『タバコ』を吸わないほうがいい7つの理由 「突然変異の数が増えたり、老化スピードが早くなる」など

タバコをやめたほうがいい理由

理由1、タバコの煙には約200種類以上の有害物質が含まれている

タバコの煙には、約4,000種類の化学物質が含まれている。

4000種類の科学物質の中には、約200種類以上の有害物質が含まれいる。

200種類以上の有害物質の中には、50種類以上の発がん性物質が含まれている。

●タバコには三大有害物質が含まれている

以上がタバコの三大有害物質です。

▲三大有害物質の有害性
1、ニコチン
ニコチン依存を引き起こす原因物質で、中枢神経系に作用し、少量では興奮作用、大量では鎮静作用を示します。喫煙により、肺から速やかに吸収され全身に広がり、間接的には血管収縮作用ももたらします。また、代謝物は発ガン性が認められています。

2、タール
フィルターに茶色く付着するいわゆるヤニのようなべっとりしたもので、粒子相の総称です。タールには発ガン物質として有名なベンツピレンをはじめ、アミン類など数十種類の発ガン物質が含まれています。

3、一酸化炭素
酸素の200~250倍の結合能でヘモグロビンと結合します。それによって血液の酸素運搬機能が阻害され、組織の酸素欠乏を引き起こします。

▲その他の有害物質
ペンキ除去剤に使われているアセトン、
アリの駆除剤に含まれているヒ素、
車のバッテリーに使われているカドミウム、
工業溶剤に使われているトルエン、
ライター用燃料に使われているプタン、
などが含まれているタバコがあるそうです。

以上のような有害な物質がタバコには含まれています。

タバコを毎日吸っている人は上記の有害物質を毎日吸い込んでいることになります。

家族がいる人は受動喫煙という形でその家族も有害物質を吸い込んでいます。

●受動喫煙のリスク
受動喫煙に晒されている妊婦は、流産のリスクが約2倍、早産は約1.5倍高くなると言われています。

さらに受動喫煙は胎児の発育にも悪影響を及ぼします。受動喫煙の影響を受けた胎児は未熟児で生まれてくるリスクを高めます。低出生体重児が産まれる頻度は約1.6 倍高くなると言われています。

さらに受動喫煙は生まれてきた子どもにも悪影響を及ぼします。

▲受動喫煙に晒されている子どもは虫歯になりやすくなる

家族の吸うたばこの煙にさらされた子供は、家族に喫煙者がいない子供に比べて、3歳までに虫歯になる可能性が2倍になったとの研究結果を、京都大の川上浩司教授と田中司朗准教授らのチームが23日までに、英医学誌BMJに発表した。

チームは、神戸市で2004~10年に生まれた7万6920人のデータを解析。生後4カ月での受動喫煙の状況と、3歳時点で1本以上の虫歯や歯の欠損、治療歴があるかどうかを調べた。

その結果、家族に喫煙者がいる子は全体の55.3%おり、家族に喫煙者がいない子に比べて虫歯になる可能性が1.46倍になった。特に、面前で吸われる環境にあった子では2.14倍に高まったという。

引用:受動喫煙で子の虫歯2倍に

以上のように受動喫煙に晒されている子どもは虫歯になりやすくなります。

虫歯になりやすいだけでなく、病気にもなりやすくなります。

乳幼児突然死症候群(SIDS)、呼吸器症状(せき、たん、息切れなど)・気管支炎、肺炎、中耳炎など病気になるリスクが高くなります。

乳幼児突然死症候群SIDSは、それまで元気だった赤ちゃんが突然死亡してしまう病気です。タバコはSIDSになるリスクを高めます。父親と母親が喫煙者である場合は、リスクが10倍になるといわれています。

以上のようにタバコは吸う人にも家族にも悪影響を及ぼします。

受動喫煙のリスク!

・妊婦の
流産のリスクが高くなる
早産が高くなる

・子どもの
虫歯になるリスクが高くなる
病気になるリスクが高くなる

受動喫煙にはこのようなリスクが生じます。

当然、妊婦や子どもだけでなく、大人も受動喫煙の悪影響を受ける環境にいれば、病気になるリスクは上がります。

▲受動喫煙で年1万5千人死亡 厚労省の推計が急増(半数以上が脳卒中)

受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5千人に上るとの推計を厚生労働省の研究班が2日までにまとめた。2010年の推計では約6800人で、その後に脳卒中との因果関係が明らかになったことから、脳卒中による死亡の約8千人が上積みされ、2倍以上になった。

研究班は受動喫煙の割合や、受動喫煙と因果関係があるとされる肺がん、心筋梗塞を中心とする虚血性心疾患、脳卒中などによる死亡統計を基に年間の死亡数を推計。肺がんで2480人、虚血性心疾患で4460人、脳卒中で8010人、乳幼児突然死症候群(SIDS)で70人が死亡するとの結果になった。

