中ほどに到着。

隣には絵に描いたようなDQNなにいちゃんが・・・ヤンキー座りしてた。出張風なスーツの人や、子供連れの母親も、文字通り身動き取れないで立ってるのに!

DQNはヤンキー座りのまま、なにやらノートをペラペラめくってた。

「座りたいよ~、疲れたよ~」「ごめんね○○ちゃん、ちょっと我慢してね」なんて母子の会話が聞こえるも、DQN動じず。

母子の隣のスーツの人はDQNを睨んでいるが、なにを言うわけでもない。っていうか今にも目を逸らしそう。

他の乗客も白い目でDQNを見てる。オバサンもひそひそ話してる。DQN動じず。

刺されたらやだな、とか考えてたけど勇気を振り絞った。

「立てませんか?」と声をかけたが、DQN動じず。

負けじと何度も話しかけるも、ようやく舌打ちされただけ。

俺もムキになってたようで、「あなたに言ってるんです、立てませんか?聞こえない・日本語を理解できない・足腰が悪いなら謝ります、立てませんか?」と言った。

するとDQNは舌打ちとともに立ち上がった。

その瞬間、周囲の乗客がすかさずDQNにプレスディフェンス!

スーツの人は母子のスペース確保、笑顔で子供に「広くなったからちょっと座って休むといいよ」と声をかける!

母親はお礼を、オバサンは賞賛をスーツの人に浴びせた!

次の駅でDQNはいそいそと下車。

子どももスーツの人に「ありがとう!」とお礼。

スーツの人おいしいとこ取りかー、なんて思ってたら「これ、全部あなたへの言葉ですよ!」って言ってくれた。

だからこの話はやっぱり、スーツの人の武勇伝だ。

○嫁のやることなすこと気に食わないトメ

嫁のやることなすこと気に食わないトメ。用も無いのに家に来ては文句をつけていく。

食事の盛り付けしてたら「ま~ご丁寧なこと。誰も見やしないわよぉ~」

(トメはメシマズ)

掃除してたら「そんなに片付けたって誰も見やしないわよぉ~」

(トメの家はゴミ屋敷)

洗濯物を干していたら「ま~キレイに並べちゃって!誰も見やしないわよぉ~」

(トメは全部乾燥機)

夫が〆ても「え~だって誰も見やしないでしょぉ~?」

いい加減うんざりしてたので、夫にも「いつもゴメン。言い返していいから」と言われた。

そして昨日。いつものようにやって来て、「誰も見やしないわよぉ~」が始まった。

「トメさんは誰かに見てもらわなきゃ家事出来ないんですか?」

言い返されると思ってなかったトメはフンガフンガしながら帰っていった。

今日は来てない。すっきり。

○バカ丸出しなことを言うウトメ

妹が二人目を出産したんだけど、二人目は帝王切開だった。

ウチの親からそれを聞いたウトメが「今の人は楽をしたがるから帝王切開が増えた。昔の人は辛抱強かったから普通に産んだのに」などとバカ丸出しなことを言うので、

「私の曾祖父母は病院通いなんかしていなかったなぁ。昔の人は偉いですよね。今の人みたいに病院に通って薬漬けになったりしていないですし」と半分独り言のようなかんじで大きめの声で言ってみた。

20年以上薬漬けのウトメがシュンとなったのでザマーミロと思った。

○大阪のアメリカ村でタイマン勝負!

昔の話なんだが。

大阪のアメリカ村という所にはクラブがたくさんあって、週末なんかとなるとすごく沢山の人が集まった。

まだ二十代前半だった自分と友達と二人で、踊りもできないのに行ってみたんだ。

ほどほどに酒を飲んで、出来もしなかったナンパ(チキン過ぎて声がかけれないw)の反省しながら帰ろうとすると、6人ほどの集団に囲まれた。

どうやら彼等の中の一人の女にちょっかいを出した、というらしいのだ。

自分達は不慣れだから声かけなんてできないから人違いだ、と言うと、声かけなかった事は納得してもらえたが、いきり立ってるから喧嘩しようや、とまさにいいがかり。

相手は6人。

こちらは2人。

1対1のタイマンでやってやるから来いよ、と。

とりあえず友達がやることになったが、自分と友達は高校はラグビー、大学は空手(佐竹に憧れてたw)をやってて、酒を飲んでたこともあるからいい具合に力が抜けて相手の腹を蹴ったらゲロッパになりながら倒れた。

