スカッとする話5選「カリオストロの城を見たことある人は正義」「親しき仲にも礼儀あり」「浮気男への復讐」など。
・カリオストロの城を見たことある人は正義w
・親しき仲にも礼儀あり
・傲慢な有名大学生出身のバイト男
・隣人、墓穴を掘るw
・浮気男への復讐『この時を待っていたのよ』
以上の5つを今日は紹介します。
スカッとする話5選
○カリオストロの城を見たことある人は正義w
俺の新入社員の頃の話をしようと思う。
初めて上司に連れられて割と大口の取引先の社長のもとに行ったんだ。ちなみに上司と社長はそこそこ顔なじみ。
そこにはたまたま社長が趣味で買ったと思われるシトロエンがあったんだ。多分納車の都合で会社にあったんだと思う。
そこで思わず「あ、カリ城でクラリスが乗ってたやつだ」と口に出てしまった。
そしたら上司が「お前はそんな歳になってまだアニメとか見てんのか」とお説教。当時はまだまだアニメに対する印象はこんなものだったし。
俺も仕事中に口走ってたことはさすがに、と思ってたので素直に受けてたら・・・
社長が満面の笑みで「わかってくれるとは嬉しいよ。私もあれを見てこれが欲しくなってね」
上司真っ青。始末書ものかなーって俺は思ってた。
そのあとはもっぱら俺と社長でカリ城の話をしたりして、なんとか契約に持っていくことができた。
上司は帰り道でも無口だった。
まさかこの歳で上司の尻拭いをするとは思わなかったよ。
○親しき仲にも礼儀あり
俺自身の話ではないが高校生時代、部活の同輩だった女の話。
その子とは別に、当時同じ部活にもう一人の女がいたんだけど、そいつの彼女に対する罵りがひどかったんだ。
分かりやすいようにここから
A・・・復讐した方の女子
B・・・Aを罵り続けていた女子
とする。
Bはもともと口の悪い奴だったが、「あいつは毒舌キャラだからw」みたいな感じで何を言っても許される風があった。
おまけにその毒舌も人を選んで振るわれるもんだから、Bは先輩の前とかでは外面良く振る舞えていたんだ。
友達に対して使う、冗談混じりの罵声ってあるじゃん。「お前バカじゃないの?ww」みたいな。
Bの振るう毒舌っていうのはこういうタイプの罵りがすぐ出るってだけで、特別周りの人を不快にするほどのものではなかった。
だけど、こいつのAに対する罵りは目に余るものがあった。
Aが部活内で何か失敗をすれば「ダッサwwwww」と大笑い、Bのお気に入りの先輩に話しかければ「○○先輩が可哀想だよぉ~ww」と、Aに聞こえるように周りに言う。
特にひどいと思ったのは、何かしらの軽めの失敗をしたAに対して言った「お前まじクズだなwww死ねよwww」。
(Aが何をしでかしたのかはもう覚えていないが、とにかくそこまで責められるものではなかったと思う)
俺は正直Bの言動を不快に思っていたし、出来ることなら注意してやりたかったが、Bが聞き入れるはずもなかった。というか、情けないことにただでさえ陰キャラだった俺がBに口出しすることなんてできないと思っていたんだ。
それにさらに言い訳をさせてもらうと、Aはおっとりのんびりした性格で、さらに若干不思議ちゃん気質だったから、何となく「あいつは何を言われても仕方が無い」ということになっていた。(事実、Bに「死ねよ」と言われても「えへへ~ひどいよ~♪」で受け流していた。傷ついていたかもしれないけど)
そんなある日のことだった。
その日、Aが鞄に何やら新しいマスコットをつけて部活に来たんだ。うまく説明出来ないが、毛糸で編んだネコ?クマ?の頭に紐を通して結んだような、手作り感漂うやつ。
ここで、案の定Bの毒舌が炸裂。
B「何それ、前はつけてなかったよね?」
A「うん~、○○ちゃんだよ、可愛いでしょ~」
B「キモッ」
最後のBの声には、いつもの冗談交じりな雰囲気はなかった。まさに「吐き捨てる様に」って感じ。
そして、ここでとうとう穏やかだったAの怒りが頂点に達したようだった。
いきなり胸あたりを突き飛ばされて、机の上に押し倒されるB。
AはBに馬乗りになると、すぐにBの両手を自分の片手で拘束して、もう片方の手のひらでBの顔面をググググッと押し始めた。
