スカッとする話7選「ピッしないとダメだよ!」「価値観の押し付けが激しい図工の先生」「犯罪自慢するクラスメイト」など。

・サークル仲間がただのチャラ男だと思ってたら漢だった武勇伝
・中学のとき事故に遭い、警察と修羅場になった話
・DQN男を撃退する若いお父さん
・息子(3)「ピッしないとダメだよ!」
・価値観の押し付けが激しい図工の先生
・犯罪自慢するクラスメイト
・OL「やっぱ年収1000万は欲しいよねー」

以上、7つの話を紹介します。

スカッとする話7選

○サークル仲間がただのチャラ男だと思ってたら漢だった武勇伝

大学のサークルに超軽いノリのチャラ男が居た。

かなりのイケメンで男女問わず友達も多いんだが、チャラ過ぎる故に彼女無し。

一方でB子というこれまた明るくて性格の非常に良い、自然と周りに人が集まる子が居た。ただ一点非常に残念なのが、ブサイク。自他共に認めるブサイク。

その子の口癖は「私、ブスじゃなし・・・ドブスだからw」

チャラ男とB子は同じ高校の出身で、チャラ男はB子にだけは当たりが強い。よくもまぁそこまで言えるなってぐらいB子を貶すが、B子も負けじと笑いに変える。

ある日サークルのメンバーで飲みに行ったんだが、隣のテーブルのグループがB子を指さしてクスクス笑ってんだよ。さすがに全く知らない人達から笑われると、普段B子のことを弄り倒してるサークルメンバーでさえ気分は悪い。

すると突然チャラ男がそのテーブルに行き、

チャラ男「あいつブサイクっしょwほんと笑っちゃうぐらいブサイクだよねー」

と一緒になって笑い始めたんだ。

それを見たサークルメンバーは一同唖然。

でも、続けて「でもね、俺の彼女なんだよね。彼女笑われて黙ってられないでしょ?表出る?」

イケメンからそんな言葉が出たからか、その後はそのグループはおとなしくなったが、その言葉を聞いて、いつもなら豪快に笑い飛ばしてるB子が俯いて泣いてる。

その時はチャラ男とB子は付き合ってるわけでもなく、単なるサークル仲間だったんだけど、そんなことがあってサークル内でもB子を弄るのは止めようみたいな流れになった。

月日が経って、チャラ男とB子の結婚式の招待状が届いた。

スポンサーリンク

○中学のとき事故に遭い、警察と修羅場になった話

夏の雨の日新聞配達していて、その帰りにタクシーが居眠りで歩道に突っ込んできた。フェンスにぶつかり跳ね返ってビリヤードのバンクショットのように綺麗に私にぶつかってきた。私は7メートルほど飛ばされ田んぼの中に落ちた。

救急車が来て病院へ行き2週間ほど入院した。自転車は修理不可能だったが私は右足骨折と右手人差し指と小指にヒビが入っていた。

入院中は痛みで歩けなくて不自由だった。トイレも看護師のお姉さんにしてもらって屈辱だった。

そうこうしているうちに退院し警察に出頭するように言われていたので事情説明をしに行ったら、なぜか私が飛び出して来たことになってた。タクシー運転手が嘘言していた。警察はそのまま報告書にまとめてしまっていた。

そして警察は面倒臭そうに「入院費払ってもらっているのだからもういいでしょ?運転手はお前と違って生活があるのだから~」と言って取り合ってくれない。

近くにいたほかの警察が「ガキが大人に逆らうな!なんで警察がガキの相手しなければいかんのだ」と暴言吐かれ、私は怖くなって逃げるようにして帰っていった。

泣きながら家に帰ると両親が何があったのか聞かれ、警察署であったことを全て話した。

普段温厚な父親が切れ、速攻顧問弁護士に電話した。

父は地元では有名な会社の専務。翌日父と弁護士と私で警察に行き署長を呼び出し、担当した警察官と暴言吐いた警察官も呼び出し、前日の事情を聞いた。

だがしかし奴らは「覚えてない、丁寧に対応したがお子さんが突然逃げていった」「暴言は吐いていない」などとトボけた。しまいには「それなら暴言吐いた証拠でもあるのか?」と言い出し否定して譲らなかった。

