職務質問された人がやってはいけない4つのNG行動 やると面倒なことになる可能性大!

職務質問とは、犯罪抑止や犯罪を疑いのある者を停止させて質問をすることができる職権。

職質された人がそれに応じるかは任意です。

警察官職務執行法では職質は任意と規定されていますが、実際は強制です。

「任意なのだから、答える義務はない」

と言っても警察は「はい。そうですね。さようなら」と開放してはくれません。しつこく職質に応じるよう迫ってきます。

最終的には職質された人はほぼ確実に職質に答えさせられます。

そんな任意という名の強制行為である職質のときにしてはいけないことがあります。

それを紹介したいと思います。

職質のときにNGな行為

NG1、職務質問で警察手帳の提示を求める

職質してきた警察官に向かって、

警察手帳見せてください

と言ったことありませんか?

これはやめたほうがいいです。

警察官を怒らせてしまうリスクが高いからです。

権力の側にいる人間には傲慢な人が多いです。傲慢な人は心が狭いです。心の狭い人は些細なことでプライドが傷つきます。傷つけば怒りを抱き、攻撃的になり、職質が厳しくなる。

というような人が警察官には多いです。つまり、警察官には傲慢で心の狭い人が多いということです。敬語を使わずタメ口で職質してくる警官は間違えなく傲慢タイプの警官と思って間違いないでしょう。

傲慢な人の多い警察に対してプライドが傷つくようなことをするのはリスキーです。

だから警察官に警察手帳を見せろと要求するのはやめたほうがいいです。

高い確率で警察官を怒らせ、メンドクサイことになります。

最悪、警察署に連行される場合があります。連行されなくても不愉快な職質が長々と続くと思います。

そんな不快な思いをしたくないなら警察の職質は誠実に対応したほうがいいです。

相手がこんな良い人を疑うなんてどうかしていたと反省するくらい誠実な対応しましょう。そのほうが気分が良いと思いませんか?

自分が誠実な対応をすれば、

自分は誠実な対応なのに警察官のほうは不誠実な職質。

という状況を作り出すことができます。

それって素晴らしい状況だと思いませんか?

逆にお互い不誠実な応酬を繰り返すのは大人げない状況だと思いませんか?

残念ながら警察官には大人になれない人がたくさんいます。そんな幼稚な人間に合わせて、自分も幼稚化して、不誠実な応酬をするのは時間と労力の無駄だと思うんです。

そう思いませんか?

NG2、「俺らの税金で飯食っているんでしょ?」

俺らの税金で飯食っているんでしょ?

これはぜったい言わないほうがいいです。

間違えなく警察官のプライドを傷つけます。比較的まともな警察官のプライドだって傷つけます。

「俺らの税金でご飯食べているんでしょ」という言葉には相手を軽蔑の意味が込められているからです。

例えば、子供の頃、親に「俺のおかげご飯食べられるんだから命令に従え」と言われたら腹が立ちますよね。父親に見下されていると思って、腹が立ちますよね。

「俺らの税金でご飯食べているんでしょ」という言葉を言われた警官はそれと同じような怒りを抱きます。

だから言わないほうがいいです。

警察官も税金は払っているんです。所得税や住民税を払っているんです。車を持っていれば、自動車税や軽自動車税を払っているんです。買い物すれば消費税を払っているんです。タバコを買えばたばこ税を払っているんです。お酒を買えば酒税を払っているんです。

