スカッとする話6選「弟思いの姉ちゃん」「河内弁の伯母さん」「ドライブレコーダーを付けてて良かったと思った話」など
・質の悪いネカフェ店員
・さすが婦長と思った話
・弟思いの姉ちゃん
・河内弁の伯母さん
・正義感の強い義兄
・ドライブレコーダーを付けてて良かったと思った話
以上、6つの話を紹介します。
スカッとする話6選
○質の悪いネカフェ店員
当時ネカフェ大好きでネカフェ難民のような生活をしていた私。
そこはシャワー利用の際にシャンプーが好きなものを好きなだけ使えるというネカフェで、他にも食事なども豊富にありそれ目的でネカフェに通っていた。
しかし、ネカフェの店員の態度が悪く、羅列すると
・食事を持って来て何も言わずドアも開けっ放しで戻る
・深夜に店員同士大声でしゃべって笑い声が店内に響く
・カウンターに客がいても放置して店員同士で話し込む
etc・・・
しかし、ネカフェ店員なんてアルバイトだろうし所詮こんなもんかと思ってスルーしてたんだけど、ある日カウンター近くにいたら外国人のお客さんが来た。
日本語に自信がないけど日本語はできるっぽい喋り方だったのに、その店員は会話を遮りながら「ノー!ジャパニーズオンリー!!」の一点張り。何か言おうとしても同じことを言い続ける。
挙句の果てにその人が諦めて帰りのエレベーターを待ってる時に「日本語ができねーならくるんじゃねーよばーか」と本人が聞こえるように行ってほかの店員と爆笑。
そこで何かがキレた私。インターネットのご意見ボックスから過去の所業まで含めて全て書いてやった。
次の日お店に行くと深夜にいつもいるメンバーではなく、全員初めて見る人ばかりだった。その次の日もその次の日も・・・
全員移動になったかクビかはわかりませんが店員の質が改善されてスッキリ。
余談ですが、過去に店内で外国人は見たことありますし、日本人しかだめってことはなかったはずです。
○さすが婦長と思った話
整形外科病棟の新人だった、看護師が「看護婦」だった時代の話。
若い女性の患者さんの日勤担当だった。
患者さんから外出の申し出があった。急な入院だったので足りない物がある、売店になかったから自宅に取りに行きたい、という理由だった。
主治医に確認したら許可が出たので、書類を書いてもらって行ってもらった。
そしたら…患者さんの旦那が怒鳴りこんできた。患者さんは自宅じゃなくて間男に会いに行っちゃったんだって。入院理由も「転んで骨折」って聞いてたけど、旦那と間男が取っ組み合いをしたのを止めようとして転んで骨折…だったらしい。
旦那「外出を許可しやがった看護婦は誰だ、出てこい‼」って激怒。
私はフリーズしてガタガタ震えてたよ、名乗り出たら頃されそうな勢いだったから。
婦長「患者さんが主治医の許可を得て自宅に行くというなら、止める事は出来ません」
旦那「患者を管理するのが看護婦の仕事だろ‼」
婦長「幼児や認知症の方ならともかく、意識のしっかりした患者さんを管理するのは、我々の仕事ではありません。それは家族の仕事です」
旦那さんは黙って俯いて帰って行った。
患者さんもすぐに退院して、リハビリにも来なかったらしい。
更年期障害が酷くて有閑マダム状態の婦長だったけど、あの時はさすがだなって思った。
他にも色々とあるけど、不倫なんてドラマや小説の世界でしか知らなかった小娘には驚きの体験だった。
○弟思いの姉ちゃん
去年のことだけど。
姉ちゃんとご飯食べた帰りにコンビニ寄ったら、高校時代のいじめっ子3人が出入口でタムロしてた。
用事済ませてコンビニから出てきたら、ニヤニヤしながら近づいてきて「喪田!生きてたんだーw久しぶりww今なにしてんの?w」とか話しかけてきた。
無視して自転車乗ろうとしたら「無視かよ」つってケツ蹴られた。
そしたら後ろから、それ見てた姉ちゃんが「コラアアアアアアア!!!!!!」ってすごい声で怒鳴って走ってきて、私を蹴った奴の足蹴って転ばして思いっきりビンタした。「喪子に何してくれとんじゃボケコラカス」とか叫びながら。
4、5発殴ったあと、凍りついた二人に「お前らもやああああああ!!!!」って向かっていって勢いつけてビンタしてた。
コンビニの中で「あいつらに昔いじめられてたから、万が一話しかけてきても無視してね」って言っといたのに。
つーかそれがダメだったみたいで「時効やと思っとんなよカスが!」つって私に向かって泣いて謝らせた。
報復されたり警察がくるかとドキドキしてたけど半年経って何もないって事は大丈夫なんだろう。