職場では男性3680人、女性は4110人、家庭では男性840人、女性6320人が死亡すると推計した。

引用:受動喫煙で年1万5千人死亡

受動喫煙と病気には因果関係があることが明らかになっています。つまり、受動喫煙は他人を病気にしてしまうことがあるということが明らかになっているということです。

職場でタバコを吸っている人は職場の人たちを病気にしてしまうことがあるということです。

実際に受動喫煙が原因で病気になった人もいるでしょう。今もその病気に苦しんでいる人もいるでしょう。

タバコを吸う人がいる限り、受動喫煙の被害者は増え続けます。

理由2、タバコで寿命が短くなる

タバコを吸う人は吸わない人よりも、余命が10年も短くなると言われています。

英国の調査データ
70歳時点の生存率を検証した結果、タバコを吸わない人が81%だった。それに対して、タバコを吸う人は58%だった。タバコを吸うだけで生存率が23%も低くなった。

●たばこ1本で寿命が5分30秒縮まる!?
たばこを1本吸う毎に寿命が5分30秒短縮すると言われています。

この説が本当なら、
1日10本吸った場合、1日で55分(約1時間)、1年で14日(2週間)寿命が短くなることになります。

1日20本吸った場合、1日で110分(約2時間)、1年で28日(約1ヶ月)寿命が短くなることになります。

1日10本、10年間吸い続ければ、約1年寿命が短くなることになることになります。

40年吸い続ければ約4年寿命が短くなることになります。

タバコ1本で14.4分寿命が縮む!という検証結果も報告されています。

タバコ1本5分30秒短縮説と1本14.4分説も本当かどうか現時点ではわかりません。でもタバコを吸えば確実に寿命が縮むのは確かだと思います。

タバコは有害物質がたくさん含まれています。そんな有害物質を吸い続ければ寿命が縮むのは当然のことではないかと僕は思います。

理由3、健康を損なう

●タバコが原因の病気
・癌(がん)
・脳卒中
・心筋梗塞
・動脈硬化
・高血圧
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・胃潰瘍
・肺炎
・喘息
・うつ病
・バセドウ病
・骨粗鬆症
・ED
・乳幼児突然死症候群

注!タバコを吸っていてもこれらの病気にならない人もいます。

●タバコの肺がん率
日本人のがんの原因の24%はタバコと言われています。

〈国立がん研究センター調べ〉

10人に2人、100人に20人はタバコが原因でがんになっているということになります。

肺がんは、喫煙によって発症リスクが約4~5倍も高まると言われています。しかも、肺がん患者のうち、男性の約70%、女性の約20%が、タバコが原因であることがわかっています。

タバコをやめれば、吸い続けた場合よりも、肺がんのリスクは低下します。

でもタバコには強い依存性があるため、肺がんになる率が下がるとわかっていてもなかなかやめることができません。

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理由4、老化スピードが早くなる

●老化の進行が早くなる原因
原因1、活性酸素が増えてしまう

タバコの有害物質成が体内に吸収されると、老化の元凶物質「活性酸素」が発生します。

活性酸素には、その強い攻撃力で体内に侵入したウイルスや細菌を退治するという大切な役割があります。ですが必要以上に活性酸素量が増えてしまうと、健康な細胞まで酸化させてしまいます。その酸化作用が老化の原因になります。

タバコを吸う量が多い人ほど活性酸素が増加量も多くなります。増加量が多くなれば老化しやすくなってしまいます。

原因2、ビタミンCを大量に消費してしまう
ビタミンCには必要以上に増えすぎた老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。

でもタバコを吸うとビタミンCを大量に消費してしまいます。

タバコを吸うと体はストレスを感じます。有害な物質を体内に入れるのですからストレスを感じるのは当然のことです。

体はストレスを感じると、副腎皮質からコチゾールという抗ストレスホルモンを分泌します。このコチゾールというホルモンを生成するのに必要なのがビタミンCなのです。

タバコ1本あたりのビタミンC消費量は25~100mg。ビタミンCの1日の必要摂取量は100mgですから、たった1本の喫煙でそのほとんどを奪ってしまうのです。

ビタミンCが不足すれば、活性酸素を除去する能力が低下してしまいます。その状態でタバコを吸えば処理し切れない活性酸素が大量に発生してしまいます。その活性酸素は体を酸化させて、老化を促進させてしまいます。

▲ビタミンCは若さを維持するのに必要不可欠なもの
私たちの目は、紫外線を含む太陽の光にさらされると、目の中に大量の活性酸素種を発生させます。それを除去するのにビタミンCが必要です。このときタバコが原因でビタミンCが不足していたら、目になんらかの健康被害が生じるリスクが高くなります。

ビタミンCが不足すると、中高齢者に多い糖尿病や慢性閉塞性肺疾患(COPD)になりやすくなると言われています。

いずれにしてもタバコは有害なものですからタバコを吸い続ければ老化するスピードが早くなり、若さを保つことが困難になると認識しておいたほうがいいでしょう。

理由5、遺伝子の突然変異数が増加する

●たばこで遺伝子の突然変異が増加!