俺を含め2,3人の男が「○○やめとけ!!」と止めに入ろうとしたが、「邪魔すんじゃねえよ!!!!」というAのあまりの剣幕に唖然として、結局誰も何も出来なかった。
最後は何とかBが力でAを跳ね除けたが、その直後に放たれた、いつもは能〇麻〇子みたいなおっとりした調子でしゃべるAの、抑揚のない「お前がキモイんだよ、ブス」で、再び部室が凍りついた。
もちろん、その後は泣きじゃくるBとそれをかばおうとする先輩 VS Aの、「和解のための話し合い」という名の口論が始まった。
現場を見ていたものとして、俺も参加させられた。
「Aがぁ~、いぎなりあだじに乱暴じでぇ~ヒッグ」と、あたかも自分が被害者のように訴えるBと、「暴力なんてひどいじゃない!!」「ちゃんとごめんなさいしよう、ね?」とあくまでBに味方する先輩達。
しかしAは、先輩達にも臆せず「先輩方がBちゃんをかばうのって、Bちゃんが泣いちゃったからですか?先輩方はお気づきにならなかったと思いますけど、私はBちゃんに4年間ずっと意地悪を言われてきたんです。今回は、母が作ってくれた私の宝物を馬鹿にされたんですよ。それに比べたら、一回暴力振るわれたくらい何なんですか?口で言ってもやめてくれなかったくせに。
それとも先輩方は、私がBちゃんより先に泣いていれば、私の味方をして下さったんですか?もしそうなら、こんな品性下劣な部活、やめてやります」
とまあ、こんなことを言っていた。
話し合いの数日後、俺を含めた現場を見ていた部員が先輩に真実を告げ、Aだけが加害者ではなかったことがようやく理解されたが、そのときにはAは部を去っていた。
その後に、Bに罵られていることを知りつつ守ってやれなかったこと、ことが落ち着いてきたとわかった後にようやく真実を先輩に話したこと、そのせいでAが部活をやめることになってしまったことなどを俺達数名の同輩がAに直接謝罪に行ったが、そのときにはもう
「あ~、気にしないで。これで勉強に集中できるもん♪」
と、いつもの不思議ちゃんな彼女に戻っていた。
最後に説教臭くなって申し訳ないけど、皆にも「親しき仲にも礼儀あり」ということは常に意識して欲しい。
○傲慢な有名大学生出身のバイト男
昔フリーターだった時の事。
某洋菓子店にオープニングスタッフで入り、売店と喫茶がある店だったんだけど私は喫茶担当だった。
オープニングで入ったバイト仲間達はあまり辞める人もいなくて、時々入れ替わりがあるくらいで皆仲良かった。
私は当時25越えてたが、よく高校生と間違えられてた。
オープンから2年以上経ったある日、有名エリート大学の学生という人が入った。
その日私は休みだったが、翌日出勤するとバイト仲間達が「昨日入った新人酷いのー!A子(私のこと)なんとかしてーっ!」と言ってきた。
(私はフリーターで勤務時間も長いし日数も多いので、なんとなく喫茶の取り纏めを任されてて食材のオーダーとか新人に教えたりとか色々させられてた)
新人は「俺、前居酒屋バイトでリーダーをしてたからさー」と言ってバイト初日にして他のバイト仲間をアゴで使ったらしい。
とりあえず夕方、新人が来てから様子を見ていたら
・敬語は一切使わない。
・他のスタッフに「お前アレやって!」など指図する。
・「アレやっとけって言っただろ!何で違う事やってんだよ~!!」とまで言う。
・自分流の略語でオーダーや、ホットとアイスを間違えたりした上に「これじゃないよ?!」と注意してくる
・「あんたコレって言ったよ」と言うと「コレじゃなくて〇〇だわ~」とヘラヘラ。謝罪無し
・仕事を教わらない(むしろリーダ気取りで聞く耳無し)で全部自己流だからホールは大混乱
スタッフは9割以上が女の子だし凄く忙しい店なので、新人に立ち向かう子がいなかった。
私はその日はドリンクやデザートを作っていたのでホールには出ず、暫く観察してから新人に言った。
私 「大学生だよね?」
新人「(ドヤ顔で)〇〇(←大学名)」
私 「敬語使えないの?使い方知らないの?」
新人「は?使えるけど。」
私 「じゃあ何で使わないの?そんなんじゃ社会でやってけないよ?」
新人「は?!敬語は使えるけど~、何で俺がお前らに敬語つかわなきゃいけないの?!」
私の事を年下だと思ってるみたいだったから向こうからしたら「むしろお前が敬語つかえよ!」だったと思う。
