劣等感強めの人が自信喪失に陥らないための方法6選

劣等感が強めの人は自信喪失することが多いですよね。

例えば、「おはようございます」と言う場面で、呂律が回らなくて「おはようごじゃいましゅ」と言ってしまう。

たったそれだけのことで「自分はおはようございますもまともに言えない人間なんだ」と思い、精神的ダメージを受け、自信喪失してしまいます。

もうそんな些細なことで自信喪失をしたくないと思った方いますよね。

そんなあなたのために自信喪失に陥らないための方法を7つご用意しました。

劣等感強めの人が自信喪失に陥らないための方法6選

○できるから生まれた自信は脆い

自信があると思っている人の多くは「できる」という成果によって自信をつけている場合が多い。

例えば「今月は営業成績トップだった」「偏差値の高い大学を卒業している」「外見が良くてモテる」などの成果によって「自分は価値のある人間だ」という自信を持っている場合が多い。

確かに「成果」があれば自信をつけることができるでしょう。ですが、成果による自信は状況次第で簡単にポッキリ折れてしまうんです。

成果による自信とはいってみれば「できる」ことに対する自信です。逆に言うとそれが「できなくなる」と一瞬で失われてしまうような脆い自信なのです。

「営業成績トップだったのに、できる新入社員に追い抜かれた」「新しい職場では周りのほうが高学歴だった」「ちょっと太ったら急にモテなくなった」というような状況になった瞬間、それまで自分の中にあった自信がボロボロと崩壊してしまうんです。それくらい成果による自信というものは脆いものなのです。

なぜそんな脆い自信を人は持ってしまうのか?

それは「成果を上げる自分=人間として価値がある」と思ってしまうことが原因なんです。こういう考え方を常態化していると「成果」が上げられなくなった瞬間、「自分は価値のない人間なんだ」と簡単に思うようになってしまうのです。

成果ばかりを追い求める生き方はやめましょう。

○努力すれば何でも達成できるは幻想

過去を振り返ったときに「○○すればよかった」とか「☓☓すればよかった」と考える人いますよね。考えて後悔する人いますよね。

なぜそう考えてしまうのか?

それは「努力すればなんでも達成できる」という間違った前提があるからです。

残念ながら努力すればなんでも達成できるというのは幻想です。現実はそんなに甘くありません。どれだけ努力しても達成できないことはあります。東大に入るために一生懸命努力しても合格できないことはあります。プロ野球選手になるために努力しても挫折することはあります。努力は必ずしも報われるというわけではないんです。

努力すればなんでも達成できるという間違った前提を持っている人は、挫折や失敗をするたびに努力が足りなかったと思って後悔して精神的ダメージを受けてしまいます。

人生に挫折や失敗はつきものです。どんな天才でも挫折や失敗を避けることはできません。そんな当たり前のように誰もが経験する挫折や失敗のたびに後悔して精神的ダメージを受けていれば、自信喪失するのは当然のことです。

「もっと努力しておけば達成できたのに!」という幻想を追いかけている限り、永遠に自信喪失するという悲劇から逃れることができません。

その悲劇から逃れるためには「努力すればなんでも達成できる」という幻想を捨てなければなりません。

今すぐそんな幻想捨ててください。その幻想は学校&メディアが日本人を死ぬまで努力させ続けるために作り出したものです。そんな洗脳的幻想なんて今すぐ捨ててください。

そうすれば挫折・失敗するたびに自信喪失するという悲劇から開放されます。

誰でも失敗・挫折するものなのです。だからそんなもののためにいちいち自信喪失しないでください。

失敗・挫折を反省し、次に活かすことは必要です。でも失敗・挫折するたびに「○○すればよかった「☓☓すればよかった」と後悔し、自信喪失するのは間違っています。

そんな間違いを繰り返さないためにも今すぐ「努力すればなんでも達成できる」という幻想は捨ててください。失敗・挫折するのは当たり前のことだと思ってください。自信喪失して病気になる前にそう思えるようになってください。

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○不安を感じることは普通のこと

仕事環境や生活環境が変わった時、不安を感じた経験ありませんか?就職した時、転職した時、転校した時、進学した時、上京した時、結婚した時などに不安を感じた経験ありませんか?