姉ちゃんは昔超絶DQNだったが、今は丸くなったと思ってたけど気のせいだったようだ
○河内弁の伯母さん
先日、父方の遠縁に不幸があったんだが、そちらとは家が近くて子供の頃から凄くお世話になってたんだ。
伯父よりも遠いけど、もう一人の両親みたいな感じで(血も繋がってたし)伯父さん伯母さんって呼んでた。
ただ伯父さんは半年ぐらい前に検査で影が見つかって、その時にはもう手の施しようがなかったらしい。病院も近いとこに入院してて、亡くなるまでかなりの頻度で通ってた。
俺の腸が煮えくりかえったのはこの後。
葬式で伯母さんの家族が来たんだが寿司食いながら遺産の話やらなんやらで金の話ばっか。
まぁここらはDQN遺族でよくある話だから大した事でも無いんだろうが、あろうことか遺産が並みの金額しかないと知るや否や、「車を売れば金に」「バイクを売れば金に」とほざきだしやがった。
伯父さんはドライブ好きで俺が免許取った時も「お祝いだ」って言って教習費用よりちょい多いぐらいの額をくれたような人で、「二輪取ったら一緒にツーリング行こう」って約束もしてた。
あっち行く直前にも、「俺のバイクやるから好きにしな」とかって言ってくれたのに…とか思うと怒りで体が震えてきて逆になんか客観的に『キレる』ってこういうことかと思った。
そしたらいつもニコニコしてた伯母さんがバァン!ってすっげぇ音でテーブルぶん殴った(平手かな?)
んで顔あげたら、もう鬼が居たとしか言えん表情で「さっきから黙って聞いてりゃワレェ!銭の話ばっかりし腐りよって!タヒ人をちったぁ偲ぶたぁ思わへんのか!ド腐れどもがァ!」ってがなった。
後から聞いたところによると、叔母さんは京都の南の方の生まれで同級生から河内弁を凄味が出るからと教えて貰ってたらしい。
全員があっけにとられてる中、伯母さんヒートアップして、
「バイクも車もあの人がタヒぬ前に○○(←俺)に譲るって遺言で残しとるわ。銭の亡者ども!分かったらさっさと帰れ!旦那だっておどれらみたいなんぞに手ぇ合わせて欲しゅうなんぞ無いわボケェ!」
と一喝された一部の親族はすごすごと退散していった。
言い終わった後に我に返って他の参列者にペコペコ謝る伯母さんに萌えるとともに、こんな良い女の人をものにした伯父さんにちょっと妬けた。
DQN返しかもしれないがGJと心の中で叫んだわ。
○正義感の強い義兄
私が助けられた武勇伝ですが。
私たち夫婦は夫実家の近くに住んでおり、義両親と関わる事が多いです。
多いと言うか、特に義母の絡みが結構酷く、俗に言う「いびり」にあってました。
「義実家の掃除に来い」とか「近所の友人が集まるから茶や菓子の支度・給仕をしろ」とか。私が日中仕事に出ていると知っての上です。
夫にそれとなく言っても流されるだけで、鬱々と過ごしていました。
先月、義母の誕生日という事で、私たち夫婦含む親戚と近所の友人とやらが集まる機会がありました。
案の定、食事他全ての手配を私一人に押し付け、且つ開催は日曜で休みでしょと先手も。半ば諦めで前日夜遅くまで準備に費やしました。
当日、集まってくる客人相手に一人でてんやわんやしてると、最後に到着した夫の兄から「あれ、私さん一人でやってんの?」と聞かれ、返事に詰まって「えぇ・・・まあ・・・」とその場は濁しました。
義兄は遠方に一人で住んでおり、両親の土地財産の管理運用を一手に引き受け、詳しくは知りませんが法律関係の仕事で活躍されていると伺ってました。直接会って話す機会は今までもそう多くはなかったですが、すごくしっかりした印象がありました。
義兄は腑に落ちない様子で「一人じゃ大変でしょうに・・・」と更に問い詰めるので「まあ、いつもの事ですから」とうっかり言ってしまった。
途端、義兄の目つきが鋭くなり、「どういう事?」と詰問され、とうとう話してしまいました。
最初は気を悪くするかなと思ってましたが、話してるうちに助けて欲しいと言う気持ちが前に出てました。
全てを話し終えると「・・・分かりました。本当に面目ない」と私に深々と頭を下げ、「正式な謝罪は後ほど。後は俺に任せて下さい」と早々に居間に突撃。
義両親他が騒いでる所に荒々しく乗り込み、跳ね上がるかという勢いでテーブルを叩き、「お袋!私さんをあんな目に合わすとはどういう了見だ!?」
静まり返る居間に義兄の怒声がまだまだ響きます。
義兄「全部聞いたぞ!何の恨みがあって私さんに辛く当たる!?まさか、嫁いできた人は女中か召使とでも思ってんじゃねえだろうな!?」