私「年上だろうが年下だろうがお前は新人なんだから、ここではみんなお前より先輩なんだよ。前のバイトでどうだったか知らねーけど仕事も出来ないクセに何年も働いてる先輩アゴで使ってんじゃねーよ。」
と低い声で言ったら急に大人しくなった。
で、皿洗いとかさせたりした。でも時々タメ口になったりするから、他のスタッフに対してでもその度に横から
「〇〇じゃなくて〇〇です、だろ!」
とかすかさず言ってたら
「あっはい」
とビクビクして従ってた。
で、礼儀正しく「お疲れ様でした。お先に失礼します。」と挨拶して帰ったあとすぐに電話かけてきて
「あの…今日で辞めたいんですけど…」
と退職した。
他の女の子スタッフは喜んでたけど、私は
「なんだよ、これから教育してやろうと思ってたのに根性ねーな。」
と言ってた。
見た目は全然普通の大学生だったけど、あんな人がいるって心底驚いた。
○隣人、墓穴を掘るw
うちのマンションの駐輪場は1戸につき2台ぶん、部屋番号つきで並んでいる。
ただし2台といっても「上下」なんで、上に乗せるのが面倒だってのは理解できるんだが、だからといって、よそんちの下のスペースに勝手に停めてもいいってことにはなるまい。
ところが隣の、たぶん奥さんのだと思うんだが、しょっちゅう、うちのスペースに停めてある。
うちは俺とカミさんの2台所有していて、車もあるけど普段は2人とも自転車で通勤しており、まあ、昼間はたいてい下の段(カミさん用)は空いているから、ちょっとくらいいいだろうって思うんだろうが、けっきょく、カミさんが帰宅する時間帯になってもそのままなんで、帰ってくるなり怒っていることがよくある。
(俺は平日休みで勤務も不規則な仕事)
隣に「お宅のですか」と言いにいっても、とぼけられて埒があかないってことが続いていた。
で、昨日の昼過ぎ、買い物に出て戻ってきたら、あたりまえのように停めてあったので、担ぎ上げてゴミ集積所のところまで持っていっておいた。
昨日は不燃ゴミと粗大ゴミの収集日だったんだが、これらは有料ゴミなので、指定のシールを貼ってないと回収してもらえないんだが、シールなしの物件は「回収できません」という黄色いシールを貼られる。あとで見たら、サドルに黄色いシールが貼られていた。
そしたら夜、隣の旦那さんがやってきて「うちの自転車をゴミに出されましたか?」と言う。
当然こっちとしては「なんの話でしょう?」ととぼけてやったんだが、「お宅のところに停めてたんだから動かすとしたらお宅しかないはずだ」ときたもんだ。
「いつも停まってるあれはやっぱりそちらのでしたか」って言ってやったら「(しまった)」って顔して帰っていった。
けど、例の黄色いシール、いったん貼られるときれいにはがすことはできないらしいんだなwだから、文句のひとつでも言ってやろうと思ったのかもしれないけど、墓穴掘りにきてどうするw
○浮気男への復讐『この時を待っていたのよ』
同棲していた彼が携帯を家に忘れていってしまった日の事。
彼(以下Aとします)の携帯に何度も同じ人から電話があったので、会社関係の人からの電話で急ぎの用事かなと思い携帯にでました。
『Aの携帯ですが、携帯を忘れていったので帰ってきたらお電話させましょうか?それとも、急用ならば会社のほうに電話をしてみてください』といったところ、相手は女性(以下B)で『では、会社のほうに電話してみます』といって切りました。
会社の番号知ってるなら、仕事関係の人で浮気相手じゃないのか・・・バトルを期待していた私は、ちょっとガッカリしましたが、またすぐにBさんから電話がかかってきたので、伝言でもあるのかと思い電話にでました。
B「先程のものですが・・・」
私「はい、なんでしょう?」
B「Aさんは家に携帯を忘れていったのですか?」
私「そうですが?」
B「・・・あなたは、Aさんの何でしょう?」
Aが浮気をしているのは分かっていましたが、今まで証拠がないので大人しくしていた私は、『証拠、発け~~ん!』『まるでドラマのようだ!!』『バトル開始!!!』と、ウキウキしてました。
私「彼女です」
B「・・・私もっ!!彼女ですっ!どれくらいおつきあいしてるんですか?!」
私「5年くらいだと思います」