ありますよね。

不安というのは安全が確保されていないときに生じる感情です。安全が確保されていない状況になれば誰だって感じる感情です。

仕事環境・生活環境が変わった時、不安を感じるのはその環境が未知の環境だからです。未知の環境には危険なものがあるかもしれません。自分を心身を傷つけるものがあるかもしれません。だから不安を感じるのです。当然、普通の人なら誰だって不安を感じます。

つまり仕事環境・生活環境が変わったとき、不安を感じるのは当たり前のことなんです。自信があろうがなかろうが普通の人なら誰だって不安を感じるものなんです。

なのに自信が持てない人は、この不安を感じるたびに「自信のない」と思って「自信を持てない駄目な奴だ」と考えて自信を喪失してしまうことが多いんです。

どう考えてもそんなの間違っていますよね。普通の人なら誰でも感じる不安を感じただけなのに自信喪失するなんて間違っていますよね。

そんな間違いを犯さないためにも、仕事環境・生活環境が変わった時、不安を感じるのは普通のこと・当たり前なこと・自然なことと考えるようにしましょう。

それを繰り返していれば自然と不安を感じるたびに自信喪失するという経験をしないですむようになるでしょう。

○自信がないと考えない

「自信がない」と考えて不安を感じると、集中力が低下してミスりやすくなります。さらに「自信がない」と考えていると過去の失敗や未来の不安のことばかりが浮かんできて、ますます集中力が低下して、ますますミスりやすくなります。

その結果、ミスった時「自分は駄目な奴だ」と思ってますます自信を喪失してしまいます。自信喪失すればますますミスりやすくなり、自信喪失するリスクが強まります。その結果、ミスをして、ますます自信喪失してしまう・・・という悪循環に陥ってしまいます。

すべては「自信ない」と考えたことが始まりです。

集中力を低下させ、ミスりやすくなるリスクが高まる「自信がない」という考えを抱くのはやめましょう。

○完璧を捨てる

この世界に完璧な人間など存在しません!

どんな人間にも必ず欠点があります。人は全知全能の神ではないのです。神ではない人間に欠点があるのは当然のことです。

そんな不完全な人間が、完璧を目指そうとすれば、常に自分に対して「どこかミスしてるんじゃないか」と否定的な目で見るようになります。

当然、不完全な人間は必ずミスをします。何度もミスをします。人生を終える前でに数え切れないくらいのミスをします。

そんなミスをするたびに自信の持てない人は、「あんなに完璧を意識して注意深くチェックしてたのにミスするなんて、俺は本当に駄目な奴だ」と自信を失っていきます。

そんな生き方をしていれば、自信を持てないままで人生を終えることになってしまいます。

そんな人生嫌ですよね。

嫌だと思った人は今すぐ完璧主義をやめてください。「人間は不完全な生き物なんだ。ミスをする生き物なんだ」と思って、完璧主義を捨ててください。

科学的にも完璧主義は良くないこと!と証明されています。完璧を目指すとミスが増えると証明されています。人間は、今に集中できているときにこそ、能力を最大限に発揮できるんです。ですが、完璧を目指していると「ミスがあったらどうしよう」「まだ何か足りないのではないか」ということを常に考えてしまい、目の前にある仕事や課題に集中できない状態になってしまうんです。そんな状態では、当然、ミスも増えます。当然、自信が持てない人はさらなる自信喪失を経験することになってしまいます。

科学的にも良くないことが証明されている完璧主義なんて今すぐ捨ててください。そうすればミスする可能性も低くなるし、自信喪失する可能性も低くなります。

「70点くらいでいい!」と気楽な気持ちでやりましょう。そのほうが余計なプレッシャーを感じずに、目の前の仕事や課題に集中できるはずです。

○自分の気持ちに意識を向ける

自信が持てない人がずっと好きだった人と初めて食事に行けることになったとしましょう。約束の日が近づいてくると「ちゃんと相手を楽しませられるかな?」「上手く話せるかな?」などと考えて不安を感じてしまうと思います。

そんな不安を感じた自信の持てない人は確実にネガティブな思考に陥り、ますます不安を募らせていくでしょう。その過程で自信も喪失していきます。

そうならないためにはどうしたらよいか?

まずに単純に「相手と一緒にいられて嬉しい」という自分の気持ちを意識することです。

自分がどう思われるかではなく、「自分がどう思うか」という部分に注目するんです。

そうすれば不安を感じることなく、食事に向かうことができます。さらに女性との食事中も「あなたと一緒にいて嬉しい」ということに意識していれば、不安を感じずに話すことができます。そして、「あなたと一緒にいて嬉しい」という気持ちや雰囲気は相手にもちゃんと伝わります。

つまり「自分がどう思うか」を意識するということは、メリットが多いということです。

まとめ

自信喪失に陥らないための方法6選
・できるから生まれた自信は脆い
・努力すれば何でも達成できるは幻想
・不安を感じることは普通のこと
・自信がないと考えない
・完璧を捨てる
・自分の気持ちに意識を向ける

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