嫉妬の原因は欠乏感!その欠乏感を解消するのが困難であればあるほど嫉妬心は強くなる!

今、この記事を読んでいるほとんどの人が嫉妬をしたことがあると思います。

人はなぜ嫉妬するのか?

欠乏感があるからです。

たとえば、Aさんは身長170センチになりたいと思っている。でも現在160センチ。しかも年齢的に身長が伸びる可能性は絶望的。でも170センチになりたいと思っている。人はこういうとき欠乏感に襲われます。あと10センチ足りないという欠乏感に襲われます。この欠乏感に襲われているときに身長が高い人を見掛けると嫉妬してしまうんです。

たとえば、B子さんはアイドルのような美貌を求めている。でも残念ながらB子は普通の容貌。アイドルの美貌が10点としたら、B子さんは5点ぐらい。年齢的にもう容貌が劇的に変わる可能性はゼロ。でもB子さんはアイドルのような美貌を求めている。こういうとき欠乏感に襲われます。あと5点足りないという欠乏感に襲われます。この欠乏感に襲われているときにB子さんより綺麗な顔立ちの女性を見掛けると嫉妬してしまうんです。

たとえば、Cさんはすごく喉が乾いている。すごく水が飲みたいと思っている。周りには水がない。販売機もない。コンビニもない。そのせいで余計に水が飲みたくなる。こういうとき欠乏感に襲われます。水分が全然足りないという欠乏感に襲われます。この欠乏感に襲われているときにゴクゴクと水を飲んでいる人を見掛けると嫉妬してしまうんです。

人は欠乏感に襲われていると、水を飲んでいる人にさえ嫉妬してしまうんです。

まあ、現代日本で水を飲んでいる人に嫉妬することはほぼないでしょう。ですが、美しい人を見たり、身長が高い人を見たり、カッコいい人を見たり、美男美女のカップルを見たり、お金持ちを見たりして、嫉妬する人は多いと思います。

そういうものを見て嫉妬するのは欠乏感に襲われているからです。しかも解消の難しい欠乏感に襲われているからです。

簡単に解消できる欠乏感なら嫉妬しません。すぐにその欠乏感を解消することができるからです。

嫉妬は欠乏感の解消が困難な場合に抱いてしまう感情なんです。

世の中には解消不可能な欠乏感もあります。たとえば身長。成長期の終わった人がどれだけ身長を伸ばしたいと思っても伸ばすことはできません。だからあと10センチ身長を伸ばしたいと思っても伸ばすことはできません。

お金持ちになりたいと思っているけどなれないせいで欠乏感を抱いている場合も、解消できない可能性があります。残念ながらすべての人がお金持ちになれるわけではないからです。

このような解消不可能な欠乏感を持った人がその求めるものを諦められない場合、死ぬまで欠乏感に襲われ続けることになります。当然、死ぬまで嫉妬に苛まれることになります。

こういう解消不可能な欠乏感を持った人の欠乏感を解消する方法はあります。

その方法とは、身長が低くても、普通の収入でも、幸せに生きられると確信することです。身長が低くても幸せに生きられると確信することができれば、普通の収入でも幸せに生きられると確信することができれば、欠乏感が解消することができます。

結局、人は幸せになりたい生き物なんです。人が美しい容貌や高い身長やお金などを求めるのは幸せになりたいからなんです。それらを手に入れれば幸せになれると思っているからそれらを求めるんです。

だからそれらがなくても幸せに生きられると確信することができるようになれば、欠乏感を解消できるんです。

もし今、欠乏感を感じている人は、その欠乏感を解消するのが困難だと思っている人は、他の幸せになれる方法を探してください。そしてその方法で幸せになってください。そうすれば欠乏感を解消できるはずです。嫉妬心を抱かずにすむようになるはずです。

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