そこに救世主があらわる。他の3人の警官だった。

良い警官「昨日聞いていたけどお子さんが仰るとおりで 担当警官は職務怠慢で暴言警官は恫喝だった」と証言。

さっきまでふてぶてしかった警官はあっけなく撃沈した。

弁護士が「では虚偽の報告書作成と恫喝で告訴しますので覚悟しておいてください」と言い放つと馬鹿警官は土下座で謝罪、なぜか署長までもが土下座してきた。

弁護士が「それすむなら警察はいりません」と言ったのには笑ったな。そのほかの警官も爆笑していた。

弁護士が「取締で捕まえた違反者や、犯罪犯した犯人が土下座したら警察は許すのですか?」「それがまかり通ったらおかしくないですか?」というと署長とバカ警官は諦めた。

その後担当が代わり調書を取り直したら現場検証をしてないことがわかり、タクシー運転手には注意だけで終わっていることが判明した。結果裁判沙汰にまでなり、地方紙に載るくらいまでの騒ぎになった。

そしてタクシー運転手は逮捕され免許取り消し 医療費と50万の慰謝料もらった。

バカ警官2人は懲戒免職、署長は降格し半年の減俸で他署に飛ばされた。

○DQN男を撃退する若いお父さん

娘の小学校での話。

俺の娘が通う小学校は小規模で、小学1年生のクラスも1クラスしかない
基本的には生徒全員まともな感じなんだけど、一人だけ金髪の子がいた
その親が絵に描いたようなDQNで、腕の刺青をアホみたいに見せびらかすような輩。

ある日、授業参観があった。その中で、普段よりもテンション高いDQN夫婦。時代錯誤なギャルチックデブ母は授業中でも大声で子供を呼んで、チンピラ崩れの父親は廊下でスパスパ煙草をふかしてた。

前々からそのDQN夫婦は目立ってて、見るに見かねた教頭先生が口頭注意
すると案の定逆ギレで、子供たちそっちのけで教頭先生に怒鳴りながら詰め寄ってた 。

まあ親御さんはみんな迷惑がってたけど、やっぱり見た目が怖くて何も言えない。もちろん、俺も。ただ、子供が見てる手前、このまま何も言わないわけにもいかず、勇気振り絞ってDQN父に「お、落ち着いて下さい」と声をかけた。

するとDQN、「なんじゃぁ貴様コルァフジコフジコ!!」と怒濤の攻め
ヒィィ!!ってビビってたら、突然廊下から「オイッ!!」とバカでかい叫び声が俺も先生もDQNもΣ(;゜Д゜)ビクッって感じフリーズ。

声の主は、まだ若いお父さんだった。でもその顔はめちゃくちゃ怒ってて、ツカツカとDQNのとこまで歩き始めた。「さっきからうるさいですよ」と、冷静ながらも迫力のある声。

DQNも動揺しながらも、「誰にそんな口の利き方をー!俺は○○組の知り合いのー!」とか、なんか893の名前まで出してきた。

でもそのお父さん、まったく怯む気配なし。それどころか、「いや、それただの知り合いで、あんたは893じゃないんでしょ?それともその人呼びます?だったらこっちもそれなりに対応しますけど?」とやけに強気。

DQNも徐々に引き始め、最終的には「クソが」みたいな捨て台詞吐いて、学校から出て行った。

残ったDQN母も、注がれる痛い視線に耐えきれなかったのか、そそくさと帰宅。

授業参観はつつがなく終了。

終わったあと、そのお父さんにお礼を言いにいった。そのお父さんいなければ、たぶんちびってたし。俺はヘタレなので。

そしたらお父さんは謙遜しながらも、「いや、仕事柄あんな人は慣れてるんですよ」と。

はい、警察官でした。

あまり人には知られたくないらしくて黙ってたみたいだけど、見かねて動いたとか、むしろ、もっと早く自分が注意すべきだったと謝られた

俺自身、ねずみ取りで捕まってからあまり良い印象持ってなかったけど、警察官にも色々いるんだなぁって思った。

○息子(3)「ピッしないとダメだよ!」

巨大おもちゃ屋に息子を連れていった時の事。

買うおもちゃは一つだけ!と息子に言い聞かせていた。そして、ピッしないと開けちゃダメ(「ピッ」はPOSレジのバーコードを読み取る音=即ちお金を払うこと)とは常々言っている。

息子は最後まで二つの候補で悩んでいたが、ついに粘土セットに決めた。最終候補に残るも落選した自動車セットは棚に戻させた。

レジでお金を払おうと手こずっている間に、息子はレジを抜けてサッカースペースに行ってしまった。といってもすぐそばなので放置。

ようやくお金を払い、商品を持って息子のところに向かうと、息子が子連れの女性に通せんぼしながら何かを言っている。

その女性が持っているおもちゃが、息子の最終候補に残った自動車セットだったため、「それ貸して!」とか言ってるんじゃないかとヒヤヒヤしながら謝罪モードで近づくが・・・