あらら、と思ってると、相手の中の一人がナイフを出してきた。

これはやばいな、と思ったら友達が「光物出したら、今みたいに手加減でけへんで」とボソッとつぶやいた。

ぜんぜん手加減してへんやん、と内心では思いつつ自分も屈伸や肩の筋を伸ばしてたら相手は、

「すみませんでした!」と倒れてる仲間を連れてスタコラサッサ。

で、自分達もスタコラサッサと逃げました。

どれだけ道場で鍛錬しても喧嘩を避けることがでけへんかったから、俺らはまだまだやな、と笑いながら帰宅しました。

○私はDQNで平和を手に入れました

大したことないDQNなんだけど。

義母のアポ無し訪問に、割りと疲弊してた。夫も〆ちゃくれるんだが、自分の母なんでいまいち私の疲れが理解できないみたいだった。

ある日、現れた義母に「ハイハイ」「ヘェー」「ソーデスネ」だけで返答してたら、義母がため息ついて、

「嫁子さん、女は三界に家なしってわかるかしら?女は親、夫、子にしたがって生きていくのよ?夫と親に従わないなんて、女性として……」

とか言い出したんで、

「お義母さん物知りデスネー!つまりお義母さんは今は老いたりだから子、つまり夫くんに逆らっちゃいけないんですね!?夫くんこの間とこの間とこの間、うちに来る時は連絡しろって言ってましたよね!?なんで連絡しなかったんですか何で来たんですか!?何で何で何で!?自分はいいの!?それなんてダブスタ!?自分だけOK☆ってことはつまり自分の言うことを聞けって言いたいだけですよね!?なんでそう言わないんですか!?外聞が悪いからですか!?ことわざとか格言とか使うの逆にみっともないですよ!!頭悪いんですか!?悪いのは頭ですか性根ですか性格ですか!?その年じゃ改善の見込みないでしょ!夫くんにしたがって生きなきゃだめですよお、ほらほらほらぁ!!」