そんなきちんと税金を払っている警官が市民に「俺らの税金でご飯食べているんでしょ」と言われたら腹が立つのは当然です。プライドが傷ついて当然です。

そんな警官のプライドを確実に傷つける言葉は言わないほうがいいです。

NG3、逃げる

逃げれば確実に疑われます。

疚しいことがあるから逃げたんだろうと思われます。厳しい取調べを受ける可能性大です。連行される可能性大です。

警官を見たら逃げない。

これは鉄則です。

警官を見た瞬間、進路変更しただけでも疑われます。逃げずに堂々と歩き続けましょう。

警察は逃げるものを猫のようにしつこく追いまわす習性があります。そんな習性のある警察の前で逃げるのは、下策です。

堂々と歩き続けるが、もっとも疑われない方法です。

あっ、でも、堂々としすぎていても、警察に疑われるときがあるので注意。『あいつの歩き方、不自然だな。怪しい』という感じに。

いつもどおり歩くのが一番だということです。

僕は人見知りで警察官がいると認識しただけでも動きが不自然になってしまう

という人がいると思うんです。

そういう人はがんばってください。不自然にならないように歩けるようがんばってください。がんばればきっと困難を乗り越えられるはずです。たぶん。

がんばれない!という人は、外を歩くときは、家族といっしょに歩いたり、友達といっしょに歩いたりしてください。

だれかといっしょに歩いていれば、職質される可能性は低くなるし、仮に職質されても、知り合いが側にいれば、心の支えになってくれます。

がんばるか、知り合いと歩くか、どっちかを選択する。

それが人見知りの人がとれる有効な手段だと思います。

NG4、スマホで職質の動画を撮る

スマホで職質の一部始終を撮影するって動画、ユーチューブで見ることできますよね。

これをやると警察官を怒らせる可能性大です。

タメ口による強引な職質される可能性は低くなるかもしれませんが、ネチネチと長々と職質をされる可能性は高くなります。

『くそ、スマホなんかで撮影しやがって。腹が立つ。少しでもコイツに嫌な思いさせるためにネチネチ長々と職質してやる』

と警官が思って、本当に丁寧だけど、ネチ長い職質をされるかもしれません。

なのでスマホでの撮影はお勧めできません。

職質で時間の浪費と労力の浪費をしたくない人はスマホ撮影はしないほうがいいと思います。

『この警官の態度許せない。世の中にはこんな悪質な職質をする警官がいる。それを社会に伝えなければ!』

という使命感を感じた人はスマホ撮影して公表してください。そうすれば愚かな警官が減るかもしれません。

僕は職質をする警官を撮影する権利が市民の側にあってもいいと思うんです。そうすれば悪質な職質は確実に減ると思うんです。検挙率アップのための強引な職質も減ると思うんです。

だから僕は職質撮影の権利を国民に与えるべきだと思います。

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職質は誠実に対応するのが一番

職務質問のときは、さっさと自身の身分を即座に明かすことが一番です。免許証や保険証を素直に出すと協力的な対象と思われ、警察官からの好感度が上がります。

警察官も人間です。好感を持った相手には優しくなります。優しくなれば職質もすぐに終わります。

まあ、中にはこちらがどれだけ誠実な対応をしても、不愉快な職質を続ける警官もいますが、それはそれで、幼稚な警官だとでも思って、自分はこんな幼稚な警官と同じになってはいけないと思い、誠実な対応を続けてください。

そのほうがカッコイイと思いますし、時間と労力の節約にもなります。

とある警察関係者の話

中年の赤いTシャツなど派手な私服、自転車、リュック、サングラス、キャップ、金髪、坊主頭など、職質するパターンがあります。私服や金髪は正業に就いておらず、薬物使用。自転車は盗難車。リュックはナイフなど所持。キャップは顔を隠すため。サングラスは顔を隠す及び覚醒剤使用がバレないよう目を隠すため…という可能性があるからです

ある警察関係者の話

サングラスをかけている奴→覚醒剤使用しているかもしれない

金髪・坊主頭→正業に就いてないかもしれない

リュックを背負っている→ナイフを所持しているかもしれない

と警察は思うそうです。

さすが警察。「人に会ったら犯罪者と思え」という考え方は都市伝説ではなかったみたいです。

僕だったら、

サングラスをかけている奴→バンドマンかもしれない

金髪・坊主頭→ヤクザか、チンピラかもしれない

リュックを背負っている→オタクグッツを所持しているかもしれない

と思う。

警察と僕にはかなりの感性の違いと考え方の違いがあるみたいです。たぶん、一生、仲良くなれそうにないです。まあ、仲良くなる気はないですけど。

あるツワモノの話

「職質を求められたら、逃げると疑われるので、潔く応じる代わりに、荷物検査で薬物などが何も出てこなかったら警官に謝罪してもらうことを条件に応じます。警官に謝罪をさせる際に、お辞儀の角度などに難癖をつけて何回もやり直しをさせ『××さん、困りますよ』と警官の名前を大声で叫びます。すると地域の警察に認知されて、職質されなくなりました」

