2018年生活保護費引き下げ!?弱者を切り捨てる政策!戦闘機購入より弱者救済を優先すべき!

5年ごとに見直されている生活保護基準。2018年はその見直しの年にあたります。

前回2013年度の見直しで、メインの生活扶助・家賃扶助・寒冷地の暖房費などの加算に大きな引き下げが行われました。

今回2018年も生活保護費の大きな引き下げが予定されています。

どのような引き下げが予定されているかをお話します。

どのような引き下げが予定されているか?

予定1、総額160億円の削減

食費や光熱費などのための「生活扶助」の支給額を3年で段階的に引き下げることが予定されています。総額160億円の削減です。年齢や家族構成など世帯により違いはありますが、最大で5%の減額になります。

予定2、子どものいる世帯への加算や支援費も削減予定

1人親世帯への「母子加算」は月額平均21000円が、17000円に引き下げる予定です。20%もの削減です。総額20億円の削減です。

3歳未満の子どもへの「児童養育加算」は、月額15000円を10000円になる予定です。

この加算は「一般家庭に支給される児童手当の効果が生活保護世帯の子どもにも等しく及ぶように」という趣旨で、一九七二年以降、児童手当と連動して同額で設定されたものです。

それなのに国は子供の等しく学ぶ機会を奪うような政策を実行しようとしています。

専門家「引き下げれば、生活保護と一般世帯の間に5000円の差が生まれ、一般施策との連動が断ち切られる」

「母子加算」は4000円の減額

「児童養育加算」は5000円の減額

4000円~5000円の減額など大したことはない、と思う人がたくさんいます。政治家の中にもそう思う人がたくさんいます。たくさんいるからこの減額政策が実行されることになったんです。

4000円~5000円の減額など大したことはない、と思える人は恵まれています。お金に比較的恵まれているからそう思えるんです。

お金に恵まれていない人だったらぜったい4000円~5000円の減額など大したことはないとは思いません。4000円~5000円も減額されるのかと思います。暗い気持ちでそう思います。

それくらいお金に恵まれていない貧困層にとって4000円~5000円の減額は大きなものなのです。

4000円~5000円減額されたせいでランドセルが買えなかった、給食費が払えなかった、修学旅行に行けなかった、行きたい高校の受験を受けられなかった、授業料が払えなくて学校を辞めた、という子供たちが増えるリスク。

生活保護費減額によってこのリスクが高くなってしまうんです。

今までの生活保護費でもランドセルを買えなかった、給食費が払えなかった、授業料が払えない、などの不幸を経験した子供がたくさんいます。

生活保護費の減額が行われれば、当然、このような不幸を経験する子供が増えるのは火を見るよりも明らかです。

そんな子供の心を傷つける政策を国は実行しようとしているのです。

子供の心を傷つけるだけでなく、子供の希望や生きる気力すら奪う政策を国は実行しようとしているのです。

弱者を切り捨てる政策と言われても仕方のないような政策を国は実行しようとしているのです。

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生活受給者の声

生活保護世帯は約一六四万世帯・212万人超。その半数がひとり暮らしの高齢者、4分の1は病気や障害を抱えた人の世帯です。その中には年金未加入や「低年金」の人もいます。

Aさん「これ以上切り詰めるところがない。また引き下げになると、どうしたら良いか分からない」

と、生活保護を利用しているAさん(七二)は語ります。Aさんは、長野県でこの問題を受けて緊急に行った抗議の会見で、当事者として発言しました。
Aさんは、勤めていた精密機器工場を首切りされましたが、「年金が出るまでは」と非正規の仕事を続け、年金受給者になりました。

ところが支給される年金額が少なく、生活が苦しくなり、生活保護受給者になりました。

Aさん「医療扶助は助かります。日々のやりくりに苦労しています」

入浴は週1回。

暖房器具はこたつだけ。それで寒さに耐えられなければ布団に入るそうです。

Aさん「光熱費はどんなに節約しても基本料金がある。削れるのは食事くらい」

と、語るAさん。食事を一日一回にして、体力を使わぬよう、家で横になっていることが多いそうです。

Aさん「『戦闘機に何十億円』というニュースを見ると『生活保護は削るのになぁ』と考えます。弱い人たちから削ることが勝手に決まっていく。生活保護を使っていない人たちにもこの状況を知ってほしい」

 

