会話が弾まない! 会話が続かない人に実践してほしい7つの方法

会話が続かない人に実践してほしいこと

方法1、焦らない

会話が苦手な人には『早く話さなくては』と焦る人が多いです。

焦ると早口になったり、支離滅裂なことを言ったり、失言をしたり、噛んだり、どもったりする確率が高くなります。

あああああああの、ぼぼぼぼぼ、僕、たたたた、タカハハハシと申しままままままます

と自己紹介のときにドモリまくったり、

か、神さまって、い、いるのかな?

と、場違いなことを言ったり、

キミのその髪型、ステーキだね

「キミのその髪型、素敵だね」と言おうとしたのに「キミのその髪型、ステーキだね」と言ってしまったりする可能性が高くなってしまいます。

こういう失敗を繰り返してしまうと会話への苦手意識がどんどん強くなっていってしまいます。

なので会話のときは、焦らずに落ち着いて話しましょう。

始めから焦らず落ち着いて話すのは難しいかもしれません。でも会話のたびに焦らず落ち着いてを繰り返していれば、自然とそれができるようになります。

千里の道も一歩からです。

焦らずじっくりと自分を良い方向へ変えて行きましょう。

方法2、否定形の言葉を使いすぎない

今日は良い天気ですね

いや、昨日のほうが良い天気でしたよ

・・・

人は自分の意見を否定されると不機嫌になりやすい性質があります。

上記の例のようにあからさまに不機嫌になる人は少ないと思いますが、でもせっかく言った意見をいきなり否定されれば誰だって良い気持ちはしません。

あまり親しくない人に否定されれば、さらに良い気持ちはしません。

あなたが初対面の人と話したとき、いきなり自分の意見を否定された状況を想像してみてください。

嫌な気持ちしませんか?ほとんどの人は嫌な気持ちがしたと思います。

他人だってあなたが抱いたような不快感を抱く可能性が高いです。

だから否定形の言葉は使いすぎないように注意してください。

初対面の人やあまり仲良くない人に対しては否定形の言葉は使わないほうがいいと思います。

ある程度仲良くなってから相手の意見を否定する言葉は使ったほうがいいと思います。

もちろん、初対面の人の中には自分の意見を否定してもらうことを好む人もいます。でも、それは少数派です。ほとんどの人は否定されればネガティブな気分になります。

なので、あまり仲良くない人には否定形の言葉を使うのはオススメできません。

●批判ばかりするのも良くない
会話の内容が批判ばかりというのもオススメできません。

相手への批判は先の述べた理由でオススメできません。相手への批判だけでなく、会話中に政治の批判、社会への批判、友達への批判、芸能人への批判、会社への批判ばかりなのもオススメできません。

何かを批判すれば、相手はこの人はばかりしていると思います。そう思われれば、きっと心の中で私のことも批判しているに違いないわと思われる可能性が高くなります。そう思われてしまったら相手に不快感を抱かれてしまいます。相手に不快感を抱かれてしまえば、会話を続けるのは困難となってしまいます。最悪、相手を怒らせて、一生、その人と会話できなくなる場合もあります。

なので批判ばかりの会話をするのは控えましょう。

批判もある程度、仲良くなるまでは言わないほうが無難だと思います。

方法3、「失敗談」「自虐ネタ」を話してみる

成功話ばかりする人と失敗談ばかり話す人、どちらの人と長く話していたいと思いますか?

説教ばかりする人と自虐ネタばかり話す人、どちらの人と長く話していたいと思いますか?

いずれも後者だと思います。

失敗談・自虐ネタばかり話す人は好かれやすい。

成功話・説教ばかりする人は嫌われやすい。

ということになります。

もちろん、どちらも度が過ぎれば嫌われる原因になります。でも、一般的には成功話・説教が多い人よりは失敗談・自虐ネタが多い人のほうが好かれやすいです。

つまり失敗談や自虐ネタには成功談や説教よりも人に好まれやすい性質があるということです。

テレビ番組を思い出してください。真面目な番組よりお笑い番組のほうが人気ありますよね。そしてそのお笑い番組に登場する多くの人たちが自虐ネタや失敗談でたくさんの人を笑わせていますよね。

