ニンニクが胃の壁を破壊する!?強い抗菌作用のせい!?ニンニクの食べすぎにご用心。

ニンニク、好きですか?

僕は好きです。

夏バテ解消によく食べてます。

僕の周りにも夏バテ解消にニンニクを食べている人がたくさんいます。

そんな夏バテ解消によく食べられているニンニク。

そのニンニクを食べすぎて病院に運ばれた人がいるんです。

ニンニクを食べ過ぎて、病院に運ばれた!

胃の壁を破壊され、腸内細菌が死滅した!

なぜ、ニンニクを食べ過ぎて病院に運ばれたのか?

なぜ胃の壁が破壊され、腸内細菌が死滅したのか?

その理由について書いていきたいと思います。

ニンニクを食べ過ぎると危険な理由

理由1、強い抗菌作用があるから

生のニンニクからの抽出液は、グラム陽性菌・陰性菌など食中毒の原因になる微生物(食中毒菌・腐敗細菌)に対し、強い抗菌作用を持っています。

ニンニクの強い抗菌作用が有効に働けば、健康の強い味方になってくれます。

でもこの作用が過剰に働くと健康の敵になってしまいます。

過剰に抗菌作用が働くと体内の共生菌が減ってしまいます。悪い菌だけが減ってくれるならいいのですが、残念ながらニンニクの抗菌作用は良い菌までも減らしてしまいます。身体を守ってくれている腸内フローラ(細菌叢)や消化吸収に役立つビフィズス菌までも減らしてしまいます。

理由2、消化器官を刺激する

ニンニクは消化器官(胃)を刺激することもあります。刺激された消化器官(胃)は過度に消化液が出て胃壁にダメージを与えることがあります。

これが上記で紹介した人の胃の壁が破壊された理由です。

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●にんにくを食べ過ぎると

・お腹が痛くなる
・血が止まりにくくなる
・貧血になる
・息が臭くなる
・めまいがする
・皮膚が荒れる
・口内炎ができる

などの症状に襲われることもあります。

アレルギー反応が生じることもあります。アレルゲンはアリシンが変化したジアリルジスルフィドで主な症状はアレルギー性皮膚炎です。

1日にどの程度のニンニクを食べてもいいのか?

・生にんにく(おろしにんにく) 1片/1日
・火を通したにんにく 2~3片/1日

子供がにんにくを食べる場合は、この半分を目安とします。

ニンニクは、食べ過ぎなければ、健康に良い食べ物!

アリシンという成分が豊富に含まれている

ニンニクにはアリシン(匂いの元)という成分が豊富に含まれています。この成分には滋養強壮やスタミナアップ効果があります。

このアリシンという成分は加熱するとスコルジニンという成分に変化します。

スコルジニンは、毛細血管を拡張させる作用があります。この作用が冷え性を改善してくれたり、動脈硬化の予防してくれたりします。

アンチエイジング効果がある

ニンニクには抗菌作用や抗酸化作用があります。

抗酸化作用があるということはアンチエイジング効果もあるということです。アンチエイジング効果は若さを保つのには必須の効果です。その効果がニンニクにはあるんです。

抗菌作用が有効に働けば、腸内の悪玉菌や風邪菌などを退治してくれます。

野菜平均の2倍以上のビタミンB1を含んでいる

ニンニクは野菜平均の2倍以上のビタミンB1を含んでいます。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える効果があります。糖質をエネルギーに変える効能があるため、夏バテに効果があるんです。

さらにビタミンB1の糖質をエネルギーに変える効果には、ダイエット効果もあります。ビタミンB1のおかげで摂取した糖分が効果的にエネルギーに変換されれば、余分な糖分が少なくなるからです。

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ニンニクには、以上のような健康効果があります。

食べ過ぎないようにすればとてもヘルシーな食べ物なんです。

だからニンニクを嫌わないであげてください。

適量を食べてあげてください。

みなさんならそれができると信じています。

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