あるツワモノの話

警官に荷物検査を要求される

何も出てこなかったら謝罪を要求する

何も出てこない

謝罪する警官。謝り方に難癖をつける。「○○さん、困りますよ」と警官の名前を呼びながら難癖をつける。

そうすると地域の警察に認知されて、職質されなくなるかもしれないそうです。

勇気ある人は実践してみてください。

僕はこの方法実践するつもりはありません。プライドを傷つけられた警察が頻繁に職質してくるようになる気がするので怖いです。

僕は職質には誠実に応対するのが一番だと思います。まあ、職質されないのが一番なんですけどね。

残念ながら性悪な警官や点数稼ぎの大好きな警官がいるから職質されないというのは不可能だと思ってます。

ああ、職質嫌だな~。

せめてすべての警官が誠実な職質してくれたら嫌だとは思わなくなると思うのだけど。

それも不可能だろうな。

僕にできることは誠実に職質に応じることだ約けみたいだ。

がんばろうっと。

職質は効果あるみたい

職務質問が犯罪の認知や検挙に一定の効果があることは事実だ。警察庁の統計によると、10年の刑法犯48万6016件(交通事故は除く)のうち23%の11万6348件は職務質問が被疑者特定の端緒だった。殺人や強盗などの凶悪犯でも5270件のうち15%の830件は職務質問が端緒だ。

引用:http://president.jp/

職質の犯罪検挙率2割だそうです。まあ、これは警察の発表した数字なので実際はこれよりも低い可能性があります。警察が検挙率を水増ししている可能性があるからです。

毎日新聞   2012年8月18日

新潟県警三条署の刑事課長を務める警部が、捜査書類を偽造して事件の検挙件数を水増ししていた疑いが強まり、県警が公電磁的記録不正作出の疑いで近く立件することを視野に調べていることが18日、捜査関係者への取材で分かった。

関係者によると、警部は窃盗事件などの余罪のうち、検察庁に送致しない「不送致余罪」を水増しした疑いが浮上している。

具体的には、余罪捜査の過程で裏付けが取れたもの以外も確認したとする書類をコンピューターで作成した可能性があるという。

県警は検挙した余罪を水増しすることで、検挙率を高く見せかける狙いがあったとみている。

というように警察には検挙率を水増ししたという過去があります。こういう水増し事件は毎年のように起きています。

それくらい警察は検挙率というものを重視しているのです。重視しているから職質も重視しているのです。少しでも検挙率を上げるために。

職質が検挙率アップに貢献していることはわかるが、検挙率アップを重視するあまり、水増ししたり、強引で不愉快な職質するのは問題があります。

そこのところは警察はもっと反省して改善すべきだと思います。

でも、残念ながら相撲界の暴力問題と同じにこの警察の悪しき体質もなかなか改善されません。

これでは警察の職質に応じたくないという人が現われるのは当然のことだと思います。

職質はあくまで任意なのです。強制ではないのです。市民の協力なしでは成り立たないものなのです。

それを警察は再認識すべきだと思います。それができれば不愉快な職質をする警官は減ると思います。職質のとき平気でタメ口で話しかけてくる礼儀知らずの警官も減ると思います。

まあ、そう認識しても不愉快な職質を続ける愚かな警官は存在し続けるでしょうけどね。

そしてそういう不愉快で愚かな警察官が警察の評価を下げつづける。

警察はそういう愚かな人間を採用しない努力も必要だと思います。

そういう愚かな人間を採用してしまえば、それは警察の責任なのですから。

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