自虐ネタや失敗談には多くの人を楽しい気持ちにさせる力があるんです。

だからぜひ自虐ネタや失敗談を自然に話せるようになってください。

ちょっとした失敗談でいいんです。

たとえば、平らな場所で転びそうになっちゃったんだ。もう年かな。

カレーを食べていたらあまりの辛さにゴジラになりそうになっちゃったの

つまらない冗談でもいいんです。つまらない説教よりはつまらない冗談のほうが100倍ましです。つまらない批判よりつまらない冗談のほうが200倍ましです。

だからつまらなさを恐れずに自虐ネタや失敗談を言ってみてください。

失敗は成功のもとです。

あきらめずに自虐ネタや失敗談を言い続けてください。

あっ、なにか失敗をしたときはメモっておくといいですよ。

失敗ネタを思いついたときにもメモっておくといいですよ。なにも失敗談は本当のことを話す必要はないんです。創作の失敗談を話してもいいんです。小説と同じです。たとえ創作でも人を楽しませることができるなら創作の失敗話ても話していいんです。

だからためらわずに創作の失敗談を話してください。そしてたくさんの人を楽しい気持ちにしてあげてください。

●自虐ネタの具体例

この間、タンスの角に小指をぶつけてしまって転げまわりました。ギャーーーと悲鳴をあげながらw

子どもの頃、ノコギリクワガタのハサミで挟まれて大泣きしたことがあるんですよ

ダイエット始めて1ヶ月過ぎたんですけど、5キロ太っちゃいました

真夏に棒のアイスを食べようとしたら、溶けて地面に落ちちゃったんですよ。ボトって。すごく悲しかったです

●自虐ネタ・失敗談の可能性
上記の例から1つの物語を作ってみました。

子どもの頃、ノコギリクワガタのハサミで挟まれて大泣きしたことがあるんですよ

ホントですか!実は私も子どもの頃、私もノコギリクワガタに挟まれて大泣きしたことあるんです!

ホントですか!

はい。すごいです。こんな都会の中で私と同じようにクワガタに、しかもノコギリクワガタに挟まれて大泣きした人に出会えるなんて。

はい。僕、運命感じちゃいました

私も運命、感じちゃいました

自虐ネタがきっかけにこんな展開になるかもしれません。

まあ、こんな展開になるのは奇跡的な可能性だと思いますが、でも、自虐ネタにこういう可能性があると思うとワクワクしませんか?

ワクワクした人は今から自虐ネタを考えてください。人を楽しませることができる自虐ネタを。失敗談を。

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方法4、「天気」ネタ&季節「ネタ」を使ってみる

天気の話や季節の話は誰にでも話しやすいテーマです。

会話に困ったときには天気の話、季節の話をしてみましょう。

●例1

昨日のカミナリすごかったですね

すごかったですね。落ちるかと思いました

はい。落ちるだけじゃなく、雷様にヘソをとられるんじゃないかとも思いました

雷様はヘソを集めてどうするつもりなんでしょうね

部屋に並べて、ニマニマしながら眺めるんじゃないですか

ニマニマしながらヘソを眺めてる雷様、見てみたいです

僕も見てみたいです

天気の話はこんな感じに膨らませることができます。

他にも「雷様ってどんな服装してるんでしょうね?」とか「雷様ってどうやって雷を起こしてるんでしょうね」とか「雷様って独身なんでしょうかね?」とか言って、そこから話を広げることもできます。

たとえば

雷様って独身なんでしょうかね?

さあ、どうでしょう?

僕は独身だと思います。雷様、俺には彼女がいない。彼女ができない。がんばってるのに!腹が立つ!雷起こしてやる!ピカッ、ゴロゴロゴロゴロ

そうかもしれませんね

はい。酷い雷のときは相当、雷様が荒れてるんだと思います。ウオオオ。彼女ほしい。ほしいよ。ピカーー!ゴロゴロ!ウオオオーピカーゴロゴロって」

雷様、可哀想

という感じて話を広げることができます。

『雷様には奥さんがいて、奥さんが家出するたびに雷様が荒れて、雷を起こすっ』て設定で話を作るのも面白いと思います。

※天気や季節を擬人化すると話を作りやすいと思いと思います。

「風の神様はラッキースケベが大好き!」とか「秋の神様は大食漢」という感じに擬人化して話を作ってみてください。

日頃から話作りをしていると創作力が養われます。創作力がアップすれば、会話のときにその創作力を生かして、話を作ることができ、その話で相手を楽しませることができます。

方法5、聞き上手になろう

人には誰かに話を聞いてほしいと思うときがあります。

自分のことを知ってほしい、自分の悩みを知ってほしい、自分の意見を知ってほしい、自分の過去を知ってほしい、自分の気持ちを知ってほしい、自分が見つけた新情報を教えたい、先生に聞いたとっておきの話を教えたい、愚痴を言いたい、アドバイスがほしい・・・