ってノンブレスしてから二週間平和です。

夫曰く、「嫁子早口でまくし立てながらまばたき一回もしないんだもん……怖かった……」とのことです。

中学で演劇やっててよかったわ。たかがアポなし訪問数年で老人に突然狂人のフリして怒鳴りつけたのがDQNだ。

○家業を嫌がって逃げるように上京した兄が出戻ってきた

私の実家は山間の田舎にあり、とある家業を営んでいる。歴史も古い。

私には兄がいて、本来なら兄が家業を継ぐはずだったんだけど、兄は家業を嫌がって逃げるように上京しちゃった。

で、苦肉の策で妹の私が父のお弟子さんと結婚し、お弟子さんが婿養子に入ることで跡継ぎ問題を解決した。

私は小さいころから夫に憧れていたので、反対はしなかった。兄が出ていった時点で私がお婿さんを取らなければいけないのは分かってたし、それが夫なら嬉しいことだった。

夫も寡黙だけどおおらかで優しい人で、私に対して誠実に接してくれた。

子供も二人産まれ、私も将来のために簿記の資格を取って経理のパートを始めつつ母の仕事も手伝って、順風満帆だと思っていた矢先、兄が出戻ってきた。

どうやら東京でうまく行かなかったようで、今さらながら修行するので家を継がせて欲しいと。

もちろん、上記の事があり、兄の言うことは今さら無視がよすぎる。絶対に親は反対すると思っていた。

しかし、両親は実子可愛さなのか、兄の言うことを了承してしまった。

私は親にそれはおかしいと猛攻義したが、夫は、若いときに世話になった恩があるからと親の言うことを受け入れてしまった。

で、私たちは追い出されるようにして実家を出され(敷地内別居してました)、近くのマンションに引っ越し。

兄が実家に入り、しばらくして東京にいた兄嫁とその子供達も移り住んできた。

両親は兄嫁と孫たちの存在を知ってたみたいだけど、私たち夫婦は知らなかったので、それも寝耳に水だった。

私は悔しかった。夫も何も言わなかったけど悔しかったと思う。兄の修行が順調にいけば、養子の籍もおそらく抜かれるだろう。

兄一家が戻ってきてから、両親の態度もよそよそしくなり、仕事もしづらくなったようだ。

幸いだったのが、周りの職人さんたちが、両親がおかしい、夫がかわいそうだと同情してくれたこと。

そして、実家と長い付き合いのあった凄腕の職人さんが、よかったらうちに来ないかと夫に声をかけてくれた。

彼はすでに70歳を過ぎており、跡継ぎがいなかった。そろそろ引退を考えていたようで、工場をまるっと譲ってくれると言う。

夫は最初遠慮していたけど、何度かの話し合いの末、夫が両親と離縁し、職人さんの養子になって工場を生前贈与してもらう、その代わり職人さん夫婦と同居し、老後の面倒を見させてもらうという結果に落ち着いた。

両親も夫のことはさすがに気にしていたのか、渡りに船とばかりに賛成した。

職人さんのおかげで夫は独立し、周りの支えもあり、事業を軌道に乗せることができた。

職人さんは引退し、私たちの子供を孫のように可愛がってくれている。

で、それから3年ほどが経ち、実家の両親から連絡があった。兄が東京に逃亡したらしい。

兄嫁が、こんな田舎暮らしは嫌だと言っては喧嘩が絶えず、こちらに来て1年もせずに嫁実家に子供を連れて戻った事は知っていた。

兄も修行がうまくいかず、周りの職人さんたちに評判が悪かったことも知っていた。

だけど、またまた逃亡するとは…。

で、クソ両親、また夫に戻ってきて欲しいと寝言を言っていたので、電話ガチャ切り、周りの職人さんたちに根回し←イマココ

子供達は夫の養父母である職人さん夫婦になついてるし、仕事も順調、私と職人さん夫婦との関係も超良好。なんで今さら実家に帰らなきゃいけないんだよwww

夫にも、いくら若いころ世話になったからと言って、今回は絶対に両親の言うことを聞いてくれるなと言ったら、「当たり前。恩はもうしっかり返し終えてる」と、珍しくはっきり答えてくれたので心強い。

両親には自業自得の言葉を送っておく。

周りの職人さん達が「兄を見てありゃあまた逃げるわ」と言っていたけど、まさかこんな早いとはねwザマァw

今後なにかしら楺めるかもしれないけど、個人的にスカッとしたので誰かに聞いてほしかった。長々とすみません。

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○お姉さま!素敵って言いたくなる話

うちの旦那がつわりで苦しんでる私を置いて飲みに行ったの。そんで牡蠣に当たりやがったの。

そしたら義姉が遊びに来て「ねーねーお茶だしてよーえー気持ち悪いだけなら動けるでしょーもー人がいるのにゲーゲーしないでよこっちが気分悪いわぁ」ってしてくれたの。

全部私が旦那にやられたことよ。

最後に私に謝らせて帰っていったわ。

世の中の男ども全員同じ目にあえばいいのよ。

旦那、牡蠣に当たったのもはじめてで相当辛かったみたい。

そこからはつらいって言えば家事全部やってくれたし、食洗機買ってくれたから水に流したわ。

それがなければ離婚してたかも。

○彼は正義の味方に違いないと思える話

ついさっきの事なんだけど

俺と老人が同時に信号のない横断歩道を渡っていたら、そこに車がすごい勢いで走ってきて急ブレーキ気味に止まってクラクションならした。ホストみたいな男と助手席に馬鹿そうな女。

俺は慌てて渡ったけど、その老人は横断歩道の途中でビックリして止まっちゃったんだ。

そこにニット帽のお洒落兄さんが反対側から小走りにやってきて、老人になにか言って無事渡らしてた。

その間、クラクションならされまくり。

んで、その後、なんとお兄さんは車のナンバープレートを写メでとりだした。

運転席からホスト風が威勢よく出てきて、お兄さんの胸倉つかんだんだけど
お兄さんが何か言ったら、ホスト風が急にヘコヘコして頭さげてた。

お兄さんがさらになんかを言うと、老人にも大きな声で「すみませんでしたー」って叫んで、最後までヘコヘコして去っていった。

お兄さんが何ていったか分らないけど、冷静沈着で場を収めた感じでカッコよかった。老人もお礼を言ってた。

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