戦闘機より弱者救済のほうが大事

戦闘機1台の値段は約100億くらいです。2台買えば200億です。

2018年に予定されている生活保護の引き下げ額は総額160億円です。

単純に戦闘機を2台買うのをやめれば200億円のお金が残ります。それだけのお金が残れば、無理に生活保護費の額を引き下げる必要がなくなります。

なのに国は生活保護費を引き下げ、戦闘機を購入しようとしています。

貧困層の苦しめるとわかっている生活保護費の引き下げを行い、人を殺傷する戦闘機を購入する。

この政策、どう考えても間違っている気がします。

今は人を殺傷する戦闘機に何百億を使うより、貧困層の救済にお金を使うべきだと僕は思います。

貧困層の生活保護費を削るということは貧困層の子供の心を削ることだと僕は思います。

子供にそんな辛い思いをさせてまで戦闘機を買う理由が僕にはわかりません。

戦闘機より弱者救済のほうが大事。

僕はそう思っています。

国防に戦闘機が必要なのはわかっています。でも戦闘機の性能を発揮できる状況(戦争状態)になる確率は極めて低いです。

そんな低い確率のために何百億ものお金を使うのは間違っていると僕は思います。

逆に貧困層がさらに苦しい生活を送る確率は極めて高いです。今の時代収入を増やすことが難しいからです。非正規雇用依存の企業、経済的弱者のために満足な教育を受けられない子供、ちゃんと仕事をしているのに賃金が上がらない。そういう状態が何年も続いています。この状況で収入を増やすのはどう考えても困難です。

そんな困難な状況で貧困層がさらに苦しい生活を送る確率が高いのは当然のことです。

戦闘機の性能を発揮できる状況になる確率は極めて低い

逆に貧困層がさらに苦しい生活を送る確率が高い

それがわかっているのに国は確率が低いほうに巨額のお金を使おうとしています。

優先順位を間違えているとしか僕には思えません。

いますべきことは確率が低いことにお金を使うことではなく、確率の高いことにお金を使うことだと僕は思います。

でも多くの政治家はそうは思っていないようです。

この国は弱者を切り捨てる社会に向かっている気がしてなりません。

杉田水脈議員は「生産性のない人間に税金を使うのは間違っている」と言いました。

もしかしたら多くの政治家がそう思っているのではないかと僕は思いました。

生産性のない人=生活保護受給者

そう思っている政治家が多いのではないか?だから生活保護を減額する政策が実行されるのではないか?

僕にはそう思えてなりません。

日本の2018年度防衛関係費(米軍再編関連費用を含む)は5兆1911億円で過去最高額

出典:nippon.com

日本の2018年度防衛関係費(米軍再編関連費用を含む)は5兆1911億円で過去最高額を更新しました。2012年末の第二次安倍晋三政権発足以降、防衛予算は右肩上がりに上昇しているが、今のところ、「防衛費は国内総生産(GDP)の1%以内」という暗黙の縛りの中で推移しています。

それでも毎年約5兆ものお金が防衛費に使われているのです。

有事の際、国防のためにはこれぐらいの金額は必要だという人がいます。

でも僕にはこんな金額を使う必要があるのかと疑いを持ってしまいます。

性能の一部も発揮できない戦闘機・戦車・装甲車・戦艦などにこんな大金を使う必要があるとは思えない。人を殺害する兵器にこんな大金を使う必要があるとも思えない。有事がそう簡単に起きるとも思えない。

そう考えているからこんな巨額の防衛費を使う必要があるのかと疑ってしまうんです。

大事なのは人の命を奪う兵器にお金を使うのではなく、今現在苦しんでいる国民のためにお金を使うことではないか。

性能の一部も発揮できないような兵器にお金を使うのではなく、今現在貧困に苛まれている国民のためにお金を使うことではないか。

起きるか起きないかわからない有事に備えて軍備を整えるのではなく、今現在辛い思いをしている子供たちのためにお金を使うことではないか。

僕にはそう思えてならないんです。

この国は優先順位を間違えているのではないか、と思えてならないんです。

優先順位を間違えているから防衛費を増やし、生活保護費を減らすという政策を実行しているのではないかと思えてならないんです。

どれだけ国防にお金を使って日本の安全を守っても、未来を担う子供たちが健全に成長しなければ何の意味もないと僕は思うんです。

そんな政策を続けていれば、日本はいずれ内部崩壊をしてしまうと思うんです。

疾患率の上昇、鬱病の上昇、自殺率の上昇、犯罪率の上昇、失業率の上昇などにより日本は内部崩壊してしまうと思うんです。

そうならないためにも生活保護削減はしないほうがいいと僕は思うんです。

有事の際の備えをするより、今貧困に喘いでいる人たちを救うほうが大事だと僕は思うんです。

だから僕は今の政治家たちが決定した生活保護費削減政策は反対です。

この政策は日本の未来を暗くするものです。そんな日本の未来を暗い色に染めるような政策肯定することなど僕にはできません。

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