そういうとき、人は誰かに話を聞いてほしいと思います。

そう思わない日はないのではないかと思うくらい人は頻繁に誰かに話を聞いてほしいと思います。

聞き上手な人はそんな話したがりの人の気持ちを満足させることができます。

だから聞き上手な人は人に好かれやすいんです。自分の話したいという気持ちを満たしてくれるのですから、好かれるのは当然のことです。

好かれれば、会話が弾みやすくなります。

聞き上手になるには?
相手の話に耳を傾けましょう。相槌を打ったり、笑顔を浮かべたり、自分の意見を言ったりしましょう。自分の意見は否定形の言葉を使わないほうが無難だと思います。ある程度仲良くなってから否定形の言葉を使いましょう。

基本的に人は他人に肯定されることを望んでいます。

「キミの言うとおりだよ」「素晴らしい意見だね」と言われるほうが承認欲求が満たされます。承認欲求が満たされれば、嬉しさを感じたり、安心を感じたりできます。だから人は肯定されることを無意識的に望むのです。

聞き上手になって相手の承認欲求を満たすことができるようになれば自然と会話が弾むようになると思います。

相手の話の腰と途中で折ったりせず一区切りつくまで相手の話をさせてあげましょう。途中で話の腰を折ると相手にストレスを感じさせてしまいます。ストレスを感じると会話を続ける意欲が低下してしまい、最悪、会話をやめてしまう場合があります。

聞き上手になるには?

1、話の腰を折らない
2、適度に相槌を打つ
3、肯定的な意見を言う
4、否定的な意見は言わない
6、話の内容に合ったリアクションをする

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方法6、リアクションは大きく

リアクションは小さいより大きいほうが相手を気分良くなってもらいやすいです。

芸人さんを思い浮かべてください。

リアクションの小さい芸人さんとリアクションが大きい芸人さん、どっちのほうが見ていて楽しいですか?

ほとんどの人はリアクションが大きい人と答えたはずです。

もうひとつ質問します。

リアクションの小さいダチョウ倶楽部とリアクションの大きいダチョウ倶楽部どっちのほうが面白いですか?

ほとんどの人がリアクションの大きいダチョウ倶楽部と答えたはずです。

まあ、リアクションの小さいダチョウ倶楽部をときどき見るなら楽しいかもしれませんが、基本的にダチョウ倶楽部はリアクションが大きいほうが面白いと思います。

ダチョウ倶楽部が毎回、熱湯風呂で「押すなよ。押すなよ」と淡々と小さなリアクションでやっていても面白くないですよね。大げさに大きなリアクションでやっているほうが面白いですよね。

それと同じように普通の人の話も淡々と小さなリアクションで話すより大げさに大きなリアクションで話したほうが面白くなります。

さあ、恥ずかしがらずに今から大げさに大きなリアクションで会話してみましょう。

方法7、自由連想をする

会話、特に雑談は自由度の高いゲームのようなものです。

自由度が高いゆえになにを話たらよいかわからなくなってしまう。そういう人が多いです。

そういう人は自由連想をすることをオススメします。

自由連想とはある言葉(刺激語)を与えられた時に、心に浮かぶままの自由な考えを連想していくという発想法です。

たとえば「海」という言葉を思う浮かべたとき、それに関連することを自由に思い浮かべていく。「海」⇒「海鳥」「わかめ」「くじら」「水着美女」という感じに連想していく。「山」だったら「山」⇒「川」「熊」「かぶと虫」「山菜」という感じに連想していく。

連想していく過程でこの言葉なら話を広げることができるかもしれないと思う言葉をピックアップする。

たとえば「山」の連想としたとき、その連想の過程で「かぶと虫」という言葉に話を広げられるかもしれないと思ったら、その言葉をピックアップして、かぶと虫について話せることを考えてみてください。

かぶと虫の生態を知っている人はそれについて話す。かかぶと虫との思い出がある人はそれについて話す。

このように自由連想を使えば、自分の話せるネタを見つけやすくなります。

「雷」から自由連想する。「雷」⇒「へそを隠せ」「雷鳴」「土砂降り」「稲光」「雷が落ちる」

「雷鳴」をピックアップ。

「昨日、すごい雷鳴が聞えてきたんだ。びっくりしたよ。ドーンって感じの雷鳴だったから。爆弾が爆発したのかと思っちゃったよ。テロか。爆弾テロかって思ってちょっとパニクっちゃった」

という感じで話をしてみましょう。

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