どうやら息子は「ピッしないとダメだよ!」と言っている。

ここで店員(店長?)が素早く駆け寄って、女性に何かを言って事務所の方へ行ってしまった。

オチを言うと、女性(もうセコママでいいや)は万引き犯でした。以前から目をつけられていたらしく、店でもマークしていた模様。

しかしセコママよ。あなたのところは娘なんだから、自動車セットは喜ばないんじゃないだろうか・・・

息子にはメロンパンを買ってあげました。

○価値観の押し付けが激しい図工の先生

キリスト教系の私立小学校で、当時としては珍しく中高と同じ教科担任制だったので、担任の先生に教わるのは国語と社会だけで、算数、理科、体育、音楽、図工、聖書は別々の先生だった。

その中で図工の先生の価値観の押しつけが激しくて、あるテーマで自由に絵を描くはずなのに、ちょっとでも自分の考えと違うとその場で画用紙を破られて、結局は皆ほとんど同じような絵を描かされるような、無意味な授業だった。

図工と音楽は、その道から専門家を講師として雇っていて(私立はそういうことができるそうだ)、児童心理などはまったく無頓着な人のようだった。

ある日の授業で「家族」というテーマで自由に描けということになったが相変わらず同じような価値観の押し付けをしてきて、祖父母との思い出を描いていたら「何なのこの絵は!ふざけてるの!」と破ろうとしたので「やめてください。祖父母との大切な思い出なんです」と初めて抵抗した。

その態度に先生は「あたしの授業に文句があるなら出て行きなさい!」と激怒し、私を教室から追い出した。

ちょうどそこに担任が通り掛かって事情を聞かれたので、これまでのこともすべて話した。

担任は、図工の先生に掛け合ったが「そんなふざけた絵を描いている子に教えるつもりはありません」などと息巻いていた。

担任の先生は「じゃあ、教室に戻ってその絵を完成させて、私のところに持って来なさい」と私を教室に戻した。

絵を描き上げて先生に持って行くと「この絵を先生に預けてくれる?」と言い、そのまま渡したら、先生はその絵を県の美術コンクールに内緒で出展してくれた。

結果は金賞、全国コンクールにも出品されて、そこでも金賞を獲った。

後日、そのことが朝の礼拝で発表され、壇上で表彰されて拍手喝采を浴びた。

その件が関係するのかはわからないけど、図工の先生は翌年は別の先生に替わっていて、楽しみの授業へと変わった。

スポンサーリンク

○犯罪自慢するクラスメイト

高校生のときの話

休み時間にツレたちと話をしていたらとある漫画の話になった。

それでそのうちの一人が「単行本を買おうと思ってるんだけど金がない」なんて言うと、そこにいい噂を聞かないクラスメイトが会話に割り込んできて

「ならパクればいいやん、簡単にできるところを教えてやるよ。実は俺もそこでたまにやってるしw」

なんて言うので聞いてるととある本屋のことを言っていた。

家に帰り暇だったのでそこの本屋に手紙を書くことにした。『こいつは万引き常習犯ですのでご注意を!』なんて書いてパクリ自慢の奴の写真を同封した。

その一ヶ月後ぐらいだったか、そいつはその書店で万引きで捕まり停学になったが、そのまま学校にこなくなり辞めていった。

先日そいつがとある事件で塀の向こうに引越ししたそうです。

○OL「やっぱ年収1000万は欲しいよねー」

先日居酒屋でサラリーマン3人組を見かけた。そいつらはちょっと酔ってるのか大声で騒いでいて、周りは「うるさいなー」という目でそいつらを見ていた。

ちょっと地味目な女の子たちのグループ(こちらも3人組)がその隣の席に座っていて、

「給料さがってさー大台から外れちゃったわ」

「まじかー潮時じゃない?」

「やっぱ年収1000万は欲しいよねー」

と話していた。

それに対して・・・ サラリーマン3人組は酔った勢いなのか、

「お姉さんたち、年収1000万の男狙うにはレベル低すぎるよwww」

「鏡見たことある?歳も食ってるよねw」

「養って貰うことばっか考えないで自立しろよ!」

などと絡み始めた。

しばらくお姉さんたちはじーっとそいつらを見つめていたが、

「すいません。私たちの年収の話をしてるんです」

と冷たい声で告げて、お会計して去っていった。

サラリーマン3人組はポカンとしていたが妙に大人しくなり、周りにクスクスされた後こっちも去っていった。

Posted by