我に返った義母は「いやそれは」と弁解しようとするも、
義兄「言い訳が通用する段階じゃねえだろうが!自分がどんだけ醜くみっともない真似してたのか分かってんのか?」
義兄「親父!この二人が不甲斐無いのはまだしも、なんで親父まで黙ってんだよ!」
義兄「おい弟!てめえ、自分の嫁さん一人満足に守れないでいっぱしに結婚なんかしてんじゃねーぞ!?」
義兄「お前ら何か勘違いしてねえか?私さんを何だと思ってんだ?こんな連中が家族で俺は恥ずかしいよ!」
3人とも萎縮してしまい、他の客人も呆然。義兄は会の解散を宣言し、客人にはその場でお帰り願ってました。
義兄は私に土下座して「本当に申し訳ない!あの日、貴方を家族として向かい入れたはずなのに、こんな事になっているとは」と頭を床に押し付けるので、私は泣きながら「やめてください、やめてください」と言う他ありませんでした。
「有難うございます。義兄さんの気持ちで充分です」と何とか義兄を起こすと、
義兄「俺の気持ち程度で釣り合いが取れる筈がありません。金銭も含めた正式な謝罪をさせて下さい」との事。
ここで義母が「ちょ、お金ってそれ・・・」と言おうとするも、
義兄「まだ恥ずかしい事をほざくつもりか!?全然反省してない様子だな。俺は一銭も手をつけちゃいないが、それでも二人の生活の大部分は俺次第というのを忘れるな」
義母は何も言えずまた俯き、私もこの時の義兄の迫力というか、鬼気迫るものに圧倒されました。
義兄「どうでしょう、私さん。こんな事になって、弟と一緒に居るのも気まずいようでしたら、一度ご実家に戻られても結構です。この3人には、まず猛省を促してから改めて貴女に謝罪に伺わせます。その後は貴女のお気持ち次第です」
義兄「お恥ずかしい限りですが、こんな連中と家族を続けられないようでしたら、俺は貴女の今後を全力で支援させて頂きます」
私もこの段階でかなり混乱してしまい、一旦実家に戻る事にしました。
翌日、夫と義父が私実家に訪れ、私と母親(父は他界)の前で土下座、謝罪に訪れ、その誠意に免じて一緒に戻りました。
義母からは「・・・悪かったわね」と電話で一言だけ、それもガチャ切りでしたが、以来無茶ないびりはなくなりました。
義兄に戻った事を伝えると、「・・・有難う。あんな頼りないヤツでも俺のたった一人の弟なんです。どうか宜しく御願いします」
今では落ち着いて、平和に暮らせています。
○ドライブレコーダーを付けてて良かったと思った話
国道をノリノリで熱唱しながらドライブ、赤信号で停車中。その時、前の軽自動車が急バックして俺の車と衝突。
俺は車道の端へ車を寄せフロント部分を見ていた。
軽自動車の運転席から出てくる男。18~20くらい、上下ジャージ、金髪プリンの見た目DQN。
ヘラヘラしながら近づいて来て「すいませんw俺の知り合い板金やってるんでそこに頼んだら完璧に直せるっす」
俺「これ国産じゃないからディーラーに出すけど、とりあえず警察呼ぼうか」
DQN「いやいやいや、まじ警察勘弁っす。マジ知り合い完璧に治せるんすよ」
俺は無言で携帯から警察へかけようとすると、そのDQNは俺の携帯を取り上げ、
DQN「いやいやいや。マジで。マジで。なんなんすか自分マジで」と、俺の車のフロントガラスを叩いた。
ちょっとムカついたが我慢。この我慢は後で分かるが俺からすると必然的なものだった。
DQNも相当イラついている様子。しかし、ちょっとそこはムキになって携帯を取り返し、改めて話を聞いた。
DQN「あれ女の車なんすよ。せめて女が運転してたって事にしてくんないっすか」
俺「アホかw彼女も今乗ってんの?彼女になすりつけるとか最低やなw」
DQN「マジ頼みますって。俺今、免停中なんすよ」
俺「知らんわw保険とかおりないじゃん。大丈夫かこれ。払える?」
DQN「は?ゆすってんすか?俺oo組の幹部知ってるんすよ」
俺「www」
助手席からDQNの彼女が降りて来たところで、俺は警察へ電話。
↑ここまでのやりとりは全て俺のドライブレコーダーで音声付で残っており、警察2人・俺・DQNの4人でそれを見ていた時、DQNは泣いていた。
また、その彼女は無免許で、その軽自動車は彼女の姉のものだった。
ドライブレコーダーを付けて3年目、初めて付けてて良かったと思った。
ただ検証の為に繰り返し再生される度に俺の熱唱からスタートするという辱めも受けた。
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