国立がん研究センター研究所がんゲノミクス研究分野 柴田龍弘分野長、十時泰ユニット長、理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センターゲノムシーケンス解析研究チームの中川英刀チームリーダー、藤本明洋客員研究員、米国ロスアラモス国立研究所Ludmil B. Alexandrov博士、英国サンガー研究所Michael Stratton所長らの日英米韓国際共同研究グループは、様々な臓器がんにおけるDNA(遺伝子)異常に喫煙がどの程度影響を及ぼしているのかについて、喫煙との関連が報告されている17種類のがんについて合計5,243例のがんゲノムデータを元に検討を行いました。

その結果、生涯喫煙量とその患者さんのがん細胞に見られる突然変異数には統計的に有意な正の相関が見られ、喫煙が複数の分子機構を介してDNA変異を誘発していることを明らかにしました。また、1年間毎日1箱のたばこを吸うことで、肺がんでは最多の150個、喉頭では97個、咽頭では39個、口腔では23個、膀胱では18個、肝臓では6個の突然変異が蓄積していると推計されました。

引用:1年間毎日1箱の喫煙によって肺では150個の突然変異が蓄積

タバコの吸いすぎによる遺伝子の突然変異が増えればガンになるリスクは高くなります。突然変異が増えれば体に不都合な突然変異が生じる可能性が高くなるからです。

老化によっても突然変異は増えます。先に述べたとおりタバコは老化の進行を早めます。タバコにより、老化が進行すれば、突然変異の数も増え、ガンになるリスクが高くなります。

ポイント!

タバコを吸い続けると

”遺伝子の突然変異”が増える

突然変異が増えると”がん細胞”ができやすくなる

がん細胞ができやすくなると”がん”になりやすくなる

▲がん細胞は一日に5000個できる!?
最近では、がん細胞は、健康体でも多数(学説によっては1日に5000個も!)できることが明らかになっています。

タバコを吸う人はこの数倍もがん細胞ができていると推測することができます。

健康体の数倍ものがん細胞ができればその分だけ”がん”になるリスクが高まります。

先に述べたとおり、タバコを吸えばビタミンCを大量に消費し、老化が促進されやすくなります。

老化が進行すれば免疫力が低下し、がんになりやすくなります。

▲ビタミンCには免疫力を高めてくれる
ビタミンCには免疫力を高める働きがあります。

ビタミンCを大量消費する喫煙者は慢性的なビタミンC不足に陥るリスクが高い。

慢性的ビタミンC不足に陥れば免疫力が下がります。そうなればがん細胞ができる数が増えてしまい、がんになるリスクが高くなってしまいます。

理由6、お金がかかる

20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になると言われてます。

400円のタバコを毎日、一箱吸う

一年で14万6000円かかる

50年で730万円かかる

なんとタバコを一日一箱を50年間吸い続けると730万円もかかるんです。

タバコを一日ニ箱を50年間吸い続けると1460万円もかかります。

タバコを一日三箱を50年間吸い続けると2190万もかかります。

ヘビースモーカの人は50年間吸い続けると2000万以上のお金を使うことになります。

タバコだけで2000万円以上・・・『百害あって一利なし』と言われて久しいタバコを吸い続けて2000万円以上のお金を使うことになる

大損だ!と思いませんか?

理由7、太りやすくなる

●喫煙者は肥満が多い(特に女性)
厚生省の統計資料によると、『喫煙者には非喫煙者より肥満が多い』という結果が出ています。

喫煙者は、喫煙本数が多くなるにつれて、男女とも肥満が増加し、女性では男性よりも2倍以上の肥満が見られています。

喫煙者には『健康を守ろう、健康を維持しよう、健康を向上させよう』という健康意識が低い人が多いため、肥満になってしまう人が多いのです。

●肥満の子供の親に喫煙者が多い
ある調査で、『肥満児の父母は、非肥満児の父母よりも喫煙率が高い』ことを示していました。

この原因も親の健康意識の低さが原因していると言われています。

健康への関心度が低い親は健康に関する知識やノウハウが少ない。そのため子どもを肥満にしてしまう率が高くなってしまうのです。

まとめ

●タバコを吸わないほうがいい理由
・タバコには有害物質が多く含まれている
・受動喫煙で他人に迷惑をかける
・寿命が短くなる
・健康を損なう
・老化の進行が早くなる
・遺伝子の突然変異が増える
・免疫力が低下する
・病気になりやすくなる
・がんになりやすくなる
・お金がかかる(約1600万円)

2018年1月20日健康

Posted by ringo