B「・・・・」(後で聞いたら1年くらいだった)
Bは負けたと思ったのか、「そうですか」と言って電話を切った。
その日Aが帰って来たのは、かなり遅い時間でした。
私はおそろしいほどの笑顔でAの帰りを迎えました。
私「おかえりなさい。今日何度も同じ人から携帯に電話があったよ」
A「・・・・ごめん。今、別れてきた」
チッ!早っ!!バトル終了か・・・
即、別れてきたので彼をゆるしてあげました。でも、実は終わってなかったんです。
Bさんはウチの近くに住んでいて、お水のバイトをしている年下の子でした。浮気発覚からしばらくしてBさんから電話がありました。
B「Aさんは出張だといってウチに帰ってこないのですが、別れてもらえました?」
私「・・・多分お互いに同じことを言われると思います」(ウチには毎日帰ってきてた)
B「・・・・うぅ・・」
泣くな、泣きたいのはこっちだ。Bさんは以前、不倫相手と駆け落ちして捨てられ自サツ未遂をしているので、年上だった私は気丈であろうと必死でした。
私「今から、会える?」
B「・・・はい」
遅い時間だったので居酒屋で会う約束をして、ウチを出たんです。財布をウチにおいたまま・・・。
Bさんは、会ってみるととても良い感じの子でした。私たちのほかにも浮気相手がいることや(5・6人はいたらしい)、彼の悪口を言い合ってスッキリしたせいか、お酒の弱いBさんはかなり飲んでました。(私は酒豪。日本酒なら1升は飲めた)
気持ちはスッキリ、お互いに彼にはウンザリで、『2人とも別れて捨てちゃおっか?』・・・ってことで、私は財布もってきてないから、ウチにいる彼に届けてもらうことにしました。(ワタクシ、計画的犯)
彼はすぐに来ました。入り口のところにいた私たちを発見した彼は、ゆっくり後ずさりして帰ろうとしていましたが、手招きをして彼を笑顔で迎えました。
さて、静かなるバトルです。
B「あなたと別れることにしました」
彼「・・はい」
私「私も別れます」
彼「・・・・・・」
短い会話でしたが、話は終わったので帰ることにしました。お店を出たところで彼は私に「全員別れて来た。お前と、ずっと一緒にいたい・・・」と言いました。
私「だから?」
彼「ゆるしてください、お願いします」
それを聞いていたBさんは、泣きながらフラフラと帰っていきました。
私「あの子危ないんじゃないの?送って行けば?」
彼は申し訳なさそうに、寛大な私に「ありがとう、送ってくるよ」と言いました。
私が飲めないお酒を飲ませたこともあるし、Bさんには自サツ僻もあるし、私の所為で死なれたらたまらないと思ったからなんですけどね。
Bさんを送り届けた彼は朝になってから帰ってきました。
彼「少しの間『お前と別れた』ということにして下さい」
私「今、別れてもいいです」
彼「お前と一緒に居たい。Bは前のこともあるからキチンと別れるまでまってほしい」
『貴様は朝まで何の話をしてたんだ!!』と、思いながら計画犯な私は次の計画をひらめいたので、「分かった」と言いました。
そして、彼はしばらくの間Bさんとお付き合いをしていたのですが、Bさんに捨てられて私のところに戻ってきました。
彼「Bはどこかに引っ越した」
私「どこにいったの?」
彼「分からない」
彼の言ってることは信じられませんので、1ヶ月ほどたったころ私はBさんの携帯に電話をしてみましたが繋がりません。
彼も毎日帰ってきます。同僚と飲みにもいきません。・・・本当に、別れたんですね。
私の復讐開始!
私「貴方と別れます」
彼「全部別れたのに何で?!」
私「今はゆるしていても、忘れることはできない。後になってからウダウダ言われるの嫌でしょ」
彼「・・・他に男が出来たのか?」
私「居ません。待ってたんです、あなたが行く場所を無くすのを」
『行く場所を無くしてから捨ててやろう計画』でございます。
私、鬼でしょうか・・・
男性諸君に忠告!浮気はばれないように!ばれなければ、相手は知らないのだから『浮気をしてない』のと同じこと!『すべての』とはいいませんが、女性は強いしウソつきです。顔と腹の中は別物です。注意してくださいね(笑顔)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません