【アニメ】レン、人生初の壁ドンされた相手に愛を語られる『Sword Art Online Alternative』
壁ドン、愛の告白?をされるレン
はい。このシーン。第6話。レンがMさんに壁ドンされる決定的シーンです。
壁ドンをしたMさんはそのままの状態で言った。
Mさん「今まで一度でも本気で人を愛したことがあるか?自分の命をすべて捧げてもいいと思えるほどの相手と愛し合ったことがあるか?」
レン「ないですけど」
Mさん「じゃあ、僕の今の気持ちはぜったいにわからない」
レン「つまり豪志さん(Mさん)はピトさんのことが好きだと」
Mさん「愛してる」
レン「人生初の壁ドンで他人への愛の告白を聞くことになるなんて。人生いろいろあるな」
苦笑い・・・そりゃ、そうだ。壁ドンされて、ピトへの愛を語られたら、苦笑いするわ。すごいな。Mさん
ちなみに「愛してる」と言ったときのMさんの表情はこちら↓
こんな表情で壁ドンしながらレンに向かってピトさんのことを愛してるとMさんは言ったのですよ。すごいなこの男。こんな将来黒歴史になるようなことできて。僕にはぜったいできない。
このあと、レンはMさんに缶コーヒーをおごってあげた。
その缶コーヒーを見ながらMさんは言った。
Mさん「僕、コーヒー苦手なんです。特にブラックは。飲むと胃が荒れるんです。でもピトはコーヒーが大好きなんです。特にブラックが。だから僕も飲みます」
そしてコーヒーを飲んでこんな顔になった↓
うん。この男バカだ。間違えなくバカだ。
レン「愛って怖い」
とレンはつぶやいた。
愛は人を狂わせる。狂わせるというよりはバカにするという言葉が適切な気がする。
ピトさんは頭の可笑しい!?
Mさん「彼女は死というものに心を囚われています。命をかけるという勝負に憧れ続けているんです」
レン「どうして?」
Mさん「ソードアートオンラインを知ってますか?ゲームから抜け出せなくなったプレイヤーキャラがゲーム内で死ぬとリアルでも死んでしまうSAO事件のことを」
レン「まさかピトさんはSAOに参加して」
Mさん「いえ、ピトはSAOに囚われて生き延びた俗にいうサバイバーではありません。その逆です。いうなればピトはSAO失敗者。ルーザーなんです」
レン「SAOルーザー」
Mさん「ピトのリアルはベーターテストの頃からSAOをやりこんでそれこそ狂ったようにSAOを遊び続けていました。当然、正式版も開始とともに遊ぶつもりでいました」
レン「でもできなかった」
Mさん「その日どうしても外せない用事が入ってしまったんです。それこそ一生に一度のその後の人生を決めるほどの重要な用事が。さんざん泣きはらした末にピトはこれからの人生をとる選択をしました。賢明にも」
レン「でもおかげでSAOに囚われずにすんだんだよね。ラッキーだったんじゃない?」
Mさん「普通はそう考えます。でもピトは違う。SAOが本物のデスゲームになったことを知った瞬間、ピトは怒り狂いました。参加できなかった運命を呪い、叫び、嘆き、泣き、暴れました。昔から抱いていた死への憧れ、その絶好の機会を逸したのです。ピトはひとしきり泣き叫んで、暴れまくって、落ち着いたのか、その後は仕事へ邁進しました。今はかなりの成功を収めています」
レン「ピトさんって社長さんか何か?」
Mさん「ええそうです。そしてVRゲームが再開されてからは仕事以外の時間をぜんぶつぎ込んで遊びまくりました。ですが本当に死なないゲームは彼女の血を心の奥底からは滾らせてはくれませんでした」
レンは思った。滾らなくていいじゃない。普通でいいじゃない。死んだらダメじゃない。
はい。レンちゃん、正解。ピトさん可笑しいです。本当に死なないゲームじゃ面白くないなんて可笑しすぎます。
ゲームの死がリアルの死ではないから楽しく遊べるんです。ゲームの死=リアルの死になってしまったら楽しく遊べません。
でも、ピトさんは普通の人が楽しめないようなゲームのほうが楽しいという。
やはり変だ。臆病者の僕には理解できない。
読者さんはピトさんの気持ち、理解できますか?
それにしてもなぜピトさんは死に憧れるのだろう?希死念慮でもあるのだろうか?それとも誰かを殺してみたいという願望があるのだろうか?死というものを見てみたいだけなのだろうか?命をかけた戦いをしたいというバトルマニアみたいな願望があるのだろうか?わからない。
それがわかるときが楽しみだ。
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